Arinosとは?評判や年収、強み・特徴、激務の実態を徹底解説

Arinosは、中小企業やスタートアップ向けに事業創出からマーケティングまで幅広い領域のコンサルティングを提供している。

本記事ではそんなArinosの評判や年収、強み・特徴、激務の実態について徹底的に解説していく。

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横山 諒平
監修者

Flow Group代表取締役/コンサルタント

株式会社Flow Group代表取締役。慶應義塾大学経済学部卒業。
大学卒業後はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社し、製造業のクライアントを中心に中期経営戦略の策定やM&A実行支援、新規事業立案・立ち上げ支援に従事。
その後、株式会社リクルートライフスタイル(現株式会社リクルート)における事業戦略・予算策定、事業開発に従事。フリーコンサルとして独立後、2019年8月株式会社Flow Groupを創業。

コンサルマン
執筆者

コンサルマン

コンサルキャリア編集部。コンサルキャリアおよびコンサルマンは株式会社Flow Groupが運営しています。Twitterフォロワー1.9万人

なお、本記事を作成するにあたっては、実際に現役・元Arinos社員複数人にインタビューを行っているためぜひ参考にして頂きたい。

本記事でわかること
  • Arinosの評判
  • Arinosの年収
  • Arinosの強み・特徴
  • Arinosの激務の実態

Arinosを含むコンサルへの転職を目指す上では、おすすめのコンサル転職エージェントの記事を参考にして頂きたい。

Arinosとは

株式会社Arinosは、2010年10月に代表の古家がアクセンチュアから独立し、経営コンサルティング業として立ち上げたベンチャーコンサルである。

主な事業としては創業期支援(起業家の事業アイデアの掘り起こし、事業計画書の作成、資金調達等の支援)、成長期支援(資金繰り、商材開発、顧客開拓等の支援)、変革期支援(企業の価値向上、アップセル、業務効率化、コスト削減等の支援)の3つに分かれる。

また、ベンチャーコンサルでありながら、国内に2カ所のサテライトオフィス(川根本町オフィス、大仙市オフィス)、更にはグループ会社として、農業ビジネスを営む株式会社Agrinos、スリランカにArinos Lanka Co.(Pvt)Ltd.を有している。

2017年には業務改善ノウハウをパッケージ化した新サービス「ArinoShift」を提供開始、2018年にはRPA、DX、地方創生の​新サービスを展開、SMB(中堅・中小)企業向けの​サービス提供を本格化する等、常に変化を繰り返し成長していく注目のベンチャーコンサルとなっている。

会社名 株式会社Arinos
英語表記 Arinos Inc.
従業員数 62人(2023年7月時点)
本社所在地(国内) 東京都中央区銀座
公式HP https://arinos.co.jp/

Arinosの強み・特徴

時代とともにサービス領域を変化させ続けているArinosだが、他のコンサルティングファームと比してどのような強み・特徴をもつのか。

ここでは、現役Arinos社員に話を伺い、そこから見えてきた強み・特徴について解説しよう。中堅・中小企業向けの​コンサルが得意

中堅・中小企業向けの​コンサルが得意

Arinosは中堅・中小企業向けのコンサルサービスを得意としており、これまでも多くの中堅・中小企業に対して支援を実施してきた。

同社は、大企業のクライアントに対してはDX・AI等の特定領域での支援が求められるが、中堅・中小企業は大企業と違い、「経営基盤そのもの」の変革が求められるため、各中堅・中小企業の課題にコミットする必要があると考えている。

そのことから、経営者とのディスカッションが必要だと感じれば、Arinosが毎月数回に分けて、クライアントの代表・役員クラスと面談し、事業推進に関するアドバイスやサポートを実施、また、営業領域に変革が必要だと感じれば、営業担当と共にアポイントメントに同行し、成約に向けてのフォローを実施する等、臨機応変に対応しているとのことである。

コンサルティングファーム側の課題解決のフレームワークにクライアントを合わせるのではなく、クライアント側に合わせた課題解決を実施していることが、同社の特徴であり、強みとなっているのだ。

弊社では、各企業の課題が何かを探るために、最初は徹底的にヒアリングを行うこともあります。それくらい企業にとっての課題や状況はバラバラですし、真の課題を探らないと抜本的な解決には至らないと感じています。

現役Arinos社員A氏

連続型の伴走コンサル

Arinosは「企業の成長は単発のプロジェクトだけでは終わらない」と考えており、単発のプロジェクトで終始せず、クライアント側の事業戦略として優先度の高いと思われる領域から順番にプロジェクトを立ち上げていくことで、クライアントの成長にコミットするスタイルを取っている。

