マッキンゼーの年収は"億"を超えるのか?「中の人」が徹底解説

新卒・中途問わず人気の高いコンサル業界の中でトップに君臨するのがマッキンゼーである。本記事ではそんなマッキンゼーの年収事情について、現役・元マッキンゼー社員へのインタビューを踏まえて様々な視点から徹底解説していく。

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マッキンゼーの年収制度

マッキンゼーの年収は一般企業のように年齢に応じて決まることはなく、役職に紐づく形で決まる。役職ごとに年収レンジが決まっており、年間を通じた評価によってレンジ内の年収が決まる。

マッキンゼーではプロジェクト毎に働くメンバーが変わるため、所謂"直属の上司"という人は存在しない。そのためプロジェクトごとに360度評価(プロジェクトのマネージャーからメンバーまでによる評価)が行われ、その積み重ねで年間の評価が付けられることになる。

実力主義と言われる外資系コンサル業界の中でも特にその色が強いマッキンゼーにおいては高い評価を得れば早期に昇進することができ、結果として若くして日系企業では考えられないような年収を手にすることができるのだ。

マッキンゼーの残業代

マッキンゼーでは残業代の支給がなく、どれだけ残業しても年収を上げることはできない。そもそもクライアントの課題を解くことにコミットするコンサルワークと残業代という概念は相容れないものであり、ほとんどのファームで残業代を支給していない。

マッキンゼーも例外ではなく、残業を意識して働く人はほぼ皆無と言っても過言でない。こうしてクライアントファースを貫きハードワークすることで、残業代が支給されなくても高額な年収を得ることができるのだ。

マッキンゼーの賞与

マッキンゼーでは評価に応じた賞与の額が大きく、年収は賞与によって大きな影響を受ける。アソシエイトでは年間100万円、コンサルタントでは200万円を超える額を受け取る社員も珍しくないと言う。また、アソシエイトパートナーにまでなると、最大で年収の200%の賞与が支給されるなど、青天井な年収となるようだ。

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マッキンゼーの役職別・年齢別年収

マッキンゼーの役職 年次(目安) 年収(目安)
ビジネスアナリスト 1年目~ 700~900万円
アソシエイト 2~6年目 1000~1500万円
マネージャー 4~10年目 1500~2000万円
アソシエイトパートナー 実力による 2000~3000万円
マネージングディレクター 実力による 5000万円~

上記はマッキンゼーの役職別・年次別の目安年収である。ビジネスアナリストは700万円~と総合ファームの500-550万円水準よりも高い年収となっている。(新卒・第二新卒はビジネスアナリストでの入社となる)

その後アソシエイトに上がると一気に年収が上がり1000~1500万円のレンジとなる。早い人は2年目でアソシエイトに昇進する人もいる。中途でマッキンゼーに転職する場合は、多くの場合アソシエイトでの採用となる。

MBA卒でも例外ではなく多くの場合アソシエイトでの採用となる。年収こそ1000万円を超える可能性があるが、上司(マネージャー)が年下になるということも決して珍しくない。

マッキンゼーでマネージャーまで行くと1500~2000万円という年収レンジになるが、20代でマネージャーというのも決して珍しくない。更に昇進を重ねてアソシエイトパートナーになれば年収2000万円~、パートナーになれば年収5000万円~という世界になる。

ちなみに2020年には29歳でパートナーに上り詰めた方が現れて業界内では大いに話題になった。実力主義の外資系コンサルの中でも、マッキンゼーは特にその色が強いファームと言えそうである。別の言い方をすると、マッキンゼーは自分の頑張り次第で年収を大きく上げることができる環境なのだ。

過去に「なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか? 」という本が話題になったが、上記の通り年収1億円というのはほとんど存在せず、タイトルがミスリードであることが分かる。マッキンゼーのHPで公開されているシニアパートナーであれば"億"超えもあるとのことである。

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マッキンゼーの生活水準

アナリストの生活水準

ビジネスアナリストの場合、職位内のランクや評価にもよるがおおよそ手取りは45万円程度になる。大卒や第二新卒でこの水準を貰えるが一人暮らしの場合の生活水準としては以下のようなイメージである。

