コンサルの年収を「中の人」が徹底解剖

コンサルファームに魅力の一つは高い年収であると言っても過言ではない。しかし、業界外の人でコンサルファームの年収について詳しく把握できている人は少ない。本記事ではコンサル業界の「中の人」である筆者が、コンサルの年収について徹底的に解説していく。

コンサルの年収を徹底解説

コンサル転職を検討している人は、コンサル職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに登録すべきである。詳細については以下の記事をご覧いただきたい。

コンサル転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。

コンサルの年収の仕組み

コンサルファームでの年収は大きく「ランク(=役職)」と「評価」によって決まってくる。以下は戦略コンサルファームであるマッキンゼーのランク別の目安年収だが、以下のような形でランクに紐づく形で年収レンジが定められている。

マッキンゼー_役職別年収

このレンジの中で最終的にどのように年収が決まってくるかというと、それが2つ目の「評価」である。コンサルファームの場合、数ヶ月単位でプロジェクトが変わり、それと同時に上司も変わるため、所謂"直属の上司"というものが存在しない。

そのため、プロジェクトごとに評価が行われ、各プロジェクトの評価が年間通じて集計されて、最終的に「評価会議」が行われて当人の評価が決まることになる。特にセールスの目標がないスタッフ層を定量的に評価(=客観的な評価)することが難しく、いかにして自身の働きぶりをアピールするか、「評価会議」で発言力のある人にスポンサーになってもらえるかが重要になってくる。

コンサルtoコンサル転職で年収が上がる

コンサルの年収の仕組みを理解すると、コンサルtoコンサルの転職でなぜ年収が上がるかが分かる。近年はコンサルファーム各社が人手不足であることから、積極的に他ファームからの採用を行っている。

この際、現職と同じ水準の年収では簡単に引き抜くことができないため、より高い年収を提示する必要がある。上記の通り同じランクの中でも年収の幅があり、年収の幅の中で高い水準の年収を提示することができるのだ。

仮に、ランク内で一律に年収が決まってしまっている場合はランクを上げたオファーしか提示することができないが、ランク内でも年収の幅があるがゆえに、他コンサルファームに転職するだけで年収UPが可能となるのだ。

こうした年収UPを目的に、2020年後半~2021年前半にかけて某コンサルファームから他コンサルファームへ大量流出が起こったという。

コンサルファームカテゴリ別の年収

コンサル年収比較

上記は「戦略ファーム」「グローバル総合ファーム」「日系総合ファーム」「シンクタンク系」というカテゴリ別のタイトル別目安年収である。厳密にはタイトル内でも年収レンジがあり、かつ上記カテゴリの中でも年収差はあるものの、概略を掴む上の参考情報として見て頂きたい。

コンサルファーム内では年収は「ランク(=役職)」と「評価」によって決まってくると説明したが、コンサルファーム間を見ると、やはり戦略ファームが頭一つ抜け出している状態である。グローバル総合ファームも一時は「打倒戦略ファーム」を掲げて年収水準を引き上げていたというが、それでも現状の差が生まれている。

ちなみに、以下が「グローバル総合ファーム」間の年収差を表した図である。

アクセンチュア・BIG4コンサル_年収比較

コンサルの年収事情

ファーム間での差はあれどそれでも高年収のコンサルだが、その年収事情のリアルについて紹介する。

  • 若いうちの年収は高くない
  • ポジションが上がると年収は増えるが使う暇がない
  • 年収数千万円~数億円は実在するが相応の覚悟が必要

若手のうちは年収は高くない

コンサルは高年収職業として挙げられるが20代後半までは決して高い年収とは言えない。もちろん昇進スピードによって大きく変わってくるが、戦略コンサルファームの場合はマネージャー手前のランク、総合コンサルファームの場合はマネージャーまでいかないと年収の高さを体感することはほとんどない。

コロナで状況は変わりつつあるものの、身なりをしっかりしないといけないという理由でスーツや靴、バッグなどは相応のものを用意する必要があるし、オフィスへのアクセスが良い場所となると必然的に家賃が高くなる。筆者の知人には「そこまで豪遊していたわけではないが20代後半までほとんど貯金がなかった」という人も多い。

