近年のフリーランスエンジニアというキャリアの人気が益々拡大している。その人気を支えているのが、Midworksなどのフリーランスエンジニアエージェントである。
本記事では、以下の特徴を持つフリーランスエンジニアエージェントであるMidworksの評判を解説していく。
- フリーランスエンジニアが選ぶ様々なランキングで1位を獲得
- "正社員並"の手厚いサポート
- 特にフリーランスとしての経験が少ない人におすすめ
Contents
Midworksとは
案件単価:★★★☆☆
案件種類:★★★★☆
担当者の質:★★★★★
Midworksは、株式会社Branding Engineerが運営するフリーランスエンジニアエージェントである。
リサーチ会社の調査によると「エンジニアが選ぶIT系フリーランス専門エージェント」、「案件充実度が高いIT系系フリーランス専門エージェント」、「価格満足度の高いIT系フリーランス専門エージェント」のそれぞれで2年連続第1位となっている。
また、賠償責任補償や健康診断優待、freeeの無料利用や弁護士の無料紹介など手厚いサポートにも定評がある。
▼特徴
- フリーランスエンジニアが選ぶ様々なランキングで1位を獲得
- "正社員並"の手厚いサポート
- 特にフリーランスとしての経験が少ない人におすすめ
Midworksの評判・口コミは?デメリットも解説
以下にてMidworksのリアルな評判を紹介していく。
独自インタビューを踏まえて、良い評判・悪い評判の両方から解説をしていくので、是非参考にしていただきたい。
良い評判・口コミ
Midworksの良い口コミ・評判の特徴をまとめると「マージンを公開していて安心できる」「非公開案件を多数取り扱っている」「福利厚生などフリーランスが不安になるポイントをサポートしている」という3点が目立った。
Midworksさんを利用していますが、案件の種類が多いです。そのため自分が使用できる言語や得意分野をベースに案件を探せます。
非公開案件が多いと口コミを見ましたが、たしかに登録後に確認できる案件は多かったです。さらに単価も高いものもたくさんあるので、Midworks登録後に収入は安定しました。
Midworksを利用していますが、福利厚生、保険の半額負担は大きいです。給与保証もあるため、フリーランスが不安になりやすいポイントをカバーしているのは強みだと思います。
担当のエージェントがすごく丁寧で親身な方でした。案件が見つからなければ何かと不安になるますが、寄り添ってくれる対応のためすごく信頼できます。
マージン公開している点はすごく信頼できます。基本的にマージを公開しているエージェントって少ないので、Midworksさんはすごく安心できます。
Midworksの評判の中でも特にマージンを公開している点には、高い評価が集まっている。
フリーランスエンジニアエージェントは基本的にマージンを公開していない会社がほとんどであり、プロジェクトの単価からどれだけ中抜されているか把握することは難しい。
しかしマージンを公開しているMidworksでは、本来的な自分自身の市場価値(=エージェントを介さずに自分自身で仕事を受注した場合の単価)が把握できる。
また、フリーランスになると高くなる保険料などの福利厚生も「Midworks側で負担」という形でサポートしているため、初めてフリーランスになる人も安心できる基盤が整えられている。
悪い評判・口コミ
一方で、Midworksにも悪い評判・口コミがあり、特に目立ったのが「案件が首都圏に集中している」という点である。
東京大阪の案件がメインで、リモートワークが少ない点はデメリットです。地方に住んでいるとMidworksで案件を探すのは難しいですね。
空いた時間で開発に取り組みたかったのですが、Midworksの場合週4~5での稼働が求められるものがメインです。そのため複数の案件を同時進行で進めることは難しいと思います。
また、リモートワークOKの案件が少ないため、東京や大阪付近に住んでいない人は案件が探しづらいという口コミがあがっていた。
さらにMidworksが取り扱う案件のほとんどが週4日以上の稼働が求められるため、副業や低稼働を希望する人にとっては合わないサービスとなっている。
Midworksの評価
コンサルキャリアには数年来フリーランスとして活動するメンバーがおり、複数のエージェントから仕事の紹介を受けてきた。
そうした経験から「案件単価」「案件種類」「担当者の質」という3つの軸でMidworksを評価すると以下のイメージである。
手厚いサポートが強み!独立に不安がある人はおすすめ!