このため、特定のプロジェクトの最初から最後までを伴走するだけでなく、複数のプロジェクトに跨って最初から最後までを伴走していくサービスを展開している。

ただでさえ、人手不足が叫ばれている日本の中で、特に人が足りない中堅・中小企業等のクライアントにとっては、心強い存在になっているようだ。

何が起きても最後までクライアントと一緒にやり通すことが弊社の特徴かなと思いますね。運命共同体のような関係性になっているので、コンサルであっても自分ごとのようにプロジェクトに参画していることが、クライアントに安心感を与えているのかもしれません。

現役Arinos社員B氏

経営陣と現場の距離が近い

Arinosは、従業員数が62人(2023年7月時点)であるため、コンパクトな組織体制をとっている。

そのため、経営陣と現場の距離が近く、双方コミュニケーションを円滑、かつ、迅速に取ることができるようだ。

現場の社員の声が経営陣に届きやすく、また、経営陣の方針が現場に伝わりやすく、会社全体としてもスピード感を持ってビジネスを進めることができている。

私は現場の人間ですが、経営陣との距離感が近いことは、仕事をする上で大変、助かっていますね。そのおかげで、経営方針の変更があってもすぐに現場に落とし込めますし、クライアントからの特別な依頼があったとしたら、すぐに経営陣に伝えることもできます。

現役Arinos社員C氏

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。

Arinosの年収

Arinosの役職 年次(目安) 年収(目安)
アソシエイト 1~2年目 300~350万円
シニアアソシエイト 3~6年目 350~500万円
プロジェクトリーダー 7~10年目 500-700万円
マネージャー 11年目~ 700~1,200万円

上記はArinosの役職別・年齢別の目安年収である。

役職に紐づく形で年収レンジが定められており、年収レンジの中では評価の積み重ねで変わってくる。

Arinosのアソシエイトはチームの上位者のもとで一部のモジュールを推進することを求められる。新卒で入社した場合アソシエイトからのスタートで、年収は300-350万円となる。

アソシエイトから昇進すると次はシニアアソシエイトになる。第二新卒で入社した場合もシニアアソシエイトからのスタートで、担当モジュールを主導することを求められ、年収は350-500万円となる。

シニアアソシエイトから昇進するとプロジェクトリーダーとなる。これは管理職のエントリークラスで、プレイングマネージャーとして自身も担当領域を持ちつつプロジェクト全体をマネジメントすることが求められる。年収は500-700万円となる。

プロジェクトリーダーとして経験と積むと、次はマネージャーである。マネージャーになるとプロジェクトの推進だけでなく、プロジェクトの組成も求めれることになる。マネージャーから仕事の難易度も大きく上がるため、年収としても700-1200万円と1000万円を超える水準になる。

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Arinosのポジティブな評判

ここでは、Arinosのポジティブな評判について解説する。

コンサル未経験者でも手厚くサポートしてくれる

ベンチャー企業の場合、その企業のサービス領域の未経験者であっても、「即戦力として扱うから、すぐに1人で現場に行ってきて!」なんてことがあるが、Arinosではそんなことはなく、コンサル未経験者であっても、経営陣や上司が手厚い指導・サポートを実施する文化がある。

これは「全員で未経験者の社員を一人前のコンサルタントとして育てよう」、そして、人材に対して短期的に成果を求めているのではなく、長期的に活躍できれば良いという、という考えに基づいているようだ。

現場の社員の意見を聞いてみても、この評判は事実であると言える。

私の直属の後輩は、コンサル未経験者だったのですが、私はもちろん、経営陣の方々まで業務中に後輩に声をかけたり、キャリアや仕事における面談も実施していましたね。それほど、ベンチャー企業にとっては、人材が大切であることを、会社全体が認識しているのだと思います。

現役Arinos社員D氏

成長できる環境が整っている

ベンチャー企業は様々な経験を短期で積むことができるので、自分自身のスキルアップがしやすいと言うが、Arinosでもそのことは当てはまるようだ。

自ら手を挙げれば、仮に新卒1年目であっても、快くチャンスを与える文化が根付いており、若手社員であっても、そこで成果を出し、昇給・昇格を実現させている社員もいるとのことである。

また、ベンチャー企業であるため、起業家を目指している社員も多く、将来的に企業を目指す人にとっても、成長できる環境となっている。

希望を出せば、様々なプロジェクトに参画できるので、やる気次第では、どんどん経験を積むことができます。起業に関しても相談に乗ってくれる社員の方々ばかりなので、将来的に起業を考えている人にとっては、最適な職場だと思いますね。

