フリーランス戦略コンサルの独立のリアルと稼ぐために大切なこと

近年、コンサルティングファームの次のキャリアとして人気が高まっているのがフリーコンサルである。本記事では戦略コンサルタントに焦点を当て、フリーランス戦略コンサルとして独立して稼いでいく方法についてご紹介する。

もしフリーコンサルに少しでも興味がある方は、以下の2つの案件紹介サービスに登録することをおすすめしたい。

また、「BIG4コンサルファームから独立した20代フリーコンサルの実態」というnoteはぜひ一読することをおすすめしたい。実際に20代でフリーコンサルとして独立した方が仕事内容から働き方、仕事獲得方法やリアルな収入事情まで解説しているnoteで、独立する上でとても参考になる。

フリーランスの戦略コンサルとは

フリーランスの戦略コンサルは、大きく2つのタイプに分かれる。

  • 大手コンサルティングファームのサブコンサル
  • 事業会社直下のコンサル

1. 大手コンサルティングファームのサブコンサル

大手コンサルティングファームが手掛ける戦略案件に、いちメンバーとしてアサインされプロジェクトをデリバリーするタイプである。報酬が上がるものの、大手コンサルティングファーム時代と変わらない働き方になるため、社内業務や社内政治の煩わしさの排除、高額な報酬などが目的で、フリーランスの戦略コンサルとして独立する人が多い。

また様々なフリーコンサルに話を聞くと「大手ファームは単価も高くリピートに繫がりやすいが、やはり要求が高くハードワークが求められることからトートルすると満足度はとんとん」と言った声も挙がっている。

2. 事業会社直下のコンサル

「1. 大手コンサルティングファームのサブコンサル」 とは異なり、大手コンサルティングファーム時代は全く違う働き方になる。稀に事業会社に完全常駐するようなケースもあるが、基本的には「週1-2回のMTGで、そのファシリテーションと論点整理、議論用資料の作成」といった関与の仕方が多い。

もちろんテーマや期限に応じてMTGが週2-3回になることもあれば、資料作成は不要といったこともあるが、よりアドバイザー色が強くなる。そのため、これまでと違った形で働き、クライアントに価値を提供したいという目的で、フリーランスの戦略コンサルとして独立する人が多い。

事業会社の場合はファームと違いそこまで過度な要求をされることは多くないが、事業会社という特性上コンサルファームほど安定的にリピートがもらえない(年中コンサルが必要なプロジェクトをやっているわけではない)だけでなく、かつ業界の影響でコンサルニーズが突如消滅するリスクもある。

例えば、コロナで航空会社などをクライアントに持っていたフリーコンサルは「文字通りプロジェクトが蒸発した」とのことであった。

フリーランス戦略コンサルとして独立後の仕事獲得方法

フリーランス戦略コンサルとして独立後の仕事の獲得方法は、大きく以下の3つである。

  • フリーコンサルエージェントからの紹介
  • 知人からの紹介
  • 既存顧客からのリピート

      特にフリーコンサルでない方からすると聞き慣れないのが、業界最大手で幅広い案件を取り扱うフリーコンサルタント.jpなどの「1. フリーコンサルエージェントからの紹介」だろう。

      フリーコンサルエージェントとは案件紹介を行ってくれるエージェントで、コンサルファームから大手事業会社、ベンチャー企業まで幅広く営業を掛け、案件を獲得してくれるのだ。案件マッチングサービスに登録しておくと、自身のスキルや経験を見てマッチする案件を紹介してくれるのだ。

      ▼おすすめのフリーコンサルエージェント

      フリーランスの戦略コンサルの案件概要

      仮にフリーコンサルエージェント経由で案件を獲得する場合、フリーランスの戦略コンサルの報酬は、特定の尖った経験や実績がない限り120~200万円/月の価格感になる。
      (但し、自身で顧客を開拓する場合は、~400万円/月程度まではアップサイドを狙える)

      案件テーマとしては、海外進出戦略からM&A戦略、新規事業案検討、マーティング戦略、市場調査など非常に幅広く存在する。

      業界で唯一上場している最大手企業であるフリーコンサルタント.jpなどのフリーコンサルエージェントに登録すると様々な案件を紹介してくれる。詳しく知りたい方には、現役フリーランスの戦略コンサルをインタビューした以下の記事をご覧頂きたい。

      上記のエージェントに加えて、コンサルキャリアが運営しているSlackグループに登録することもおすすめしたい。フリーコンサル・元コンサル・現役コンサル向けに案件(フルコミ~副業まで)を紹介しているグループで、厳選した案件をご紹介している。

      >>Slackグループの登録フォームはこちら

      フリーランスの戦略コンサルとして生き残っていくために

      フリーランスの戦略コンサルとして生き残っていくために意識すべきこととしては以下の3点が挙げられる。

      • リピート・リピート・リピート
      • 過度な要求をする顧客とは付き合わない
      • エッジを立てる

      1. リピート・リピート・リピート

      フリーランスの戦略コンサルたとして重要なのが、とにかくリピートによって既存顧客を繋ぎ留め過去の検討背景や社内事情を蓄積すると共に、顧客内での人脈を拡大するように努めることである。

      それによって他のフリーコンサルではできない実現性の高い提言ができるようになるだけでなく、いざと言う時に声が掛かりやすくなる。そのため、最初は多少サービスだという範囲でも請け負いながら早期に信頼関係を構築する、クライアントから誘われた飲み会は絶対に参加するといったことを心掛るといったことが重要になる。

