
日立コンサルティングは日立製作所100%出資のビジネスコンサルティング企業で、日本企業のグローバル進出を支援している。本記事ではそんな日立コンサルティングの年収や激務の実態、転職難易度、社員からのリアルな評判を徹底解説していく。
日立コンサルティングへの転職を検討している人は、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに登録すべきである。詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
コンサル転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
Contents
日立コンサルティングの年収
日立コンサルティングの役職 | 年次(目安) | 年収(目安) |
ビジネスコンサルタント | 1~5年目 | 400~600万円 |
コンサルタント | 6~10年目 | 600~800万円 |
マネージャー | 11~15年目 | 800~1000万円 |
シニアマネージャー | 16年目~ | 1000~1200万円 |
ディレクター | 実力による | 1200万円~ |
上記は日立コンサルティングの役職別の目安年収である。日立コンサルティングの年収は、外資系コンサルファームなどと比べると見劣りしてしまうが、一般的な水準から見ると高年収を言える。
役職別で見ると、ビジネスコンサルタントで400~600万円、コンサルタントで600~800万円、マネージャーで800~1000万円、シニアマネージャーで1000~1200万円、ディレクターで1200万円~という形で推移していく。年齢でいうと30代後半で年収1000万円を超える形となる。
上記の通り役職が上がるにつれ年収UPも見込めるが、日立コンサルティングは実力主義よりも年功序列の社風が強いため、悪く言えばどれだけ頑張っても年収は伸びない、逆によく言えば"確実に"30代後半で年収1000万円に辿り着くという形である。
そのため日立コンサルティングは、「年収第一」ではなくある程度時間が掛かっても堅実に高年収を狙いたいという人にはおすすめの転職先と言える。
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日立コンサルティングの激務の実態
日立コンサルティングは日系コンサルの中では比較的激務な方と言える。日立コンサルティングの月間残業時間は55時間程度となっており、これは戦略コンサルファームよりもホワイトだが、総合コンサルファームよりも激務という水準となっている。
以下は主要コンサルファームの月間残業時間ランキング(=激務度)である。以下には日立コンサルティングは含んでいないが、仮に入れるとすると下から5,6番目あたりとなる。
RB:ローランド・ベルガー、ADL:アーサー・D・リトル、Mck:マッキンゼー、DI:ドリームインキュベータ、CDI:コーポレイトディレクション、BCG:ボストンコンサルティング、ATK:A.T. カーニー、DTC:デロイト、Bain:ベイン、AC:アクセンチュア、AB:アビーム
日系コンサルファームの中にはホワイトを売りにする企業も多いが、その中でも日立コンサルティングは比較的激務となっている。
日立コンサルティングの評判
実際に日立コンサルティングに勤める方々からの評判をご紹介する。ポジティブ/ネガティブの両面の評判があるため、ぜひ参考にして頂きたい。
▼日立コンサルティングのポジティブな評判
- 日立グループのブランドがあるため、市場からの信頼度が高い
- 親会社が案件を引っ張ってきてくれるので、必死に営業する必要がない
- 在籍人数が多く、仕事を分散できるため一人に過度な量の業務が降りかかることがすくない
日立コンサルティングは親会社が案件を引っ張ってくるため、営業活動を必死に行わずとも案件を確保することができるなど、日立グループとしてのブランド力に起因する面に高い評判が多かった。
また在籍人数が多いので社員同士協力し合いうまく仕事を分散できるため、過度なプレッシャーがないという点も外資系コンサルファームなどと異なり、良い評判が集まった。
▼日立コンサルティングのネガティブな評判
- 親会社の意思決定の反映が強いため、日立コンサルティング単体での決済権が弱い
- 残業時間が多く平日のプライベートの時間が確保しづらい
- 年功序列の文化がやや強く、実力よりも年数が重視される局面に納得がいかない
一方で親会社の決裁権が優先され、日立コンサルティング単体で動きづらい点や、年功序列が色濃く残っており、若手で実力があっても昇給しないなどが低い評判として挙がった。また、マネージャー以上になると業務量が増え、平日に自分の時間を作りづらくなってしまうことに対しての不満を感じる上層部も一定数存在するという。
