近年のフリーランスエンジニアというキャリアの人気が益々拡大している。その人気を支えているのが、ギークスジョブなどのフリーランスエンジニアエージェントである。
本記事では、幅広い案件を取り扱う総合型フリーランスエンジニアエージェントであるギークスジョブの評判や特徴を解説していく。
Contents
ギークスジョブとは
案件単価:★★★★★
案件種類:★★★★☆
担当者の質:★★★★☆
ギークスジョブは、東証一部上場でゲーム事業なども手掛けるギークス株式会社が運営するフリーランスエンジニアエージェントである。
取引実績社数は3,000社を超え、超大手企業からスタートアップまで幅広いクライアントを抱えている。また、フリーランスエンジニアの平均年収が820万円以上と高いこともギーグスジョブの特徴である。
▼特徴
- 東証一部上場企業が運営する安心のフリーランスエンジニアエージェント
- 取引企業は超大手からスタートアップまで
- 稼働しているフリーランスエンジニアの平均年収が820万円以上
ギークスジョブの評判
以下にてギークスジョブのリアルな評判をご紹介する。良い評判・悪い評判の両方をご紹介するので、ぜひ参考にしていただきたい。
良い評判・口コミ
ギークスジョブを利用しましたが、コンサルタントが3人ついてくれて基本的にレスポンスが早い。初めて利用してから1週間で初案件が決まったのでびっくりしてます。
会社員でないと福利厚生が心配ですが、フリーランス向け福利厚生プログラムが有り安心できます。登録も無料なのでありがたいですね。
フリーランスになってから、本当に確定申告が大変でした。しかしギークスジョブを利用してから確定申告セミナーがあり出席してみたところ、結構わかりやすかったです。
フリーランスって結構孤独なものだと思ってましたが、ギークスジョブの交流会で仲間が増えました。サラリーマンと比べどうしても同じ立場の人と交流が減るので、交流会の存在は大きいです。
全体的に単価が高いです。勢いよくフリーランスになったもののせいぜい500万円年収で行けば良いと思ってましたが、結果的には700万円を超えて満足しています。
ギークスジョブの口コミ・評判をまとめると、以下のようなフリーランス特有の悩みを解決するサービスが高い評判を集めている。
フリーランスエンジニアとして独立する場合、以下の項目に不安を覚える人も多い。
- 福利厚生サービス
- 案件獲得のスピード
- 確定申告
- 仲間同士の交流
- 安定した収入
しかしギークスジョブでは上記のようなフリーランス特有の悩みに対して、解決できる制度やサービスが多いメリットがあり、この点に多くの良い評判が目立った。
悪い評判・口コミ
人によるのかわかりませんが、なんとなく担当エージェントが冷たく思いました。
首都圏以外の案件が少ないですね。地方に住んでいると出社は無理なのでリモートに絞られますが、私がやりたい仕事が首都圏に集中していて案件探しに少し手こずりました。
無料市場価値診断がありますが、2択で全て進みます。果たして2択で正確な診断ってできるのでしょうか。
ギークスジョブのエージェントは頼りになる一方、やや冷たい印象を受けたフリーエンジニアも多いようだ。
それなりに条件のあった案件を紹介してくれる一方で、対応が少し冷たかったり、距離がある店については、悪い評判があがっている。
また案件の傾向として首都圏に偏っている傾向があり、地方のフリーランスエンジニアは利用しづらいという評判もあがっている。。
ギークスジョブの特徴でもある「市場価値診断」も50問近い設問が設置されているが、全てYes/Noの2択のため「やや制度が甘い」という評判も聞かれた。
ギークスジョブの評価
コンサルキャリアには数年来フリーランスとして活動するメンバーがおり、複数のエージェントから仕事の紹介を受けてきた。
そうした経験から「案件単価」「案件種類」「担当者の質」という3つの軸でギークスジョブを評価すると以下のイメージである。
多数の高単価案件が魅力!3年以上の経験があれば登録すべき
ギークスジョブは高単価案件の豊富さに定評のあるフリーランスエンジニアエージェントである。
その分求められるスキル、経験は高く、未経験者や経験が浅いエンジニアは案件をほとんど紹介してもらうことはできない。
