アーサー・ディ・リトル(ADL)転職大全 | 年収、特徴、評判、激務の実態を徹底解説

アーサー・ディ・リトル(ADL)は、1886年にマサチューセッツ工科大学のアーサー・デホン・リトル博士によって設立された世界最古のコンサルティングファームである。

本記事ではそんなアーサー・ディ・リトル(ADL)の転職大全として、選考情報から年収、リアルな評判、強み・特徴を徹底的に解説していく。

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横山 諒平
監修者

Flow Group代表取締役/コンサルタント

株式会社Flow Group代表取締役。慶應義塾大学経済学部卒業。
大学卒業後はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社し、製造業のクライアントを中心に中期経営戦略の策定やM&A実行支援、新規事業立案・立ち上げ支援に従事。
その後、株式会社リクルートライフスタイル(現株式会社リクルート)における事業戦略・予算策定、事業開発に従事。フリーコンサルとして独立後、2019年8月株式会社Flow Groupを創業。

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執筆者

コンサルマン

コンサルキャリア編集部。コンサルキャリアおよびコンサルマンは株式会社Flow Groupが運営しています。Twitterフォロワー1.9万人

なお、本記事を作成するにあたっては、実際に現役・元アーサー・ディ・リトル(ADL)社員複数人にインタビューを行っているためぜひ参考にして頂きたい。

本記事でわかること
  • アーサー・ディ・リトル(ADL)の選考フロー~面接内容
  • アーサー・ディ・リトル(ADL)の年収
  • アーサー・ディ・リトル(ADL)の激務の実態
  • アーサー・ディ・リトル(ADL)のリアルな評判

アーサー・ディ・リトル(ADL)を含むコンサルへの転職を目指す上では、おすすめのコンサル転職エージェントの記事を参考にして頂きたい。

アーサー・ディ・リトル(ADL)とは

アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社は、米国に本社を持つグローバル経営コンサルティングファームである。

本社であるアーサー・ディ・リトル自体の歴史は長く、世界初の経営コンサルティング会社として、135年にわたり、人、技術(テクノロジー)、戦略をキーワードとして、多くのクライアントの経営課題の解決を支援している。

日本法人では、主に日本のクライアントを対象に経営課題の解決を支援しているだけでなく、日本のマクロ経済・社会情勢などに関するレポートの執筆なども実施しており、国内外問わず影響力を持っているコンサルティングファームである。

会社名 アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社
英語表記 Arthur D. Little Japan
従業員数 約200名
本社所在地(国内) 東京都港区東新橋
公式HP https://www.adlittle.com/jp-ja

アーサー・ディ・リトル(ADL)の強み・特徴

長い歴史を持つグローバルコンサルティングファームであるアーサー・ディ・リトル(ADL)だが、他のコンサルティングファームと比してどのような強み・特徴をもつのか。

ここでは、アーサー・ディ・リトル(ADL)の社員に話を伺い、そこから見えてきた強み・特徴について解説しよう。

グローバル案件が得意

アーサー・ディ・リトル(ADL)では、日本国内だけでなく、海外の様々な地域で拠点を有している。

その特徴を活かした形で、クライアントの海外進出、グローバル戦略と言ったグローバル案件を得意としている。

クライアントの経営課題を解決するために、国内外のメンバーがグローバルネットワークを活用して連携しているとのことである。

弊社は国内クライアントのグローバル案件で強みを持っていると感じます。海外進出・海外の会社のM&Aなど、様々な課題に対して、手厚くコンサルサービスを提供できるところが、クライアントに好印象を与えることができているのではないでしょうか。

現役ADL社員A氏

品質の高い成果物

プロジェクトのデリバリーの中で、詳細な部分まで調査した豊富な調査結果、示唆に富んだ内容の資料を用意し、報告できる点も、アーサー・ディ・リトル(ADL)の特徴となっている。

必要に応じて、デスクトップリサーチだけでなく、有識者・ステークホルダーへの詳細なヒアリングを通じて、成果物の品質を上げていくことをデリバリーでは社内全員が意識しているのだと言う。

そのような努力によって、辞書のような報告書を完成させ、クライアントの期待値を超えることも多いようだ。

現場のメンバーが優秀であるということに尽きると思います。「これくらいで良いだろう」という現状に甘んじることなく、更に「価値は何か?」を追求する姿勢がそのような成果物につながっていると考えています。

