タナベコンサルティングはやばい?激務?リアルな評判を社員の声から徹底解説

創業60年を超える日本の経営コンサルティングのパイオニアであり、大企業から中堅企業の経営者のパートナーとして、企業の経営全般を支援しているのがタナベコンサルティングである。

本記事ではタナベコンサルティングの良い評判から「やばい」という評判まで忖度なく解説しているためぜひ参考にして頂きたい。

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  • コンサル業界特化で、ビヘイビア面接 ・ケース面接対策に強い
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横山 諒平
監修者

Flow Group代表取締役/コンサルタント

株式会社Flow Group代表取締役。慶應義塾大学経済学部卒業。
大学卒業後はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社し、製造業のクライアントを中心に中期経営戦略の策定やM&A実行支援、新規事業立案・立ち上げ支援に従事。
その後、株式会社リクルートライフスタイル(現株式会社リクルート)における事業戦略・予算策定、事業開発に従事。フリーコンサルとして独立後、2019年8月株式会社Flow Groupを創業。

コンサルマン
執筆者

コンサルマン

コンサルキャリア編集部。コンサルキャリアおよびコンサルマンは株式会社Flow Groupが運営しています。Twitterフォロワー1.9万人

本記事を作成するにあたっては、実際に現役タナベコンサルティング社員複数人にインタビューを行っている。

本記事でわかること
  • タナベコンサルティングがやばいと言われる理由
  • やばいと言われる理由の真相
  • タナベコンサルティングの激務の実態
  • 現役・元タナベコンサルティング社員によるリアルな評判

タナベコンサルティングへの転職を目指す上ではおすすめのコンサル転職エージェントも参考にして頂きたい。

タナベコンサルティングのやばい評判があがる理由

タナベコンサルティングは「やばい」と言われることも多く、ネット上で度々ネガティブな評判が上がっている。

実際「タナベ経営 やばい」(タナベコンサルティングの旧名)というキーワードは月間720回も検索されている。

タナベコンサル_やばい
出所:Googleキーワードプランナー

タナベコンサルティングのやばい評判があがる理由について、現役タナベコンサルティング社員複数人にインタビューを行った内容を踏まえて、徹底的に解説していく。

タナベコンサルティングがやばいと言われる主な理由は以下の通りである。

  • 激務すぎてやばい
  • 歴史が古すぎてやばい
  • 上場企業だからやばい
  • 実行フェーズが弱いからやばい

現役タナベコンサルティング社員の実体験に基づくリアルな評判を解説しているためぜひ参考にしていただきたい。

タナベコンサルティングは激務すぎてやばい

タナベコンサルティングには激務すぎてやばいという印象を持つ人も多いようだ。

この「激務だからやばい・やめとけ」の真相を探るためにファクトを見てみたい。

以下は主要コンサルファームの月間残業時間をランキング化したものである。(出所:Open Work

順位 ファーム名 月間残業時間(h)
1 アーサー・D・リトル 85.4
2 マッキンゼー・アンド・カンパニー 76.7
3 ドリームインキュベータ 75.5
4 A.T.カーニー 72.6
5 ローランド・ベルガー 68.2
6 ベイン・アンド・カンパニー 64.4
7 デロイト・トーマツ・コンサルティング 63.1
8 ボストン・コンサルティング・グループ 62.8
9 PwCコンサルティング 62.4
10 タナベコンサルティング 62.1
11 EYストラテジー・アンド・コンサルティング 53.1
12 アクセンチュア 52.1
13 KPMGコンサルティング 43.4
14 アビームコンサルティング 36.3
15 ベイカレント・コンサルティング 33.0

タナベコンサルティングの月間残業時間は62.1時間とランキングの中位に位置しており、数あるコンサルティングファームの中でも平均的なものであることが分かる。

一方で、コンサルティングファームは全体的に激務であるため、その中で平均的ということは「激務すぎてやばい」というのは一定間違っていない可能性が高い。

ただし、実際に激務になるかはプロジェクトの内容やフェーズによって大きく変わってくるため、「激務すぎてやばい」という評判に振り回され過ぎないことをおすすめしたい。

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。

タナベコンサルティングは歴史が古すぎてやばい?

