
DTFAは世界150を超える国に事業所を展開している、デロイトトウシュトーマツのグループ企業である。
本記事ではそんなDTFAの転職難易度や面接対策、年収やリアルな評判、激務の実態まで徹底解説していく。
DTFAへの転職を目指すのであれば、金融やコンサルなどのハイクラス転職に圧倒的に強みを持つコトラ(KOTORA)に必ず登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
DTFAの年収
DTFAの役職 | 年収(目安) |
アソシエイト | 550~650万円 |
シニアアソシエイト | 600~850万円 |
マネージャー | 850~1100万円 |
ディレクター | 1300~1800万円 |
パートナー | 2000万円~ |
上記がDTFAの職位別の年収である。
BIG4系のFASの初年度の平均年収が約650~700万円のため、DTFAの初年度の年収も他と同水準となっている。
DTFAの場合、アソシエイトで550~650万円、シニアアソシエイトで600~850万円、マネージャーで850~1100万円と、マネージャーに昇進すると年収1000万円を超えてくる水準感である。
その後、ディレクターで1300~1800万円、パートナーで2000万円~とかなり高年収水準であると言える。
また、DTFAの現役社員曰く、仕事の成果が年収に反映されやすいという特徴があると言う。実際、デロイトトーマツグループとして、積極的に昇進・昇給させていこうという文化があるようだ。
その結果、DTFAには同じ中途入社3年未満でも年収600万円の社員もいれば、すでに年収1000万円を超えている社員も存在するとのことである。
ちなみに2015年ごろまでDTFAでは残業代が支給されていたため、激務のDTFAではIBDを凌ぐ年収水準であったという。
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DTFAのリアルな評判
実際にDTFAの現役社員にリアルな評判を聞いたため、ぜひ参考にして頂きたい。
▼DTFAのポジティブな評判
- 仕事の難易度は高いが、その分成果を出せば年収が高い
- デロイトトーマツグループとして付加価値の高いサービスが提供できている
- クライアントからの信頼も厚く、企業として安定している
DTFAのポジティブな評判として目立ったのが、「高い年収」であった。
その分仕事の難易度は高かいが、結果を出していれば高額な年収を手にすることができるため、やりがいを感じている社員が多かった。
また、デロイトトーマツグループは多種多様なサービスを提供しており、他社ではできないようなサービスを提供することができ、クライアントからの満足度が高い点もポジティブな評判が多かった。
▼DTFAのネガティブな評判
- ワークライフバランスという概念がなく激務
- 希望するプロジェクトにアサインされないことが多い
一方、DTFAのネガティブな評判として多かったのが、激務であるという点であった。
DTFAでは平日も基本的に残業が多く、休日出勤も決して珍しくないため、独身のうちは良いが、将来家庭を持つことを考えると不安だという声が多かった。
また、優秀な人材が多い一方で、DTFAとして適切なプロジェクトへアサインできておらず、モチベーションが下がっているメンバーが一定数存在するとのことである。
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DTFAとは
DTFAはアメリカニューヨークに本社を構え、150ヵ国以上で事業を展開をしている世界最大の会計事務所デロイトトウシュトーマツのグループ企業である。
日本支社は2001年に東京で設立され、現在では国内に合計5カ所の拠点を構えている。
現在、DTFAはクライアントの企業価値向上のためのM&A関連サービスを提供しており、ファイナンシャルアドバイザリーファームとして最大級の陣容(2020年5月末時点で1052名)を有している。
具体的には、以下のような企業のM&Aやクライシスマネジメントなどのサービスを提供している。
- М&Aアドバイザリー
- 企業再生
- 不正対応・係争サポート
- 知的財産アドバイザリー
- 公共向けサービス
- スポーツビジネス
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DTFAの転職難易度
結論から言うと、DTFAの転職難易度は非常に高い。
