【完全版】コンサル面接対策の教科書!おすすめの逆質問まで徹底解説

本記事は、コンサルのビヘイビアー面接におけるポイント、受かるためのコツ、おすすめの逆質問を徹底的に解説した"教科書"である。

コンサルファームの面接は通常「ビヘイビアー面接」と「ケース面接」の2つが用意されているが、本記事では「ビヘイビアー面接」を対象とする。

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  • コンサル業界特化で、ビヘイビア面接 ・ケース面接対策に強い
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「ビヘイビアー面接」ではなく「ケース面接」について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして頂きたい。

コンサルファームの面接官経験や、コンサルファームへの転職成功者の方々へのインタビューを踏まえて解説していく。

横山 諒平
監修者

Flow Group代表取締役/コンサルタント

株式会社Flow Group代表取締役。慶應義塾大学経済学部卒業。
大学卒業後はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社し、製造業のクライアントを中心に中期経営戦略の策定やM&A実行支援、新規事業立案・立ち上げ支援に従事。
その後、株式会社リクルートライフスタイル(現株式会社リクルート)における事業戦略・予算策定、事業開発に従事。フリーコンサルとして独立後、2019年8月株式会社Flow Groupを創業。

コンサルマン
執筆者

コンサルマン

コンサルキャリア編集部。コンサルキャリアおよびコンサルマンは株式会社Flow Groupが運営しています。Twitterフォロワー1.9万人

本記事でわかること
  • コンサル面接のポイント
  • コンサル面接で受かるためのコツ
  • コンサル面接でおすすめの逆質問

コンサルのビヘイビアー面接とは

コンサルファームの面接は通常「ビヘイビアー面接」と「ケース面接」の2つが用意されている。

前者は候補者のパーソナリティや立ち振舞いなどを見るもの、後者は論理的思考力や思考過程を見るものとして位置づけられている。

ビヘイビアー面接では様々な質問をぶつける中で、コンサルに適性があるか?コンサルに必要な要素を持っているか?という点を評価されることになる。

これまではコンサルファームは後者の「ケース面接」をより重視していたが、最近ではケース面接の解法がかなり流出したこともあり、「ビヘイビアー面接」の重要性が上がっている状況である。

一方で、これまでの選考プロセスは「ケース面接」偏重だったがゆえに、「ビヘイビアー面接」の対策方法などが確立されておらず、ピカピカの経歴×高い思考力を持つ候補者でも志望動機書やビヘイビアー面接でバンバン落とされるという事態も起きている。

コンサル面接の大前提

コンサルファームの面接は難関であると言われており、多くの候補者の方々はなんとか目立とうとしてしまうが、それが大きな落とし穴である。

コンサルのビヘイビアー面接における大前提として覚えておいて頂きたい点としては、"奇をてらわない"ということである。

コンサルファームは狭き門と言っても、採用数が少ないファームでも年間数十人後半、多いファームでは数百以上の規模で採用している。

特に今のコンサルファームは「最高の人材を極限まで厳選する」というスタンスではなく、「適性のある人を採用する」というスタンスとなっており、あえてリスクを犯して目立つ必要はない。

実際、コンサルファームで長年面接官を担当してきた方は、ビヘイビアー面接や志望動機書のポイントを以下のように表している。

他者と違うことを言っていると色々突っ込んで聞いてみたくなります。どれだけ賢い人でも現役コンサルタントから色々突っ込まれれば、ボロが出てしまうリスクがあります。そんなリスクを犯すなら、違和感を感じさせない無難な受け答えでリスクを最小化した方が良いというのが個人的な意見です。

某大手コンサルファーム面接官

ビヘイビアー面接で自分しか書けない/言えないようなことを主張することや、すごい実績やスキルをアピールすることも必須ではない。

また、面接官をハッとさせたり感動させたりするエピソードも必要もない。

「みんなと同じと思われたくない」「数いる応募者に埋もれたくない」という不安をグッと押さえて、"奇をてらわない"という大前提はぜひ覚えておいて頂きたい。

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。

コンサル面接で重要となる8つの"鍵"

