『ハイパフォコンサル』はINTLOOP株式会社が運営する18年目を迎える大手フリーコンサルタント向け案件紹介サービスです。
同業種の売上規模で見ると最大を誇る『ハイパフォコンサル』では、ご登録されたフリーコンサルタントのレジュメや人柄のどのような点を重視しているのか。
そして、競合の多い環境で優位に立つために今後描いているサービスの未来とは?同社の人材調達本部・脇 正雄さんと池田聡美さんにお話を伺いました。
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コンサル需要は増している。特にDX・ITコンサル系には企業からの依頼が殺到
- まずはじめに『ハイパフォコンサル』とはどのようなサービスであるかを教えてください
脇:『ハイパフォコンサル』は、INTLOOP株式会社が運営するフリーランスのコンサルタント向け(以下、フリーコンサルタント)の案件紹介サービスです。
30代から40代の若手フリーコンサルタントを中心に26,000名以上にご登録いただいており、一部上場企業や外資系企業などからご相談いただいた案件をご紹介させていただいております。
2022年でサービス立ち上げから18年目を迎えました。『ハイパフォコンサル』で取り扱っている案件は、コンサル領域であれば基本的にジャンルを問いません。
戦略系プロジェクトはもちろんのこと、プロジェクト管理案件(PM・PMO)やDX領域のITコンサル案件も多数ご紹介しております。
フリーコンサルタント向けの案件紹介サービスのなかでは、売上規模の観点で見ると国内最大のサービスです。
- どのような経緯で立ち上がったサービスなのでしょうか?
脇:弊社代表の林はもともと大手外資系コンサルティング会社出身です。
起業当初は自身の強みを活かしてコンサル案件の受託事業からスタートしたのですが、その当時から自社内で対応できない業務やリソース不足の時に、外部のフリーコンサルタント様にご依頼していました。
そこから、「弊社のプロジェクトの進め方は他社にもニーズがあるのでは?」とサービス化の着想を得て、18年前に案件紹介サービスをスタートしたかたちとなります。
- 最近のコンサル案件のトレンドはどのような感じですか?
池田:やはり、DXを中心としたITコンサル案件が圧倒的に多い状況です。特にコロナを契機に、企業様からのご依頼が大幅に増えましたね。
『ハイパフォコンサル』では、戦略系、M&Aやデューデリジェンスなどに関する案件ももちろん取り扱っていますが、とにかく人手不足になるほど需要過多な状態なのがITコンサル系の案件になります。
新型コロナウイルスの第一波がまん延したときは、新規事業系のコンサル案件がストップしたのですが、現在ではコロナ以前を超える市況となっています。
「コンサル案件は不況時にも需要が増す」傾向がリーマンショックや3.11の時にも見られたのですが、アフターコロナもそのような傾向が見てとれます。
面談では仕事の信頼度や滲み出る性格を注視している
- サービス利用の流れはどのようになっていますか?
池田:まず、会員登録と履歴書・職務経歴書をお送りいただきますと弊社コーディネーターによる書類確認を経て初回面談が実施されます。
初回面談では、これまでのご経歴やどのような案件をご希望であるかなどをヒアリングさせていただきます。
その後、コーディネーターがご案内した案件内にご希望の案件がございましたら、エントリーを行なっていただき発注企業様による選考面談が実施されます。その後、条件提示とご契約の締結後、プロジェクトへアサインされるかたちとなります。
- 初回面談時にはご登録されたフリーコンサルタント様のどのような点を注視していますか?
