今や日本の総人口の約67%が使用し、日本のユーザー数ランキングでも他を圧倒しトップに君臨するのがLINEである。
2011年6月にサービスをリリースして以来、爆発的なスピードでユーザー数を増やしてきたLINEは、新卒・中途問わず高い人気を誇っている。
Contents
LINE株式会社への転職方法を徹底解説
今やメッセージアプリだけではなく電子決済、求人情報、広告や通信キャリアなどにまで事業を展開するLINEについて、面接対策・難易度・向いている人材を徹底解説していく。
LINEへの転職を目指すのであれば、ベンチャー転職に強いビズリーチに必ず登録すべきである。
そのほかに本当におすすめできるエージェントについては以下の記事をご覧いただきたい。
転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
LINEの企業情報
現在LINEはJR新宿ミライナタワーに本社を構え、2700人(2020年4月現在)の社員が在籍しており、2019年度売り上げは2274億8500万円を誇っている。
しかしそんなITメガベンチャーLINEの歴史は意外にも浅い。
LINEはもともと、2000年に韓国の大手インターネット会社のNAVER(ネイバー)の100%出資の子会社として設立され、設立当初はハンゲームジャパン株式会社として事業を展開していた。
ライブドアの子会社化、ヤフーやKDDIとの業務提携で事業領域を拡大し、2013年4月に現在の社名であるLINE株式会社に称号を変更している。
LINEの採用情報
LINEではコーポレートサイト上で通年キャリア採用の募集しており、現在300件の求人情報が公開されている(2020年11月現在)。
LINEの募集職種は大きく4種類に分類される。
技術・研究
LINEの様々なサービスの開発や、セキュリティ・データ・インフラの開発などを行う。
募集職種例
- ソフトウェアエンジニア
- インフラエンジニア
- フロントエンジニア
- セキュリティエンジニア
デザイン
LINEや各サービスのブランディングや、マーケティングに必要なデザイン業務を行う。
募集職種例
- UIデザイン
- イラストレーション
- ブランドデザイン
- ゲームアーティスト
企画・マーケティング
LINEの事業やサービスの企画、事業成長のためのマーケティング業務を行う。
募集職種例
- 運営企画
- 企画営業
- 法人商品企画
- マーケティングコミュニケーション
コーポレート・サポート
投資・財務管理・人事総務・コンプライアンスなどのバックオフィス業務を行う。
募集職種例
- 財務経理
- 人事総務
- 法務
- 内部監査
- 情報セキュリティ
中でも多くの募集が行われているのが、技術・研究の職種に分類されるエンジニアなどの開発職だ。
やはりLINEはITメガベンチャーであるため、必然的に開発技術や専門的な知識に特化した、即戦力を求める傾向が強い。
LINEに受かりやすい人
毎年多くの人がLINEへの転職を試みているが、その採用された人たちには、いくつかの共通点がある。
その共通点を経験・スキル面と、マインドセット面の2つ分野で確認していく。
経験・スキル面
LINEのキャリア採用は基本的に技術職がメインのためメディア関連業界、IT業界、web業界の出身者は有利である。
また、技術職は基本的にどのポジションでも開発の実務経験が求められるため、未経験からの転職は非常に厳しい。
法人営業であれば未経験からでもチャンスはあるが、LINEへ転職を希望する人が非常に多いため採用倍率は非常に高い。
また、未経験でもチャンスはあるが基本的に無形商材の法人営業3年以上の経験がある方が好ましい。
マインドセット面
もちろん実績や専門知識は求められるが、どのようなマインドを持っているかも選考の基準にかかわってくる。
LINEは競争激しいIT業界で常にトップを争っているため、常に新しいサービスを展開し、顧客満足度を優先して事業を展開している。
そのため、以下のようなマインドセットが求められる。
- スピード感のある変化に対応できる
- 当事者意識と目的意識をもって取り組むことができる
- ユーザーのニーズにこたえることに喜びに感じる
LINEの転職難易度と対策
結論LINEへの転職難易度は非常に高い。
大手のIT企業であることに加え、LINEの福利厚生やオフィス環境のレベルの高さも非常に有名である。
そのため、LINEへの転職は極めて困難である。
LINEの選考は一般企業と大きく変わらず、通常4つのステップで行われる。
- 書類選考
- 一次面接:現場マネージャークラス・人事担当者
- 二次面接:役員クラス
- 最終面接:役員クラス
面接の傾向としては、基本的にカジュアルな雰囲気で終始和やかに進むのがLINEの面接の特徴だ。
また、質問内容も自己紹介や志望動機、職務経歴など一般的なものがメインとなっている。
しかし一方で、以下のようなトリッキーな質問も多いため、意識して準備しておく必要がある。
- 上司がミスを隠そうとしていたらどうするか?