ここでは、コンサル面接においてどういった点でポイントを稼いで行く必要があるかを解説していく。

ビヘイビアー面接では相手にどういった印象を持ってもらうことがゴールかというと、大きく「一緒に働きたい」「コンサルタントとして活躍できそう」という2つになる。

それらをさらにブレイクダウンすると、合計8つのポイントがあげられる。

  • 愛嬌
  • 熱意
  • チームワーク
  • 自信
  • 成熟
  • リーダーシップ
  • やり切り力
  • 自走力

1.愛嬌

まずコンサル面接に重要なポイントの一つ目が「愛嬌」である。

コンサルティングワークはチームで行うものであり、メンバーとはプロジェクト期間中はかなり長い時間を過ごすことになる。

もちろん優秀であることは大前提として、どんな人と長い時間を過ごしたいかと聞かれれば、「愛嬌」がある人である。

また、一緒に働きたいという視点だけでなく、コンサルタントとして活躍できるかという視点でも「愛嬌」は非常に重要になる。

コンサルは"知的水商売"と呼ばれることもある仕事で、クライアントにどれだけ信頼されて、実際に提言通り動いてくれるかや、様々な依頼を受けられるかが中長期的に活躍し続けるコンサルタントの条件と言っても過言ではない。

だからこそ、コンサルのビヘイビアー面接では"ドヤり"や寡黙で知的な感じを出しすぎず、要所要所でしっかりと「愛嬌」をアピールしておく必要がある。

ぜひ自分の周囲にいる愛嬌がある人を思い浮かべて、その真似をしてみていただきたい。

2.熱意

コンサル面接において「熱意」も同様に重要になる。

好き好んで精神的にも肉体的にもハードはコンサルという職業についている人は、仕事やコンサルワークに対して、かなりの熱量(情熱)を持っている。

だからこそ仕事に対して澄ました雰囲気を醸し出されると、「一緒に働きたくない」と思ってしまう人は多い。(効率重視です、定時内で退社したいです、のようなスタンスは以ての外)

ある程度賢さがあれば、熱量がなくても序盤の面接はパスできる可能性はあるが、面接が進むに連れて、面接官のランクが上がれば上がるほど、求められる熱量レベルも上がっていく。

過去に筆者が面接官を担当して賢いと思って通過させた人が、パートナー面接で落ちたことがあり、その時にパートナーが以下のようなことを話していた。

このファームに入りたいという熱意が感じられなかったんだよね。自分が経営する「自分のファーム」だから、入りたいという熱意があるとやっぱり嬉しいし、逆に熱意がないと賢くても内定は出せないな。

某大手コンサルファームパートナー

3.チームワーク

コンサルティングワークはチームで行うため、チームメンバーとしてどう立ち振舞えるかというのは非常に重要である。

特に最近は似たような能力や思考、言語を持つコンサルタントだけでなく、社内外の様々なバックグラウンドを持つ人材と協業してデリバリーするプロジェクトも増えている。

そのためコンサル面接においては、個人の能力を主張しすぎるのではなく、自分がチームメンバーとしてどういうことをしてきたのか、どういう働きができるのか、という点を読み手・聞き手にしっかりイメージさせる必要がある。

実際に現役コンサルファーム社員の声を聞いても、以下のような声があがっている。

少し前までは完全アウトプット主義で、どれだけ横暴な態度を取ったりチームメンバーに暴言を吐いても、アウトプットの質が高ければ許されてきた。しかしファームとしても中長期的に働ける環境作りに力を入れているのもあり、チームワークを大切にできない人が評価されづらい環境になってきていると感じる。

某大手コンサルファーム現役社員

4.自信

コンサル面接において「愛嬌」や「チームワーク」をアピールする一方で、バランスを取りながら「自信」も感じさせる必要がある。

コンサル面接の場で「自信」を感じさせられない人は、クライアントとのミーティングにおいても「自信」を感じさせることはできない。

コンサルタントの仕事は鋭い提言を行うことでも、綺麗な資料を作ることでもなく、クライアントに行動してもらうことであり、クライアントに行動してもらうためには、コンサルタント自身の「自信」のある立ち振舞いが必須になる。

数あるコンサル本の中でも名著と言える「マッキンゼー 世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密」に本質をつく以下の一文がある。

クライアントが事実によって示された道をたどる勇気を持てるようにするのが仕事であるなら、クライアントが感じそうな動揺と迷いを最小限に抑えるために、あらゆることをする必要がある