ポジションが上がると年収は増えるが使う暇がない

戦略コンサルファームの場合はマネージャー手前のランク、総合コンサルファームの場合はマネージャーまでいくと年収はグッと上がる。手取りで月60万円程度~になり、家族構成にもよるが家賃などを踏まえても比較的経済的な余裕が出る状態になる。

しかしそのランクまで行くと「使う暇がない」というのが正直なところである。そのため、気付けばお金が貯まっているという状態にはなるが、「使う暇がない」がゆえになかなか年収が高いという実感が得にくいのだ。

年収数千万円~数億円は実在するが相応の覚悟が必要

コンサルタントというと「年収数千万円~数億円もらっている」といった水準の話が、書籍や雑誌などで出ることもある。実際のところとしては「年収数千万円~数億円もらっている」人も実在する。

ただし、それはパートナーにならないと得られない年収水準であり、パートナーになるためにはコンサルタントとしての能力や才能が高い水準にあるだけでなく、来る日も来る日もハードワークをし続けて、クライアントの成功のために短距離走のスピードで何十年も走り続ける必要がある。

実際、筆者の知人で某コンサルファームをパートナー目前で「もう疲れた」という理由で辞めた人もおり、いかに過酷な道のりであるかがわかる。

コンサルの年収に関する疑問

コンサルの年収に関してよく寄せられる疑問についてお答えする。

Q1. コンサルで年収が下がることはあるか?

結論から言うと、コンサルで年収が下がることはある。ただし、それはランクが下がることを意味しているが、そもそも本当に次のランクでもパフォームできるかという点を見られた上で昇格しているため、滅多にあることではない。

あるとすれば、求められるスキルセット、動き方が大きく変わるマネージャーでうまくパフォームできずに降格して年収が下がることや、コンサル転職で実力に見合わない高いランクで入手してしまい、翌年に降格して年収が下がるといったことである。

Q2. 未経験からコンサル転職時に年収を上げ過ぎない方がいいは本当か?

間違いなくコンサル転職で年収を上げすぎない方がいい。コンサルで年収が高い=ランクが高いということになる。昨今はコンサルファーム側の人手不足もあり、高い年収を提示されることも多いようだ。

しかし、未経験からコンサル転職でより高い年収(=ランク)で入社するのはデメリットしかない。コンサルでは「まだ入社したばかり」という言い訳は通用せず、ランクに見合ったパフォーマンスが求められる。

その結果、本来であれば教えてもらえたはずのお作法を習う機会がなくなったり、上位者・下位者から詰められるというのはコンサル現場でよく見る光景である。年収は高い方が良いというのはよく分かるがぜひ注意頂きたい。

Q3. コンサルは年収が高すぎて転職できないは本当か?

結論から言うと、コンサルは年収が高いことがネックとなり転職できないということは本当である。他業界と比較してコンサルは年収が高いため、他業界への転職で年収が下がることがほとんどである。

そうなると「年収を下げて転職する」ということになるが、それを実際意思決定するとなるとかなりハードルが高いことがわかる。生活水準を下げたり、引っ越しが必要な場合もある。また、家族がいれば家族の生活にも多少なりとも影響が出る。

実際に現役コンサルには「年収を下げればいつでも転職できる」という人も多いが、その多くが年収がネックになり、結局コンサルに居続ける人がほとんどである。

コンサルへの転職でおすすめのエージェント

コンサル業界は特殊で難易度が高い選考を行うことで有名である。筆記、ケース面接ともに徹底した対策をしなければ受かる確率は非常に低いと言っても過言ではない。対策においては筆記・面接ともにコンサル転職に強みを持つエージェントであれば知見が蓄積している。

そのため、コンサル転職を目指すのであれば必ずコンサル転職の支援実績が豊富なエージェントに登録して欲しい。具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。

おすすめ度:★★★★★

アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。コンサル転職を成功したい人には、筆者の実体験からもアクシスコンサルティングを本当におすすめできる。

Aさん
(戦略コンサル転職者)
とにかく支援が手厚かったです。ケース面接もかなりの回数お願いしましたが、嫌な顔一つせずに対応してくださりました。
また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。

Bさん
(総合コンサル転職者)
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。

コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。

おすすめの記事