
コンサルに関する本が多数出版されておりどの本を読むべきか悩む志望者の方も多いだろう。
コンサル志望者が読むべき本をジャンル別に紹介
本記事では現役コンサルである筆者が考える、コンサル志望者が読むべき本についてご紹介する。
コンサルへの転職を検討している人は、以下のエージェントに登録することをおすすめしたい。
- 国内最大手のヘッドハンティング型サイトであるビズリーチ
- ハイクラス特化のエージェントとして定評のあるSamurai Job
- コンサル業界特化エージェントとして実績を確立しているアクシスコンサルティング
Contents
コンサル業界理解のためにおすすめの本
1. プロフェッショナルコンサルティング
マッキンゼー出身の波頭亮氏と、BCG、コーポレートディレクション、産業革新機構を経て経営共創基盤を設立した冨山和彦氏が、コンサルティングの実情とあるべき姿をテーマに対談形式で書かれた本である。
現役コンサルから見てもコンサル業界の実情を非常に的確に書かれている本であるため、コンサル志望者にはぜひともおすすめしたい。
[amazonjs asin="4492556915" locale="JP" title="プロフェッショナルコンサルティング"]2. 経営戦略の巨人たち - 企業経営を革新した知の攻防
コンサル業界の誕生から現在までの変遷について詳細に解説された本である。
その時代におけるコンサルタントたちが何を見て、何を考え、どのように課題を解決してきたかが描かれており、現役コンサルが読んでも非常に学びの多い1冊である。
[amazonjs asin="4532316677" locale="JP" title="経営戦略の巨人たち―企業経営を革新した知の攻防"]3. コンサルティングの悪魔 - 日本企業を食い荒らす騙しの手口
BCGやアーサー・D・リトルに所属した著者が、コンサルの負の側面にフォーカスを当ててその内情を暴いた本である。
内容を全て真に受ける必要はないが、コンサル業界に転職する上で夢を抱き過ぎないよう、負の側面もあるかもしれないということ理解しておくことは非常に有用であり、ぜひ一読をおすすめしたい。
[amazonjs asin="4198612560" locale="JP" title="コンサルティングの悪魔―日本企業を食い荒らす騙しの手口"]コンサルの実務理解のためにおすすめの本
4. IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ
コンサルティングのみならず、企業再生も手掛けてきた冨山和彦氏の経営分析のエッセンスが凝縮された本である。
多数のコンサルティングや企業再生の実績を持つ冨山和彦氏が書かれている本だけあり、新書ながら内容も濃く、現役コンサルからも支持の厚い一冊となっている。
[amazonjs asin="B00976FDDM" locale="JP" title="IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)"]5. 論点思考 / 仮説思考
現役コンサルで読んだことがない人の方が少ない名著である。
現在はBCGのシニア・アドバイザーの職に就く内田和成氏が書かれた本で、コンサルの実務における思考方法が言語化・濃縮されており、手元に置いて何度でも読み返したい。
[amazonjs asin="B009RO867O" locale="JP" title="論点思考"] [amazonjs asin="B00AQEPY1K" locale="JP" title="仮説思考―BCG流 問題発見・解決の発想法"]6. 戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ
BCGを経て、ミスミグループ本社の代表取締役社長を歴任した三枝匡氏が、企業改革のプロセスを小説仕立てで描いた本である。
現役コンサルも愛読している人も多く、コンサルの実務をよりリアルにイメージするために有用な一冊である。
[amazonjs asin="B009S7CDN8" locale="JP" title="戦略プロフェッショナル シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)"]選考対策におすすめの本
7. 現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート / 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート
新卒/中途問わず、多くのコンサル志望者から選ばれ続けている対策本である。
フェルミ推定/ケース問題の解き方やフレームワークについては、この本を読み込むことで基礎部分は十分に身に付けることができる。
[amazonjs asin="B00E3JE39S" locale="JP" title="現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート―「6パターン、5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!"] [amazonjs asin="B00E3JE38Y" locale="JP" title="東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート―50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」!"]8. 過去問で鍛える地頭力 - 外資系コンサルの面接試験問題
基礎を叩き込んだ上でおすすめしたいのが、元アクセンチュア戦略グループの著者が書いた試験問題集である。
より実際の選考に近い形で複数の問題とその模範解答例が掲載されている。
[amazonjs asin="B07NMJD2C3" locale="JP" title="過去問で鍛える地頭力―外資系コンサルの面接試験問題"]9. 「ビジネスモデル」の教科書
大前研一氏がニトリ、Airbnb、コカコーラなどの有名企業の経営課題とそれ対する打ち手を解説した本である。
コンサル選考のための本ではないが、具体的な企業が題材とされているため個別具体の企業をイメージしながらケース面接対策を行うことができる。
[amazonjs asin="B01I8UY7Q6" locale="JP" title="大前研一「ビジネスモデル」の教科書"]コンサルに転職するなら
コンサルへの転職に興味がある人は、まずはビズリーチに登録することをおすすめしたい。
コンサル転職に強いエージェントや、直接コンサルファームの人事部からスカウトが来るため、自身の市場価値を簡単に確認することができる。
また、信頼できるエージェントとしては、以下のエージェントをおすすめしたい。
- ハイクラス特化のエージェントとして定評のあるSamurai Job
- コンサル業界に特化したエージェントとして実績と評判を確立しているアクシスコンサルティング
迷ったら上記のエージェントに登録しておけばまず間違いない。
加えて、国内最大手のリクルートがハイクラス向けとしてに展開するキャリアカーバーに登録しておくことも間違いない選択肢である。
エージェントに登録後はどのようなコンサル求人があるかや、今後のキャリア戦略について話し合ってみて頂きたい。
なお、最初の段階では複数のエージェントに登録することをおすすめしたい。
エージェントは転職活動を並走していくれる貴重なパートナーであり相性が非常に重要である。
また、残念ながらエージェントによって人の質も大きく異なるため、自分の目でしっかり見定めた上で1つのエージェントに絞ることをおすすめしたい。