大手総合商社の丸紅がDXに特化したコンサルティングファームとして設立したのがドルビックスコンサルティングである。
本記事ではドルビックスコンサルティングの良い評判から「やばい」という評判まで忖度なく解説しているためぜひ参考にして頂きたい。
本記事を作成するにあたっては、実際に現役ドルビックスコンサルティング社員複数人にインタビューを行っている。
- ドルビックスコンサルティングがやばいと言われる理由
- やばいと言われる理由の真相
- ドルビックスコンサルティングの激務の実態
- 現役・ドルビックスコンサルティング社員によるリアルな評判
ドルビックスコンサルティングへの転職を目指す上ではおすすめのコンサル転職エージェントも参考にして頂きたい。
Contents
ドルビックスコンサルティングのやばい評判があがる理由
ドルビックスコンサルティングは「やばい」と言われることも多く、ネット上で度々ネガティブな評判が上がっている。
ドルビックスコンサルティングのやばい評判があがる理由について、現役ドルビックスコンサルティング社員複数人にインタビューを行った内容を踏まえて、徹底的に解説していく。
ドルビックスコンサルティングがやばいと言われる主な理由は以下の通りである。
- 丸紅の影響力が強いからやばい
- レッドオーシャンの領域だからやばい
- 人材獲得力が弱いからやばい
- 激務だからやばい
現ドルビックスコンサルティング社員の実体験に基づくリアルな評判を解説しているためぜひ参考にしていただきたい。
ドルビックスコンサルティングは丸紅の影響力が強いからやばい?
ドルビックスコンサルティングは、日本の大手総合商社である丸紅の100%子会社となっている。
そのため、丸紅からの影響力が強く、丸紅の意向が反映されたり、丸紅の取引先からの案件紹介が多く、独立した組織になっていないのではないかという懸念の声が出ている。
このままでは、DXコンサルティングファームという位置づけではなく、丸紅の下請けのIT会社のような立場になってしまうのではないかと考えてしまうが、現場の社員に話を聞いてみると、そのような状況ではないようだ。
丸紅から案件を紹介してもらうこともありますが、多くは新規開拓です。既存のクライアントだけだと、事業の拡大も天井が見えていますし、丸紅自体もそのようなことは求めていません。我々が新規開拓して、丸紅を引っ張っていくくらいの方が、お互いにとって良いので、そのような位置づけで事業を進めています。
現役ドルビックスコンサルティング社員A氏
ドルビックスコンサルティングは丸紅から独立した組織だと社内外でも感じている人が多いと思います。ドルビックスコンサルティングの色も、丸紅の「赤」ではなく、「青」となっていますし、丸紅からの出向者も少なく、8~9割が中途入社の社員となっています。全く別の組織で、独立して事業を拡大させているという方が、正しいかと。
現役ドルビックスコンサルティング社員B氏
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
ドルビックスコンサルティングはレッドオーシャン領域だからやばい?
ドルビックスコンサルティングはDX領域を中心としたコンサルサービスを展開している。
DXは多くの日本企業で求められている取り組みであり、市場自体のポテンシャルは高いが、一方で、他のコンサルティングファームも、同様にDX領域のコンサルサービスを展開している。
そのため、領域としてレッドオーシャンになっているDXを中心とした事業展開は、経営上、リスクも潜んでいるのではないかと言う声も挙がってるが、現場の社員はどのように考えているのだろうか。
領域としては、DXはたしかにレッドオーシャンだと思います。ただし、一口にDXと言っても、戦略、組織改革、人材育成、セキュリティ等、更に細かい領域で分類されますので、その領域で得意不得意が分かれている印象です。ドルビックスコンサルティングは、それぞれに専門家がいるので、様々な領域でサービス展開できることが強みなのかなと考えています。
現役ドルビックスコンサルティング社員C氏
事業におけるDXの比重は高いですが、もちろん、DX以外のコンサルサービスも提供しています。例えば、M&A、カーブアウト、PMI、営業組織改革等です。今はDXの色が強いかもしれませんが、今後は、更に事業の多角化が進んでいくと考えています。
現役ドルビックスコンサルティング社員D氏
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
ドルビックスコンサルティングは人材獲得力が弱いからやばい?