現役ADL社員B氏

競争力のある価格戦略

アーサー・ディ・リトル(ADL)は他の競合他社に比べて、プロジェクトにおける報酬が抑えられており、競争力のある価格戦略を実践している。

品質の高いデリバリーをこなすためには、高い報酬を出さなければいけないという定石がある一方で、アーサー・ディ・リトル(ADL)は高い品質の成果物を出すだけでなく、価格面でも差別化を図っている。

クライアントにとっても、コンサルへの費用を抑えることで、長期的にビジネス関係をつなぐことができているようだ。

提案の差別化は内容はもちろんですが、価格も検討の際の参考項目となっていると感じています。費用面において、クライアントを支援することも重要ですので。

現役ADL社員C氏

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

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アーサー・ディ・リトル(ADL)の年収

アーサー・ディ・リトル(ADL)の役職 年次(目安) 年収(目安)
ビジネスアナリスト 1年目~ 600~900万円
コンサルタント 3~5年目 1,000~1,300万円
マネージャー 7~9年目 1,400~1,800万円
プリンシパル 実力による 1,800~2,500万円
パートナー 実力による 3,000万円~

上記はアーサー・ディ・リトル(ADL)の役職別・年齢別の目安年収である。

役職に紐づく形で年収レンジが定められており、年収レンジの中では評価の積み重ねで変わってくる。

ビジネスアナリスト

アーサー・ディ・リトル(ADL)のビジネスアナリストは、リサーチ、データ解析、インタビュー、クライアント向け資料作成、タスク管理、クライアントへの報告等、幅広く担当する。

ビジネスアナリストでは、上位メンバーのサポートと指導のもと、各課題の明確なタスクに取り組むことが求められる。

新入社員、コンサルティングファーム未経験(事業会社経験)の第二新卒の大半はコンサルタントとして入社することとなり年収レンジは600~900万円程度となる。

コンサルタント

アーサー・ディ・リトル(ADL)のコンサルタントは、プロジェクトのアウトプット作成に必要とされる詳細な作業設計、コンサルタントへの仕事の割り振りや指示・レビュー・指導、プロジェクトで導き出すべきメッセージの検討など、幅広い業務を担当する。

コンサルタントでは、マネージャー以上の上司のもと、プロジェクトの重要な部分の遂行にオーナーシップを持って取り組むことが求められる。

コンサルタントには3~5年目程で昇格するケースが多く、コンサルティングファーム経験の第二新卒の大半、20代後半のコンサルティングファーム未経験者(事業会社経験者)は、コンサルタントとして入社することとなり、年収レンジは1,000~1,300万円程度となる。

マネージャー

アーサー・ディ・リトル(ADL)のマネージャーは、プロジェクトの責任者として、プロジェクト全体の課題やリスクを管理しつつ、クライアントの役員層や担当パートナーと議論しながら、プロジェクトの進捗・品質管理を担当する。

また、マネージャー以上からは稼働率に加えて、売上、および、社内貢献活動が評価に加わる。

そのため、デリバリーだけでなく、提案活動による案件獲得、更には社内活動としてナレッジの共有、情報交換、社内イベント、若手コンサルの育成等の活動も実施する。

マネージャーには7~9年目程で昇格するケースが多いが、メンバーのマネジメント能力を昇格の際には特に見極められる。

また、30代で事業会社にてマネージャー・管理職を担当していた経験者(コンサルティングファーム未経験者)は、マネージャーとして入社することが多い。

年収レンジは1,400~1,800万円程度と幅広くなることが特徴的である。

プリンシパル

アーサー・ディ・リトル(ADL)のプリンシパルは、マネージャーより売上評価の比重が高くなるため、プロジェクトのデリバリーの責任者としての活動よりも、クライアントへの提案活動に比重が高くなる。

そのため、新規プロジェクトの獲得と、担当クライアントとの長期的な関係構築・維持し、規模の大きな案件を獲得することが求められる。

また、クライアントワーク以外にも、社内活動(ナレッジの共有、情報交換、社内イベント、若手コンサルの育成等)のリーダーとしても活動するが、マネージャーよりも、更に、案件獲得と会社経営という視点での活動が重視される。

プリンシパルには実力次第で昇格し、年収レンジは1,800~2,500万円程度と幅広くなることが特徴的である。

パートナー

アーサー・ディ・リトル(ADL)のパートナーは、ADLの顔、かつ、売上責任を持った実質的な事業責任者としてクライアントからの案件獲得だけでなく、経営方針の決定等、会社役員としての活動を担当するため、特定の産業・機能の専門家として、グローバルに活躍することが求められる。

また、売上貢献、クライアントの役員との関係構築はもちろんのこと、育成、採用、ガバナンスの統制、多様性の促進等、様々な経営活動が求められる。

パートナーに昇格するためには、売上貢献だけでなく、社内で「顔が利く」存在になる必要もあるため、他の部署のパートナーからも、ある程度、認知されており、信頼されていることが重視される。

