
ベインは激務になりがちなコンサル企業の中で、とりわけホワイト企業と呼び声が高く、非常に人気の高いコンサルティングファームである。
そのため非常に人気が高く応募者が多い一方、採用人数が少ないため、常に転職難易度の高い企業としても有名だ。
ベインへの転職について徹底解説
ベインへの転職を目指すのであれば、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに必ず登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
コンサル転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
Contents
ベインの企業概要
ベイン(Bain and Company)は1973年に当時BCGのバイスプレジデントであったビル・ベインと、同じくBCGのコンサルタントであった総勢10名で立ち上げたコンサルファームである。
マッキンゼーとBCGとともに三大戦略コンサルファームの一角を成している。
マッキンゼーやBCG、ADLと比較して後発であるベインは、「1業種1社の顧客第一主義」「コンサルはクライアントの株価によって評価されるべきという成果主義」という理念を掲げて、独自のポジションを築いてきた。
こうした成果主義の理念からか、ベインのシニアパートナーらが現在グローバルで大きなプレゼンスを発揮するPEファンドであるベインキャピタルを立ち上げている。(但し、ベインとベインキャピタルの資本関係はない)
現在は各ファームがサービスラインの拡充とそれに伴う採用規模を拡大する中で、ベインは引き続き少数精鋭のコンサル集団であり続けている。
ベインの転職難易度
前述通り他ファームが採用規模を拡大する中で、ベインは引き続き少数精鋭のコンサル集団であり、転職難易度は非常に高いと言える。
ベインの筆記試験はMBAの試験でも使われるGMATが題材となっており、筆記試験の時点でかなりの高難易度である。
また、ケース面接でも現役コンサルタントとの議論が行われ、高い論理的思考力やコミュニケーション力が求められる高難易度な選考となっている。
一方で、ここ2-3年でベインの選考難易度は低下しつつあるといった話も見聞きする。
- マッキンゼーやBCGなどのベインの競合ファームが採用数を拡大
- これまでベインに入社していた層の採用難易度上昇
- 採用難易度を低下させて、これまで入社していた層よりも低い層も採用
実際、総合ファームで評価の低さから数か月間アベイラブルだった人がベインへの転職を成功させたという話も聞く。
とは言え、ベインでは年齢制限なく採用を行っており、幅広い年齢の優秀層が応募してくるため難易度が高いことは変わりがなく、どれだけ徹底した対策を行えるかが重要になっている。
徹底的に対策を行う上では、コンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを利用することが必須と言っても過言ではない。
ベインの選考フローと面接対策
- 書類選考
- 筆記試験
- 一次面接
- 二次面接
- 三次面接
- 最終面接
- 内定
一次面接と二次面接は、面接官がその場で考えたお題を基に行われる。
お題が面接官次第のため、フェルミ推定の場合もあれば、課題解決系の問題の場合もある。
現在はコロナ対策もあり、オンラインでの選考も可能となっている。
三次面接では、クライアントと競合のデータを与えられた上で、データから読み取れること、課題と打ち手について議論する形式である。
提案までの過程や根拠のある仮説の設計など、ロジカルな思考能力やデータ分析における数学的能力が必要とされる。
最終面接ではケース面接を行われる人もいれば、職務経歴について問われる面接を行われる人もいる。
最終面接の内容については、これまでの面接結果などを踏まえて決められているようである。
職務経歴に問われる面接における質問例は以下である。
- 今までで最も誇りに思う体験は?
- 昨年下した最も難しい決断は?
- 自身がリーダーの時どのようにチームをリードしてきたか?
いずれの面接もノウハウのあるエージェントに対策してもらえるかどうかで通過率は大きく変わってくる。
エージェントに登録する際は、ぜひともコンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを選んでいただきたい。
ベインの採用情報
現在ベインの中途採用は、コンサルタント職のみとなっている。
採用ポジションは実務経験をベースに決まってくる。
- 3年未満:アソシエイトコンサルタント
- 5年未満:シニアアソシエイトコンサルタント
- 5年以上:コンサルタント
- 10年以上:マネージャー、シニアマネージャー、アソシエイトパートナー
上記の経験年数別の募集要項に共通して、2年以上の実務経験が必須条件とされている。
ベインの職場環境
ベインでは月間平均で70時間ほどの残業があり、また精神的にもタフな仕事内容であることから、心身共に激務であると言える。
しかしベインに勤める知人曰く、激務の一方で職場環境は非常に良く、ファームとして働きやすい環境づくりがされているとのことである。
例えば、以下のような社員のキャリアが充実するような制度や、プライベートとの両立を図る取り組みなどもあるようだ。
- エクスターンシップと呼ばれる6ヶ月の社外研修
- テイク・ツーと呼ばれる個人目標達成のための2ヶ月の休職制度
- 特定の曜日は19時までに退社するといったチーム内ルール
社員同士も非常にチームワークや風通しが良いため、チームを超えた相談や海外支社との連携などを通し、チーム全体で課題解決に取り組む風潮を大事にしているのがベインである。
そのため激務ではあるが、その激務の中でも社員の働く環境や社員のための制度にも力を入れており、Glassdoor 2019で働きやすい企業No.1を獲得している。
ベインの年収
上記がベインにおける役職別の目安年次と年収をまとめたものである。
ベインでは年齢に関わらず実力によって役職も年収も上がっていく。
そのため30代でパートナーの役職に昇格して5000万円を超える年収を受け取る人も存在するとのことである。
ベインの評判・口コミ
良い評判
ベインでは年齢に関わらず基本的に成果主義に基づいた自由度が高い。
そのため若い年齢でも成果を上げていれば、働く時間や場所の縛りがなく、プライベートの両立が可能である。
いい意味でベインには外資系の雰囲気がない。
出世のために落としあったり、ピリピリした空気もなく、チーム全体で助け合いミッションに取り組む風潮が染みついている。
悪い評判
各チームのトップによって属人的に働き方の方針が決まっている。
そのためチームによっては自由度が低かったり、プライベートとの両立が難しい場合がある。
ベインはアメリカではトップのコンサルティングファームであるが、日本では他ファームと比べ差をつけられている印象。
日本国内だと業界トップではないポジションに甘んじていて、保守的な組織に感じる。
ベインへの転職を目指すなら"絶対に"やるべきこと
前述通りベインは少数精鋭のコンサル集団であり、その分転職難易度も非常に高い。
また応募してくる人のレベルも非常に高いため、入念な対策や情報収集を行いながら転職活動を進めていく必要がある。
そのため、"絶対に"やるべきことはコンサル転職におけるケース面接対策に強みを持つエージェントを選ぶことである。
実際に、どのエージェントを選ぶかで選考突破の確率は大きく変わってくる。
具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。
ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。
コンサル転職を成功したい人には、筆者の実体験からもアクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
とにかく支援が手厚かったです。ケース面接もかなりの回数お願いしましたが、嫌な顔一つせずに対応してくださりました。
また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。