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日立コンサルティングの転職難易度
日立コンサルティングの転職難易度は一般企業と比較すると高いものの、コンサル業界の中では比較的低いと言える。
- 職種によっては数年の実務経験やTOEIC800点以上などハイスキルが求められる
- 選考過程が多いため、長期的な選考を突破する力が必要
- 外資系コンサルファームや日系のTop Tierファームと比べると競争率が低い
日立コンサルティングではTOEIC800点以上や各業界での実務経験など、求められるスキルは高い傾向にある。また、選考フローも長く、転職を全工程を乗り切るための長期的な集中力も必要とされることから難易度は高くなる。
特に日立コンサルティングの特徴でもあるが、ペーパーテストが2度実施されているため、通常の面接対策に加え筆記対策が必要な点も注意したい。一方で、外資系コンサルファームや日系のTop Tierファームと比べると競争率が低く、他のファームと比較すると競争率が低いため、転職難易度は業界的に見て低いと言えるのだ。
ただし、これはコンサル業界の中で比較した場合の話であり、一般的な水準から見ると日立コンサルティングの転職難易度は高いと言える。そのため、コンサル転職に強みを持つエージェントに登録して対策を行ってもらうことをおすすめしたい。
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日立コンサルティングの強み・特徴
日立コンサルティングの強みでありかつ特徴としては以下になる。
- 日立コンサルティングの最大の特徴は45%の案件が日立グループが対象
- 日立グループのインフラ・ITを活用したソリューション提供が可能
まず、日立コンサルティングは約45%を日立グループを対象として案件であるため、営業・提案活動に時間を使わずにコンサルティングに集中することができる。また、日立グループのインフラやITソリューションをワンストップで提供できるため、クライアントから見て実行までスムーズに支援してもらえるという強みがある。
さらに、日立やグループ会社にシステム構築を任せることで、日立コンサルティングは事業戦略や業務改革に注力できるという特徴もあるのだ。
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日立コンサルティングの中途面接
日立コンサルティングでは、基本的に以下のようなフローで中途面接が行われている。
- 書類選考
- 適正テスト
- 1次面接(マネージャークラス)
- 志望動機書
- 最終面接(ディレクター・人事担当)
日立コンサルティングの中途面接は基本的に2回であるため、一見すると比較的簡単に感じるが、2度の筆記試験があるという特徴がある。特に志望動機書を書類にまとめて提出する必要があることから、日立コンサルティングでは他のコンサルファームに比べ、志望動機を重視する傾向が強いと言える。
そのため他のファームと比較して、日立コンサルティングを希望した理由はしっかりと固めておく必要がある。また、面接官を務める鈴木氏曰く、面接の際は以下の4点を重視しているので事前に把握したうえで面接に臨むことをおすすめしたい。
- 仕事に対してどのような価値感を持っているか
- 地頭が良いか
- 学習能力があるか
- 前職の人間関係を通して何を得たか
特に日立コンサルティングでは「地頭」や「学習能力」が重要視されているため、前職で残した実績などをベースにアピールをしていきたい。
▼日立コンサルティングの中途面接における実際の質問例
- なぜコンサルタントになりたいのか
- 日常で生活で何に気を付けているか
- 北海道にピアノの調律師は何人いるか
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日立コンサルティングへの転職でおすすめのエージェント
親会社である日立という抜群の安定基盤がある日立コンサルティングは転職市場でも高い人気を誇る。そんな日立コンサルティングへの転職を目指すのであれば、コンサル業界に精通しており、転職支援実績が豊富なエージェントを選ぶ必要がある。
具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。コンサル転職を成功したい人には、アクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
とにかく支援が手厚かったです。ケース面接もかなりの回数お願いしましたが、嫌な顔一つせずに対応してくださりました。
また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。