フリーコンサルタントと企業をつなぐ「Professionals On Demand(POD)」を運営する株式会社ワークスタイルラボ。
年の創業以来、コンサルティング業界で10年以上サービスを運営しており、マッチング実績は5,000件を超える。
昨今のフリーコンサル市場の拡大を牽引しているのが、フリーコンサル向け案件マッチングサービスの存在である。
今回は数あるマッチングサービスの中でも、豊富な実績を誇る「POD」を運営する株式会社ワークスタイルラボの担当者の方にサービスの特徴・強みについてお聞きした。
高いマッチング率を実現するPODの強み
ー PODの強みについて教えて下さい。
PODでは、これまで5,000件を超えるマッチングをお手伝いしてきましたが、これだけ多くのマッチングを実現できた背景には大きく2つの強みがあります。
- 提案力(カスタマイズ提案)
- 多様で魅力的なプロジェクト
まず一つ目が「提案力」です。ここでいう「提案力」とは、単にご紹介案件の見栄えの良し悪しではなく、先々のキャリアを見据えたうえで、最善の選択肢をご提案する力を指します。
また、PODの特徴の一つでもありますが、お一人お一人に合った最適なご提案につなげるためにも、PODの提案は全てが「カスタマイズ提案」となっています。
フリーランス案件のご紹介が軸にはなりますが、あくまで先々のキャリアをふまえて何が最善の選択肢なのかを見定めることが重要ですので、場合によってはコンサルティングファームや事業会社への正社員転職のご相談をお受けするケースもありますし、独立をご検討の方の場合は独立相談などもお受けしています。
PODのもう一つの強みであり、カスタマイズ提案を支えているのが「多様で魅力的なプロジェクト」です。例えば、PODには以下のようなプロジェクトが豊富にあります。
- 市場価値向上につながる難易度の高いプロジェクト
- 大手事業会社の直請け・高収入のプロジェクト
- 低稼働率案件やリモートワーク可能なプロジェクト
PODでは、プロフェッショナルの方々の市場価値向上につながるよう、プロジェクトの質には徹底してこだわっています。大手事業会社の直請け案件も豊富で、クライアントと近い距離でプロジェクトをリードしていくポジションなどは人気が高いです。
また、難易度の高いプロジェクトや直請け案件が多いということは、高収入案件の多さにもつながります。稼働率にもよりますが、月額200万円以上を目指されている方にとってPODは良い機会を提供できると思います。
また、コンサルタントの方のライフステージや多様な働き方に柔軟に応えられるよう、低稼働率案件やリモートワーク可能な案件も積極的に開拓しています。
PODの強みとして大きなところとしては上記の「提案力」と「多様で魅力的なプロジェクト」になりますが、その他、「手厚いサポート」にも定評があります。ご利用ユーザーの方の声を以下、ご紹介させていただきます。
【ご利用ユーザーの声】
<コンサルタントAさん>
ヒアリングがとても丁寧で、業務内容や場所、報酬が私の希望にマッチする案件を早々に紹介してもらえました。また、クライアントとの面談に向け、案件の詳細に加え、面談相手がどんな方か、役職だけでなく人間性に関する情報も提供してくれるなど、手厚いフォローが受けられ、とても助かりました。
<コンサルタントBさん>
POD以外にも2社のサービスに登録しましたが、PODが一番丁寧に対応してくれたため、現在に至るまで長く利用しています。
ー これらの強みを実現できている要因などがあれば教えて下さい。
経営陣をはじめ、大手コンサルティングファーム出身者が多数在籍しており、コンサルタントとコンサルタントを必要とする企業の双方を深く理解している点が、これらの強みを実現できている要因です。
また、コンサル業界で10年以上サービス運営しており、ノウハウが他社に比べて豊富であることも大きいです。
クライアント・案件の特徴
ー PODではどのようなクライアントや案件が多いのでしょうか?
クライアントは製造業やサービス業、小売業などの大手事業会社が多く、また、コンサルティングサービス提供会社やファンドなども比較的多いです。
案件テーマとしては「経営・戦略」や「IT上流・要件定義」、「PM・PMO」などが多く、「経営・戦略」でいえば、経営企画支援(中期経営計画作成、市場動向調査、デジタル化戦略立案 等)や新規事業・サービスの戦略立案、立ち上げ支援などが多いです。
また「IT上流・要件定義」でいえば、基幹システム導入(SAP、MD/在庫管理システム、コーポレートシステム 等)や非基幹システム開発(システムクラウド移行、RPA導入、業務設計 等)などのプロジェクトが多いです。
諸条件については、案件によってまちまちではありますが、報酬100万〜250万円、稼働率60%〜100%の案件が多いです。期間はテーマによってかなり差があるので一概にいえませんが、IT系などは1年以上のプロジェクトも多くあります。
ー 直近で特に増えている案件などがあれば教えて下さい。
おかげさまで全体的にかなり案件が増えていますが、中でも「IT上流・要件定義」や「PM/PMO」関連の案件は非常に増えています。先に例であげた基幹システム導入や非基幹システム開発に加え、最近ではSaaSやAI関連のプロジェクトやDX領域のプロジェクトも増えています。
IT関連のプロジェクトの場合ですと、やはりプロジェクトマネジメントや業務分析、要件定義などのスキルを持っている方が求められるケースが多いです。
登録者の特徴
ー PODを通じてどのような方がご活躍されているしょうか?
戦略系ファーム(マッキンゼー、BCG、ベイン等)や総合系(BIG4、Accenture、アビーム等)、IT系(IBM、NTTデータ、ベイカレント等)、監査・税理士法人系(EY、KPMG、PwC、デロイト等)、人事系(タワーズワトソン、マーサー等)などのファーム出身者がご活躍されています。
また、PODの特徴でもありますが、コンサル以外の事業会社出身の方(リクルートや三菱系)も4割程度おり、傾向としては事業開発やマーケティング経験がある方などが活躍されている印象です。
年齢層の特徴としては、比較的プロジェクトをリードするポジションが多いことから30代〜40代がボリュームゾーンとなっており、具体的には40代30%、30代23%、50代20%、60代以上10%、20代7%という構成になっています。
その他の特徴としては、コンサルタントとしての論理的思考力やドキュメンテーションスキル、リーダーシップがあることはもちろんですが、コロナの影響からリモート案件も増えてきているので、オンラインでも関係者と良好な関係構築ができるといった観点からコミュニケーション能力の高い方はより活躍されています。
最後に
ー 最後に独立を検討されている方、現在フリーコンサルとして活動されている方に一言お願いします。
わたしたちはプロフェッショナルの方が更なる高みを目指し、高い成果を出し続けられるよう、市場価値の向上につながる厳選されたプロジェクトをご紹介しています。
コンサルタントの方それぞれのキャリアに寄り添ってカスタマイズ提案をさせていただきますので、独立を検討されている方やフリーコンサルタントとして稼働しているものの、満足いくプロジェクトに出会えていないといった方は、ぜひお気軽にご相談ください。