だれもが一度は使ったことがあるであろう「Yahoo ! JAPAN」などを運営しているのがヤフー株式会社である。
さらにはヤフオク!やYahooニュースなど、シェアトップクラスのサービスを展開し、常にIT業界をリードしている。
ヤフー株式会社への転職方法を徹底解説
本記事ではそんなヤフーについて転職方法について、転職成功者たちの話なども交えながらご紹介する。
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詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
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Contents
ヤフー株式会社の企業情報
1996年1月に米ヤフーとソフトバンクにより合弁で設立されたのが、ヤフー株式会社である。
同年4月に検索エンジン「Yahoo! JAPAN」を始動させて国内のシェアを独占し、一時代を築いた。
その後1998年にGoogle検索エンジンが日本国内でも知られるようになり、現在では国内シェア2位(2019年度の統計で15.5%)に位置付けている。
設立5年以内に今でも圧倒的なシェアを誇る、Yahoo!ニュースやヤフオク!をリリースしている。
また、近年はヤフー株式会社を取り巻く大きな再編が行われている。
一つは、米ヤフーの消滅である。
米ヤフーは2017年にベライゾンへと売却され、「Altaba」へと社名変更されたが、その後2019年には解散・清算手続きが行われ、現在は米ヤフーは存在していない。
その際、ヤフージャパン(ヤフー株式会社)の株式を全て売却して資本関係は消滅しており、ヤフー株式会社は「外資系企業」ではなくなっている。
もう一つはZホールディングスの設立である。
2019年にヤフー株式会社をZホールディングス株式会社へと社名変更し、現ヤフー株式会社やアスクル、paypayなど傘下に束ねて事業展開している。
ヤフー株式会社の採用情報
ヤフー株式会社では全国各地で通年採用をしている。
2016年に新卒の一斉採用を廃止し、18歳以上30歳以下が全員対象となるポテンシャル採用制度を開始している。
ヤフー株式会社には経験者採用とポテンシャル採用が存在するが、未経験であればこのポテンシャル採用から応募することをお勧めする。
経験者採用の場合は、大きくエンジニア職とビジネス職の2種類に分けられる。
選考フローと面接傾向
ヤフー株式会社の選考は通常5つのステップで行われる。
- 書類選考
- 筆記試験
- 適性検査
- 一次面接(現場マネージャークラス)
- 最終面接(役員・部長クラス・人事担当)
面接の傾向としては、社風である「主体的かつ自由に挑戦させる」という部分が大きくあらわされているため、どの職種でも持ち時間を伝えられ自由に表現できるような質問が多い。
例えば「5分間で自己PRをしてください」「2分間であなたのキャリアを説明してください」など短い時間で物事を伝える能力が問われる傾向にある。
また面接の進むスピードも非常に速いため次々と質問が飛んでくるため、いつどんな質問が来ても対応できる臨機応変さも、面接では試されている。
エンジニア職
基本的には理系要素の問われる募集が多い。
主に何かしらのプログラミング言語の理解や、開発の実務経験が問われる募集が多く、基本的なハードルは高いものが殆どである。
基本的に3年ほど実務経験がある人ならば、書類選考を突破し面接にまでたどり着けるだろう。
ビジネス職
一方ビジネス職では、文系要素が問われる募集が多い。
例えばカスタマーサポートやYahoo!ニュースの編集などがあげられる。
しかし基本的にどの職種もその分野でのハイレベルな実績が必須条件となっているため、基本的にはこちらも3年以上その分野で実務経験を積む必要がある。
両ポジションで共通していることは、どちらも経験者募集であること。
しかも、ただ経験があるだけではなく、ポジションによって経験3年以上や5年以上の実績が必須になってくる。
そのためどの職種に応募する際も、ただ経験があるだけではなくレベルの高い実績が求められるため採用難易度は非常に高いと言える。
また他にも大手のIT企業がある中、なぜヤフーを選んだのかを明確にし他社との差別化を図った志望動機がなければ、いくら優秀なスキルがあろうとも採用されるのは非常に難しい。
ヤフー株式会社が求めている人材
もちろん、前職での優れた経験や、プロフェッショナルなスキルは当然求められる。
しかしそれ以上に求めているのは、新しい技術やスキルをコンスタントに習得できる人である。
ヤフー株式会社は競争激しいIT業界で常にトップを争う位置にいるため、常に新サービスの開発や顧客満足度を大事にしている。
そのため顧客満足を実現させるために、まずは自社社員の勤務環境の満足度も上げる工夫がされている。
社風としては非常に協力的で和気あいあいと風通しがよい。
