コンサルティングは時折「高級文房具」と揶揄される。

高級文房具コンサルについて解説

本記事では、コンサルティングファームでの勤務経験や、事業会社でコンサルティングファームから支援を受けた経験を持つ筆者が、高級文房具コンサルについて解説する。

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コンサルはなぜ高級文房具と揶揄されるのか?

コンサルティングも多様化している中で、「高級文房具」と呼ばれてしまうのは以下の2つの理由があると考えられる。

  • クライアントの過度な期待
  • クライアントの御用聞き化

以下で詳しく解説していく。

クライアントの過度な期待

コンサルタントが検討の結果として納品する成果物に、何かすごい戦略が記載されているわけではない。

その戦略は、経済、テクノロジー、競合、顧客など全ての未来を予測し、その未来においてクライアントが覇権を取ることを保証するものではない。

なぜなら、コンサルタントに未来を予測する能力はないからである。

コンサルタントの価値は、成果物だけではなくその検討プロセスにある。

今見えている事柄をどう繋げると、どんな未来が考えられるか。

そうした検討をクライアントの知見や現場感を踏まえながら進めることで、仮定としておいていた事柄や、変化した事柄を変数に、また新たな戦略をクライアント自身が策定することができるのだ。

しかし、実態としてはクライアントはコンサルタントに対して、未来を予測することを求めることが多い。

その過度な期待の中で、コンサルタントのアウトプットを見てしまうと、高いお金に対する成果としては余りに薄っぺらく映ってしまう。

その結果、「高いお金を払って、それっぽいことを言うだけ」という印象を作ってしまい、「高級文房具」と揶揄されてしまう一つの要因だと考えられる。

クライアントの御用聞き化

一昔のように人材育成も間に合わず、クライアントと徹底的に議論するのではなく、クライアントの意見を肯定しながら進める必要性が出てきた。

競争激化に晒され、常にクライアントの懐に入り込みクライアントのニーズを汲み取る必要性が出てきた。

こうした環境変化に伴い、徐々にコンサルタントはクライアントの御用聞きに邁進するようになってきている。

これが「高級文房具」と揶揄されてしまうもう一つの要因だと考えられる。

「何でもやります」コンサル

もはやプロジェクトとも呼べないもので、スコープを明確に決めずにクライアント先に派遣し、「何でもやります」という派遣モデルである。

これは決してプレゼンスの低いファームだけで行われているものではなく、某戦略ファームも行っていることである。

全て言いなりになり「全肯定」コンサル

クライアントがどんな意見を言っても、すべて肯定し、クライアントの見せたい絵を見せることに終始するコンサルである。

クライアントの主張を論理立てて再構築するだけで、それ以外に特段頭を使うことがない。

「PPT/Excel代行」コンサル

一応プロジェクトという体を成してはいるものの、基本的には作業代行である。

クライアントの指示に基づき、資料作成やシミュレーションモデルを作成するもので、クライアント側の働き方改革を受けて益々需要が増加している。

コンサルは高級文房具なのか?

「コンサルは高級文房具なのか?」と言うと、答えはNoである。

コンサルの中で高級文房具が存在するだけで、全てのコンサルが高級文房具というわけではない。

この辺の状況は、ファームやチームによっても大きく異なる部分でもあり、一部の高級文房具コンサルを実際に体験した人(コンサルタント側も、クライアント側も)が、その期待値のギャップから悪評を流してしまっている状況だと筆者は解釈している。

まとめ

別の見方をすると、残念ながら「高級文房具」と揶揄されて仕方がないコンサルタントが存在するのが事実である。

繰り返しになるが、コンサル転職を行う上ではこうした状況を踏まえて、転職先のファームやチームを考える必要がある。

特に現状にコンサル業界においては、「どのファームに行くか」以上に「どのチームに行くか」がより重要になっている。

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ハイクラス転職サービス・エージェント

エージェントに登録後はどのようなコンサル求人があるかや、今後のキャリア戦略について話し合ってみて頂きたい。

なお、最初の段階では複数のエージェントに登録することをおすすめしたい。

エージェントは転職活動を並走していくれる貴重なパートナーであり相性が非常に重要である。

また、残念ながらエージェントによって人の質も大きく異なるため、自分の目でしっかり見定めた上で1つのエージェントに絞ることをおすすめしたい。

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