【体験談】ベンチャー→総合コンサルファームへ転職(27歳、男性)

プロフィール

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A.M(27)

クラウドサービスを提供しているベンチャー企業から総合コンサルファームに転職。転職の目的はスキルアップ、および、物事を考えることが好きな自分の嗜好と仕事内容が合っていたため。未経験者として転職したため、年収は600万円→600万円と変わらず。4年前にコンサルタントとして入社し、現在はシニアコンサルタントとして、主に通信業界・製造業界・メディア業界のクライアント向けに新規事業開発や異業種参入のための戦略立案に関するプロジェクトを担当。

経歴と転職理由

ー これまでの経歴となぜコンサルタント業界へ転職しようと思ったかを教えてください。

2014年に大学を卒業し、新卒で外資系メーカーに入社し、B2B向け電子部品の営業チームに所属していました。

その後、大企業ではなくベンチャー企業で自分の力を試したいと思い、一度、転職しました。ベンチャー企業では裁量権も高く、ビジネスのスピード感もあったので、やりがいを感じていましたが、一方で自分自身のビジネススキル(物事を考える能力、資料作成能力、プレゼン能力など)の無さを痛感しました。

ビジネス書や、ビジネスセミナーへの参加を通じて、ビジネススキルを養うヒントを知ろうと考えていた時、ビジネススキルを持っている社会人に共通している点は、誰もがコンサルティングファームを経験していることだと感じました。

そこで、そういったビジネススキルを養うためにはコンサルティングファームで鍛えることが近道だと感じ、転職しようと決めました。

転職活動について

スケジュール・進め方

実際に転職活動をはじめる際にどのようなタイムラインで、どのように進めたかを教えてください。

2018年の9月頃から転職エージェントに登録、および、コンサルで働く友人に話を聞き始めました。

コンサルへの転職を決意して、10月頃に応募し、書類選考後、11月~12月で面接を1回ずつ行い、2019年の1月に内定を頂き、転職活動を終了しました。

ー なぜ転職エージェントを利用しようと思ったのですか?

転職エージェントを登録した理由としては、自分自身の業務内容・強み・実績等の棚卸し、および、レジュメ添削をサポートいただきたかったからです。

ー エージェントを使ったことで良かった点はありますか?

電話面談を通じて、自分自身の業務内容・強み・実績等の棚卸し、および、レジュメ添削をサポートいただいたことです。

正直、エージェントによるレジュメ添削をしていただかなければ、落ちていたかもしれません。

ファーム選び

ー 受けるファームはどのような基準で決めたか教えてください

営業というフロントサイドの職種でキャリアを積んでいたので、比較的、ビジネスサイドのプロジェクトが多そうだなあと漠然と感じていた、戦略コンサルMBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)とBIG4(デロイト、EY、PwC、KPMG)を候補として絞っていましたが、実際には友人が務めていたコンサルティングファームだけに応募し、内定をいただき来ました。

ー その中で実際に入社されたファームをどのようなどのような基準で決めたか教えてください

転職目的がコンサルティングファームに入社することだったので、特別な基準は無かったです。

しかし、未経験者としての採用だったので、年収が下がることも覚悟していましたが、前職と変わらない年収を提示いただきました。未経験者なのに年収が下がらない条件だったことも決め手になったと思います。

転職活動を通じてやって良かったこと

ー 転職活動を通じて大変だったことについて教えてください

やはり、就業後にレジュメを作成、情報収集等をすることが大変でした。 疲れていた心身にムチを打って、活動することは体力的・精神的にきつかったです。

ー そのハードルをどのように乗り越えたのですか?

毎日、少しずつ転職活動を進めることを意識しました。1日に全部しようと思うと、どこかのタイミングで身体を壊すと思ったので、まずは健康を優先しました。

友人から話を聞くことは、週末に時間を作ってもらいました。 また、その際にはご飯を奢りました。

ー その他、転職活動を通じてやって良かったことはありますか?

「自分がどのようにキャリアを積んできたのか」を整理するということはやって良かったなと思いました。

自分に何ができて、どういう業界が得意か、強みは何なのか、等を可視化できるようになったので、自分のキャリアを見つめなおすことができたことが、良かったと思います。

現在~将来について

ー 今の仕事のやりがいについて教えてください

様々なプロジェクトを通じて、自分自身のビジネススキルを養うことができる点です。 課題の分析、提案内容の検討、実現方法の検討など、をクライアントとディスカッションしながら、プロジェクトを成功に導くためのスキルを実践を交えながら、培うことができます。

また、様々な業界やクライアントについて、勉強できる点も良いです。 業界の知見を広げるだけでも、労働市場において価値ある人材になれているという実感が持てるのもやりがいにつながっています。

ー 他業界からコンサル業界への転職で大変だったについて教えてください

専門用語、コンサルとしての基本動作等、何もかも知らない段階からのスタートだったので、とにかく必死についていくことで精一杯でした。

特に大変だったのは、夜遅くまで仕事をするための体力が必要なだけでなく、大変な中でも良い提案を考えなければいけないという点でした。

また、短時間で頭をフル回転させて、物事を考えるということも大変でした。言っていることを理解するだけでも精一杯なのに、そこから自分なりの付加価値をつけることはタフな業務でした。

これらは、ある意味でコンサル経験が長いとコツを掴んだり、慣れたりするのだと思いますが、入社当初は未経験だったので、大変でした。

ー あえて転職後の不満や課題を挙げるとどのようなことがありますか?

大きく3点あると思います。 1点目は、時間をかければ良い、という文化が残っている印象です。 これはコンサル業界全体に言えることかもしれませんが、やはり、まだ、夜遅くまで仕事をしている方々(もしくは徹夜している方々)が多く、決まった時間(例えば、定時内)で最適な成果物を出すというコストパフォーマンス視点の働き方は、まだまだ、浸透していないと思います。

2点目は、、ベンチャー企業に比べて、社内のコミュニケーションツールやコミュニケーションの仕方(チャットではなく、必ず対面で話す)等も時代に遅れている印象も受けます。 最新のトレンドや技術をクライアントに導入しようと、提言している割には、自分たちが活用していない部分もあるので、そのあたりは改善の余地があると思います

3点目は、働き方の多様性が進んでいない点です。 経営陣を見ると、やはり男性が多いですし、育児・家事等を両立しながら、キャリアアップしていくというのが難しい印象です。

最後に

一 これからコンサル業界への転職にチャレンジする方に一言お願いします

コンサル業界は、長時間労働で大変だという印象がある一方で、間違いなくビジネススキルは向上すると思います。 実際、仕事ができる方々がたくさん在籍しているので、その方々からビジネススキルを吸収することができます。

また、ご自身の頑張り次第では、年収アップや昇格をどんどん狙えます。外資系コンサルティングファームという理由だからかもしれませんが、実績が昇進・ボーナスの基準になり、公平に評価されます。

さらには、自分と同じように「スキルアップを目的としてコンサルティングファームにいる」という同僚・上司の方々もたくさん在籍していらっしゃるので、そういう方々と情報交換をしたり、お互いに高めあうことも可能です。

総じて、私はコンサルティングファームに転職したことは後悔していませんし、本当に良い判断をしたと感じています。 労働市場において価値ある人材になりたいという方々は、ぜひ、コンサル業界への転職にチャレンジすることをお勧めします。

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