Midworksは独立していても"正社員並み"の手厚いサポートを受けられるフリーランスエンジニアエージェントである。
独立や税務サポートなどが受けられるだけではなく、審査はあるものの給与保証サービスまで受けられるという特徴がある。
独立に興味があるが、少し何か心配があるという人はまず話だけでも聞いてみることをおすすめしたいエージェントである。
Midworksと他エージェントとの違い
上記は、コンサルキャリア運営メンバーや知人たちの経験を基に作成したフリーランスエンジニアエージェントの比較表である。
フリーランスエンジニアエージェントと一言で言っても得意とする領域が各社で大きく異る。
高稼働案件に強みを持つエージェントもいれば、逆に低稼働案件に強みを持つエージェントもいる。また、フリーランス初級者向けの案件を多数保有するエージェントもいれば、上級者向けの案件に強みを持つエージェントもいる。
その中でMidworksは、手厚い福利厚生サービスに特徴を持つフリーランスエンジニアエージェントである。
その分マージン率は高く単価自体は低くなってしまうが、フリーランス初心者や実務経験が多くない人にとっては非常に心強いフリーランスエンジニアエージェントとなっている。
Midworksの強み
Midworksの利用者の口コミ評判や特徴を基に、以下の3点が強みと言える。
- マージンが公開されている
- 給与保証がある
- 福利厚生が手厚い
マージンが公開されている
詳細なマージンは後段で解説するが、Midworksではマージンが公開されている。
フリーランスエンジニアエージェントの中でマージンを公開するサービスはほとんどなく、通常であればエンジニア自身がマージンを把握することはできない。
しかしMidworksではマージンを把握できるため、安心して案件の紹介を受けられる。
給与保証がある
フリーランスの場合、報酬の未払いなどのデメリットもつきまとうがMidworksでは給与保証がある。
現実問題としてフリーランスの立場が弱く、未払いだけでなく、強引な値引きということも起こりうる。
そうした場合もしっかりと保証してくれるだけでなく、もしも案件がない場合、次の仕事が発生するまで月額単価の80%を日割り計算で受給することが可能だという。
福利厚生が手厚い
Midworksの福利厚生は手厚く、通常フリーランスのデメリットになるポイントを幅広くカバーしている。
- 書籍購入費・勉強会参加費用:月額1万円
- 交通費:月額3万円
- 生命保険料:月額50%
- 会計ソフトfreee:無料導入
- フリーランス協会:参加無料
上記全てをサポートしており、対応の幅広い。
また補助金額も極めて大きいことから、費用面のデメリットが不安でフリーランスに踏み切れない人でも利用しやすい。
Midworksのマージン
Midworksのマージンは一律20%と公開されている。
他のサービスだとマージンが10%のケースもあるため、やや高く感じるかも知れない。
ただ前述で解説したように、Midworksの福利厚生は正社員並の高水準となっている。
手厚いサポートを考慮すると、マージン率は実質10~15%ほどと捉えて良い。
ただそもそもマージン20%だと業界的に見ても低い部類のため、そこまで大きなデメリットにはならない。
独立するなら絶対にやるべきこと
一言でフリーランスエンジニアエージェントと言っても、各社で強みを持つ領域も異なれば対象となるユーザーも異なる。
そのため各エージェントの特徴を理解した上で、それぞれの良いところ取りをできるように、絶対にやるべきことは少なくとも2-3社のエージェントに登録しておくことである。
- ミドル層を中心に幅広い案件を検討したい人:テックビズフリーランス、レバテックフリーランス
- 低稼働・副業案件を検討したい人:ITプロパートナーズ
- フリーランス初級者向けの案件を検討したい人:ポテパンフリーランス、Midworks
実際に、筆者の知人で安定的に稼ぎ続けている人は必ず2-3社のエージェントに登録している。逆に1社にしか登録してない知人の多くが、自分の望むタイミングで案件を紹介してもらえない人も存在する。