マッキンゼー 世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密

「愛嬌」や「チームワーク」を見せつつ、「自信」を覗かせるというのは決して簡単ではないが、コンサル面接中も自分の中で「愛嬌モード」と「自信モード」をうまく切り替えながらアピールしてみていただきたい。
(くれぐれも"ドヤ感"や"偉そう"にならないように気をつけていただきたい)

5. 成熟

コンサル面接では「愛嬌」と「熱意」を見せつつも、しっかりと「成熟」した印象を与える必要もある。

コンサルタントは一度クライアントの前に立つと、「若手」「入社したて」といったファーム側の事情は関係なく、いちプロフェッショナルとしてのイメージ、立ち振舞いが求められる。

そのため、コンサル面接で「元気ハツラツの若手です!」感が出てしまうと、コンサルタントとして活躍するイメージができなくなってしまいます。

「愛嬌」と「成熟」は共存させるのが難しいが、「愛嬌」:「成熟」は3:7くらいのバランス感で意識してみていただきたい。

6.リーダーシップ

必ずしもリーダー経験がある必要はないが、コンサル現場では必ず「リーダーシップ」が求められる。

一部のITプロジェクトなどは大規模なものもあるが、プロジェクトの平均人数は3~5人程度である。

そのため、1人1人に掛かる責任は大きく、若手や入社間もない人でも、自分の頭で考え、意志を持って、意見を発信・行動を起こして行く必要がある。

実際、マッキンゼーのビヘイビアー面接では30分ほど掛けてひたすらリーダーシップの質問をされる。

マッキンゼーのリーダーシップに関する質問
  • あなたにとってリーダーシップとはなんですか?
  • リーダーシップを発揮した経験を教えてください(1人目の面接官)
  • 1人目の面接官で話した内容以外で、リーダーシップを発揮した経験を教えてください(2人目の面接官)
  • 1-2人目の面接官で話した内容以外で、リーダーシップを発揮した経験を教えてください(3人目の面接官)

マッキンゼーほど「リーダーシップ」をド・ストレートに面接にて問われるファームは少ないが、他のファームを受ける場合でも「リーダーシップ」があるという印象は与えることは必須になる。

7.やり切り力

コンサルファームにはすごい知見やノウハウが蓄積されているとよく誤解されるが、実際のところコンサルタント一人ひとりの「やり切る力」が非常に強いという側面のほうが大きい。

コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせると分からないことだらけであり、そこで求められるのは「分かりません」で終わらず、とにかくやり切ることである。

実際、営業職からコンサルタントに転職した人が、「最初のアサインで全く未経験のITプロジェクトに1人でアサインされた」というカオスな事例も決して珍しくなく、コンサル面接においてもしっかりアピールする必要がある。

筆者が強く記憶に残っているパートナーの言葉をご紹介する。

コンサルタントなら「できない理由」を探すな、「できるやり方」を死ぬ気で考えろ

某大手コンサルファームパートナー

8.自走力

コンサルタントとして一度に現場に出れば"新人"ということは通用せず、いちコンサルタントとして価値を出すことが求められる。

そのため、コンサル現場では「何でもかんでも教えてください!」というスタンスではなく、まず自分の頭で考え、調べて、アウトプットを出していく必要がある。

例えば、入社して間もないある日突然「クライアントが〇〇社を買収する場合の論点を整理しておいて。あ、これは参考になるM&Aの契約書ね。」と、知らない人から見れば暗号が並んでいるだけのような資料の束を渡されるといったこともある。

その時、〇〇社やM&Aについて知識がなくても、デスクトップリサーチをしたり、社内の有識者を捕まえたり、参考契約書を血眼でインプットしたり、指示者の手助けなしに、自分で考えてアウトプットを出す必要がある。

こうしたある種の無茶振りでも対応する自走力があるか?という点は忙しいコンサルタントだからこそ特に気になるので、コンサル面接においては、これまでを経験から自分は「指示待ち人間」や「マニュアル人間」ではないという印象作りは重要になる。

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

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コンサル面接での典型的な6つの質問とポイント

コンサルファームのビヘイビアー面接でされる質問は基本的に上記の6個に集約される。(例外はマッキンゼーで、上記以外にリーダーシップの経験をひたすら質問される)

候補者がどんな人なのか?という「人となりを知る」ための質問と、候補者がコンサルに向いているか?という「適性を知る」ための質問に別れます。

なお、後者の「適性を知る」という目的についてはケース面接でも評価されるため、ビヘイビアー面接では質問されないことも多い。

  • なぜ転職なのか?
  • なぜコンサルなのか?
  • なぜ弊社なのか?
  • 将来の目標は?
  • 強みは?
  • 弱みは?

