
2012年創業で勢いのあるリブ・コンサルティングについて、年収事情から転職難易度、リアルな評判まで現役・元社員へのインタビューを基に転職情報を徹底解説していく。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングには必ず登録すべきである。詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
コンサル転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
Contents
リブ・コンサルティングの年収
リブ・コンサルティングの役職 | 年次(目安) | 年収(目安) |
プロジェクトメンバー | 1年目~ | 450~600万円 |
プロジェクトリーダー | 2~8年目 | 550~900万円 |
マネージャー | 5~13年目 | 850~1250万円 |
ディレクター | 実力による | 1200~1900万円 |
パートナー | 実力による | 1800万円~ |
上記は、リブ・コンサルティングの役職別の年収(コンサルキャリア調べ)である。リブ・コンサルティングは完全実力主義の評価体制となっているため、評価によって昇進スピードも年収も大きく変わってくる。
グローバルコンサルティングファームの場合、個人の成果というのは定量的に測りにくい側面がある。一方で、リブ・コンサルティングは中堅・ベンチャー企業のクライアントが主であり、個人の成果がより見えやすいため、完全実力主義の評価が可能となるのだ。
ただしリブ・コンサルティングの各役職の年収水準を見ると、戦略ファームはもちろん、総合ファームよりも低い水準となっている。これはリブ・コンサルティングのクライアントが大手企業ではなく中堅・ベンチャー企業であるという点が大きい。
クライアントの規模が小さくなればなるほど必然的にプロジェクト単価は低くならざるを得ず、その分コンサルタントへ分配する年収原資が小さくなってしまうのだ。
スタートのプロジェクトメンバー時は450~600万円と総合ファームと大きくは変わらないが、その後プロジェクトリーダーで550~900万円、マネージャーで850~1250万円という水準である。仮にディレクターまで行ったとしても1200~1900万円、パートナーで1800万円~という水準であり、総合ファームの6~7割の年収水準となっている。
そのため、リブコンサルティングで長期的にキャリアを築いていく人は「年収重視」というよりも、中堅・ベンチャー企業へのコンサルティングにやりがいを感じている人が多い傾向がある。
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リブ・コンサルティングの転職難易度
リブ・コンサルティングの転職難易度は業界の中では比較的低いと言える。
- 学歴や経歴、思考力よりもやる気重視で判断されるため、多くの人にチャンスがある
- グローバルコンサルファームと比較してプレゼンスが低い分、転職における競争率が低い
- 一方で、採用人数が少ない点やITに関する専門知識が求められる点には注意が必要
代表取締役である関氏によると、リブ・コンサルティングの中途採用では前職の経験や学歴はそこまで重視していない。そのため、やる気や資質などを中心に合否の判断をしており、未経験の人でも挑戦しやすく、転職難易度を低いと言える。
また設立してまだ若い会社のため、企業文化の浸透に力を入れており、リブコンサルティングの教育方針との合致は重要であるとのことである。グローバルコンサルファームと比べ、転職競争率が低いことに加え、社員の割合も中途の方が多く中途採用自体は積極的に行っている点も、転職難易度が低い要因の一つだ。
ただしリブ・コンサルティングではITに関する専門知識の必要性や、そもそもの採用人数が多くない点もあるので、十分注意をしておきたい。
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リブ・コンサルティングの評判
実際にリブ・コンサルティング勤める方々からのリアルな評判をご紹介する。ポジティブ/ネガティブ両方の評判があるが、リブ・コンサルティングの評判はコンサル業界の中でかなり高いと言える。
▼リブ・コンサルティングのポジティブな評判まとめ
- 若い会社のため、勢いがあり若手でも成長できる環境にある
- 業界的には珍しく、人材教育に力を入れており離職率が低い
- 成長中企業のため、当事者意識を持ち会社を成長させられる実感がある
リブ・コンサルティングは、設立から10年以内と若いファームであり、若いうちから大きな案件に挑戦できる点や、それらを通し大きく成長できる点に対しての高い評判が多い。特に、教育体制に重きを置いている企業が少ないコンサル業界で、リブコンサルティングは人材教育に非常に力を入れている点には高い評判が目立った。
そのため若手が伸び伸び仕事をしつつ、しっかりとした教育のもと成長ができるため、自然とメンバー全体に当事者意識が芽生え、非常に良い環境が出来上がっていると言える。
▼リブコンサルティングのネガティブな評判まとめ
- 月間の平均残業時間が80時間、有給消化率32%とワークライフバランスが非常に悪い
- 結果を出していない人は残りずらい雰囲気があり、実際に結果が出ていない人が残っていけない
一方でリブ・コンサルティングのネガティブな評判としては、ワークライフバランスに関するものが多かった。特に残業時間や、休日の少なさに関しては低い評判が多く、基本的にプライベートがなく"ワークアズライフ"で働く必要がある。
