
一部から「やばい」「やめとけ」と言った声も挙がっているベイカレントコンサルティングだが、今コンサル業界で最も勢いのあるファームでもある。本記事ではそんなベイカレントについて、現役社員や元社員への独自インタビューからリアルな実態・評判について徹底解説していく。
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ベイカレントコンサルティングはやばい・やめとけと言われる理由
結論、現在のベイカレントコンサルティングはやばい環境ではなく十分に魅力的な選択肢だと言える。しかし、現役・元社員から話を聞くと「やばい」「やめとけ」状況があるのも事実のようだ。
あくまでベイカレントは十分に魅力的な選択肢であるという前提に立った上で、とは言えこういう実態があるという視点で読み進めて頂きたい。
1. 急成長であるが故に様々な品質を担保できていない
ベイカレントコンサルティングは現在急成長中であり業績も絶好調であるが、それに合わせて大量に採用を行っている。その結果として人材育成が全く追いついていないという事態も起こっているようだ。
現役社員曰く「炎上覚悟で新人だけを現場に送りクレームが来た段階で初めて経験者を入れることもある」などということもあると言う。また、こうした質の低いベイカレント社員が転職マーケットに出てることで「ベイカレントはやばい、やめとけ」という烙印を押されてしまうこともあるようだ。
また、コンサルタントではないが筆者としてはIR資料のクオリティも少々気になるところだ。
資料見てるとほんとにコンサルファームなのかなぁと思ってしまう。 pic.twitter.com/26xFH1uYCy
— コンサルマン (@mr_grayhair) March 4, 2020
2. 「戦略案件」を連呼する割に「IT/PMO案件」が多い
上記は2018年2月期に公開された「売上に占める戦略・ビジネスコンサルティング比率」である。上記の20~30%はビジネスコンサルティングも含まれるもので、戦略案件だけで見るとそれ以下の数値となる。
一方で、ベイカレントは採用活動において「戦略案件も豊富に扱う」と打ち出しているようだ。決してIT/PMO案件が悪いわけではなく、むしろ伸びている領域を積極的に取りに行っているという点は非常に好感が持てる一方で、敢えて「戦略案件」を打ち出すことに違和感がある。
その結果として「社内で戦略案件を経験している人は戦略ファームから転職してきた人くらい」(現役社員)と、期待して入社したもののギャップを感じて不満を漏らす人もいる。こうした打ち出していることと実態のギャップが「やばい」「やめとけ」という評判に繋がっているようだ。
3. 見た目に過度にこだわっている
ベイカレントコンサルティングはもともとIT人材派遣によって成長していきた会社である。社名も「ピーシーワークス」から成長に合わせて「ベイカレントコンサルティング」に変えている。
こうした見た目のお化粧はそれだけに留まらず、受付嬢を華美にするなど業界内外から否定的な意見を集めている。こうした見た目(本質的ではない外側)に過度にこだわることが結果として「やばい」「やめとけ」と言われることに繋がっている。
余談ではあるが、「華美な受付嬢」はレオス・キャピタルワークスがダメな会社を見分ける法則に完全に反している。
ひふみ投信を運用するレオス・キャピタルワークスが大事にする会社を見分ける法則。
— コンサルマン (@mr_grayhair) December 1, 2019
「受付嬢の法則」はどこかのコンサル会社は完全に破ってますが、株価絶好調ですね。 pic.twitter.com/hyOc9j2qXs
4. コンサル以外に配属されるリスクがある
通常、コンサルファームではコンサルタント職として採用されたらコンサルティングのみを行うことになる。しかしベイカレントコンサルティングの中にはコンサルタント職で採用されても、例えば人事部や社長室に配属になった人もいるという。
それらの人は「決して希望したわけでもなく、コンサルタントとしてアサインしてほしいと伝えても対応してもらえなかった」(元ベイカレント社員)という状況だったという。こうした半ば強引な配属もベイカレントは「やばい」「やめとけ」という要因になっているようだ。
ベイカレントコンサルティングは「やめとけ」は本当か?
