
コンサル内定後の過ごし方について悩む人も多いだろう。
この内定期間というのは後から振り返っても非常に貴重な期間である。
コンサルに内定後のおすすめの過ごし方
本記事では、現役コンサルタントである筆者が、コンサルに内定した人が内定後の期間にやるべきことについてご紹介する。
あくまでいち現役コンサルである筆者が、実務経験を通じてどのような過ごし方をすると良いか、またどのような新入社員だと嬉しいかという視点でご紹介する。
1. PC操作関連の練習
まずコンサル内定後に絶対的にやっておくべきことはPC操作関連の練習である。
PC全般のショートカットやブラインドタッチだけでなく、パワーポイント、エクセル、ワードの各種機能や操作、ショートカットにも慣れておく必要がある。
これらのPC操作については「現場に立てばすぐにできるようになるので、内定後にやっておく必要はない」という人も多いが、筆者としては必須だと思っている。
これらのPC操作は誰かに教えてもらうものではなく、自分自身で身に付けられるものである。
それをただでさえ忙しいプロジェクトワーク中にマイペースに勉強されていては、本来教えるべきことも教えられなくなる。
任せられることは任せたいというのが本音の中で、PC操作に時間を取られている人に任せられることも任せられなくなってしまう。
延いては、スムーズなPC操作ができないことによる機会損失というのは非常に大きくなるのだ。
2. 英語学習
ビジネスレベルの英語力を身に付けていない人については、英語学習はコンサル内定後にやっておくべきことの一つである。
コンサルファームにおいては、入社するにも、日々のプロジェクトワークでも英語は必須ではない。
但し、特に外資系ファームともなれば英語ができることで広がるチャンスは非常に大きい。
逆の見方をすれば、英語ができないことによる機会損失がとても大きいということである。
実際にプロジェクトワークが始まってしまうと、特に入社後しばらく経つまでは英語学習のために纏まった時間を取ることは難しい。
そのため、内定後の期間に英語学習をしておくことをおすすめしたい。
本気で英語を身に付けたいと思っている人は、外資系コンサルティングファームであるマッキンゼー出身者が立ち上げたPROGRITをおすすめしたい。
本田圭佑氏をはじめとする各著名人が絶賛しているサービスで、短期間で確実に成果を出したい方におすすめである。
金額だけを見ると2か月で30万円程度と決して安くはないが、達成までの期間と確実性、トータルの費用を考えると従来の英会話教室よりも遥かに安いと言える。
少しでも興味がある方は、無料カウンセリングを行っているため、まずは無料カウンセリングに申し込んでみて頂きたい。
また、非ネイティブの筆者がおすすめする英語学習サービスについて纏めた以下の記事も参考にしてみて頂きたい。
3. 実務関連のインプット
「1. PC操作関連の練習」と同様に、最低限の実務関連のインプットができていないのも危険信号である。
代表的な企業名やその戦略・動向、業界のトレンドや経営全般のフレームワークなどについてスムーズに会話が行えないと、任せられるものも任せられなくなってしまう。
そのため、コンサル内定後は日々ニュースメディアで情報取集しておくことはもちろん、各種コンサル本やIR資料のインプットというのは基本お作法としてやっておくべきである。
実際のプロジェクトワークが始まってしまうと、プロジェクトに関連しない分野の勉強に時間を取ることのハードルがグッと上がるので、特定分野について時間を取って勉強しておくこともおすすめである。
4. 企画業務の経験
経営コンサルとは、企業における企画業務の外注である。
そのため、そもそもの企画業務というのを体感しておくというのは非常な経験になる。
転職者であり、また現業が企画職でないならば、現職の同期などにお願いして仕事を手伝わせてもらうなども一案である。
また、新卒/中途問わずまとまった時間が取れるのであれば、ベンチャー企業などの人手を欲している企業にインターンという形で企画業務に携わらせてもらうのも有用である。
まとめ
いち現役コンサルとして、新卒/中途問わず内定期間にやっておくべきだと考えることについてご紹介した。
- PC操作関連の練習
- 英語学習
- 実務関連のインプット
- 企画業務の経験
コンサル内定後の過ごし方としては、「思いっ切り遊んでおいた方が良い」といったことを言う人も多々存在する。
もちろん遊ぶことそのものを否定するつもりはないが、内定後の期間に遊び呆けることで、本来築いておくべき基礎ができていないのはプロフェッショナルの卵としては決して褒められたものではない。
コンサルはハードな仕事であるが、自分自身の努力によってチャンスが大きく広がる仕事でもあり、また一定働き方もコントロールできる仕事でもある。
ぜひコンサルキャリアにおいて良いスタートを切りたいという方は本記事を参考にして頂きたい。