現役Arinos社員A氏

特徴的な福利厚生制度がある

Arinosでは、基本的な福利厚生に加えて、他社ではあまり見られない特徴的な福利厚生の制度があり、社員に好評を得ている。

具体的には、ファミリーサポート休暇制度(家族の看護・介護や、お子様の入園式等のイベントの際などに、休暇を取ることが可能)や、コンディション休暇制度(持病による通院や生理痛等の際、自分自身のコンディションを整えるために休暇を取ることが可能)があげられ、多くの社員がライフイベントや自分自身の体調が優れない際に、積極的に利用しているとのことである。

福利厚生という観点からも、人材を大切にするArinosらしさが出ているようだ。

私もファミリーサポート休暇制度は、よく利用しています。私は子供が2人いるのですが、それぞれのイベントごとにはいずれも参加できており、大変助かっています。おかげで、家族の中でも、肩身が狭い思いをせずにすんでいます。(笑)

現役Arinos社員B氏

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Arinosのネガティブな評判

ポジティブな評判がある一方で、Arinosにネガティブな評判もあるようだ。

ここでは、評判が本当であるのか、実態も含めて解説する。

年収が低い

Arinosは2010年設立というベンチャーコンサルであるため、総合系・戦略系コンサルティングファームと比べて、年収が低いとの評判が出ている。

ベンチャーコンサルだけでなく、ベンチャー企業全般に対して「ベンチャーは年収ではなく、経験を積むことを目的としている」といったイメージが持たれていることが多い。

Arinosもいわゆる、ベンチャー企業らしい年収水準、および、年収制度になっているのか、現場の社員に本音を聞いてみた。

職階にもよりますが、確かに大手のコンサルティングファームと比べて、年収が低い場合もあります。ただし、年2回の昇給・昇格のチャンスがありますし、書籍購入や、業務への関連性の有無を問わず、仕事に関係のない資格であっても支援金を支給する資格取得支援制度等もあるので、実質、そこまで大手に劣ることはないと思いますね。

現役Arinos社員C氏

ワーク・ライフ・バランスが悪い

Arinosはベンチャー企業であり、かつ、コンサルティングファームということもあり、プロジェクトによっては残業が長くなり、ワーク・ライフ・バランスが取れなくなることもあるとの評判が出ている。

ベンチャー企業であるため、クライアントから信頼を得るためには「クライアントが納得する品質の成果物」を提供する必要があるため、品質を求めるがゆえに、どうしても労働時間が長くなるという傾向があるようだ。

コンサルという業種柄、仕方ない点もあるが、Arinosでは実態としてどれくらいワーク・ライフ・バランスが保たれているのだろうか。

もちろん、プロジェクト次第では、忙しくなる時もありますが、常時、激務であるということはありません。基本的には定時内で仕事を終えるを良しとしていますし、上司や先輩も仕事が溜まっていそうな社員に対しては、仕事の分担や、自ら部下の仕事をこなす等、全員がワーク・ライフ・バランスを保てるように努力している印象ですね。

現役Arinos社員D氏

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Arinosの激務の実態

前述の通り、Arinosには「激務」という評判が時折あがっている。

この「Arinosは激務だからやばい」という評判の真相を探るために定量面ファクトを見てみたい。

以下は主要コンサルファームの月間残業時間をランキング化したものである。(出所:Open Work

順位 ファーム名 月間残業時間(h)
1 アーサー・D・リトル 85.4
2 マッキンゼー・アンド・カンパニー 76.7
3 ドリームインキュベータ 75.5
4 A.T.カーニー 72.6
5 ローランド・ベルガー 68.2
6 ベイン・アンド・カンパニー 64.4
7 デロイト・トーマツ・コンサルティング 63.1
8 ボストン・コンサルティング・グループ 62.8
9 PwCコンサルティング 62.4
10 EYストラテジー・アンド・コンサルティング 53.1
11 アクセンチュア 52.1
12 Arinos 46.3
13 KPMGコンサルティング 43.4
14 アビームコンサルティング 36.3
15 ベイカレント・コンサルティング 33.0

Arinosの月間残業時間は46.3時間と、主要コンサルティングファームの中では比較的ホワイトであることがわかる。

特に激務ランキングの下にいるアクセンチュアやアビーム、ベイカレントは業界の中での積極的に働き方改革を進めていることで知られているが、それらのファームと同水準の残業時間が少なくなっており、激務という評判は少し言い過ぎと言える。

ただし、Arinosに限らず、全てコンサルファームに共通して言えることではあるが、実際に激務になるかはプロジェクトの内容やフェーズによって大きく変わってくるため、必ずホワイトになるわけではないという点はご留意いただきたい。

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