年収レンジは3,000万円~と売上・経営貢献次第で高くなっていく形になっている。

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

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アーサー・ディ・リトル(ADL)の中途選考フロー

アーサー・ディ・リトル(ADL)の中途選考フローは年度によって異なるが、募集しているポジションがある限り、随時選考が行われている。

基本的には以下のような中途選考フローになる。

  1. 書類選考
  2. 一次面接(二次面接の可能性もあり)
  3. 最終面接

選考開始から内定獲得まで、転職活動は早くても1.5-2ヶ月を要する。

以下ではアーサー・ディ・リトル(ADL)の選考フローを分解し、それぞれについて詳しく解説していく。

アーサー・ディ・リトル(ADL)の中途面接

ここではアーサー・ディ・リトル(ADL)における面接の内容について解説していく。

一次面接

  • 面接担当者:マネージャー
  • 質問内容:現職での業務内容、志望動機、ケース面接

アーサー・ディ・リトル(ADL)の一次面接では、マネージャーが面接担当者として出てくる。

面接の内容としては、序盤に現職の業務内容、志望動機に関する簡単な確認事項程度の質問があり、その後、ケース面接に入る。

ケース面接では、応募者の知的好奇心、問題解決力、そして、自信をもってアプローチや解決策を提示できること、などを注視している。

更に、第二新卒やコンサルタント未経験者の場合だと、一次面接だけでなく、(質問内容は一次面接と同様であり、面接担当者がプリンシパルになる)二次面接も用意されることがある。

弊社でケース問題を非常に重視しています。重要なのは、「答えが合っているか」、ではなく、「どのように答えを導くか」なので、プロセスを大事にすることをオススメします。

ADL転職成功者Dさん

アーサー・ディ・リトル(ADL)のケース面接で実際に出題された問題としては以下のようなものがある。

ケース問題例
  • フィットネスクラブが新しい地域にジムを立ち上げようとするとき、それが利益を生むかを判断するためには、何を分析すべきか考えよ
  • 赤字が続く小売企業を黒字化に導くための戦略を考えよ
  • 世界が今後どのように変化していくか、およびその中で製造業はどうあるべきかを考えよ
  • 携帯会社の売上を5年間で2倍にする戦略を考えよ 等

最終面接

  • 面接担当者:プリンシパル、もしくは、パートナー
  • 質問内容:現職での業務内容、志望動機、ケース面接

アーサー・ディ・リトル(ADL)の最終面接では、プリンシパル、もしくはパートナーが面接担当者となる。

基本的には、一次面接と同様に、冒頭に現職での業務内容、志望動機といった応募書類の確認を行い、その後にケース面接に入る。

なお、ケース面接の出題例としては、一次面接と同様である。

最終面接でもケース問題を重視しています。特に、パートナーといった役員級の社員に対しても臆せず、パフォーマンスを発揮できるかが重要になります。

ADL転職成功者Eさん

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

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アーサー・ディ・リトル(ADL)の転職難易度

ここではアーサー・ディ・リトル(ADL)への転職難易度や採用の傾向について解説する。

転職難易度

アーサー・ディ・リトル(ADL)は、世界初の経営コンサルティングファームであることから、業界の中では老舗グローバルコンサルティングファームとして、認知している人も多く、人気のある転職先の1つとなっている。

そのため、転職難易度は、コンサル業界の中でも高い方であり、常に転職希望者が転職への扉を開けようとしていることも事実である。

いつも応募者でいっぱいという印象ですね。MBBやBIG4がやっぱり有名だと思いますが、「知る人ぞ知るコンサルティングファーム」であるのか、人気の転職先となっているみたいです。

ADL転職成功者Fさん

さらに、ここでいう転職難易度は他大手コンサルファームと比較した場合の話である。大手コンサルファーム自体が他業界の企業と比較して難易度が非常に高くなっている。

そんな大手コンサルファームと比較して転職難易度が高いということは、綿密な選考対策が必須と言える。

他業界の企業と比較して転職難易度が高いアーサー・ディ・リトル(ADL)への転職を目指す上では、コンサル転職に強みを持つ転職エージェントに登録して、専門的な対策支援を行うことをおすすめしたい。

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コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

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求める人物像・選考基準

転職難易度の高いアーサー・ディ・リトル(ADL)の内定を獲得する上では、面接の限られた時間の中で、アーサー・ディ・リトル(ADL)が求める人物像を、自身の経験や人柄と合わせて十分にアピールすることが求められる。

