フリーコンサルタントとは?分類・年収・メリデメを徹底解説

コンサルティングファーム出身者の中でここ数年で人気が急拡大しているのが、フリーコンサルという働き方である。

フリーコンサルとはフリーランスの経営コンサタントのことで、「自由な働き方」「収入の増加」などに魅力を感じ、近年では多くのコンサルタントがフリーコンサルタントとして独立している。

まだ謎多きフリーコンサルタントについて解説

そこで本記事では、まだ謎多きフリーコンサルタントについて、幾つかの切り口から解説する。

もしフリーコンサルに少しでも興味がある方は、高単価&独自案件が豊富なBTCエージェントには必ず登録すべきである。

詳細は以下の記事をご覧いただきたい。

現役フリーコンサルの筆者と筆者の知人の実体験を基に本当におすすめできるエージェントをご紹介している。

フリーコンサルとは

フリーコンサルとは、企業に属さずにフリーランスとして企業に対してコンサルティングサービスを行う人のことを指す。

会社による時間や場所、人間関係といった制限を受けずに、本人の自由裁量に基づき働くことができる。

もちろんフリーコンサルにもメリット・デメリット(後述)があるが、ハードワークが前提であったコンサルティング業界に一石を投じる働き方として注目を集めている。

フリーコンサルタントの分類

一口にフリーコンサルタントと言っても、様々な分類が存在する。

現在コンサルティングファームにお勤めの方ならよくわかると思うが、一口に「コンサルタント」と言っても、戦略立案から組織設計、システム導入、DDなどのテーマも幅広ければ、常駐型や非常駐型といった働き方など非常に幅広い。

1. 案件獲得方法

案件獲得方法でフリーコンサルタントを分類すると、大きく以下の3つに分かれる。

  1. BTCエージェントなどのフリーコンサルエージェントからの紹介
  2. 知人からの紹介(リピート含む)
  3. 新規開拓(営業/問い合わせ)

    コンサルティングファームと大きく異なるのが、「エージェントからの紹介」である。

    現在は様々なフリーコンサルエージェントが存在し、登録しおくだけで自身にあった案件を紹介してくれる。

    そういったエージェントの存在が、若くしてもフリーコンサルタントとして独立できる環境を整えてくれているのだ。

    但し、エージェントはコンサルタントの営業工数を削減し、多様な案件を紹介してくれるものの、その分仲介手数料(20~30%程度)が発生することになる。

    そのため、中長期的には「知人からの紹介(リピート含む)」「新規開拓(営業/問い合わせ)」にシフトしていくことが、アップサイドを目指す上での合理的な選択肢となる。

    2. クライアント種別

    クライアントの種別でフリーコンサルタントを分類すると、大きく以下の2つに分かれる。

    1. コンサルティングファーム
    2. 事業会社

      「コンサルティングファーム」の場合、人手が足りないファームの案件に入り、いちメンバーあるいは1人でデリバリーすることになる。

      ファームによっては名刺を渡し、エンドクライアントコミュニケーションも任せるケースもあれば、基本的にエンドクライアントの前には出ず、作業のみを行うケースもある。

      働く環境としては、コンサルティングファームの時と大きく変わるわけではないが、収入の増加や面倒な社内業務の回避といったことが期待できる。

      一方の「事業会社」の場合、事業会社の検討メンバーあるいはプロジェクト担当として案件をデリバリーすることになる。

      「事業会社」の場合、コンサルティングファームには頼むほどの規模感/予算がない、検討メンバーとして並走して欲しいといったニーズがある。

      3. 働き方

      働き方でフリーコンサルタントを分類すると、大きく以下の4つに分けられる。

      1. 常駐×フル稼働
      2. 常駐×部分稼働
      3. 非常駐×フル稼働
      4. 非常駐×部分稼働

        大きくは「常駐」か「非常駐」、「フル稼働」か「部分稼働」で分かれる。

        「常駐」の場合は、コンサルティングファームや事業会社にメンバーと席を並べて仕事をすることになり、かつ「フル稼働」となると、基本的には社員と大きく変わらない働き方になる。

        一方「非常駐」の場合は、打ち合わせベースでの出社、あるいは完全リモートという働き方になるため、通勤ラッシュを避けられたり、日中に別件に時間を使えたりと自由な働き方を実現できる。

        これに「部分稼働」を組み合わせると、起業の準備や他案件を並行してデリバリーするパラレルキャリア、趣味の時間を増やすといった更なる自由な働き方を実現できる。

        4. 契約形態

        契約形態でフリーコンサルタントを分類すると、大きく以下の3つに分けられる。

        1. 業務委託
        2. 顧問契約
        3. SO付与

        もっとも一般的なのが「業務委託」で、対象となる案件に対して、決められた成果物を納品する契約である。

        対象領域に多くの知見や経験を有していると「顧問契約」という形の契約形態もありうる。

        例えば週1で出社しアドバイスを行う、オンライン上でQ&Aなどを行うことを約束する契約である。

        「SO付与」はクライアントがベンチャー企業で、まだ潤沢なキャッシュがない場合などに取る契約形態である。

        但し、対象領域に対する相当な知見や経験、クライアントとの深い関係性がないと成り立たない契約形態であり、非常に稀なケースではある。

        フリーコンサルの案件単価と年収

        フリーコンサルの案件単価の相場は、100%稼働時に平均して120~200万円/月となっている。

        1日8時間、20営業日で換算すると160時間働けば稼働率は100%、80時間であれば50%という形になる。

        2021/1 追記)フリーコンサル人口の増加に伴い案件単価も減少傾向にあり、100万円程度の単価も目にするようになっている

        以下がファーム在籍年数別のフリーコンサルとして目安年収になる。

        ファーム在籍歴:~4年のフリーコンサル

        年収目安:1,200~1,800万円

        コンサルファーム在籍歴が4年以内のフリーコンサルの場合、月単価が100~150万円程度で年収換算すると1,200~1,800万円となる。

        月単価が100~150万円までの幅は、クライアントの予算都合もあるが、フリーコンサルタント自体のスキルに寄るところが大きい。

        1. 指示された作業ができる
        2. 一つの領域を作業設計~作業までできる
        3. プロジェクトの設計~作業設計、実際の作業までできる

