フリーランスエンジニアとして独立するというキャリアの人気が拡大している。本記事ではそんなフリーランスエンジニアになるための方法から、やるべき準備、案件獲得方法・営業方法まで徹底的に解説していく。
フリーランスエンジニアに興味がある人は、案件を紹介してくれるフリーランスエンジニアエージェントであるテックビズフリーランスにまずは登録することをおすすめしたい。
Contents
フリーランスエンジニアになるためにやるべき4つのこと
フリーランスエンジニアになるためには以下の4つは最低限やる必要がある。
1. ファイナンス周りの整備
まずはファイナンス周りの整備は必須でやるべきことである。
フリーランスエンジニアとして独立すると社会的信用がゼロになる。そうなると住宅ローンはおろか、クレジットカードの発行さえできなくなる。
そのため、事前に数年先の人生計画まである程度ざっくりでもいいので立てておく必要がある。
また、フリーランスとして参画する案件によっては支払いサイトが「翌々月の末」だったりするので、そうした状況でも日々の生活がしっかり回るような貯金も必要になる。
2. スキルシート作成
フリーランスエンジニアとして案件を獲得しようと思うと、必ずスキルシートをクライアントに提示する必要がある。
スキルシートにはこれまでの経験や強みなどを記載することになるが、作成することで自分自身のスキルセットを棚卸しすることもできるため、できるだけ早く作成することをおすすめしたい。
スキルシート自体は一度作成して終わりではなく、日々更新していくものである。
3. 案件探し・獲得
「ファイナンス周りの整備」および「スキルシートの作成」ができたら、次は実際の案件探しである。
フリーランスエンジニアとして独立しようとする人の中には、まず独立手続きをしてしまう人もいるが、実際に独立する前に「実際にどんな案件を紹介してもらえるか?」「自分ならどんな案件が獲得できるか?」という点も確認することのほうが優先順位は高い。
もしこの段階で案件が紹介してもらえなかったり、そもそも案件を獲得できないのであれば、フリーランスエンジニアとして独立しないほうがいいと言える。
具体的な「案件獲得方法」については以降で詳しくご紹介する。
4. 独立手続き
フリーランスエンジニアになるためには、会社を辞めて案件を獲得するだけでは不十分である。
開業届けや青色申告書を税務署に提出する必要もあるし、保険や年金の変更届を役所について行う必要もある。また、契約書を結ぶ上では印鑑も必要になるし、名刺や個人事業用の口座も必要になる。
こうした独立のための事務作業が完了して、はじめてフリーランスエンジニアになることができる。
フリーランスエンジニアの案件獲得方法
ここでは、フリーランスエンジニアになるために特に重要な「案件獲得」について詳しく解説していく。
フリーランスエンジニアの案件獲得方法は大きく以下の3つが存在する。
- 独自開拓(営業)
- 知人からの紹介
- エージェント経由
まず「独自開拓(営業)」は完全独力で案件を獲得する方法である。エンジニアを応募している会社にDMやテレアポをしたり、交流会などに積極的に参加して案件を獲得する。また、最近ではTwitter経由で営業を行って案件を獲得するフリーランスエンジニアも多い。
次に「知人からの紹介」は、プライベートや仕事で培ったネットワーク経由で案件を獲得する方法である。エンジニアを探している知人に案件の有無を聞いたり、Facebookで独立したことを投稿するなどで案件を獲得する。
最後が「エージェント経由」である。テックビズフリーランスなどのフリーランスエンジニアエージェントはエンジニアの代わりに案件を獲得してくれて、登録するだけで案件を紹介してくれる頼もしい存在である。
フリーランスエンジニアの案件獲得方法の比較
以下がフリーランスエンジニアの案件獲得方法を比較したものである。(★が多いものが評価が高い、逆に少ないものが評価が低い)
案件獲得方法 | 獲得難易度 | 案件単価 | 案件種類 |
独自開拓(営業) | ★☆☆ | ★☆☆ | ★☆☆ |
知人からの紹介 | ★★☆ | ★★☆ | ★☆☆ |
エージェント経由 | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
まず案件獲得難易度で見ると、独自開拓(営業)が圧倒的に難しい。そもそも特に何も実績もないフリーランスエンジニアに案件をくれる企業はおろか、話を聞いてくれる企業はほとんど存在しないと言っても過言ではない。
もちろん刺さるような実績があったり、業界内でも知名度があるようなスーパーエンジニアであれば話は別だが、「独自開拓(営業)」はフリーランスエンジニアとして最もコスパが悪い案件獲得方法だと言える。
「案件単価」でも同様のことが言える。案件単価が高い大企業は通常フリーランスの営業や知人紹介のようなライトな形で案件を発注することはない。(大企業によっては社内規定でフリーランスと直契約できないところも多い)
そのためよく「エージェント経由だと手数料が発生するので単価が低くなる」と言われることもあるが、間違ったエージェントを選ばない限り、エージェント経由のほうが案件単価は高くなる。
最後に「案件種類」で見た時も幅広い営業網を持つエージェントと、独自開拓(営業)や知人ネットワークを比較するとエージェントが完勝である。
総合的にみて、よほど業界内で知名度があるといったスーパーエンジニア以外はテックビズフリーランスなどのフリーランスエンジニアエージェントに登録して案件を紹介してもらうことをおすすめしたい。
独立するなら絶対にやるべきこと
フリーランスエンジニアとして独立するのであれば、案件獲得・紹介~一部雑務の対応まで担当してくれるフリーランスエンジニアエージェントに必ず登録すべきである。
一方で、一言でフリーランスエンジニアエージェントと言っても、各社で強みを持つ領域も異なれば対象となるユーザーも異なる。
そのため各エージェントの特徴を理解した上で、それぞれの良いところ取りをできるように、絶対にやるべきことは少なくとも2-3社のエージェントに登録しておくことである。
- ミドル層を中心に幅広い案件を検討したい人:テックビズフリーランス、レバテックフリーランス
- 低稼働・副業案件を検討したい人:ITプロパートナーズ
- フリーランス初級者向けの案件を検討したい人:ポテパンフリーランス、Midworks
実際に、筆者の知人で安定的に稼ぎ続けている人は必ず2-3社のエージェントに登録している。逆に1社にしか登録してない知人の多くが、自分の望むタイミングで案件を紹介してもらえない人も存在する。
おすすめのフリーランスエンジニアエージェント
テックビズフリーランスとは、株式会社NKC ASIAが運営するフリーランスエンジニアエージェントである。
高稼働~低稼働、フリーランス初心者から上級者など、幅広い案件に対応しているという特徴を持つ。比較的バランスよく全方位に強みを持ちながら特にミドル層の週5案件に強みを持つフリーランスエンジニアエージェントである。
▼特徴
- 高稼働~低稼働、フリーランス初心者から上級者向けなど幅広い案件に対応
- 独立経験のある担当者によるフリーエンジニアに寄り添った"痒いところに手が届く"サポート
- 特にミドル層のエンジニアにおすすめ
フリーランスエンジニアになるまでに必要な経験年数についてはこちらの記事で詳しく解説されているため、あわせてご確認いただきたい。
参考:フリーランスエンジニアになるまでに経験年数はどのくらい必要?【1年・3年・5年で比較】 | エンジニアファクトリー