      2. 過度な要求をする顧客とは付き合わない

      一方、いくらリピートが欲しくても、こちらの足元を見て過度な要求をしてくるような顧客とは付き合わないというのも大事なポイントである。こうした顧客ほど、フリーコンサルをモノとして見ているため、幾らサービスしても響かないので、付き合えば付き合うだけこちら側が消耗してしまう。残念ながら少なからずこういう顧客が存在してしまうため、十分気を付けて頂きたい。

      3. エッジを立てる

      「どんな戦略案件でも幅広く対応できます」、「足で情報を取ることも、手を動かして報告資料を作成することもできます」では、いずれ単価の下落に巻き込まれ、食えなくなってしまうことが予想できる。もちろん最初の足掛かりとして、「何でも屋」として売り出すことは良いが、中長期的に生き残っていくためには「エッジ」が必要になってくる。

      フリーランスの戦略コンサルとして活動していると、現状は案件を選び放題でもあり、何も考えないと条件(報酬や働き方)が良い案件に流されてしまうかもしれないが、どの領域で「エッジ」を立てるかを考え、戦略的に案件を選んでいく必要がある。

      ▼おすすめのフリーコンサルエージェント

      フリーランスの戦略コンサルとして独立するなら読むべきnote

      フリーランスの戦略コンサルのリアルな実態を知りたい方は、ぜひ「BIG4コンサルファームから独立した20代フリーコンサルの実態」というnoteはぜひ一読することをおすすめしたい。

      実際に20代でフリーコンサルとして独立した方が、仕事内容から働き方、仕事獲得方法やリアルな収入事情まで解説しているnoteで、独立する上でとても参考になる。

      ▼以下が具体的に紹介されている内容になる。

      • フリーコンサルになった理由
      • フリーコンサルの仕事内容
      • フリーコンサルの1週間の過ごし方
      • フリーコンサルの月収
      • フリーコンサルの案件獲得方法
      • フリーコンサルになって良かったこと
      • フリーコンサルになって大変だったこと
      • フリーコンサルのリスク
      • フリーコンサルで"今"アツいテーマ

      フリーランスの戦略コンサルとして独立でおすすめのエージェント

      フリーランスの戦略コンサルとして独立することは、コンサルティングファームの次のキャリアとして非常に有用である。とは言え、いきなり完全な独力で顧客獲得を行い独立するのは非常に難易度が高いため、まずは案件マッチングサービス(=エージェント)に登録することになる。

      フリーコンサル向けの案件マッチングサービス市場というのはまだまだ黎明期であり、各社で取り扱う案件が大きく異なる。筆者は複数のサービスに登録しているが、同時に同じ案件を紹介されたことは一度もない。

      そのため、絶対にやるべきことは少なくとも"信頼できる"2-3社のサービスに登録しておくことである。フリーランスの戦略コンサルの場合は具体的には、以下の2社のサービスには必ず登録すべきである。

      2社の位置付けは以下のイメージである。

      フリーコンサル案件マッチングエージェントおすすめ比較

      FreeConsultant.jp

      案件単価:★★★★★
      案件種類:★★★★★
      担当者の質:★★★★☆

      フリーコンサルタント.jpは、みらいワークスが運営するフリーコンサルタント案件マッチング・エージェントである。みらいワークスは本業界の最大手のフリーコンサルエージェントであり、業界で唯一上場している企業でもある。

      高単価案件から幅広い案件の種類を持ち、筆者の知人のフリーコンサルで登録していない人はいないエージェントである。

      ▼特徴

      • 最大手として案件の種類(テーマ、稼働率、ロール、期間など)が圧倒的に豊富
      • 担当エージェントのレベルが高い
      • 戦略コンサルから業務・ITコンサルまで幅広い人におすすめ

      HiTalent

      HiTalent

      案件単価:★★★★★
      案件種類:★★★☆☆
      担当者の質:★★★★★

      HiTalentはローランド・ベルガーを経てフリーコンサルを経験した代表が立ち上げたフリーコンサル案件マッチングサービスである。完全審査制であり、戦略コンサル経験者(戦略コンサルファーム+総合コンサルファームの戦略部門)が対象のサービスとなる。

      独自ルートで市場には出回らない案件を取り扱っており、月200万円以上の高単価案件が中心となっている。また、独自ルートにより副業や低稼働案件も取り扱っているという特徴もある。

      ▼特徴

      • 戦略案件特化(対象者も戦略コンサルファーム+総合コンサルファームの戦略部門出身者)
      • 独自ルートによる高単価(200万円/月以上)や低稼働&副業案件の取り扱い

      実際に、筆者の知人で安定的に稼ぎ続けている人は必ず2-3社の案件マッチングサービスに登録している。逆に1社にしか登録してない知人の多くが、自分の望むタイミングで案件を紹介してもらえず、「案件を紹介して欲しい」と言う人も多い。

      上記のエージェントに加えて、コンサルキャリアが運営しているSlackグループに登録することもおすすめしたい。フリーコンサル・元コンサル・現役コンサル向けに案件(フルコミ~副業まで)を紹介しているグループで、厳選した案件をご紹介している。

      >>Slackグループの登録フォームはこちら

      様々な案件マッチングサービスの紹介記事があるが、明らかにおすすめできないサービスを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

      本記事はフリーコンサルとして独立/活躍するあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるサービスをご紹介している。ぜひあなたがフリーコンサルとして活躍することを祈っている。

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