項目 収入 支出
手取り 45.0万円
家賃 15.0万円
食費 6.0万円
光熱費 1.5万円
通信費 1.5万円
交際費・趣味娯楽費 10.0万円
医療・保険費 1.0万円
衣服・美容費 3.0万円
交通費 1.5万円
雑費 1.5万円
貯金 3.0万円

一人暮らしで手取り45万円ある場合、オフィス近くに12~15万円程度で住むことも可能となり、住環境としてはかなり充実したものを得ることができる。(麻布十番などが人気のエリアとなっている)

また、趣味娯楽へある程度自由に使えるお金が多く確保できる(10万円程度)ため、もちろん高級車などは手は出ないものの、身の回りのアイテムを上質なものにしたり、数ヶ月に一度良いスーツを買うといったことも可能になる。

マッキンゼーのビジネスアナリスト(一人暮らし)であれば暮らしに困ることはほとんどなく、また食費に関してもそこまで切り詰める必要はなく、6万円程度使うことができる。

マネージャーの生活水準

マネージャーの場合、職位内のランクや評価にもよるがおおよそ手取りは85万円程度になる。マネージャーでも独身の人もいるが、以下では配偶者・子ども(一人)と家族暮らしの場合の生活水準イメージをご紹介する。

項目 収入 支出
手取り 85.0万円
家賃 30.0万円
食費 10.0万円
光熱費 2.5万円
通信費 2.5万円
養育費 5.0万円
交際費・趣味娯楽費 10.0万円
医療・保険費 2.5万円
衣服・美容費 3.0万円
交通費 2.0万円
雑費 2.0万円
貯金 10.5万円

手取り85万円となるとマンションのグレードにこだわって住むことも可能であり、外食などである程度贅沢に使ったとしても金銭に困ることはほとんどない。総合コンサルのマネージャーの場合だと、東京の練馬区や江東区、江戸川区、23区外に住む人もいることを考えるとこの点が生活水準として大きな違いとして挙げられる。

一方で、マッキンゼーで長期的に働くという人は珍しく、中長期的にマッキンゼーから転職することを考えている人も多い。そのような人は年収減は免れないため、「あらかじめあまり生活水準を上げない」「しっかりと貯金をしておく」という堅実な人も多い印象である。

マッキンゼーの中途入社の年収実績

Aさん
28歳 総合コンサルファーム出身
年収750万円→年収1000万円(250万円up)

Bさん
26歳 メガバンク出身
年収600万円→年収650万円(50万円up)

Cさん
32歳 総合商社出身
年収1100万円→年収1000万円(100万円down)

上記はコンサルキャリア独自インタビューで回答頂いた方々の経歴、およびマッキンゼー転職前後の年収である。年齢が上がれば上がるほど年収UPが難しくなるが、それでも30歳までであれば出身企業が投資銀行などでなければ基本的に年収は維持またはUPできる。

一方、Cさんのように30歳を超えてかつ出身企業が総合商社のように年収の高い企業であると、年収が下がることがほとんどである。前述の通りマッキンゼーでは「年齢」ではなく「役職」に対して年収が設定されている。

どれだけ年齢を重ねて、前職での経験があったとしてもコンサルティングが未経験であれば役職は「ビジネスアナリスト」または「アソシエイト」にならざるを得ない。

「ビジネスアナリスト」または「アソシエイト」では年収が550~1400万円というレンジとなるため、このような年収ダウンが起こり得る。(上限である年収1400万円はアソシエイトでトップクラスの評価を得る必要があり、未経験での転職直後ではかなりハードルが高い)

しかし、マッキンゼーで然るべきパフォーマンスを発揮して順調に昇進することができれば、目先の数百万円の年収ダウンが馬鹿らしくなるくらい年収を上げることができる。

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マッキンゼーの初任給

マッキンゼー初任給

マッキンゼーの新卒入社時の年収は約700万円前後であり、他の外資系戦略コンサルファームと比較しても高水準となっている。マッキンゼーは初年度でも基本給に加えて賞与が支給されるため、ここまで高い初任給となっている。賞与は評価によって左右されるため、初任給から人によって差が出る構造となっている。

また、マッキンゼーは実力主義と言われる外資系コンサルの中でも特にその色が強く、高い評価を得れば翌年には年収1000万円を超えることも可能となっている。

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マッキンゼーの福利厚生

高い年収が魅力の一つであるマッキンゼーだが、一方の福利厚生に関しては日系企業と比べてやや物足りないと言える。ただ一方で、経費申請のハードルが低く、タクシー移動や食費、大まかな雑費程度であれば経費で落とすことができると言った側面もある。