一方で3年以上の経験のあるフリーランスエンジニアであれば、高単価案件の豊富さというギークスジョブの強みを享受できるため、ぜひ登録することをおすすめしたい。
ギークスジョブと他エージェントとの違い
上記は、コンサルキャリア運営メンバーや知人たちの経験を基に作成したフリーランスエンジニアエージェントの比較表である。
フリーランスエンジニアエージェントと一言で言っても得意とする領域が各社で大きく異る。
高稼働案件に強みを持つエージェントもいれば、逆に低稼働案件に強みを持つエージェントもいる。また、フリーランス初級者向けの案件を多数保有するエージェントもいれば、上級者向けの案件に強みを持つエージェントもいる。
その中でギークスジョブは、中堅クラスの案件、かつ常駐週5日案件に強みを持つフリーランスエンジニアエージェントと言える。
業界内での評判・知名度も高く、まず登録して間違いないエージェントと言える。
ギークスジョブジョブの強み
ギークスジョブの評判や利用者の声から、強みは以下の3点があげられる。
- 高単価な求人の多さ
- フリーランス向けの福利厚生の充実さ
- サポート体制の充実さ
高単価な求人の多さ
まずギークスジョブの強みとしてあげられるのが高単価求人の多さである。
現在ギークスジョブの案件数は2100件以上である。単価のレンジとしては60~100万円のものがメインとなっている。
その分経験年数の浅い人には中々案件を紹介してもらないという側面もあるが、中堅クラス以上であればぜひ登録しておきたいエージェントと言える。
フリーランス向けの福利厚生の充実さ
またギークスジョブでは「フリノベ」というフリーランスエンジニア向けの独自福利厚生サービスがある。
フリノベの登録は無料であり健康診断やEラーニング、飲食店の利用料金を特別価格で受けられるサービスである。
フリーランスエンジニアとして独立すると、これまで会社が負担してくれていた福祉厚生分がコストとして乗ってくるが、ギークスジョブを通じて稼働すると、その分のコストが抑えられるというメリットがある。
サポート体制の充実さ
ギークスジョブの担当コンサルタントは、以下のような3人体制となっている。
- サポート担当:キャリア相談
- 営業担当:面接同行・給与交渉
- コンサルタント:現状の確認や案件獲得のアドバイス
上記の通り分野ごとのスペシャリストがそれぞれサポートを行う。
通常のフリーランスエンジニアエージェントの場合、1人の担当者が一気通貫で担うことが多く、その分行き届かない点が出てきてしまい、不安を持つフリーランスエンジニアも多い。
しかしギークスジョブのサポートチームは3人体制と人数が多くそれぞれの分野に精通しているため、初めてフリーランスに挑戦するエンジニアも安心してサポートしてもらうことができる。
ギークスジョブは未経験でも案件を紹介してもられる?
結論から言うと、ギークスジョブは未経験で案件を紹介してもらうことが難しい。
ギークスジョブは中堅クラス以上のエンジニアをターゲットとしてフリーランスエンジニアエージェントであり、経験年数の目安としては3年以上になる。
もし未経験でも案件を紹介してほしい人は、ポテパンフリーランスやMidworksなどの未経験者向け案件に強みを持つフリーランスエンジニアエージェントに登録することをおすすめしたい。
独立するなら絶対にやるべきこと
一言でフリーランスエンジニアエージェントと言っても、各社で強みを持つ領域も異なれば対象となるユーザーも異なる。
そのため各エージェントの特徴を理解した上で、それぞれの良いところ取りをできるように、絶対にやるべきことは少なくとも2-3社のエージェントに登録しておくことである。
- ミドル層を中心に幅広い案件を検討したい人:テックビズフリーランス、レバテックフリーランス
- 低稼働・副業案件を検討したい人:ITプロパートナーズ
- フリーランス初級者向けの案件を検討したい人:ポテパンフリーランス、Midworks
実際に、筆者の知人で安定的に稼ぎ続けている人は必ず2-3社のエージェントに登録している。逆に1社にしか登録してない知人の多くが、自分の望むタイミングで案件を紹介してもらえない人も存在する。