また教育体制が整っている一方で、リブ・コンサルティングでは成果が出せない人に対しては非常にドライで、up or outの風潮が非常に強いと言う。
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未経験も可?リブ・コンサルティングの求人
リブ・コンサルティングは通年で中途採用を行っている。一方で、求人内容はその時々で変わるという特徴があるので、しっかりチェックしておく必要がある。
求人を見ていくと、コンサル業界経験者だけでなく特定業界の経験者の募集を目立つ。リブ・コンサルティングの求人の特徴でもあるが、前職の経験や学歴はそこまで厳格な基準を設けず、未経験でも転職が可能となっている。
また、グローバルファームと比較して求人が多岐に渡る特徴もあるため、しっかりコンサル支援実績が豊富なエージェントからアドバイスを受けることをおすすめしたい。
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リブ・コンサルティングの特徴
リブ・コンサルティングの特徴は以下の2つである。
- 中堅・ベンチャー企業を主なクライアントとしている
- 売上成長を支援するプロジェクトをメインとしている
グローバルファームとリブ・コンサルティングは、同じコンサル業界と呼ばれはするものの、全く異なる事業と言っても過言ではない。グローバルファームがクライアントする大手企業はさまざな課題を抱えているため、プロジェクトテーマも戦略案件から、業務改善、システム導入まで多岐に渡る。
また規模の問題上、どうしても実行までの時間軸が長く、コンサルティングの結果が見えにくいという側面もある。
一方で、リブ・コンサルティングが対象としているのは中堅・ベンチャー企業であり、メインとして売上を上げるというテーマに取り組むことになる。企業規模が小さい分、スピード感をもって実行に移れるとともに、コンサルティングの結果が見えやすいという魅力があるのだ。
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リブ・コンサルティングの中途面接
リブ・コンサルティングの中途面接は以下の流れで行われる。
- 書類選考・筆記テスト
- カジュアル面談
- 1次面接:CTO
- 2次面接:人事部
- 最終面接:マネージャー
リブコンサルティングの中途面接ではケース面接がなく、一般面接を中心に選考が進められる。最終面接の前の段階で、前職での実績やリブコンサルティングのビジョンとの一致などが重点的に見られ、そこを突破した人材が最終面接に進む流れである。
基本的には、リブ・コンサルティングの考え方と一致できるかが合否を分けることになる。そのため、リブコンサルティングがサイト上で公開している、以下のマインドは事前にチェックしておいて頂きたい。
成長へのプライド / 自分への矢印 / 前向き思考 / 自分・組織の成果 / 集合天才 / 提案思考 / 感謝の気持ち / 感情移入 / クライアント成果 / 現場主義 / 5つの成果
また、以下が実際にリブ・コンサルティングの中途面接で聞かれた質問例になる。
- ベンチャー企業で成長するために必要なことは何か?
- なぜリブコンサルティングに入社したいのか?
- 前職で最も過酷だった案件は何か?
リブ・コンサルティングの中途面接対策を行う上では、コンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを利用することをおすすめしたい。
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リブ・コンサルティングの激務・残業の実態
結論から言うと、リブコンサルティングは激務であると言える。
- 月間の平均で80時間の残業があり、月によっては100時間を超える
- メインクライアントにベンチャーやスタートアップ企業が多いため、支援内容が多岐にわたる
- 休日出勤も当たり前のようにある
リブ・コンサルティングには基本的に"ワークアズライフ"の考えが浸透しているため、平日の夜遅くや休日出勤は基本的に当たり前である。そのため基本的に、オンとオフの切り替えは無いに等しい。
また時間的な激務だけではなく、支援範囲が多岐にわたり、インプットしなければならないことも多いため、自分の時間が非常に作りづらい。このようにトップクラスの激務度を誇るリブ・コンサルティングだが、社員の根本的な考え方は仕事にやりがいを持ち、成果を出すことに達成感を感じている。
そのため、どんなに辛くても仕事が好きで働いている人が多いため、全体的な評価は業界トップクラスの高さを誇る。
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リブ・コンサルティングへの転職でおすすめのエージェント
リブ・コンサルティングは業界の中では比較的転職難易度が低いと紹介したが、それでも他業界と比較すると決して簡単ではない。そのため、コンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを選ぶ必要がある。
具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。コンサル転職を成功したい人には、アクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
とにかく支援が手厚かったです。ケース面接もかなりの回数お願いしましたが、嫌な顔一つせずに対応してくださりました。
また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。