なので、転職を検討する人は、面接の限られた時間の中で、アーサー・ディ・リトル(ADL)が求める人物像を、自身の経験や人柄と合わせて十分にアピールすることが求められる。

具体的には下記のような経験やスキルセットを保有している人が比較的採用されやすいようだ。

  • クライアントが求める示唆を導くことができる分析能力を有している人材
  • クライアントから信頼されるパートナーになるためのプロ意識を持っている人材
  • ケースチームの一員として効果的に働くための適切な対人スキルを有し、多様な環境に迅速に適応できる人材
  • 対人スキルとリーダーシップがあり、結果を出せる人材
  • 適切なリーダーシップと説得力をもって、チームのモチベーションを高め、クライアントを取り巻く環境の変化を促すことができる人材

アーサー・ディ・リトル(ADL)への転職の魅力

ここでは、アーサー・ディ・リトル(ADL)の現役社員の声を参考にしながら、ADLに転職する魅力・評判について改めて整理する。

海外での仕事を経験できる

アーサー・ディ・リトル(ADL)では、ある程度、キャリアを重ねた社員が希望次第で海外拠点への出向に行くことができる。

また、プロジェクトの内容次第では、海外出張も多い。

そういった形で、海外での仕事を経験できることは、グローバルコンサルティングファームならではの魅力と言えるだろう。

社内では海外出向を実践している人も多いですし、海外出張を経験している人も多いです。また、海外拠点に在籍しているメンバーが、逆に日本拠点へ来ることもよくあるので、様々な経験ができますね。

ADL転職成功者Gさん

テクノロジー系の経験者も活躍できる

ITや製造業など、どちらかと言うと、テクノロジー系での仕事を経験している社員も活躍できることが、同社の魅力の1つとなっている。

アーサー・ディ・リトル(ADL)ほどのグローバルコンサルティングファームでは、コンサル業界出身者でしか転職に成功し、活躍できない環境を思いがちであるが、決してそんなことはない。

むしろ、現代において、テクノロジー系の経験を有する社員は重宝されるほどだ。

テクノロジーがビジネスの成功に欠かせない要素になっている現代において、それらの経験を有する人材は、ADLで活躍できると感じています。実際、例えば、コンサル未経験ながら、IT系の事業会社出身の社員の方々が、活躍している例はいくつもありますよ。

ADL転職成功者Hさん

風通しの良い職場

意見が通りやすく、横とのつながりが強いことも、働く上では重要な要素だろう。

また、上司と部下であってもフラットにコミュニケーションを取り、部下の意見であっても筋が良ければ、意見を通すという風通しの良さがあるとのことである。

この風通しの良さは、日系企業では味わえない魅力なのかもしれない。

自分のキャリアを主体的に考え、日本経済を良くしようと考えているような志が高い社員が多いですね。そして、そういった社員が活躍しやすい風通しの良さであったり、お互いに成長していこうとする文化が弊社では、あると思います。

ADL転職成功者Dさん

アーサー・ディ・リトル(ADL)の激務の実態

ここではアーサー・ディ・リトル(ADL)の激務の実態について解説する。

以下は主要コンサルファームの月間残業時間をランキング化したものである。(出所:Open Work

順位 ファーム名 月間残業時間(h)
1 アーサー・D・リトル 85.4
2 マッキンゼー・アンド・カンパニー 76.7
3 ドリームインキュベータ 75.5
4 A.T.カーニー 72.6
5 ローランド・ベルガー 68.2
6 ベイン・アンド・カンパニー 64.4
7 デロイト・トーマツ・コンサルティング 63.1
8 ボストン・コンサルティング・グループ 62.8
9 PwCコンサルティング 62.4
10 EYストラテジー・アンド・コンサルティング 53.1
11 アクセンチュア 52.1
12 KPMGコンサルティング 43.4
13 アビームコンサルティング 36.3
14 ベイカレント・コンサルティング 33.0

アーサー・ディ・リトル(ADL)は激務ランキングは1位となっており、激務と言われるコンサル業界の中でもトップクラスにハードワークであることが分かる。

最近ではコンサル業界の中でも働き方改革が進められており、激務ランキングの下にいるアクセンチュアやアビーム、ベイカレントは業界の中での積極的に働き方改革を進めていることで知られているが、それらのファームと比較すると、倍程度の残業時間となっている。

実際に現役・元社員から話を聞いても「アーサー・ディ・リトル(ADL)では自分がハードワークであることを忘れるくらいみんな当たり前に遅くまで働いている」とのことであった。