特に残業した際は夕食代が出るというのはマッキンゼー社員からも好評の福利厚生となっている。また、マッキンゼーの場合毎年年俸の16~18%程度を退職金として積み立てる、退職金積立制度が存在する。退職金制度が存在しないケースが多い外資系において、この制度も評判が良い。

マッキンゼーはアルムナイ(卒業生)ネットワークが充実していることでも有名である。マッキンゼーは恐ろしいほど卒業後も継続して活躍する人材は輩出しており、アルムナイネットワークも大きな福利厚生と言える。

各コンサルファームは人材輩出企業でもあるが、中でもマッキンゼーは圧倒的と言える。以下が過去に編集長であるコンサルマンがマッキンゼーのアルムナイの凄さについてTweetした内容である。

このようにマッキンゼーの最大の福利厚生は優秀なメンバーと協業できることネットワークができることであると言っても過言ではなく、マッキンゼー卒業後も「マッキンゼー出身者」というブランドが使えることも大きな福利厚生であると言える。

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マッキンゼーの年収に関する口コミ

現役・元マッキンゼー社員から年収に対する生々しい声を集めた。コンサルキャリア独自調査の内容であるのでぜひ参考にして頂きたい。

▼マッキンゼーの年収におけるポジティブな口コミ

Aさん
そもそもの年収が圧倒的に高いため、基本的に年収に関しては満足しています。特に昇進したときは一気に年収が跳ね上がるためモチベーションにも直結します。

Bさん
昇進はもちろんですが同じ役職にステイしていても、成果を上げ成長していれば少しずつですが年収が上がります。そのため高い評価が得られず昇進できない年でも、コツコツと仕事に取り組んでいれば自然と年収も増えます。

Cさん
業務量や責任が圧倒的に多いが、パートナーまで来ると年収が5000万円を超えます。そのため、収入面で不自由をすることはまずありません。仕事の面白さはもちろん、年収に関しても総合的に不満はありません。

マッキンゼーの年収水準は非常に高く、ポジティブな声が多い。特にアソシエイト以上になると高い年収の実感を得られるようになり、また仕事にも慣れ始めることもあり、社員たちの満足度は非常に高いようだ。

またマッキンゼーでは、タクシー代や夕食代なども支給されることから、可処分所得が多いという面にもポジティブな声が目立った。

▼マッキンゼーの年収におけるネガティブな口コミ

Dさん
世間が思っているほどずば抜けて高くはないです。特に新卒アナリストの場合業務時間と年収が見合っていません。一見年収が高いように見えても時給換算すると他の大手企業とそう変わらないと思います。

Eさん
賞与が年収に対して大きなウェイトを占めています。年によっては賞与だけで年収が200万円前後変わってくるため、自分自身の年収が安定しないと感じることもあります。

Fさん
上位10%以内の成果を出せば一気に昇給が見込まれます。しかし、それ以外は役職アップに基づいてそれなりにしか昇給しません。そのため思ったよりも年収が上がらず、他社に勤める同世代の人たちと年収がそう変わりません。

一方のネガティブな声としては、マッキンゼーでの年収構造として賞与が年収に与える影響の大きさについて挙がった。高い評価を得られた年は200万円ほど賞与があるが、次の年には100万円に届かなった社員も存在するという。そのため、年収が賞与によって左右される不安定さには一定数不満の声が集まっている。

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マッキンゼーへの転職でおすすめのエージェント

コンサル業界は特殊な選考を行うことで有名であり、徹底的な対策が肝になる。そのため、コンサル業界に精通しており、転職支援実績が豊富なエージェントを選ぶ必要がある。

具体的には、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングには必ず登録すべきである。

おすすめ度:★★★★★

アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。コンサル転職を成功したい人には、アクシスコンサルティングを本当におすすめできる。

Aさん
(戦略コンサル転職者)
とにかく支援が手厚かったです。ケース面接もかなりの回数お願いしましたが、嫌な顔一つせずに対応してくださりました。
また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。

Bさん
(総合コンサル転職者)
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。

コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。

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