
三菱総合研究所は国内のシンクタンク業界で2番目に高い売り上げを誇り、転職市場でも非常に人気の高い企業の一つである。
本記事では、三菱総合研究所の評判や激務の実態を現役社員の声をもとに解説していく。
三菱総合研究所(MRI)への転職と激務の実態を徹底解説
三菱総合研究所への転職を検討している人は、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングには必ず登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
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三菱総合研究所の企業概要
三菱総合研究所はMitsubishi Research Instituteの頭文字を取ってMRIと略されることも多い。
本社を東京に構える三菱総合研究所は、1970年に三菱の100周年記念事業としてスタートしたシンクタンクである。
現在三菱総合研究所には836人の人材が在籍し、プロジェクト数は年間で1,800を超える規模である。
ITストラテジストやシステムアーキテクト、データベーススペシャリストなど、高い専門性を持つ人材を有する国内トップクラスのシンクタンクである。
また有価証券報告書によると、第51期となる2020年の売り上げは約920億円となっており、ここ5年で順調に成長を続けている。
売上の内訳はシンクタンクコンサルティングで38%、ITサービスで62%とIT分野にも非常に力を入れており、取引先も官公庁、金融、一般産業など幅広い業界へ様々な支援を行っているのが特徴だ。
三菱総合研究所の求人
上記が三菱総合研究所のシンクタンク部門およびコンサルティング部門における中途の求人である。
このほかに「営業・海外」「研究開発部門」「コーポレート部門」にて求人が出ている。
三菱総合研究所は総合職であっても基本的に職種別の採用になるため、募集職種の中から自分に最適な求人を選んで応募することになる。
一方で、募集職種だけ見ても自分に最適な求人か否かを見定めることは難しい。
そのため、募集職種を決める上では三菱総研などへの転職支援実績が豊富なエージェントを利用して、アドバイスを受けることをおすすめしたい。
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三菱総合研究所の転職難易度
結論から言うと、三菱総合研究所の転職難易度は高いと言える。
以下が三菱総合研究所の転職難易度が高いとされている理由である。
- シンクタンクの中でも特に人気企業である
- シンクタンク、もしくはコンサルでの実務経験がシンクタンク部門の募集で必須である
- 部署によってはTOEIC800点、もしくはビジネスレベルの中国語スキルが求められる
三菱総合研究所のシンクタンク部門では通年中途採用を行っているが、専門的な実務経験や部署によっては高度な語学力など、求められるスキルが非常に高いのが特徴だ。
またこれら難易度の高いハードルに加え、三菱総合研究所は非常に人気企業のため毎年応募者の人数も非常に多い。
さらに応募者もキャリアアップ思考が強く優秀な人材が多いため、内定獲得は非常に厳しい戦いになるだろう。
そのため三菱総合研究所の選考の突破を目指すのであれば、シンクタンク業界への転職支援実績が豊富なエージェントを利用することをおすすめしたい。
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三菱総合研究所は激務の実態
シンクタンク業界は全体的に激務とされており、三菱総合研究所も他の企業と比べるとやや激務の部類に入る。
三菱総合研究所は以下の理由から激務だとされている。
- 長期間にわたり調査を行うため業務量が多く、月間平均40時間を超える残業が発生している
- 各プロジェクトでレベルの高い調査結果が求めれるため、多くの専門的な知識のインプットが必要になる
三菱総合研究所では求められる仕事の質の高さや、業務量などから激務に感じている社員も少なくない。
一方で、シンクタンク業界で月間40時間の残業は比較的少ない点に加え、フレックスタイムやリモートワークを積極的に推奨しているため、業界水準から考えると比較的働きやすい環境となっているようだ。
実力があればプロジェクトの裁量も大きく社員に任せている点から、自身のレベルによって働き方も大きく変えることができる環境にある。
三菱総合研究所は一般企業と比べると激務にはなるものの、シンクタンク業界全体と比較すると比較的ホワイト企業としての側面がある。
三菱総合研究所の年収
上記は三菱総合研究所の年齢別の年収である。
コンサルティング業界と比較すると年収水準は決して高くないものの、40歳前半までは着実に年収が上がっていく構造となっている。
またその水準もコンサルや金融を除く他業界と比べて高い水準となっている。
一方で、40歳前半を過ぎるとほとんど年収が上がらない形となっている。
また、激務である三菱総合研究所において「この年収だと割に合わない」といった声も挙がっている。
上記は同じシンクタンクである野村総合研究所と三菱総合研究所の平均年収を比較したものである。
実際、2017年度以降は三菱総合研究所は200万程度低い水準となっている。
三菱総合研究所の評判
前述通り、業界全体と比較すると三菱総合研究所の労働環境が良い方であり、さらに年収も高い部類に入る。
そのため、現役社員からの三菱総合研究所の全体的な評判は比較的高い結果となっている。
▼ポジティブな評判まとめ
- 個人の裁量が大きいため、自由度の高い働き方を実現できる
- 多種多様な案件があり、レベルも非常に高いため自身の成長が実感する環境にある
- メインクライアントが官公庁のため、法令順守が徹底されており会社全体として方向性が統一されている
三菱総合研究所では、もともとプロジェクトの裁量をある程度個人に任せる風潮があったが、コロナウィルスの影響などもあり積極的にリモートワークやフレックスタイム推奨しているため、現在ではさらに働き方の自由度が高くなっている。
また法令順守が徹底されている中、個人の裁量が大きいため上司や先輩が積極的に案件のバックアップをしてくれるなど、チームワークの良さについても現役社員から好評である。
▼ネガティブな評判まとめ
- 官公庁案件ばかりに注力しているため、一般企業の取引数が伸びていない
- 希望部署に配属されなかったため、自分の持っているスキルを最大限に活かせていないと感じる
- ボーナスが支給された後に上司の評価が開示されるため、納得がいかなくても話し合いの余地がなく、評価制度の透明性がない
官公庁との取引に強みがある三菱総合研究所だが、逆を言えば一般企業との取引が少ないとも取れるため、様々な業界へ支援をしたいと感じている社員からはあまり評判が良くないのが現状である。
またややトップダウンの傾向が強く、良くも悪くも典型的な日本企業の体制である。
結果さえ残していれば、個人の裁量に任せてもらえるものの、中には希望の部署へ配属されないケースなど、社員の声が届きにくい側面も見られる。
三菱総合研究所への転職でおすすめのエージェント
三菱総合研究所は非常に人気のある企業であり、その分転職難易度も高い水準となっている。
そのため、三菱総合研究所への転職を目指すのであれば、シンクタンク・コンサル業界に精通しており、転職支援実績が豊富なエージェントを選ぶ必要がある。
具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル/ポストコンサル転職に特化したエージェントである。
特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。
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他に大手エージェントにも登録していましたが、
アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
転職エージェントは沢山存在するが、シンクタンク・コンサル業界に精通していないと特殊で難易度が高いコンサル面接に対する対策を行うことはできない。
嘘のような話だが、シンクタンク・コンサル転職を支援できると掲げながら、まともな対策ができないエージェントも多数存在する。
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