コンサル転職実績No.1のムービンが語る、転職を成功させる人の特徴とは?シニアパートナー・久留須 親さんへのインタビュー

日本初のコンサル業界特化の転職エージェントとして、25年以上の歴史をもつ『ムービン・ストラテジック・キャリア』。マッキンゼー・BCG・デロイトトーマツといった名だたる有名コンサルティングファームへの支援実績で毎年上位を獲得している、業界の老舗転職エージェントです。

そんなムービンのシニアパートナーを務める久留須 親さんへ、ウィズコロナ時代の採用需要の変化やコンサル転職を成功させる人の特徴をお伺いしました。

シニアパートナー・久留須 親さんのプロフィール

東京大学工学部卒業。同大学 工学系研究科修士課程修了。新卒で株式会社電通国際情報サービス(ISID)に入社後、IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)にて戦略コンサルタントとして勤務。その後、IBCSへの転職時に自身も利用していたムービン・ストラテジック・キャリア(以下ムービン)にジョイン。

主にマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストンコンサルティンググループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーといった外資系の戦略コンサルティングファームへの転職支援を中心に担当。候補者一人ひとりのキャリアの悩みに寄り添い、長年の経験から得られた情報提供やサポートを行なっている。

採用需要はコロナ前を上回るまでに回復

-ここ数年、コロナの影響で社会は大きく変化しました。コンサルタントの転職市場にも変化はあったのでしょうか?

コロナ禍になった当初は、どのコンサルファームも採用は様子見といった感じでしたが、ウィズコロナの今では採用需要は以前を完全に上回っています。2008年のリーマンショックの時も混乱がすごかったのでコロナ禍も構えていたのですが、むしろコンサル業界に転職しやすい状況となっています。

少し前の時期から振り返ると、コンサル業界はここ10年で日本で唯一と言っていいくらい成長している業界です。例えば、デロイトトーマツコンサルティングさんは10年前の国内社員が2〜300人であったところ、今では桁が違うほど社員は増えています。たったの10年で5〜10倍に採用人数が拡大する業界は、そう多くはありません。

− それはマッキンゼーやBCGのような戦略系コンサルファームでも同じなのでしょうか?

実は外資系の戦略系コンサルファームの採用需要は景気に影響されにくいんです。景気が悪いなら悪いなりにお客様の経営課題は発生します。

コンサルファームは何か商品を売っているわけではなく、「課題解決」というサービスを売っていることから、優秀な人材はいつでも欲しいというのが各コンサルファームの採用ニーズになります。

− コンサル業界の市場ニーズが増していった理由はなんなのでしょうか?

まずひとつはコンサルティングのポジティブな認知が高まったこと。ひと昔前の80〜90年代では「コンサル」というと、お客様側にアレルギーがあったんですね。特に日本企業の場合、”事業は自前(インハウス)でやるべきだ”という考えが強く、コンサルが関わっていることをあまりオープンにできない空気がありました。

あとは、近年の経営環境の変化の早さが理由にあげられます。企業を取り巻く環境の変化が激しいなかで、自前で課題解決していくのは大変。都度、新しいスキルセットをもった人材を採用するか、社内で育成する必要があります。そのため、たとえ少しフィーが高くても、社外の専門人材であるコンサルタントに依頼をしたほうが合理的な判断となるのです。

結局は人と人の相性。コンサルファーム選びは自分にあっているかで判断する

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− 今まで多くの転職希望者を見てきて、コンサル転職を成功させるために押さえておくべきポイントはなんだと思いますか?

やはりコンサル業界への転職となると、みなさん「ケース」などの対策に意識が向きがちなのですが、長年やっていて大事だと思うのは”自分にあったコンサルファームを探すこと”です。各ファームそれぞれの特徴がありますので、候補者様と合う合わないがはっきり分かれるんです。

自分が取り組みたい仕事ができそうか、自分の目指すキャリアプランに到達できそうかという視点と、あとは純粋に人と人との相性。一緒に働く人が自分と合っているなら仕事が楽しくなりますし、より一層仕事に打ち込めると思います。

− そうなった時に、転職エージェントの力を借りずに候補者自ら自分にあったファームを絞り込めるものなのでしょうか?

コンサル業界に関しては、現実的には難しいかと思います。各コンサルファームの実態は、なかなか外に出にくいですから自力で情報収集するのには限界があります。

その点は、弊社のようなコンサル業界専門の転職エージェントを利用するメリットかなと感じますね。ケース対策や筆記テストなどの対策情報はもちろんですが、各候補者にあったファームをご紹介できる点も弊社の強みです。

− エージェントからの情報提供以外に、コンサルファームの特徴を知ることができる方法はありますか?

