コンサル内定後の過ごし方について悩む人も多いだろう。
この内定期間というのは後から振り返っても非常に貴重な期間である。
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コンサル内定後のおすすめの過ごし方
本記事では、現役コンサルタントである筆者が、コンサルに内定した人が内定後の期間にやるべきことについてご紹介する。
あくまでいち現役コンサルである筆者が、実務経験を通じてどのような過ごし方をすると良いか、またどのような新入社員だと嬉しいかという視点でご紹介する。
また、「総合コンサルファームの歩き方」というnoteはコンサルファームの実態とそこでの戦い方についてリアルに書かれているため、ぜひご一読することをおすすめしたい。
「総合コンサルファーム」というタイトルではあるが、戦略・総合問わず活用できる内容となっている。
コンサル内定後にやるべきこと5選
現役コンサルである筆者として、また筆者自身もコンサル内定期間を過ごしてみて思うやるべきことは以下の5つになる。
- 理想のアサインを勝ち取るために社内営業を開始する
- PC操作関連の練習をする
- 英語の学習を行う
- 実務関連のインプットを行う
- 企画業務の経験を積む
以下ではそれぞれに詳しく解説していく。
1. 理想のアサインを勝ち取るために社内営業を開始する
昨今では総合コンサルファームのみならず、戦略コンサルファームでも採用規模を拡大しており、その結果ファーム内ではプロジェクトテーマも人材の質も有象無象の状態となっている。
その結果、一昔前までは「コンサルファームに入社すれば自然と成長できる」という環境であったが、現在は成長スピードや身につく経験・スキルはプロジェクトや一緒に働く人大きく依存する形となっている。
そのため、自分のキャリアを運任せにしたいという人は別だが、理想のコンサルキャリアを歩んでいくためには入社前の社内営業を行い、しっかりと仕込み活動を行っていく必要があるのだ。
入社前に社内営業というと少しハードルが高く聞こえるかもしれないが、「総合コンサルファームの歩き方」というnoteに詳しく解説されているため、ぜひご一読することをおすすめしたい。
「総合コンサルファーム」というタイトルではあるが、戦略・総合問わず活用できる内容となっている。
2. PC操作関連の練習をする
また、コンサル内定期間中にPC全般のショートカットやブラインドタッチだけでなく、パワーポイント、エクセル、ワードの各種機能や操作、ショートカットにも慣れておく必要がある。
これらのPC操作については「現場に立てばすぐにできるようになるので、内定後にやっておく必要はない」という人も多いが、筆者としては必須だと思っている。
これらのPC操作は誰かに教えてもらうものではなく、自分自身で身に付けられるものである。
それをただでさえ忙しいプロジェクトワーク中にマイペースに勉強されていては、本来教えるべきことも教えられなくなる。
任せられることは任せたいというのが本音の中で、PC操作に時間を取られている人に任せられることも任せられなくなってしまう。
延いては、スムーズなPC操作ができないことによる機会損失というのは非常に大きくなるのだ。
3. 英語の学習を行う
ビジネスレベルの英語力を身に付けていない人については、英語学習はコンサル内定後にやっておくべきことの一つである。
コンサルファームにおいては、入社するにも、日々のプロジェクトワークでも英語は必須ではない。
但し、特に外資系ファームともなれば英語ができることで広がるチャンスは非常に大きい。
逆の見方をすれば、英語ができないことによる機会損失がとても大きいということである。
実際にプロジェクトワークが始まってしまうと、特に入社後しばらく経つまでは英語学習のために纏まった時間を取ることは難しい。
そのため、内定後の期間に英語学習をしておくことをおすすめしたい。
本気で英語を身に付けたいと思っている人は、マッキンゼー出身者が立ち上げたPROGRITをおすすめしたい。
プログリットは、本田圭佑氏や北島康介氏も利用していることで知られる英会話コーチングスクールである。
米系戦略コンサルファーム・マッキンゼー出身の創業者によって立ち上げられたことでも話題を集めている。
「理論に裏付けられた効果的なカリキュラム」や「圧倒的なコスパの良さ」に定評があるサービスとなっている。
特に、無料で受けられる無料カウンセリングがとにかく有意義ということで評判である。
そのため、プログリットへの入会を迷っている人はまず無料カウンセリングだけでも受けてみることをおすすめしたい。
- プログリットの魅力や自分に合う合わないを確認できる
- "無料で"自分の英語力の課題や今後取り組むべきことが分かる
- 無料カウンセリングを受けても強引な勧誘がない
あれこれ悩む前にまず無料カウンセリングを受けてみることで、迷っているポイントや不安を払拭することができし、無料なのでもし合わないと思えばそのタイミングで辞めれば金銭的な損失は一切ない。
4. 実務関連のインプットをする
「2. PC操作関連の練習」と同様に、最低限の実務関連のインプットができていないのも危険信号である。
代表的な企業名やその戦略・動向、業界のトレンドや経営全般のフレームワークなどについてスムーズに会話が行えないと、任せられるものも任せられなくなってしまう。
そのため、コンサル内定後は日々ニュースメディアで情報取集しておくことはもちろん、各種コンサル本やIR資料のインプットというのは基本お作法としてやっておくべきである。
実際のプロジェクトワークが始まってしまうと、プロジェクトに関連しない分野の勉強に時間を取ることのハードルがグッと上がるので、特定分野について時間を取って勉強しておくこともおすすめである。
5. 企画業務の経験を積む
経営コンサルとは、企業における企画業務の外注である。
そのため、そもそもの企画業務というのを体感しておくというのは非常な経験になる。
転職者であり、また現業が企画職でないならば、現職の同期などにお願いして仕事を手伝わせてもらうなども一案である。
また、新卒/中途問わずまとまった時間が取れるのであれば、ベンチャー企業などの人手を欲している企業にインターンという形で企画業務に携わらせてもらうのも有用である。
まとめ
いち現役コンサルとして、新卒/中途問わず内定期間にやっておくべきだと考えることについてご紹介した。
- 理想のアサインを勝ち取るために社内営業を開始する
- PC操作関連の練習をする
- 英語の学習を行う
- 実務関連のインプットを行う
- 企画業務の経験を積む
特に「①理想のアサインを勝ち取るために社内営業を開始する」は非常に重要である。
入社前に社内営業というと少しハードルが高く聞こえるかもしれないが、「総合コンサルファームの歩き方」というnoteに詳しく解説されているため、ぜひご一読することをおすすめしたい。
「総合コンサルファーム」というタイトルではあるが、戦略・総合問わず活用できる内容となっている。
コンサル内定後の過ごし方としては、「思いっ切り遊んでおいた方が良い」といったことを言う人も多々存在する。
もちろん遊ぶことそのものを否定するつもりはないが、内定後の期間に遊び呆けることで、本来築いておくべき基礎ができていないのはプロフェッショナルの卵としては決して褒められたものではない。
コンサルはハードな仕事であるが、自分自身の努力によってチャンスが大きく広がる仕事でもあり、また一定働き方もコントロールできる仕事でもある。
ぜひコンサルキャリアにおいて良いスタートを切りたいという方は本記事を参考にして頂きたい。