          など、例えば上記の1~3においてコンサルタントとしてできる範囲によって年収が左右されることになる。

          ファーム在籍歴:5~9年のフリーコンサル

          年収目安:1,560~2,160万円

          コンサルファーム在籍歴が5~9年のフリーコンサルの場合、月単価が130~180万円程度で年収換算すると1,560~2,160万円となる。

          ある程度自身の専門領域を確立できていたり、経験を踏まえた提言ができるようになっているため、ファーム在籍歴が4年以内のフリーコンサルと比較して高い年収になる。

          一方、ファーム在籍歴が4年以内と同様、月単価はクライアントの予算や専門性や経験によって一定の幅感は存在する。

          ファーム在籍歴:10年~のフリーコンサル

          年収目安:2,400万円~

          コンサルファーム在籍歴が10年以上のフリーコンサルの場合、月単価が200万円~程度で年収換算すると2,400万円~となる。

          10年以上のコンサルファームでの経験があれば、相応の専門性や実績があるため、その分年収も大きく上がる。

          どこまでアップサイドを目指せるかは、専門性を持つ領域の需要の大きさや自身の専門性の高さ、これまでの実績によって大きく変わってくる。

          フリーコンサルとして独立するメリット・デメリット

          ここでは現役フリーコンサルである筆者が実際に感じるメリットとデメリットについて紹介する。

          フリーコンサルのメリット

          • 収入の高さ
          • 働き方の自由さ

          コンサルファームで順調に昇格した場合、入社5年目だと戦略ファームでは900-1,200万円程度、総合ファームでは700-1,000万円程度となる。

          一方、入社5年目でフリーコンサルタントとして独立した場合、ファームで然るべき評価を受けている人材であれば、1,500-2,000万円はハードワークなく実現できる水準である。

          また、場所や時間、人のしがらみなく働けることも大きなメリットである。

          比較的自由な働き方ができるコンサルファームでも、周りの目もあり、場所や時間を完全自由な働きというのは難しい。

          また、組織である以上、社内活動や社内政治といった人のしがらみもどうしても存在してしまう。

          フリーコンサルタントであれば、そうした側面を排除し、自由な働き方を実現できる。

          フリーコンサルのデメリット

          • ファームに蓄積されたナレッジを活用できない
          • キャリアが不透明になってしまう

          クライアントの経営課題を解決していく上でファームに蓄積されたナレッジを活用できない点はデメリットになる。

          ファームのナレッジを活用できないことで、対応できるプロジェクトの幅が限られてしまう、自分として学びが限定的になってしまうという側面がある。

          また、やはりまだまだ浸透していない働き方であるだけに、どうしてもフリーコンサルタントとして独立することで、いざ転職しようとした場合などに選択肢が狭まってしまう可能性もある。

          独立経験があっても問題ない企業や逆に評価される企業もあるが、独立を挟んでいることがネガティブに映る企業も存在する。

          そのためまだ次のステップを模索中のタイミングで、とりあえず独立というのは避けた方が良いだろう。

          フリーコンサルに興味がある人におすすめの記事

          ▼おすすめのフリーコンサルエージェント

          様々な案件マッチングサービスの紹介記事があるが、明らかにおすすめできないサービスを取り上げている記事が散見され悲惨な状況である。

          上記の記事は現役フリーコンサルである筆者やハイキャリア.com運営メンバーの実体験を凝縮した本当におすすめできるサービスをご紹介している。

          ▼フリーコンサルへの独立に向けた準備

          フリーコンサルとして独立する上で知っておくべきこと、事前に準備しておくことについてまとめている。

          独立を検討している人はぜひご一読いただきたい。

          ▼フリーコンサルの実態

          フリーコンサルの実態を明らかにすべく、筆者の知人であるフリーコンサルの方々をインタビューした内容をまとめている。

          また、様々なフリーコンサルの方々を見ていく中で、当然ながらうまくいっていない人も存在する。

          そうしたフリーコンサルとしてうまくいっていない人の特徴も合わせてまとめている。

          フリーコンサルになる上で"絶対に"やるべきこと

          フリーコンサル向けの案件マッチングサービス市場というのはまだまだ黎明期であり、各社で取り扱う案件が大きく異なる。

          筆者は複数のサービスに登録しているが、同時に同じ案件を紹介されたことは一度もない。

          そのため、絶対にやるべきことは少なくとも2-3社のサービスに登録しておくことである。

          実際に、筆者の知人で安定的に稼ぎ続けている人は必ず2-3社の案件マッチングサービスに登録している。

          逆に1社にしか登録してない知人の多くが、自分の望むタイミングで案件を紹介してもらえず、「案件を紹介して欲しい」と筆者に泣きついてくる。

          まだ2-3社に登録していない人は、以下の記事が役に立つと確信している。

          具体的には、高単価&独自案件が豊富なBTCエージェントには必ず登録すべきである。

          様々な案件マッチングサービスの紹介記事があるが、明らかにおすすめできないサービスを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

          本記事はフリーコンサルとして独立/活躍するあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるサービスをご紹介している。

          ぜひあなたがフリーコンサルとして活躍することを祈っている。

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