- 一次面接の面接官のマイナスポイントは何か?
- 飲み会は好きか?
またエンジニアなどの技術職に対しては事前にペーパーテストを課すこともあるので事前準備が必要である。
LINEの年収事情
LINEの平均年収は771万円となっており、業界の中でも非常に高い水準である。
その理由として、LINEは退職金制度がない。
そのためインセンティブの金額が高く設定されており、若くして高収入を実現できる環境にある。
年代別で平均年収を見てみると以下のような推移となる。
- 20~24歳:594万円
- 25~29歳:631万円~681万円
- 30~34歳:665万円~765万円
- 35~39歳:753万円~857万円
- 50歳~:839万円~911万円
LINEの年収は、20代の平均でも600万円を超えるほどの高額な設定になっている。
その後も順調に上昇し、成果によっては30代半ばで800万円を突破することも可能だ。
他のIT企業と比べても非常に年収設定が高いため、求められるレベルや必要とされるスキルも相当高くなり、転職難易度は非常に高いものとなっている。
LINEの評判・口コミ
LINEの評判や口コミに関しては、良くも悪くも成長段階にあるITベンチャーらしいものが非常に多い。
良い口コミ
自由な社風のため、やりたいことへ積極的にチャレンジできる環境にある。
また、裁量労働制で自分の時間をコントロールできるため、ワークライフバランスが非常に良い。
新規事業への進出も積極的で、メガベンチャーの中でも一番攻めている企業だと思う。
資本力もありながらチェレンジできる環境という魅力的な企業である。
オフィスがすごくお洒落なので、毎日出勤のモチベーションも高まり快適に仕事ができている。
お陰で社内の活気もあり、いい環境で働けている。
悪い口コミ
成長段階であり評価制度などがまだ定まっていないように感じる。
例えば、評価制度が定期的に変わったり、部署ごとに異ったりしている。
親会社が韓国ということもあり、韓国語を話せるほうが上層部からの評価が上がりやすいこともある。
初年度の年収は高いが、実力主義のためその後つまずくとなかなか年収が上がりにくい。
昇進に限界を感じて他社に転職する人も一定数存在する。
LINEへの転職を目指すなら"絶対に"やるべきこと
LINEは日本で一番使用されているアプリを運営していることや、オフィスや労働環境の良さが有名で非常に人気の企業である。
そんなLINEは幅広い職種を募集しているが、残念ながらその中で当たりのポジションもあれば、ハズレもポジションも存在する。
そうした生々しい実態は、ネット上に存在せずベンチャー転職に強いエージェントから聞き出す必要がある。
ポイントはベンチャー転職に強いエージェントしか、こうした生々しい実態の情報を持っていないという点である。
大手エージェントになると、どうしても幅広い求人を扱うという特性上、1社1社の情報が薄くなってしまう。
そのため、まずはベンチャー転職に強いビズリーチに必ず登録すべきである。
ビズリーチに無料登録すると、ベンチャー転職に強いエージェントから直接連絡をもらうことができる。
ビズリーチ上でエージェントの詳細プロフィールも見ることができるので、どういった業界に強いエージェントなのか必ずチェックしておきたい。
また、ビズリーチではメガベンチャーの人事部から直接オファーが届くこともあるので、積極的に活用したい。
そのほかに本当におすすめできるエージェントについて、メガベンチャーへの転職経験のある筆者やハイキャリア.con運営メンバーの経験をまとめているため参考にしていただきたい。
メガベンチャーへの転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできないエージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はメガベンチャーへの転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。