戦略コンサル特化のマッチングサービスの強みとは?ハイタレント・有吉氏に聞く

有吉洋平氏。ローランド・ベルガーを経て、フリーコンサルタントとして独立。2020年1月、個人の選択肢と可能性を広げるべくハイタレント株式会社を共同創業し、代表取締役就任。HiTalent(ハイタレント)」は戦略コンサルに特化したサービスとして独自のポジションを築く。

昨今のフリーコンサル市場の拡大を牽引しているのが、フリーコンサル向け案件マッチングサービスの存在である。今回は数あるマッチングサービスの中でも、戦略コンサルに特化したサービス「HiTalent(ハイタレント)」を運営するハイタレント株式会社の代表取締役・有吉氏にサービスの特徴・強みについてお聞きした。

「戦略特化」「独自コミュニティ」「多数の低稼働案件」が強み

- ハイタレントの強みについて教えてください。

まず対企業向けの強みとしては、戦略コンサルに特化しておりフリーランス/副業人材の中でも特に優秀な登録者が多い点があげられます。

フリーランスの方は登録自体は自由にできますが、実際に案件をご紹介するにあたっては審査を行っています。

対フリーランス/副業人材向けの強みとしては、ただフリーランスを集めるだけではなく、コミュニティを作る仕組みを持っていること、稼働率が50%以下の低稼働案件を多数取り扱っていることがあげられます。

- コミュニティとは具体的にどのようなものなのでしょうか?

具体的には月に1回勉強会や交流会をオンラインで行っており、お互いが学び合う場所を提供しています。

例えば、直近ではフリーコンサルタント向けにデータサイエンスやDX関連などのテーマで勉強会を行いました。

今後コンサルティングを行っていく上ではDXは切っても切り離せないので、その分野での専門性を高めてもらうことが狙いです。

現在コミュニティに関しては日本人がメインとなっておりますが、今後はさらにグローバル化も見据えており、英語を主体としたコミュニティを作り、国境を超えて情報交換ができる場所も提供したいと考えています。

低稼働案件が多く、起業準備期間や副業でも対応可能

- 低稼働案件を扱っているエージェントは少ないですが、一方で、起業準備期間や副業で働きたいというニーズが大きいかと思います。

はい、実際ハイタレントの登録者の割合としては、100%稼働を前提としたフリーコンサルタントが30~40%、事業会社に勤める元コンサル(副業)が30~40%、起業と並行してフリーコンサルを行う人が20~30%となっています。

他社の登録者の場合、100%稼働を前提としたフリーコンサルタントが多いかと思いますが、ハイタレントは50%程度の稼働率の案件や、土日にスポットで稼働できるような案件が多く、半数以上が起業準備中の方か副業人材になっています。

- 事業会社に勤める元コンサルの方がフリーコンサルとして稼働するのは新しいですね。

戦略コンサルから事業会社に転職して、ハイタレントを利用して週10時間前後フリーコンサルとして働く方が多いです。

そのため、例えばスタートアップへの転職の場合、年収が下がることも多いですが、副業でフリーコンサルを行うことで、トータルの収入を維持または増加させることができるという事例もあります。

こうした選択肢を提供して、実際に「チャレンジしながら収入が増えた」というポジティブな声があがっているので、我々としても非常に嬉しく思っています。

- 登録者の年齢構成はいかがですか?

ボリュームゾーンは20代後半~30代になります。

他社の場合30~40代の方が多いと思いますが、ハイタレントは若手が多いという特徴があります。

もちろん50~60代の登録者の方もおりまして、今後ミドル以上の人たちにより魅力的な案件を紹介することにも注力していきたいと考えています。

スタートアップや海外ファームも開拓していく

- どのようなクライアントが多いのでしょうか?

現状だとコンサルティングファームや大手事業会社が中心となっていますが、今後は事業会社の割合を増やしていきたいと思います。

大手事業会社を中心に、他にもスタートアップやPEファンドの開拓も行っていく予定です。

また中長期的なビジョンで言うと、海外のファームや事業会社の開拓も考えています。

- 案件のテーマ構成はいかがでしょうか?

戦略やDX、コストカット、マーケティング系の案件が多いですが、最も多いのは戦略案件で、特に新規事業が多いです。

新規事業は0→1フェーズの案件よりも、1→10フェーズの案件が多いです。

その他、戦略案件では競合他社のベンチマークなどの調査案件が多いです。

今後の展望はフリーランス同士の”知の余剰の活用”

- 今後サービスをどのように展開していく予定ですか?

今後の展望としては”知の余剰の活用”ができるような、より強固なコミュニティを作りたいと思っています。

ただ案件を紹介するだけのサービスではなく、登録者同士が有機的につながりノウハウを共有し合えるようなコミュニティを目指していきたいです。

例えば、登録者同士で案件の受発注ができたり、とある領域についての知見がほしい場合にフリーランス同士が相談できるようなイメージです。

将来的にはこのコミュニティにVCやエンジニアなどを巻き込みながら、スタートアップスタジオのような形で運営していくという構想もあります。

- 最後に読者の方に一言お願いします。

ハイタレント自身もスタートアップでありまだ新しいサービスのため、ぜひこれから一緒にコミュニティを作り上げていく人が登録してくれると嬉しいです。

HiTalent(ハイタレント)とは

High-talent

案件単価:★★★★★
案件種類:★★★☆☆
担当者の質:★★★★★

HiTalentはローランド・ベルガーを経てフリーコンサルを経験した代表が立ち上げたフリーコンサル案件マッチングサービスである。完全審査制であり、戦略コンサル経験者(戦略コンサルファーム+総合コンサルファームの戦略部門)が対象のサービスとなる。

独自ルートで市場には出回らない案件を取り扱っており、月200万円以上の高単価案件が中心となっている。また、独自ルートにより副業や低稼働案件も取り扱っているという特徴もある。

▼特徴

  • 戦略案件特化(対象者も戦略コンサルファーム+総合コンサルファームの戦略部門出身者)
  • 独自ルートによる高単価(200万円/月以上)や低稼働&副業案件の取り扱い
Visited 184 times, 1 visit(s) today
おすすめの記事