新卒・中途問わず人気が高い電通であるが、近年は「やばい」という声も挙がっている。
そんな電通について、本記事では年収や評判、求人などの転職情報を徹底解説する。
電通への転職を目指すのであれば、国内最大級の転職エージェントであるリクルートエージェントをおすすめしたい。
そのほかに本当におすすめできるエージェントについては以下の記事をご覧いただきたい。
転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
電通の年収
上記は電通の年齢別の年収である。
電通は広告業界全体の中でも突出して年収が高いが、その大きな理由が100時間までなら残業代がつくからである。
9:30~17:30が定刻であるが毎日5時間残業し続けても、全て給料としてもらうことができるのだ。
なぜここまで残業におけるウェイトがあるのかというと、他社とのコンペに打ち勝って案件を得た後は今後継続も出来るよう「納品までひたすらクオリティを磨き続ける必要がある」からである。
年々「残業を減らす文化」へ変更していこうとしているものの、残業代が出るからこそ良い年収を得ることが出来ている。
ただ、一度年収が1000万円台に到達するとその後は急スピードで上がることが少なく、年齢とともに徐々に上がっていくのが電通の年収の特徴だ。
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電通はやばいのか?
電通は長時間労働とそれに伴う社員の不幸や、コロナ対策における政府との癒着など何かと話題になる企業でもある。
つい先日も「正社員の個人事業主化」が発表され、一部からは「新しいリストラスキームだ」と批判されていた。
昨今はネット広告の市場が急拡大しており、サイバーエージェントに時価総額で抜かれるという歴史的な瞬間があった。
実際にコロナの影響があったとは言え、2期連続で赤字となるなど業績面でも苦戦を強いられている状況である。
一方で、現段階で電通を「やばい」と言い切ることはできない。
現状は「これから伸びるであろうデジタル広告における知見のない高給社員が足枷になっている」といった話も聞くが、前述の「正社員の個人事業主化」も含めてすでに動き出している。
国内でも圧倒的な認知度を誇り、抜群の資本力やリレーションを持っているため、今後も高いプレゼンスを保っていくことが予測される。
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電通の中途採用・求人情報
電通は元々新卒採用一本でプロパー主義の企業であった。
しかし、長時間労働に伴う社員の不幸等を受けて2017年1月から中途採用も大々的に行うようになっている。
当初は中途採用では営業職の契約社員のみという流れであったが、現在は正社員枠もある程度準備されるようになっている。
しかし実際の所、契約社員から正社員へ切り替えもしくはリファラル採用が正社員雇用の中心となっているのが実態である。
その理由は正社員雇用では採用に至る難易度が高いからである。
元々中途社員を大量に雇用するのではなく、スキルを持っている社員を狙って雇用するスタイルであり、応募して正社員として採用される確率は約5%ほどとかなり難易度が高い。
- 契約社員:営業職
- 正社員:人事職/グローバルビジネス職/企画制作職/営業職/エンタテイメント運営職/デジタル領域専門職など
頻繁に募集しているのは営業職であり、専門職はタイミングによって募集打ち切りをしていることがあるため、転職を希望する場合はこまめなチェックが必要である。
転職エージェントに登録して、電通への転職に興味があることを伝えておけば、募集が始まったタイミングで連絡をもらうことができる。
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電通の中途面接
電通の中途面接は以下の流れで行われる。
- 書類選考
- 一次面接
- WEB適正テスト受験、小論文提出
- 二次面接
- 最終面接
電通では「とりあえず会ってみる」という姿勢で面接が行われる。
実際に転職面接を受けた知人曰く、以下のような一般的な質問から、突拍子もない質問もされたという。
- 5年後、10年後、将来どうなりたいかビジョンはあるか?
- 何をこれまでどんな仕事をしてきたのか?その際どんなことを意識してきたか?
- 私は今何を思っているか分かるか?
- あたなを動物にたとえると何か?
しっかり準備をして面接に挑む必要があり、カジュアルな気分で面接にいくと簡単に落とされてしまう。
また、社員同士の上下関係がしっかりし、飲み会も昔ほどではないが若手は参加する風土が根付いているため「体育会系の文化だがついてこれるか?」といったことも質問される可能性もある。
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電通の激務の実態
結論から言うと、電通は激務と言える。
- 会社から「残業は出来るだけするな」という達しがあってもノルマをこなすために残業せざるを得ない
- 仕事の裁量の自由度が高く働きがいがある分、結果を求められ過重労働が発生してしまう
改善されたとはいえ、長時間労働に伴う社員の不幸が起きている。
実際、任される案件によって勤務時間に波があり、忙しい時は休日出勤、月々の残業時間70時間越えということも起こりうる。
残業時間が60時間まで自由に働くことができるので、仕事がとにかく好きという社員が集まりやすい環境なのだ。
これ以上残業をするな、というお達しが出ていても深夜の営業時間外に先方と連絡を取り合うスーパー営業マンが複数存在する部署も実際にはある。
しかし、大企業であるために「オリンピックに関わる仕事」など電通だから任せてもらえる仕事が多岐に渡りかつ、若くして担当することができるので仕事能力を更に磨くには魅力的な会社である。
一方で、「体育会系カラーがきつすぎる」「激務過ぎる」といった理由で社員が退職していく事実もある。
そのため、「電通に入社して何をしたいのか」「どこまで自分に働き続ける能力があるのか理解しているか」ということが自分自身で認識していることが非常に大切なポイントだ。
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電通への転職でおすすめのエージェント
前述の通り、電通の中途採用は積極的に行っているわけではなく、かつ難易度が非常に高いことで有名である。
そのため、電通への転職支援実績が豊富なエージェントのサポートが不可欠である。
電通への転職支援実績が豊富なエージェントに登録しておけば、募集が行われたタイミングで知らせてくれるだけでなく、これまでの転職支援で培ったノウハウを提供してくれる。
逆に、間違ったエージェントに登録してしまうと、対策できるような情報を持っていないことはもちろん、最悪の場合予測でアドバイスをしてくる可能性もある。
具体的には、業界最大手エージェントであるリクルートエージェントに必ず登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
リクルートエージェントは言わずと知れた国内最大の転職エージェントである。
求人数/幅では国内敵なしの状態であり、また担当エージェントの質の高さにも定評がある。
リクルートさんは求人の取扱数からレスの早さまで圧倒的でした。
アドバイスも的確で、転職活動を戦略的に進めることができました。
リクルートさんには業界に知見のある担当者がいるので、適切なアドバイスをもらう事できました。
業界最大手だけあってサポートが手厚いのもありがたいです。
その他にハイキャリア.com運営メンバーの実体験から本当におすすめできる転職エージェントを以下にまとめているため参考にしていただきたい。
転職でキャリアを築くことに本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできないエージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事は転職でキャリアを築くことに本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。