ただし、アーサー・ディ・リトル(ADL)に限らず、全てコンサルファームに共通して言えることではあるが、実際に激務になるかはプロジェクトの内容やフェーズによって大きく変わってくるため、必ず激務になるわけではないという点はご留意いただきたい。

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アーサー・ディ・リトル(ADL)のポジティブな評判

ここでは、アーサー・ディ・リトル(ADL)のポジティブな評判について解説する。

製造業での知見・ノウハウが豊富

アーサー・ディ・リトル(ADL)は世界初の経営コンサルティングファームであるが、日本法人(1978年設立)においても歴史は長い。

その長い歴史の中で、様々な経営課題の解決策に関する知見・ノウハウを蓄積してきているが、日本法人では特に製造業において知見が深い。

そのため、製造業のクライアントからのオファーも多く、まさに日本の経済を支えるための支援を実施しているのだ。

製造業においては研究開発から実行支援まで様々な領域での支援を実施しています。バリューチェーン全体において、知見・ノウハウを有していると言えますね。

現役ADL社員E氏

研究機関のようなアプローチ

クライアントとはファクト・分析ベースで議論を実施し、ロジカルに解決策を導いていくスタイルを同社では実施している。

そのため、「妄想のような仮説」はなく、事実とロジカルを基に研究機関のようなアプローチで、クライアントが腹落ちする提案をできるとの評判である。

そういったアプローチは、他の競合他社と一線を画すことになっているようだ。

弊社は、今どきのコンサルっていうよりも、長年、特定の領域を研究してきたような社員が多いですね。したがって、ある意味、良い意味でクリエイティブな視点ではなく、着実に結論を導いていくことが、弊社の良い面かもしれませんね。

現役ADL社員F氏

業界トップレベルのリサーチ力

調査・分析に関しては、コンサル業界でもトップレベルの質・量をアウトプットできるという評判が上がっている。

短期間で、クライアントの期待値を超える調査・分析結果を提示し、クライアントのビジネスを飛躍的に推進することができると言う。

そのような調査・分析を実現できていることは、会社全体の共通認識が背景にあるようだ。

弊社では調査・分析といった事実や一次情報こそが、全ての始まりであるという共通認識を持っています。その通りだと思いますし、それによって競合他社との差別化も実現できていると感じていますね。

現役ADL社員G氏

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アーサー・ディ・リトル(ADL)のネガティブな評判

ポジティブな評判がある一方で、アーサー・ディ・リトル(ADL)にネガティブな評判もあるようだ。

ここでは、評判が本当であるのか、実態も含めて解説する。

価格勝負になりがち

アーサー・ディ・リトル(ADL)は、他の競合他社と比べて、プロジェクトの単価感が安いという特徴を持っている。

そのこと自体は、競争力の強化につながるが、一方で、時には、プロジェクトの難易度が高い割に、メンバーの数が少なく、激務になってしまうこともあると言う。

実際、安い単価がボトルネックになっているのだろうか。

現場の社員にリアルな意見を聞いてみた。

単価で勝負しているのは、「無駄に高い報酬をクライアントに提示しない」というポリシーがあるからだと思います。なので、「現場が疲弊するような、非常に低い報酬で提案し、その弊害が現場に影響を及ぼす」ということは無いですね。もし、そんなことしていたら、組織として成長していけないですし、現場から文言ばかり出てくると思います。(笑)

現役ADL社員H氏

昔ながらのコンサルティングファーム

アーサー・ディ・リトル(ADL)は、歴史が長く、様々な案件の知識・ノウハウを有しているが、一方で、伝統的な(違う言い方をすると、昔ながらの)コンサルティングファームという評判が上がっている。

伝統的と言えば、同社の各世代が次世代に語り継いできたDNAのようなイメージを持つが、その伝統が変化激しい現代においては、足枷になっているという。

昔ながらの変わらない組織なのか、現場で働く社員に話を聞いてみると、異なる回答が返ってきた。

伝統はありますよ。しかし、その伝統は「いつの時代も変化し続けることが重要である」という伝統です。そのため、ADLは時代に合わせて変化してきました。その変革によって、今の地位があると感じています。

現役ADL社員D氏

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コンサルキャリアは株式会社Flow Groupが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援を行っています。

会社名 株式会社Flow Group
会社HP https://consul-career.com/corp/
所在地 東京都新宿区市谷田町3丁目8 市ヶ谷科学技術イノベーションセンタービル 2F 
法人番号 5011001129632
厚生労働省 有料職業紹介事業認可番号 13ーユー315272
適格請求書事業者登録番号 T5011001129632

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