ドルビックスコンサルティングは、競合他社に比べて人材獲得力が弱いのではないかという声が挙がっている。
ドルビックスコンサルティングの選考フローは、書類選考後、面接が3回も実施され、内定までの道のりが長く、選考途中で他のコンサルティングファームからの内定をもらい、ドルビックスコンサルティングの選考を辞退する応募者もいるようだ。
中途社員を慎重に選ぶことは、人材採用において大事なことである一方で、スピード感が乏しいと、人材獲得のチャンスを失う可能性も高くなる。
こうした噂を踏まえて、現場の社員に話を聞くと、次のような意見が出てきた。
面接自体は3回くらいありますが、会社としてもスピードが遅いと競合他社に人材を獲られてしまうリスクがあることは認識しています。なので、順調に進めば概ね1か月以内に内定オファーを出すようにする等、工夫するようにしています。また、選考フロー自体の改善もこれから検討していくと思います。
現役ドルビックスコンサルティング社員E氏
一般的な採用活動だけでは、他社に人材獲得競争で負けてしまうので、社員紹介制度(社員が友人・知人を当社に紹介し、入社に至った場合に報奨金を支給)を導入しています。これによって、優秀な人材を集めやすくしたり、ある程度、信頼感がある応募者を選考することができています。
現役ドルビックスコンサルティング社員F氏
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
ドルビックスコンサルティングは激務だからやばい
総合商社が立ち上げた新興ファームであるドルビックスコンサルティングには、「激務」という評判が時折あがっている。
この「ドルビックスコンサルティングは激務だからやばい」という評判の真相を探るために定量面ファクトを見てみたい。
以下は主要コンサルファームの月間残業時間をランキング化したものである。(出所:Open Work)
順位 | ファーム名 | 月間残業時間(h) |
1 | アーサー・D・リトル | 85.4 |
2 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 76.7 |
3 | ドリームインキュベータ | 75.5 |
4 | A.T.カーニー | 72.6 |
5 | ローランド・ベルガー | 68.2 |
6 | ベイン・アンド・カンパニー | 64.4 |
7 | デロイト・トーマツ・コンサルティング | 63.1 |
8 | ボストン・コンサルティング・グループ | 62.8 |
9 | PwCコンサルティング | 62.4 |
10 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 53.1 |
11 | アクセンチュア | 52.1 |
12 | KPMGコンサルティング | 43.4 |
13 | アビームコンサルティング | 36.3 |
14 | ベイカレント・コンサルティング | 33.0 |
15 | ドルビックスコンサルティング | 31.8 |
ドルビックスコンサルティングの月間残業時間は31.8時間と、数あるコンサルティングファームの中でも圧倒的にホワイトであることがわかる。
特に激務ランキングの下にいるアクセンチュアやアビーム、ベイカレントは業界の中での積極的に働き方改革を進めていることで知られているが、それらのファームよりも残業時間が少なくなっており、激務という評判は少し言い過ぎと言える。
ただし、ドルビックスコンサルティングに限らず、全てコンサルファームに共通して言えることではあるが、実際に激務になるかはプロジェクトの内容やフェーズによって大きく変わってくるため、必ずホワイトになるわけではないという点はご留意いただきたい。
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
ドルビックスコンサルティングのポジティブな評判
ここでは、ドルビックスコンサルティングのポジティブな評判について解説する。
丸紅ブランド・リソースを有効活用できる
ドルビックスコンサルティングでは、丸紅の100%子会社であることを有効活用できるようだ。
例えば、新規開拓では、会社紹介の際にアイスブレイクとしてドルビックスコンサルティングの設立の由来や丸紅との関係性が話題になるだけでなく、会社としての信頼性を勝ち取ることもできるとのことである。
また、丸紅の既存の取引先との、共同での事業開発等も実施するケースもあり、丸紅のブランド・リソースを有効活用しながら、事業を拡大することができるようだ。
ベンチャーコンサルにとっては、認知度や信頼性を高めることが重要であるが、ドルビックスコンサルティングは丸紅の子会社であることを有効活用して、認知度や信頼性を高めているのだ。
