シンプレクスの平均年収は850万円超え!高給の実態を徹底解説

シンプレクスは金融機関をメインにシステム開発や導入を手がけているコンサルファームであり、転職市場でも人気の企業である。

本記事ではそんなシンプレクスの年収事情について、現役・元社員へのインタビューを踏まえて様々な視点から徹底解説していく。

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シンプレクスの役職別・年齢別の年収

シンプレクスの役職 年次(目安) 年収(目安)
スタッフ 1~5年目 500~650万円
シニアスタッフ 5~9年目 650~750万円
プロフェッショナル 8~15年目 750~950万円
アソシエイトプリンシパル 12~20年目 1000~1500万円
プリンシパル 実力による 1500~2000万円
マネージングディレクター 実力による 2000万円~

上記はシンプレクスの役職別・年齢別の目安年収である。シンプレックスの年収水準はコンサル業界の中では決して高くないものの着実に年収が上がっていくモデルとなっている。

役職別で見るとスタッフで500~650万円、シニアスタッフで650~750万円、プロフェッショナルで750~950万円となっている。その後アソシエイトプリンシパルになると年収は1000万円を超える。

1000万円を超えるタイミングとしては30代後半~40代前半となっている。繰り返しになるが特に外資系コンサルファームと比較すると年収水準自体は決して高くないがシンプレクスには着実に上がっていくという魅力がある。

また、現役社員曰くシンプレクスの年収は月給の構成比が大きく(逆に賞与の割合が低い)、同じ年収でも月々の手取り額が多く「生活にゆとりが出る」とのことである。

シンプレクスの中途年収

シンプレクスでは基本的に前職での年収や年齢に関わらず、どの役職で転職するかによって年収が決まってくる。多くの場合「スタッフ」「シニアスタッフ」での中途採用となるため、400~550万円、550~750万円が一つの目安となる。

ただし、シンプレクスへの転職者曰く「他のコンサルファームよりも前職の年収や年齢を考慮して役職を決めてもらえる」とのことで、経験が少ないことで前職よりも年収が下がるということを防ぎやすいという特徴もあるようだ。

一方で、より高い年収をもらう=高い役職で入社することであり、それ相応のパフォーマンスを求められることにはなるため注意が必要である。

シンプレクスの平均年収

企業名 平均年収
シンプレクス 857万円
日鉄ソリューションズ 855万円
NTTデータ 841万円
フューチャー 807万円
ULUグループ 727万円

上記はシンプレクスの競合他社との平均年収の比較である。シンプレクスは競合他社と比較して最も平均年収が高く、その理由としては以下の2つ挙げられる。

1つ目が競合他社の新卒1年目の年収が約350~450万円である事に対し、シンプレクスの新卒1年目の年収が500万円スタートと高い点である。新卒入社時の年収が高いため、その時点で平均年収が高くなることはもちろん、シンプレクスの場合その後の昇給を考えても全体的に年収水準が高くなる。

2つ目がシンプレクスの昇給システムである。シンプレクスの場合は役職が上がらずとも平均的なパフォーマンスを出していれば、毎年平均的に50万円ほど昇給するのだ。

シンプレクスの年収制度

シンプレクスの年収は、年俸(40時間のみなし残業代)+年1回の賞与で構成されており、毎月年俸の75%を12分割した給与が支払われる。新卒1年目のスタートは一律500万円となっており、そこからパフォーマンス次第で年収が上がっていく。

基本的には毎年約50万円ずつ年収が上がるため、安定して年収を上げることが可能となっている。また実力主義の評価制度となっており、高いパフォーマンスを出していれば若手でも1年間で200万円ほど昇給するケースもある。

また年2回の評価面談が設定されており、その際に上位者から自分の評価を伝えられ「なぜこの年俸なのか」「上を目指すには何が足りないのか」など明確に伝えられる。

シンプレクスの賞与

シンプレクスでは年俸の25%が賞与として年一回(4月)支払われる。年度のはじめに年俸が決まった時点でその年の賞与が決まるため年収は変わらない。

また賞与の金額も高く、若手で100~150万円前後、管理職クラスで200万円前後となっている。

シンプレクスの残業代

シンプレクスの残業代はやや特殊であり、見込み残業40時間を超過した分の残業代は25%の賞与から引かれる。そのため、結果的には超過分の残業代は無いものと等しく、残業をしてその月の収入が上がったとしても、結局は賞与から引かれているため年収が上がることはない点は注意が必要である。

シンプレクスの福利厚生

シンプレクスの福利厚生はあまり充実しておらず、基本的な社会保険などの最低限の福利厚生のみとなっている。その一方で、以下のような社員のコンディションを整えることを重視した制度が多いという特徴もある。

  • 社内カウンセリングルーム
  • 社内マッサージルーム
  • 社内カフェテリアディナータイム

    シンプレクスではコンサルタントは体が資本となるという意識が浸透しており、社員のコンディションは重要なポイントだと考えられている。そのため社員が日々ベストコンディションで仕事ができるよう、カウンセリングやマッサージなどの福利厚生を整備している。

    さらに体調面への配慮も行っており、カフェテリアディナータイムも設定されている。またカフェテリアディナータイムでは夕食無料となっており、栄養バランスの取れた夕食を無料で食べることができるため、社員からも高評価の声を集めている。

    シンプレクスの年収に関する口コミ

    現役・元シンプレクス社員から年収に対する生々しい声を集めた。コンサルキャリア独自調査の内容であるのでぜひ参考にして頂きたい。

    ▼シンプレクスの年収におけるポジティブな口コミ

    徹底した実力主義のためパフォーマンス次第で年収がどんどん上がります。男女年齢関係なく、結果が全てといった感じでやりがいを感じます。

    ある程度のパフォーマンスであれば、毎年50万円ずつ昇給します。これは最低限で、更に評価次第で年収を大きく上げることができます。

    自分が関わったプロジェクトの上司全員が評価者になります。さらに上司との面談時間も多く設定されているため、自分をアピールする機会は多いです。

    シンプレクスは徹底した実力主義の評価となっているため、自分の実績次第で年収アップを狙える点には多くのポジティブな意見が集まっている。また、平均的な評価であっても年収が毎年50万円ずつ安定的に上がるため、昇給制度に関しても多くの社員が満足しているようだ。

    ▼シンプレクスの年収におけるネガティブな口コミ

    よく周りから年収が高いといわれますが、残業代がボーナスから引かれるため、実稼働時間を考えるとそこまで高くありません。

    残業代が賞与から引かれるので、実質残業代がないのと同じです。

    年俸はそこそこ高いですが、福利厚生がほとんどないので結局手元から出ていくお金は多いです。

    一方でシンプレクスでは残業代が賞与から引かれるとのことであり、この点に対してはネガティブな意見が多い。特に残業が多いメンバーからすると、実稼働との割に合わないとの声が多く出ている。

    また福利厚生がほとんどないため、年収が同水準の日系コンサルファームと比較すると可処分所得が見劣りすると言う点にも同様にネガティブな意見が挙がっていた。

    シンプレクスへの転職でおすすめのエージェント

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