コンサルのホワイト化?実態からランキングを徹底解説

昨今、コンサル業界でも「働き方改革」「ホワイト化」といったワードを耳にする機会が増えており、「本当に働き方改革は進んでいるのか?」といった質問を多数受けるようになった。

そこで本記事では、現役コンサルタントの筆者が、現在のコンサル業界のホワイト化について解説すると共に、各社ファームのホワイトランキングについてもご紹介していく。

コンサルのホワイトの実態を徹底解説

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コンサル業界のホワイト化の実態

コンサル業界でのホワイト化については、言うまでもなく様々な施策が打たれている。

その結果として、インタビューを行った範囲では以下のような効果が確認できた。

  • ジュニアメンバーは22時以降はオフィスに残っていない
  • 提案の時点で毎日20時で終わるような工数でタスク設計した上で運用されている
  • 20時を過ぎるとオフィスにほとんど人が残っていない

但し、これらの効果が全メンバーの労働時間の削減に寄与しているかについては、必ずしも効果があったとは言えない状況のようである。

コンサル業界のホワイト化が進んでいると言っても、ジュニアメンバーの労働時間が減っているだけで、
その分のシワ寄せはシニアメンバーに来ており、労働時間は増えるばかり

某戦略ファームのマネージャー
またHarvard Business Reviewによると、ファームによっては制度はあるものの周囲の目からそれを使い難いというのもあるようだ。


コンサルファームのホワイトランキング

コンサル_ホワイトランキング

上記のホワイトランキングは主要コンサルファームの月間残業時間に基づいて作成している。(出典:openwork)

各コンサルファームの略称:
RB:ローランド・ベルガー、ADL:アーサー・D・リトル、Mck:マッキンゼー、DI:ドリームインキュベータ、CDI:コーポレイトディレクション、BCG:ボストンコンサルティング、ATK:A.T. カーニー、DTC:デロイト、Bain:ベイン、AC:アクセンチュア、AB:アビーム

ホワイトランキング上位は総合コンサルファームが独占しており、特に上位4社(KPMG、アビーム、アクセンチュア、EY)のホワイト度は頭一つ抜け出している。

また戦略コンサルファームだけで見ると、ベインが1位(全体ランキング6位)となっている。

逆にホワイトランキング下位の4社(DI、マッキンゼー、ADL、ローランド・ベルガー)は業界内でも「ハードワークファーム」として知られており、納得のホワイトランキングとなっている。


コンサル各社のホワイト化に向けた取り組み事例

1. アクセンチュア

アクセンチュアは「Project PRIDE」という考え方を掲げて、全社的にホワイト化に向けて取り組んでいる。

  • 18時以降の会議の原則禁止
  • 残業のルール厳格化
  • フレックスタイム制度の導入
  • 短日短時間制度の導入
  • 在宅勤務制度の導入

実際、この「Project PRIDE」によって残業減少や離職率低下、有給所得率上昇、女性比率向上といった成果を実現している。

実際の社員の声を聞いても、このホワイト化への取り組みや格好だけのものではなく、パートナーを中心に本気で取り組んでいるとのことである。

2. PwCコンサルティング

PwCでは制度を整備することでホワイト化に取り組んでいる。

目立つのは働き方を支援する制度や休暇制度の多さだ。

▼働き方を支援する制度

  • リモートワーク
  • コアなしフレックスタイム
  • 時短勤務(一日あたりの勤務時間の短縮)・短日勤務(一週間あたりの勤務日数の短縮)
  • ペーパーレスの推進
  • 長時間労働を予防する諸施策(残業時間モニタリング、夜間・休日のメール・電話制限など

▼休暇制度

  • 有給休暇
  • リフレッシュ休暇
  • 傷病休暇
  • 介護特別休暇
  • 特別試験休暇
  • 結婚特別休暇
  • 育児特別休暇(男女ともに、育児のために連続15営業日の休暇(有給)を取得可)

また、PwCコンサルではチームメンバーの残業が多いマネージャーの評価を下げるといった施策も打っており、残業に対してマネージャー層は非常に敏感になっているという。


3. アビームコンサルティング

アビームも早くから働き方ホワイト化に積極的に取り組んでいるコンサルファームの一つである。

そんなアビームが積極的に打ち出している取り組みが以下の3つである。

  • 各社員が週に一度予め決めた日に早帰りする
  • 18時以降の会議室の利用を原則禁止にする
  • 平日の深夜(22時~5時)と休日に上司から部下へのメール・電話を原則禁止にする

もちろんクライアントファーストを打ち出すコンサルファームである以上、なかなか守れないシーンも多いようだが、ホワイト化への意識は強く持っているという。

コンサル業界のホワイト化により起こること

こうしたコンサル業界のホワイト化を見て、筆者として今後コンサル業界へ起こると予想する変化を挙げたい。

  • 成長意欲が高い若手のコンサル業界への流入減
  • 優秀なシニアコンサル層の疲弊


成長意欲が高い若手のコンサル業界への流入減

こうしたコンサルのホワイト化の効果を最も受けているであろう若手はどう思っているのだろうか。

ポジティングとネガティブの両方の意見があったが、今回はネガティブな意見に絞って紹介する。

とにかく若いうちに沢山働いて早く成長したいが、「沢山働くこと」を禁止されているので、今のコンサル業界は成長意欲の高い若手にとっては物足りないかもしれない

某総合ファームの若手コンサル

「激務」と言われていたことろに入社した人と、自分たちの年代ではギラギラ感や成長意欲が違う
成長意欲が高い自分にとっては近い年代の人は少し物足りない

某戦略ファームの若手コンサル

ホワイト化によって、バランスよく働きたいという人により良い環境を提供すればするほど、成長意欲が高い人にとっては最良の環境ではなくなってしまう。

このままホワイト化を推進していくことで、コンサル業界の成長を牽引し、また高いプロフェッショナリズムの文化を醸成してきたような、成長意欲が高い人材の流入が減ってしまう可能性がある。


優秀なシニアコンサル層の疲弊

前述の通り、現状のホワイト化は若手によっており、そのシワ寄せがシニア層に来るようになっている。

これまでのように、全チームメンバーで最高のアウトプットを出すことに喜びを感じていた人からすると、現状のホワイト化に対してはどうしてもネガティブにならざるを得ない。

Open Workではシニア層の悲痛な声が漏れていた。

このような状況の中で、ファームを支えている優秀なシニア層はコンサル業界に残り続けるのだろうか。

ホワイト化は各コンサルファームによって異なる

前述したコンサルファームだけでなく、昨今は多くのファームがホワイト化を掲げて取り組みを行っている。

その中には、ホワイト化がしっかり根付いて順調に効果が出ているファームもあれば、現場からかなり苦しい声が聞こえてくるファームも存在する。

とくに歪みが出ているファームは、ホワイト化と称した取り組みにより、さらに激務になっているとの話も挙がっている。

そのため、これまで以上にコンサル転職においてはファーム選びやチーム選びというのが重要になってきているのだ。

▼コンサル転職におすすめのエージェント


コンサル転職におすすめのエージェント

コンサル転職をする上では必ずコンサル業界に精通して各ファームの実態をしっかり把握しているエージェントを利用する必要がある。

嘘のような話だが、コンサルの求人を紹介してくるのに業界の実態を全く把握していないようなエージェントも多数存在する。

具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。

おすすめ度:★★★★★

アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。

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コンサル転職を成功したい人には、筆者の実体験からもアクシスコンサルティングを本当におすすめできる。

Aさん
(戦略コンサル転職者)
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また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。

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(総合コンサル転職者)
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。

コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。

様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

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