脇:記事を読まれているフリーコンサルタント様にお伝えできる範囲の内容でお話をいたしますと、これは辞めたほうがいいと思うことは、ITコンサル系案件から短期間で離脱してしまうこと。
そのようなプロジェクト遍歴をレジュメ(職務経歴書)に記載すると、細かくプロジェクトがブツ切りのようになってしまうと思います。
しかし、3カ月ほどの短期間で完了することもある戦略系コンサル案件とは違い、ITコンサル系案件は一般的にはクライアント様に評価されれば長期間プロジェクトは続くかたちとなります。
そのため、ITコンサル系案件に比較的短期間で移り変わっている方のレジュメを見ると、”何か問題がある方なのかな”とコーディネーターとしてはネガティブに捉えてしまいがちです。
そのほか、パーソナリティーの面で言いますと「柔軟性がある方かどうか」は意識して見ています。『ハイパフォコンサル』のフリーコンサルタント様の中心は40〜50代の方です。皆さんこれまで積まれたキャリアのなかで磨かれてきた仕事のフォームや思考パターンをお持ちなはずです。
しかし、コンサルタントは自分の考えに固執しすぎずクライアント様の目線をあわせたり、新しい考えやツールに先入観なく触れる姿勢も大切です。
自分のやり方を強引に相手に押し付けたり、柔軟に進め方を変えられないことはプロジェクトの成功を遠ざけてしまいます。お客様目線にあわせてコミュニケーションできるか、高圧的だったり横柄なご性格ではないかをコーディネーターとして注視しています。
- フリーコンサルタントと『ハイパフォコンサル』の関係性はどのような感じなのでしょうか?
脇:私が『ハイパフォコンサル』のコーディネーターを担当するにあたって、一番念頭に置いているのはクライアント様への価値提供です。
そのため、サービスにご登録いただいているフリーコンサルタント様は、弊社のお客様という認識よりも、ともにプロジェクト成功に向けて課題解決していく”パートナー”という認識が強いです。
パートナーという意識で関係を築くため、高い付加価値を生み出すことができる。そして、案件が継続しフリーコンサルタント様へも還元することができる。
こうして、クライアント様・フリーコンサルタント様・そして弊社の「三方よし」の関係性を維持し続けることが、事業の持続性・成長性を高めていくと考えています。逆にこのバランスが一部に偏ってしまうと、事業は存続しにくくなるのかなと思いますね。
コンサル案件ならどんな課題でも解決できるように。総合力No.1を目指して組織を強化していきたい
- フリーコンサル向けの案件紹介サービスはいま非常に数が多い状況かと思います。競合サービスが増えているなか、どのように他社と差別化していく考えでしょうか?
脇:まず1つ目のポイントは、フリーランスを取り巻く活動全般のサポートをしていきたいということです。弊社では、フリーランス向け 福利厚生サービス『fukurint(フクリント)』という、会社員のように福利厚生が存在しないフリーランスの方々に向けて、税務相談が気軽に行えるサービスや月々500円から加入できる所得保障保険などをご提供しています。
【フリーランス向け 福利厚生サービス『fukurint(フクリント)』のご紹介】
INTLOOP株式会社が提供するフリーランス向け福利厚生サービスが『fukurint(フクリント)』です。 会社員のように福利厚生を受けられないとお悩みのフリーランスに向けて、確定申告などの税務関連のサポートをはじめ、フリーランスを助ける各種サービスを利用することができます。 ▼ サービス例 ・フリーランスの方へ最適な税理士を無料紹介 ・初回無料で税務相談を行うことができる ・もしもの時に安心の所得保障保険(月々500円~) ・家具、家電のサブスクサービスへのご案内 |
ご登録のフリーコンサルの方々にも案件を紹介するだけでなく、『fukurint(フクリント)』のようなフリーランス生活全般を支えるサービスをご提供し、さらに長期間にわたる関係性構築を図っていきたいと考えています。
2点目は弊社が目指すビジョンによる差別化です。『ハイパフォコンサル』が目指しているのは、”コンサル領域と名のつく案件ならば”どんな案件に対しても高い付加価値を出すことのできる存在になることです。
あらゆる種類のコンサルタント様に対して活躍の場を提供し、コンサル案件は全て高品質で対応できる組織を作っていきたいです。
- ご回答ありがとうございます! 『ハイパフォコンサル』がどのようなサービスであり、フリーコンサルタントとどのような関係性を目指しているかを本日はお伺いすることができました。
同業態のサービスのなかでは売上規模No.1の『ハイパフォコンサル』だからこそ、高額案件への参画が可能です。ぜひ、コンサル案件にご興味のある方はサービスにご登録されてみてください!