以下にてそれぞれの質問について具体的に解説していく。

質問①:なぜ転職なのか?

この質問に対する回答のポイントは、"複数の選択肢の中で"なぜ転職なのか?というのをわかりやすく簡潔に答えることと、決して現職の悪口を言わないことである。

現職のネガティブな面を語ること自体は問題ないが、必要最小限に留める必要がある。

「環境のせいにする癖がある」と思われるとマイナス評価になってしまうため、その点は細心の注意が必須である。

質問②:なぜコンサルなのか?

この質問に対する回答では、コンサルのリアルな実態を踏まえて語り、夢を見過ぎていないことを明確にする必要がある。(特に最近はコンサル業界の実態を捉えられていない人が多いため)

各コンサルファームもブランディングのために自社の光の面をフォーカスして語っており、それらはかなり脚色されている場合もある。

そのため、知人の現役・元コンサルや転職エージェントから業界のリアルな面を聞き出した上で「なぜコンサルか?」を落とし込む必要がある。

質問③:なぜ弊社なのか?

コンサル面接においては一昔前まではとくに聞かれることがなかったが、最近増えてきた質問である。

正直、所属している現役コンサルタントでさえ、自身のコンサルファームについては正確に理解できていない。

そのため敢えて奇をてらわずに月並みの理由で問題ない。説明会やパートーナーの著書、ホームページの情報などを参考に組み立てることをおすすめしたい。

質問④:将来の目標は?

この質問に対してどういった目標が正解の回答かというものはないが、自身のこれまでの経験と将来の目標との延長線にコンサルというキャリアが妥当なのか?納得性があるのか?という点が見られることになる。

注意すべきはコンサルをキャリアの「通過点」「手段」というトーンを強くしないことである。

特に昨今は「とりあえずコンサル」という意見に反感を持つコンサルの面接官も多いので、気をつけたいポイントである。

質問⑤:強みは?

この質問に対しては、あくまで"コンサルファームで活用できる"強みをアピールする必要がある。(全く活きない強みはアピールしない)

強みについては「現職/前職」で、かつ「そう遠くない過去」の経験をベースに語ることを意識していただきたい。
(例えば、20代後半以降で大学時代の話を持ち出すのは、社会人人生で何もしていないという印象を与えてしまう)

「ビヘイビアー面接で重要となる8つの"鍵"」の章でご紹介した8つのポイントのうちどれかとしっかり絡めることが重要になる。

質問⑥:弱みは?

コンサル面接において、弱みを聞かれたら馬鹿正直に答えてはいけない。

まずコンサルタントとして必要不可欠な点は実際弱みだったとしても隠す必要がある。

「ビヘイビアー面接で重要となる8つの"鍵"」の章でご紹介した8つのポイントに当てはまらない弱みで、かつ改善できると思わせられる、または裏を返せば強みになりそうな内容を選んで回答いただきたい。

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。

コンサル面接の質問に対する良い回答・悪い回答

ここでは、これまでコンサル面接対策サポートしてきた方々に許可を得た上で、実際の回答を題材に、何が良いのか、何が悪いのかをレビューしていていく。

※冗長にならないように実際の回答よりも短縮している。

志望動機編

志望動機の回答例について解説していく。まずは良い例をご紹介する。

コンサル面接_志望動機_良い例1

非常に良い回答になっている。まず「クライアントの支援にやりがいを感じるか」という点は、重要なポイントであるため冒頭で言及できている点が良い。

また、現職は否定しすぎない一方で、限界を感じていることをバランス良く、かつ体験ベースで説得力のある形で記載できている。

特に心を動かされるような志望動機ではないという印象を持つかもしれないがが、コンサル面接においては"奇をてらわない"という大前提に立てば合格の志望動機だと言える。

コンサル面接_志望動機_良い例2

こちらも非常に良い回答になっている。総合コンサルファームと戦略コンサルファームの違いを端的に表現できており、業界内の方ということもあり理解度の深さが伺える。

1人目の方と同様に現職は否定しすぎない一方で、限界を感じていることをバランス良く記載できており、かつコンサルワークが好き(=熱量)ということが感じ取れる点も加点ポイントになる。

