
コンサルファームの門をくぐることを許された人たちは、学歴も高く、地頭も良い、所謂エリートである。
そうした環境の中で勝ち抜く優秀なジュニアコンサルタントの特徴について、現役コンサルの筆者が徹底解説していく
優秀なジュニアコンサルの特徴を徹底解説
本記事に加えて、「総合コンサルファームの歩き方」というnoteについてもぜひご一読することをおすすめしたい。
著書は新卒でBIG4コンサルに入社して、最短でシニアコンサル・アソシエイトに昇進した経歴を持つ。
そんな著者が何を考え、どのようにコンサルファームで過ごし方についてリアルに書かれているおすすめのnoteである。
「総合コンサルファーム」というタイトルではあるが、戦略ファーム・総合ファーム問わず活用できる内容となっている。
Contents
優秀なジュニアコンサルの特徴5選
以下にて優秀なジュニアコンサルの特徴について紹介するため、コンサル志望者から内定者、現在ファームでもがくジュニアコンサルの方はぜひ参考にして頂きたい。
- 主体性がある
- 情報の精度が高い
- 足を使って情報が取れる
- 身体的/精神的にタフ
- 素直
1. 主体性がある
ジュニアコンサルタントは、情報から示唆を出す能力がシニアコンサルタントのレベルにまで達していないため、常にファクトで勝負することが求められる。
一方、そうした要求にアドバイザーとしてのポジションが相まって、主体性が欠けたジュニアコンサルタントが一定数出てきてしまう状況がある。
指示された内容を淡々と調べ、その情報をファクトとして淡々と報告する。
しかし、一番情報に触れているのはジュニアなのである。
だからこそ、「〇〇を調べた結果、XXというファクトが出てきました。ここからはファクトではなく私の考えですが・・・・」という一歩でも良いので、チームのアウトプットを少しでも良くするんだという主体性を持って、プロジェクトに臨めるジュニアは、そうでないジュニアに比べて圧倒的に早く成長する。
2. 情報の精度が高い
コンサルタントはチームで膨大な業務量を処理していく必要があり、複数人で同じことをやっている余裕はない。
ジュニアコンサルタントのチームでの役割はリサーチなどの情報収集になることが多いが、そのリサーチ範囲は幅広く膨大であるため、シニアコンサルタントは自分自身でリサーチせず、ジュニアコンサルタントから精度の高い情報が上がってくることが理想の形となる。
しかし、リサーチの量も多く難易度も高いとなると、ファクトで勝負するという意識が希薄なジュニアコンサルタントが取ってくる情報は、決して精度が高いと言えない状態が往々にして発生する。
コンサルタントの仕事は、情報から示唆を出すことで価値を出す仕事であるため、その前提となる情報の精度が怪しいとなると、コンサルタントの価値そのものを揺るがしかねない。
そのため、一度でもジュニアコンサルタントの情報の精度が低いと思われると、以降本来任せて貰えるべき役割をはく奪されてしまう可能性がある。
逆に、情報の精度が高いと信頼を勝ち取れると、どんどん新しい役割を与えられ、成長の機会を掴むことができるのだ。
3. 足を使って情報が取れる
スマートな印象があるコンサルタントだが、重要な情報を得るためには、積極的に足を使って情報を取る必要がある。
筆者自身、ジュニアコンサルタント時代に携わった製品販売戦略策定のプロジェクトでは、対象と成りうる店舗を何店舗も回ることで、現場にしかない情報を得て、チームのアウトプット、延いてはクライアントの成長に貢献できたという成功体験がある。
所謂エリートとして育ってきたコンサルタントの中には、足を使って情報を取るということに抵抗があり、フットワークが重いということが多々ある。
そうした中で、足を使って情報が取れるというのは大きな価値になるのだ。
4. 身体的/精神的にタフ
入社年や年齢に関わらずひとたび現場に立てば、プロフェッショナルとしての立ち振る舞いと、アウトプットが求められるのがコンサルタントである。
しかし、ジュニアコンサルタント時代は、求められる水準のアウトプットにはなかなか到達できないため、必然的に求められる水準に少しでも近づくためにハードワークが必要になってくる。
扱っている案件の重要さや、永遠と続く上位メンバーからの詰め、膨大な業務量などが相まって、身体的/精神的な負荷が大きく掛かるのである。
筆者自身も、コンサルファームにおいて、優秀なメンバーが身体や精神に問題を抱えてダメになってしまうケースを多数目撃してきた。
少数精鋭で動くコンサルワークにおいて、たとえ1-2日という短期間の離脱でも大きなダメージになるし、そうした離脱リスクが高いメンバーは自分のプロジェクトからは遠ざけたくなってしまう。
コンサルファームでの1日1日は学びの宝庫である。
それゆえ、最初は冴えなくても兎に角ピッチに立ち続けて経験を積んでいくことで、少数精鋭の中でも貴重な戦力となり、かつ多くの学びを得て成長していくことができるのだ。
5. 素直
コンサルファームの門を叩く人は、好き好んで実力世界を選んでいることから分かる通り、自信家であり、かつこれまでの人生でも成功体験を積んできた人が多い傾向がある。
もちろん自信を持つことは大切だが、独力で成長を加速させようとしてもどうしても限界がある。
そうすると必然的に周囲の人からのアドバイスを受ける必要が出てくるが、残念ながら素直でない人にアドバイスを与えてくれる人はほとんど存在しない。
アドバイスを与えてくれる人は、自身が足を踏みれたコンサルファームにおいて成果を出してきた人たちである。
そうした人たちからのアドバイスは非常に価値のあるもので、特に最初の数年でもらったアドバイスは、その後コンサルタント人生やビジネスマン人生においても継続的に役立つものばかりである。
そうした貴重なアドバイスをもらえる環境を整えているジュニアコンサルタントと、そうでないジュニアコンサルタントとでは、どちらが早く成長できるかが明らかである。
まとめ
本記事では、優秀なジュニアコンサルタントの共通点についてご紹介した。
ジュニアコンサルタントとして成長を加速していくためには、ぜひとも本記事で紹介した内容を意識して過ごして頂きたい。
優秀なジュニアコンサルが何を考え、どのように過ごすべきかをリアルに知りたい人は、ぜひ「総合コンサルファームの歩き方」というnoteについてもぜひご一読することをおすすめしたい。
著書は新卒でBIG4コンサルに入社して、最短でシニアコンサル・アソシエイトに昇進した経歴を持つ。
そんな著者が何を考え、どのようにコンサルファームで過ごし方についてリアルに書かれているおすすめのnoteである。
「総合コンサルファーム」というタイトルではあるが、戦略ファーム・総合ファーム問わず活用できる内容となっている。
現役コンサルは今すぐ転職エージェントに登録すべき
上記で紹介した内容に加えて、コンサルタントとしての成長を加速させていく上では、常に自分の市場価値を把握しておく必要がある。
コンサルタントと一言で言っても、所属ファームや経験プロジェクトによって、専門性やスキルセットは大きく異なる。
そのため、市場価値の確認にはコンサル業界知識やポストコンサル転職の知見を豊富に持つエージェントのサポートが必須である。
仮に最適なエージェントを選ぶことができなければ、市場価値を確認できないだけでなく、間違ったアドバイスを受けてしまうリスクも存在する。
具体的には、コンサル/ポストコンサル転職に特化したアクシスコンサルティングに登録すべきである。
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筆者の2度のポストコンサル転職の経験を凝縮しているため、間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手総合エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
そもそもポストコンサル転職の経験がない人が書いている記事も散見される。
上記の記事はポストコンサル転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。