ベンチャーコンサルにとって大事なのは「知ってもらうこと。そして、信頼してもらうこと」になりますが、ドルビックスコンサルティングでは、比較的、容易にそれらを達成できます。その点は、競合他社と比べて、有利に働いていると思いますね。
現役ドルビックスコンサルティング社員A氏
年収が高い
大手の総合系・外資系コンサルティングファームと比べて、年収が見劣りしない点も、ドルビックスコンサルティングの評判を高めている。
コンサルティングファーム出身者は、高い年収を求めて転職することも多く、高い年収を用意することも、コンサル企業の競争力を高める上で、重要な戦略となっている。
その点、ドルビックスコンサルティングはベンチャーコンサルでありながらも、大手と同水準の年収を提示できることは、同社を競争的優位な立場に押し上げている。
日系企業、かつ、ベンチャーコンサルでありながら、高い年収をもらえることは、働く身からすると、非常に魅力的です。高い給料と充実した福利厚生のサービスを受けながら、ベンチャーのように主体性を持って働けるわけですから、良い評判が出るのも不思議ではないですね。
現役ドルビックスコンサルティング社員B氏
新規開拓を経験できる
ドルビックスコンサルティングはベンチャーコンサルであり、丸紅が持つコネクションに依存し過ぎないようにしているため、クライアントの新規開拓も積極的に進めている。
新規開拓では営業力や提案力を養うことができるため、コンサルタントにとって重要なスキルを身に付けることができる。
さらには、新規開拓プロジェクトに参画すると、そのまま、プロジェクトを進行するリーダー役として、仕事を進めることもできるので、新規開拓からデリバリーまでを一気通貫で経験できるため、キャリアにおける経験値を高めることができる。
ゼロから新規開拓を経験できるのは、長いキャリアを通じても貴重な経験となります。更にベンチャーコンサルということもあり、若くても、クライアントとのやり取り・交渉などの担当も任せられることも多いので、スキルアップできること間違い無しです。
現役ドルビックスコンサルティング社員C氏
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
ドルビックスコンサルティングのネガティブな評判
ポジティブな評判がある一方で、ドルビックスコンサルティングにネガティブな評判もあるようだ。
ここでは、評判が本当であるのか、実態も含めて解説する。
制度や文化が未整備
ドルビックスコンサルティングは、2020年12月に設立されたベンチャーコンサルであるため、社内制度や文化が整っていないとの評判が出ている。
社員一人一人が自由度を持って働けることが良いことであるが、一方で、ルールや制度が未整備だと、混乱を起こしやすくなるリスクもある。
現状、ドルビックスコンサルティングの制度や文化は、どれくらい整っているのか、現場の社員に現状を聞いてみた。
福利厚生や評価基準をはじめとした人事制度等は、非常に充実しており、整備されていると思います。その点は、親会社が丸紅ということもあり、日本の大企業らしく、しっかりと整備されていますよ。
現役ドルビックスコンサルティング社員D氏
働き方が古い
丸紅の100&出資子会社ということもあり、日本の大企業の働き方が、ドルビックスコンサルティングにも浸透しているとの噂が出ている。
例えば、長時間労働や仕事後の飲み会への参加等、会社に捧げることを良しとしている文化である。
そのような働き方は現代には合わず、社員のパフォーマンスや人材確保の面で悪い影響が出そうだが、現場の社員に話を聞くと、そのような噂は事実ではないようだ。
ドルビックスコンサルティングは全く新しいベンチャーコンサルという認識で良いと思います。外部からの中途入社の社員がほとんどなので、仕事に対する考え方や、働き方は日本の大企業とは全く別物です。子育て世代はもちろん、プライベートを大事にしたい若手も、みんな、気持ち良く働いていますよ。あと、もちろん、丸紅も、今は、そのような働き方はしていないので、その点は言っておきたいです。(笑)
現役ドルビックスコンサルティング社員E氏
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。 また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。 そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルキャリアは株式会社Flow Groupが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援を行っています。
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