タナベコンサルティングは、1957年に創業し、日本では歴史が深いコンサル企業の1つである。

長年にわたり日本企業を支援してきた経験・ノウハウは伝統的なものがあり、非常に深い価値がある一方で、歴史が古すぎるがゆえに、いわゆる「伝統的な日本企業の文化や体質が残っていてやばい」との声を聞くことがある。

例えば、女性社員が活躍しにくい、年功序列であると言った点であるが、実態は少し異なるようだ。

正直、昔はいわゆる、猛烈サラリーマンタイプの方々が活躍できるような職場環境だったようです。しかし、時代が変わると変化しないといけないのが企業です。タナベコンサルティングも変革を求められ、現在では、多様な社員の活躍と成長に向けた、様々な施策を取り入れています。また、施策を取り入れて終わりではなく、しっかりと現場の社員からアンケート等を取り、改善していますね。

現役タナベコンサルティング社員A氏

最近では、男性社員だけでなく、女性社員の活躍も目立ち始めました。2021年3月末時点の女性管理職比率は23.4%とまだまだ改善が必要な水準ですが、この水準を上げるべく、経営レベルから女性社員が活躍できるような施策や文化を浸透させようとしています。女性社員は男性社員には無い視点や考えを持っており、それはコンサルタントの仕事にとって大きな武器となりますからね。

現役タナベコンサルティンググループ社員B氏

タナベコンサルティングは上場企業だからやばい?

タナベコンサルティングは東証プライムに上場している上場企業である。

そのため、日々投資家からのプレッシャーをかけられながら業績の向上に努めている。

しかし、上場企業であるため時には数値目標に対してシビアになることがあり、結果として現場の社員が疲弊してしまってやばいという噂がある。

実際、現場の社員はどのように感じているのだろうか。

目標を達成するために、ある程度のプレッシャーがあったりするのは、会社員として当然のことですし、タナベコンサルティングが特別、プレッシャーが強いということはありません。会社員で働く以上、会社から給料として対価をもらっているわけですし、その分、成果を出そうとすることは、至極、当たり前かなと考えています。私だけでなく、他の社員も同様の考えだと思いますよ。

現役タナベコンサルティング社員C氏

経営陣等のレベルだと、多少、投資家からプレッシャーをかけられているかもしれませんが、少なくとも現場の社員は、そのプレッシャーは感じません。おそらく、経営陣や上司の方々が守ってくれているのだと思いますので、現場の社員からするとそういった経営陣等のためにも頑張ろうとなりますね。

現役タナベコンサルティング社員D氏

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

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タナベコンサルティングは実行フェーズが弱いからやばい?

経営コンサルティングとして、長年の実績を誇るタナベコンサルティングであるが、一方で、実行フェーズ(提案内容を実行する段階)に関する知識・経験が乏しくやばいという懸念が挙げられている。

近年では、DX・IT化のトレンドを背景に、戦略立案から実行までを一気通貫で支援するコンサル企業が出てきている中で、タナベコンサルティングはその波に乗り遅れているのだという。

こうした状況は本当なのか、そして本当なら会社はどうしようとしているのか。

現場の社員に実態を踏まえて聞いてみた。

経営コンサルティングが得意なのは、事実としてあると思います。一方で、実務経験のある中途社員を雇ったり、実行フェーズにも力を入れつつあります。その点については、流石に経営陣も「経営コンサルだけでは、この先は生き残っていけない」という危機感があるのでしょう。

現役タナベコンサルティング社員E氏

近年では、技術の進歩が目まぐるしく、伝統的な経営コンサルだけでなく、手も動かせるコンサルのニーズが高まっていることは、会社全員が理解しています。なので、DX・ITや、実行フェーズに関する社内研修も最近は増えてきていますね。

現役タナベコンサルティング社員F氏

タナベコンサルティングのポジティブな評判

ここでは、タナベコンサルティングにポジティブな評判について解説する。

経営に関するノウハウを学べる

タナベコンサルティングは経営コンサルティングを中心とした企業であるため、やはり、経営に関する知識・ノウハウを学べるという評判がある。

経営と言うのは、全ての企業にとって不可欠な要素であり、その要素に関する知識・ノウハウを養える点は、多くの転職検討者、および、就職活動中の新卒学生等にとっても魅力的となっているようだ。

企業が目指すべきビジョン、方針、組織体制、更には戦略や財務に至るまで、経営に関する知識・ノウハウを細かい点まで仕事を通じて学べる点は、タナベコンサルティングでしか経験できないかもしれません。さすが、創業60年以上だけあって、蓄積してきたノウハウがありますね。