さらに1on1と呼ばれる面談があり、内容は週に1回30分以内で上司と部下が面談をすることだ。
このように非常に現場からの意見が上層部へ届きやす環境のため、常に当事者意識を持って動ける人材が必要とされている。
コーポレートサイト「世界で一番、便利な国へ。」とビジョンを掲げていることもあり、自分の限界を自分で決めず発想力や向上心の高い人材を求めている。
ヤフー株式会社の年収事情
IT・ネット業界の平均年収が446万円であるのに対し、ヤフー株式会社の平均年収765万円となっており、業界の中でも非常に高水準である。
年代別で平均年収を見てみると以下のような推移となる。
- 20~24歳:316万円
- 25~29歳:563万円
- 30~34歳:603万円
- 35~39歳:624万円
- 50歳~:800万円
まず、20代中盤から年収が大きく跳ね上がるような年収設定になっている。
しかし、30歳以降は年収の上昇が少し緩やかとなり、50歳程度で平均800万円を突破する形になる。
もちろん、ヤフー株式会社では年功序列ではないため、成果を出した人はもっと早く年収を上げることが可能である。
先ほども紹介した通り、採用難易度も非常に高く入社自体も難しい。
そのため採用される人材のレベルも高くなる傾向にあり、必然的に平均年収も高水準となっている。
ヤフー株式会社の労働環境・福利厚生
ヤフー株式会社の労働環境・福利厚生はとても高いレベルにある。
中にはヤフー株式会社ならではの休暇制度も存在する。
- 課題解決休暇:ボランティア活動を行うための休暇
- ノーマライゼーション休暇:障がい者向けの特別休暇
- サバティカル休暇:勤続10年以上の社員が取れる最長3ヶ月の休暇
などなど、一般企業ではあまり取り入れられていない休暇制度が多数あり、社員からの評判の非常に高い。
さらに、研修制度も充実しておりTechセミナーや開発合宿プログラム、TOEIC社内受験など、個人のスキルアップを支援するための環境もしっかりと用意されている。
そのため優秀な人材がヤフー株式会社へ入社し、各研修制度を多用しさらにスキルアップをして会社へ還元していくサイクルが確立されているのが現状だ。
ヤフー株式会社の評判・口コミ
ヤフー株式会社の評判・口コミはポジティブなもの、ネガティブなものさまざまである。
以下では実際にヤフー株式会社に勤務する人のリアルな口コミを紹介する。
ポジティブな評判・口コミ
様々なバックグラウンドを持つ人材が集まるため、新しい発見や業務上で良い刺激を受けることが非常に多い。
年功序列がなく実力がしっかりと反映、評価されるため挑戦し続ける人にとっては良い環境である。
有給消化率も非常に高くプライベートとの両立も図れるので、働きやすい会社だと思う。
ヤフーが嫌で退職する人はほとんどいない印象である。
ネガティブな評判・口コミ
中途採用のハードルが高いため、入社後に求められるレベルも非常に高い。
その中で実力主義であり、常に成長し続けないと若手にどんどん抜かされていくため日々プレッシャーを感じる。
部署によっては残業が多く、仕事を持ち帰らないとさばききれない場合も多い。
成長へのプレッシャーから周りから求められていなくても自ら長時間労働をしてしまう人もいる。
ヤフーへの転職を目指すなら"絶対に"やるべきこと
ヤフー株式会社は人気企業であり、転職難易度はIT業界の中でも特に高いと言える。
また、経験者採用とポテンシャル採用に分かれていたりと採用フローも一般的な企業と異なるため、どれだけ事前に情報を収集できるかが転職成功の肝となる。
そのため、ヤフーなどのハイクラス転職の支援実績が豊富なエージェントのサポートが不可欠である。
ハイクラス転職に強みを持つエージェントに登録しておけば、ハイクラス転職支援で培ったノウハウを提供してくれる。
逆に、間違ったエージェントに登録してしまうと、対策できるような情報を持っていないことはもちろん、最悪の場合予測でアドバイスをしてくる可能性もある。
そのため、必ずハイクラス転職に実績を持つエージェントに登録する必要がある。
具体的には、IT業界などのハイクラス転職に圧倒的に強みを持つコトラに登録することを強くおすすめしたい。
念のため、筆者の知人たちから聞いた内容を踏まえて本当におすすめできるエージェントを以下にまとめているため参考にしていただきたい。
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様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできないエージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
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ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。