前述の通りではあるが、現在のベイカレントコンサルティングは決してここまでやばい環境ではなく、やめとけと言われる環境は大きく改善され、十分に魅力的な選択肢だと言える。特にこの数年で状況は大きく変わっているようだ。
マッキンゼーやBCGといった戦略ファームの人材を積極採用したり、手厚い育成制度を整備したりと、人材の強化を行っている。その結果として他ファームを上回る成長を実現し、平均年収も右肩上がりで伸びている状況である。こうした結果がさらなる優秀な人材を惹き付け、さらにファームとして魅力が増していくという好循環に入っているようだ。
現在コンサル業界では「成長著しいファーム」と「停滞/衰退しているファーム」で二極化しており、キャリア形成の観点からもベイカレントのような「成長著しいファーム」に転職することは魅力的な選択肢と言える。
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ベイカレントコンサルティングのリアルな評判
現役ベイカレント社員や元社員からの評判についてご紹介する。まずはポジティブな評判についてご紹介する。
▼ベイカレントのポジティブな評判/口コミまとめ
ベイカレントはデジタル案件を注力しており、実際クライアントから多くのデジタル案件を獲得している。トレンドの案件に関与できるのは大きな魅力。
正直、ベイカレントは他ファームと比較して入社難易度が低いと思うが、その分コンサルとしてのキャリアをスタートさせやすいというのは大きな魅力。入社後の研修が手厚いのも良い点。
ベイカレントについては現場に深く入り込む案件やデジタル関連の案件に携わりたいという人からポジティブな声が見られた。逆にこうした案件を志望しない人にとってはギャップを感じる瞬間が多いようだ。
▼ベイカレントのネガティブな評判/口コミ
人事部の採用担当として配属されたり、社長室補佐として配属される人もおり、アサインリスク
があまりにも大きい。
後発ファームとして急速な成長を実現していく中で、「質より量」という形で採用を進めてきた側面がある。他ファームでは書類段階で振り落とされる学歴の人がいたり、能力が明らかに劣る"やばい"人が一定数いる。
転職市場においてベイカレントは他ファームと比較して"箔"が劣る。職歴が全てではないが重要な要素の一つであり、転職市場において決してベイカレントの評判を良くない。
ベイカレントのネガティブな評判としては、人材の質やコンサル職以外への配属可能性がある点などが挙がった。これはベイカレントが「やめとけ」「やばい」と言われる理由という視点でもご紹介したが、実際に現役・元社員からも同様の意見が挙がっている。
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ベイカレントコンサルティングの特徴
ベイカレントの特徴としては、他のコンサルファームよりも現場に入り込んで実行支援まで行う点である。この点は転職市場においてもベイカレント出身者が評価される点でもある。
また、元々システム開発/コンサルティングを行う会社であったことから、実際にシステムの納品までを行う案件も多い。一方で数年前までIT系や業務系の案件がほとんどであったベイカレントだが、マッキンゼーやBCGから人材を採用を強化しており徐々にではあるが戦略系案件の比率も増えてきているようだ。
ベイカレントは飛ぶ鳥を落とす勢いで成長しており、ファームとしての強さに対する賞賛する声と、品質を担保できおらずやばいのではないかといった成長を疑問視する声がたびたび挙がっている。
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ベイカレントコンサルティングの中途面接
ベイカレントの中途採用では書類選考の後に、WEB-GABテストと面接を2~3回行うことになる。面接については、他ファームのように論理的思考力やコミュニケーション力を測るためのケース問題だけでなく、仕事観やキャリアビジョンについても深く問われることになる。
以下が実際にベイカレントの面接において質問された内容になる。
- なぜコンサルタントを目指すのか?
- コンサルファームの中でなぜベイカレントか?
- 5年後、10年後のキャリアビジョンは?
- コンサルの価値は何だと思うか?
- どんなコンサルタントになりたいか?
- 泥臭いことも多いがやり通す気概はあるか?
こうした質問について回答を準備していくことはもちろん、質問の文脈や意図に合わせて分かりやすく論理的に簡潔にカスタマイズできるように訓練しておく必要がある。
ベイカレントへの転職を本気で目指すのであれば、以下のnoteをおすすめしたい。
「コンサルファームでの面接官経験」などをフル活用して、コンサルファームの面接官の思考をリアルに言語化しながら受かるためのポイントをかなり踏み込んで解説したnoteである。
ケース問題を含めて対策の量で通過率が大きく変わってくるので、ぜひコンサル転職の支援実績が多いエージェントを利用することをおすすめしたい。
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ベイカレントコンサルティングへの転職におすすめのエージェント
総合ファームであるベイカレントは非常に幅広いサービスラインを持っており、サービス内容は多岐に渡る。また、コンサル業界自体が変化が早いということもあり、実際問題ベイカレントのサービスラインについて正確に把握していないエージェントも存在する。
そのため、"絶対に"コンサル転職に知見と実績を兼ね備えたエージェントを選ぶ必要がある。具体的には、ビズリーチにより「ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれている転職エージェントであるASSIGNには必ず登録すべきである。
ASSIGNは20代-30代ハイエンドのキャリア支援に特化した転職エージェントで、 一人一人に向き合った支援で長期的なキャリア形成をサポートすることに強みを持つ。2021年には「ビズリーチ」が主催する「JAPAN HEADHUNTER AWARDS 2021」にて、取締役・奥井氏が、総合的に最も高い結果を残したキャリアエージェントに贈られる 「ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー(大賞)」を受賞している。特にコンサルでどのようにキャリアを作っていくべきかといった点まで支援して欲しい人におすすめである。
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コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
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