続いて悪い例についても解説していく。

コンサル面接_志望動機_悪い例1

上記は言いたいことは分からなくもないが、全体的に幼稚な印象を与えてしまっている。(「成熟」とは真逆の印象)

まず志望動機の矢印が"自分"に向き過ぎており、クライアントファーストを標榜するファームとして少し受け入れがたいという印象である。(ひたすら「自分の成長」について語ってしまっている)

もちろん成長したいという欲求を持つの当然で、むしろ良いことではあるが、そのまま志望動機としてコンサル面接の場で話してしまうのは愚策と言える。

また、紐づく体験もないため、なぜこう思うのか?というイメージが湧きづらいという点も気になる点である。

コンサル面接_志望動機_悪い例2

新卒でもアウトな志望動機だなという印象である。インパクトやイノベーションという抽象的な言葉が並ぶ点もマイナスであり、かつ現職へ悪口も気になってしまう。

言葉を選ばずに言うと、この志望動機だけを見ると「環境のせい(他責)にしてきた幼稚な方」という印象を受けてしまう。

コンサルではどんな環境でも「リーダーシップ」をもって「やり切る」人が求められているので、上記のような印象を与えてしまうのは避けなければならない。

また、「業界のイノベーションを主導するようなプロジェクト」というのはコンサル業界の中でも極々稀(ほとんどない)である。そのため、コンサル業界のことを理解していないという印象も与えてしまう。

将来の目標編

次に将来の目標の回答例について解説していく。まずは良い例をご紹介する。

コンサル面接_目標_良い例1

非常にポイントの高い将来目標で、ド直球からくる「愛嬌」や「熱量」が伝わってくるだけでなく、「やり切り力」までアピールできる目標になっている。

また、「それ以降のことは具体的にイメージできていない」というのは、この方のように一つの目標を掲げた上で使うのは常套手段として利用できるのでぜひ覚えておいていただきたい。

聞き手であるコンサルの面接官もそこまで長期の目標は定められていない人のほうが圧倒的に多いので問題になることはほとんどないと言える。

コンサル面接_目標_良い例2

バランス感の良い将来目標になっている。コンサルを"通過点"という印象を強く与えすぎない一方で、変に「コンサルを一生やります!」というような嘘っぽい文章でもなく、信頼感がある文章になっている。

また、文章から「成熟」や「自信」を感じられる点も加点要素であり、現職の経験から連続的に将来目標を定められているのも納得感がある。

続いて悪い例についても解説していく。

コンサル面接_目標_悪い例1

言いたいことは分からなくもないが、コンサルの面接官から「で、どうなりたいんですか?」と聞き返されるシーンが想像できてしまう内容になっている。

ここまで抽象的、かつ何か実体験が添えられていないと読み手・聞き手としては、どれだけ想像力を働かせてもこれ以上イメージするのが難しい。

コンサル面接_目標_悪い例2

まず、「日本企業がグローバルで戦えるように」と言うところから、すでに戦えているのでは?と疑問が湧いてしまう。

コンサル面接においては"奇をてらわない"の本質でもあるが、聞き手・読み手に違和感を与えないというのは非常に重要になる。

また、うまく「なぜコンサルか?」というて点と連動させている点はプラスだが、「業界を超えた日本企業の連携」というのはコンサル業界の中でも極々稀(ほとんどない)であり、コンサル業界のことを理解していないという印象も与えてしまう。

強み編

次に強みの回答例について解説していく。まずは良い例からご紹介する。

コンサル面接_強み_良い例1

コンサルの仕事は鋭い分析をすることでも、綺麗な資料を作ることでもなく、提言を行い、顧客に動いてもらうことである。

顧客に動いてもらうためには「組織の力学を理解する」ということは非常に重要であり、コンサルタントとして顧客の前に立ち活躍するイメージが湧いてくる強みになっている。

「自身の強み」と「コンサルで求められること」がうまく一致している好例と言える。

コンサル面接_強み_良い例2

コンサル面接において重要なポイントであるチームワークやリーダーシップ、やり切り力、自走力が全面に伝わってくるだけでなく、改革を進めるにあたって愛嬌や熱量が必要であったことも容易に創造できる強みになっている。