一番よく知ることができるのは面接ですね。コンサルファームは人材が命であるため、面接する側もしっかりトレーニングを行い準備しています。また、事業会社のように“人事部が面接を行う”ということはなく、全ての面接は実際に一緒に働くコンサルタントが行いますので、実際の業務内容についてお話しいただけるのはもちろん、どんな人と一緒に働くことになるのかというイメージが掴みやすいです。

また、一次面接から「なぜ弊社を志望しているのですか?」といった個社毎の志望理由を“詳しく掘り下げて”聞かれることはありませんので、選考の初めの方は面接の場で各ファームの理解を深めるつもりで、知りたいことを直接聞いてみることをおすすめします。

日頃から「コンサル的」な言動を心がけること

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− コンサル転職を成功させるにあたって、コンサルタントに向いている人の特徴を教えてください

 一言でいうと「考えることが好きな人」。もう少し分解すると、コンサルタントは”考えることが仕事”なので、物事を考え続けることに抵抗がなく、かつ自分の考えを持っている人が向いています。その上で、「コンサルタントとはどんな仕事なのか」を本質的に理解し、振る舞いや言動に落とし込めていると、「コンサル的な人」になりますね。

よくコンサルタントに必要なスキルとして「論理的思考力」があげられますが、こうしたインテレクチュアルスキル以外にも、コミュニケーションやリーダーシップといったインターパーソナルスキル、素直さや目標達成力といった人物面なども必要になります。

つまり、論理的思考力だけではなく総合的にみてコンサル的かどうかという観点で評価されるのです。ですので、コンサル転職を成功させるには、面接官もコンサルタントですから、その面接官から見て“一緒に仕事できそう”“コンサルタントっぽい”と感じさせられるように意識することがポイントになります。「コンサル的な人」というと感覚的なものになりますので、一足飛びにコンサルっぽさを身につけるのは難しいですが、スキルや人物面に分解して理解していくことで最終的に到達することができます。ただし、この根底には“考えることが好き”なことが必要だと思います。

− 答えに窮するような、鋭い質問ややや圧を感じるような質問が面接で交わされたりしないのでしょうか?

鋭い質問は面接官からあるかもしれませんが、いわゆる“圧迫面接”と言われるような“無駄に高圧的”だったり“人格否定されたり”するような面接はありません。コンサルファームは、常に採用して育成して...を繰り返していかなければなりませんから、人材に対しては真っ直ぐに向き合っている業界です。

ただ、コンサルタントの考え方の基本はロジカルシンキングですので、「なぜ?」「どうして?」と考えを掘り下げられたり、「他には?」と思考を拡げられたりします。このような質問に慣れていない人は、“圧迫されている”と感じるかもしれません。ですが、これらのやり取りは全て“論理的に行われます”ので、一般的に“圧迫面接”と言われるような“理不尽な面接”とは全く異なるものです。

私は、「コンサルスキル」を職人技のように捉えています。職人技は、新しい人に伝承し続けていかないと次世代に人材がいなくなってしまいます。コンサルの仕事はこのような性質がありますので、面接では職人としてのポテンシャルがあるかどうかを、インタラクティブにお互いの考えを尊重したコミュニケーションを取ることで確認します。

そうしますと面接官はいわゆる“職人気質”な人ですから、候補者様は職人および職人技がどのようなものかを理解した上で面接を受けることで、納得感のある転職活動になると考えます。

− 面接でこれはやらないほうがいいということはありますでしょうか?

どこかで借りてきた言葉や知識を、自分の頭を通さずに面接官に伝えることはやめたほうがいいですね。先ほども触れましたが、コンサルタントには自分の頭で考えた言葉を人に伝える力が問われます。

付け焼き刃的な言葉や知識を面接で披露しても、面接官には見抜かれてしまいます。難易度の高い専門用語を流暢に扱う必要はありませんので、日ごろ自分が扱っている言葉で、自分の考えを伝える姿勢を心がけてください。

コンサルワークは知の総合格闘技である

− では、ムービンさんではコンサル転職でどのようなサポートを行なっていただけるのでしょうか?

 ムービンでは、コンサルティング業界専門の転職エージェントとして転職成功率No.1の実績と25年以上の経験を活かし、コンサル業界に受かるためのサポートをさせていただいております。

私をはじめ、弊社のキャリアコンサルタントはBCG、ローランド・ベルガー、デロイトトーマツ、PwCといったコンサル業界出身者が多数在籍しております。元コンサルタントだからこそ分かるコンサルティングの本質や、各ファームの特徴や生の情報を候補者様にお伝えするだけでなく、ケース対策をはじめとした面接対策や書類の添削、コンサル的な思考法やマインドセットのコーチングなどを徹底的にご支援させていただいております。

− 各候補者さんにムービンが関わることで、「コンサル的」なビジネスパーソンへと変化させていくということでしょうか?

その一助になれればと思っています。大事なのは候補者様本人が、日ごろから常に課題意識を持ち、自分のマインドセットや考え方を高めていく姿勢を持たれているかです。その上で、正しい方法で取り組んでいただくと、人って本当に変わっていくんですよ。びっくりするくらい変わります。転職活動の中で候補者様の成長にはいつも驚かされていますし、同時にこの仕事のやりがいを感じています。

コンサルタントとして働くということは、四六時中、クライアント様の事業課題を考え続けるということです。まさに『知の総合格闘技』。考え続けることに向き合える人であれば、コンサル転職は成功するはずです。

皆さんのご健闘をお祈りしています。

▶︎ ムービン・久留須 親さんに転職相談したい方はこちら

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