現役タナベコンサルティング社員A氏

少数精鋭のチーム

タナベコンサルティングは、歴史があるコンサル企業、かつ、上場企業である一方で、グループ全体の従業員数が660人(2023年4月1日時点)と他の総合系コンサルティングファーム等と比べて、小規模となっている。

このため、一人一人の社員が優秀であり、プロジェクトにおいても少数精鋭のチーム体制となっている。

そのため、クライアントにとっては、低予算で、高品質の成果物をアウトットしてくれると好評を得ているようだ。

少数精鋭のチーム体制は、クライアントにとってメリットがあるだけでなく、社員側の我々としても、コンパクトなチームになるので、仕事のスピードが速くなり、仕事しやすくなります。また、少数精鋭だと一人一人がプロとしての自覚を持ちますので、その点も社員の成長につながっていると思います。

現役タナベコンサルティング社員B氏

人材育成を注力している

タナベコンサルティングでは、人材育成に関する様々な制度が導入されている。

例えば、コンサルタントアカデミー(コンサルタントに必要な知識・分析手法等の基本スキルをテーマ毎に4回にわたり身につける研修)、チームコンサルティングブランド研修(チームコンサルティングブランドのメソッドを習得し、現場での実践に活かせる研修)、エルダー制度(上司が直接指導するのではなく、豊富な知識と職業経験を有した社内の先輩社員が教育係となり、キャリア形成上の課題解決を援助して個人の成長を支え、また悩みや問題解決をサポートする仕組み)等、である。

また、これら以外にも、オンライン研修や他部門・他グループ間の人材交流等、様々な制度を導入しており、会社全体として人材育成に注力しており、社員育成に関して定評を得ているようだ。

「制度は整っているが、実際に活用している社員はほとんどいない」という会社がありますが、タナベコンサルティングでは、人材育成制度をほぼ全員が有効活用しています。みんなが活用して、成長し合う文化を構築した企業努力の賜物だと思いますね。この人材育成の仕組みは、競合他社もなかなか真似できないと思います。

現役タナベコンサルティング社員C氏

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

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タナベコンサルティングのネガティブな評判

ポジティブな評判がある一方で、タナベコンサルティングにネガティブな評判もあるようだ。

ここでは、評判が本当であるのか実態も含めて解説する。

組織が縦割り

タナベコンサルティングは、ストラテジー・ドメイン、デジタル、HR、M&A等、領域ごとに事業部が分かれているが、それぞれの組織が縦割りとなっており、部署間でシナジーを起こせていないという課題を持っているという評判があるようだ。

日々、クライアントの経営課題は複雑化しており、単体の事業部だけでは解決しきれない課題も出てきている中で、連携し、共同でコンサルサービスをしなければ会社として生き残っていくことは難しい。

組織が縦割りとなってしまっていることは、事実なのか、社員に実態を聞いてみた。

組織が縦割りなんてことは無いです。連携し合わないとクライアントの為にならないですし、それを考慮しなくても、事業部関係無しに社員同士で交流しています。プロジェクトや提案のこともそうですし、ナレッジシェアもしますよ。縦割りで生き残っていけるような時代ではないので。

現役タナベコンサルティング社員D氏

中小企業との取引が乏しい

これまで多くのクライアントを支援してきたタナベコンサルティングであるが、その主要クライアントの多くが、いわゆる、大企業となっており、一方で、中小企業に対するプロジェクトの実績や繋がりが少ないという噂がある。

今後、日本経済が活性化していくためには、大企業だけでなく、中小企業の成長も必要となるが、そのようにビジネスチャンスを秘めている中小企業に対しての取引が乏しい点は、タナベコンサルティングにとって痛手となり得る。

そういった噂に対して、現場の社員のリアルな意見を聞いてみた。

タナベコンサルティングは今まで、10,000社以上の支援実績があります。もちろん、大企業のクライアントもいますが、中小企業のクライアントも一定数います。何を持って多いか少ないかは分かりませんが、少なくとも中小企業との取引が乏しいということはありません。そんな線引きしていたら、クライアントからの信頼を失ってしまいますので、中小企業との取引もタナベコンサルティングにとっては、非常に重要です。

現役タナベコンサルティング社員E氏

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

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会社名 株式会社Flow Group
会社HP https://consul-career.com/corp/
所在地 東京都新宿区市谷田町3丁目8 市ヶ谷科学技術イノベーションセンタービル 2F 
法人番号 5011001129632
厚生労働省 有料職業紹介事業認可番号 13ーユー315272
適格請求書事業者登録番号 T5011001129632
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