特に現場の改革の難しさを日々体感しているコンサルタントにとっては非常に刺さる内容で、良い回答例と言える。

「コンサル面接において重要となる8つの"鍵"」で紹介した要素を複数揃えており、高得点の強みである。

続いて悪い例についてもご紹介する。

コンサル面接_強み_悪い例1

結論ファーストになっている点は評価できるが、続く内容が「コミュニケーション力」の根拠になっているのかという点でまず疑問が湧く。

また、関連部署やクライアントの意見を汲み取り全体最適を目指すというところにも引っかかる内容である。(まずはクライアントの意見を大前提とすべきでは?なぜ関連部署とクライアントがそれぞれ納得する必要があるのか?など)

その結果として、全体的に「何を言っているかわからない」というボヤケた内容になってしまっている。

弱み

次に弱みの回答例について解説していく。まずは良い例からご紹介する。

コンサル面接_弱み_良い例1

弱いと言いつつコンサル面接で重要となる「熱意」や「やり切り力」を感じさせるアピールにできている点が良いと言える。

また「諦めが悪い」というのは、頑固でチームワークを乱してしまうのではないかという懸念を抱く場合もあるが、事前に改善方法を提示することで懸念を払拭するとともに、しっかりと弱みと向き合い改善しようという「自走力」がイメージできる。

総じてポジティブな印象を与える「弱み」になっていると言える。

コンサル面接_弱み_良い例2

コンサルワークで「決断」を求められる機会はそこまで多くない一方で、徹底的な比較検討は常に求められるため、弱みといいつつうまく強みをアピールできている良い回答と言える。

弱みへの対処法が「具体的にどういうこと?」と少し引っ掛ける部分ではあるが、前半部分でうまく「愛嬌」のイメージが醸成できているのでご愛嬌でクリアできると言える。

コンサル面接_弱み_悪い例1

分析が重要な仕事でもあるコンサルタントにとって、数値に弱いという点はかなり致命的になる。

とくに会計士や銀行員などが「数値に弱い」というと「周囲と比較して特段強くない」程度に、読み手・聞き手も汲み取ってくれるが、営業職の方がこれを言ってしまうと、コンサルタントとしてやっていけるか?という不安が出てきてしまう。

本当の弱みだったとしても正直に言わないというのが定石である。

また、本論とはズレるが回答そのものが稚拙で、「成熟」というイメージが損なわれてしまう点も気をつける必要がある。

コンサル面接_弱み_悪い例2

おそらく「自信」を伝えつつ、自分自身が優秀であるというイメージを与えたいのだと思うが、「愛嬌」が欠けているため、この回答を聞くだけで"嫌なヤツ"という印象を受ける。

また、コンサルでは「チームワーク」が非常に重要でもあるので、この弱みは致命的になり得るという観点からも決して良い印象は持てない。

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コンサル面接における逆質問のポイント

まずはコンサル面接における逆質問のポイントについてご紹介する。

コンサルの逆質問におけるポイントは以下の2つである。

  • 仮説を持って逆質問する
  • 逆質問の意図を明確にする

1. 仮説を持って逆質問する

逆質問で聞いたことに対して、「それについてはどう思いますか?」という風に質問を質問で返されるというのは、コンサル面接ではよくある光景である。

実際のプロジェクトでもクライアントや有識者によく質問をするが、その時に仮説を持って質問をするというのがコンサルとしての最低限のお作法でもある。

そんな背景から、何も仮説なくその場しのぎの回答が返ってくると、コンサルとしての素質を疑われたり、頭の回転が遅いという烙印を押されてしまう。

そのため、逆質問することについて自分の中で「自分はこう思う」「こんな回答が返ってきそう」という仮説を持つことが重要である。

2. 逆質問の意図を明確にする

コンサルタントは対面している人の視点や背景によって、巧みに回答を使い分ける人種である。

そのため、意図が読めない或いは分かりにくい逆質問を嫌う傾向がある。

コンサルの面接で逆質問する際は、どんなことを知りたくてこの質問をしているかというのが分かるように、時には言葉で明確に補足しながら質問することが重要である。

コンサル面接におすすめの逆質問

以下では、実際にコンサルファームで面接官経験のある筆者が面接で受けた逆質問の中で、好印象を抱いた逆質問をご紹介する。

大きく2つに分類することができる。

  • 面接官に対する逆質問
  • 自身に成長に関する逆質問

1. 面接官に対する逆質問

コンサルファームでは自身が面接した人と将来的に一緒に働く可能性があるため、面接官に人として気に入ってもらえると通過できる可能性がグッと上がる。

自分のことに興味を持ってもらってよく思わない人は少ないので、面接官に対する逆質問をするというのは有効な逆質問である。

▼コンサル面接でおすすめの逆質問例

  • コンサルタントとして成長するために日々どんな努力をしていますか?
  • どんなプロジェクトのどんな時にやりがいを感じますか?

出てきた回答について深堀をしていくと、仕事に強い想いを持つコンサルタントはそのアツい想いを語ってくれる。

結果として気持ちよく話せた面接官から高評価をもらえる可能性がある。

2. 自身の成長に関する逆質問

コンサルタントとして高い価値を提供していくためには、常に努力をし続ける必要がある。

そのため、面接官も候補者に対してどれだけ成長意欲があるのかといった点も見ている。

そうした成長意欲を感じさせる質問は、有効な逆質問となる。

▼コンサル面接でおすすめの逆質問例

  • 新卒/中途で伸びるコンサルはどのような人でしょうか?
  • 逆に伸びないコンサルはどのような人でしょうか?
  • 入社前にやっておくべきことはありますでしょうか?
  • 本日のケース面接におけるフィードバックをいただけますでしょうか?

いずれの逆質問においても、質問の前に「自分はこう思うのですが・・・」という風に仮説を添えられると尚良である。

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

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コンサル面接でやってはいけない逆質問

最後に、筆者がコンサルファームで面接官を行う中で、マイナスなイメージを抱いた逆質問についてご紹介する。

但し、あくまで筆者のいち意見であり、全ての面接官に対してNGであるわけでないので、その点注意して頂きたい。

  • 競合コンサルファームとの違いに関する逆質問
  • コンサル業界のマイナスイメージに関する逆質問

1. 競合コンサルファームとの違いに関する逆質問

複数のコンサルファームを渡り歩いた面接官であれば有効な質問であるが、そうでない面接官に対してあまり良い逆質問とは言えない。

なぜなら、面接官自身が競合コンサルファームとの違いを良く分かっていないからである。

人が資本であるコンサル業界において、これだけ流動性が高いと中々コンサルファーム間の違いというのが出しにくい面がある。

ある程度業界について情報収集をしていると、そうした業界特性が見えてくるはずなので、「競合コンサルファームとの違い」を堂々と逆質問してくる候補者の方には、決して良い印象を抱かない。

2. コンサル業界のマイナスイメージに関する逆質問

誰でも自分が身を置く業界のマイナスイメージを語られるのは気持ちが良いものではない。

残念ながら現在のコンサル業界はマイナスイメージを抱く様々な情報が溢れており、先日も「このような噂があるが本当か?」「このようなマイナスイメージがあるが将来的にどうなっていくと思うか?」という逆質問を受けた。

候補者としてそうした点が気になるのは良く分かるが、それを面接官に逆質問してしまうのは悪手である。

最後に

本記事では「コンサルファームでの面接官経験」「コンサル面接対策サポート経験」「現役コンサルとのネットワーク」をフル活用して、コンサルファームの面接官の思考をリアルに言語化しながら、コンサル面接のポイントや対策方法を踏み込んで解説している。

本記事の目的は「読者の方のコンサル内定率を1%でも上げる」というものになる。

ぜひ本記事をバイブルとして何度も読み返しながら、コンサル面接対策を行って頂きたい。

コンサルは仕事自体も大変エキサイティングであり、かつビジネスパーソンとしてのキャリアの幅が大きく広がることになる。

ぜひ徹底的なコンサル面接対策を行い、キャリア発展のお役に立てて頂きたい。

コンサルへの転職を成功させるためには

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Flow GroupのおすすめPOINT
  • コンサル業界特化で、ビヘイビア面接 ・ケース面接対策に強い
  • 独自求人や独自選考ルートあり
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コンキャリ運営会社「Flow Group」について
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コンサルキャリアは株式会社Flow Groupが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援を行っています。

会社名 株式会社Flow Group
会社HP https://consul-career.com/corp/
所在地 東京都新宿区市谷田町3丁目8 市ヶ谷科学技術イノベーションセンタービル 2F 
法人番号 5011001129632
厚生労働省 有料職業紹介事業認可番号 13ーユー315272
適格請求書事業者登録番号 T5011001129632

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