大きく分けてM&A領域とクライシスマネジメント領域で募集を行っているが、基本的に以下のどれかに当てはまる実務経験と優れた実績が求められる。
- 金融機関での実務経験
- 事業会社やコンサルティングファームでの実務経験
- М&A戦略立案
- 銀行・証券会社等でのファイナンス業務/調査・審査業務
この他にも職種により、様々な必須条件が存在する。
一度公式ページを見ると分かるが、そもそもDTFAは募集ポジションが非常に多様で、求められる人材要件も複雑であるため、自分に合った求人を見つけ出すハードルが高い。
そのためDTFAへの転職を検討している人は、ファイナンシャルアドバイザリーファームなどの転職に強みを持つエージェントであるコトラ(KOTORA)を利用することをおすすめしたい。
また必須にはされていないが、海外案件も非常に多いくビジネスレベルの英語力があることも望ましいとされていることから、転職難易度は高いと言える。
DTFAの中途選考
DTFAには1日選考会が存在し、1日の内に以下のフローで選考が行われる。
- 会社説明
- 一次面接:現場社員クラス
- 二次面接:役員クラス(一次面接通過者のみ)
基本的に1対1の面接が30分行われる。
今後の伸びしろなどのポテンシャルではなく、即戦力を前提として面接が行われるため非常に難易度が高い。
そのため実務経験は必須と言っても過言ではなく、前職でどのような業界を相手に経営支援を行ったか、どのようなスキルをDTFAで活かせるかなど、一度しっかりと整理しておく必要がある。
実際にDTFAの1日選考会を受けた知人は、以下のような質問を面接で聞かれたという。
- DTFAではどのポジションに就きたいか
- 経営のフレームワークの基礎知識はあるか
- 財務分析の実務経験はあるか
- どのような部分でDTFAに貢献できるか
- 早々に辞めない約束はできるか
DTFAの中途選考対策を行う上ではFASなどの転職支援実績が豊富なエージェントを利用することをおすすめしたい。
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DTFAは激務なのか
結論から言うと、DTFAはBIG4系のFASの中では激務に分類されると言える。
上記は主要FAS、総合コンサルファームの月間残業時間(=激務度)を比較したものである。(出典:openwork)
DTFAはFAS内で比較してもKPMG FASに若干劣るものの、平均残業時間が約62.4時間/月と高い水準になっている。
これをコンサル系と比較すると顕著で、DTCを除くコンサル系のよりも約10~20時間も多くの残業が発生している。
現役社員によるとプロジェクトによって早く帰れることもあるが、上司によっては長時間労働することを気にしない場合も多くあり、平日に自分の時間を確保することは難しい激務な環境になっているとのことである。
逆に、若いうちからファイナンシャルアドバイザーとしての知識やスキルを磨きたいなど、仕事へのモチベーションが高い人にとっては魅力的な環境となっている。
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DTFAへの転職におすすめのエージェント
ファイナンシャルアドバイザリーファームとして最大級の陣容を有するDTFAは、転職希望者からの評判も高い。
DTFAから内定を勝ち取るためには、他のライバルに勝ちDTFAの面接を突破する必要がある。
そのため、必ずハイクラス転職に実績を持つエージェントに登録し、対策に向けたサポートを行ってもらう必要がある。
ハイクラス転職に実績を持つエージェントであれば、難易度が高い企業の選考対策を行うことができる。
具体的には、金融やコンサルなどのハイクラス転職に圧倒的に強みを持つコトラに登録することを強くおすすめしたい。
おすすめ度:★★★★★
コトラ(KOTORA)は金融やコンサルなどのハイクラス転職に特化したエージェントである。
ハイクラス人材からの評判が高いことでも有名なエージェントで、数々のイメージ調査においてNo. 1を獲得している。
エージェントの方が非常に優秀で、ハイクラスの転職を目指すのであれば必ず登録すべきと言っても過言ではない。
複数の同僚がコトラさん経由で転職していたので迷わずコトラさんに登録しました。
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業界の生々しい情報や、最新トレンドについても教えてもらえました。
他社では教えてもらえない情報を提供してくれるのでよりイメージをもって転職活動を進めることができました。
その他にコンサルキャリア運営メンバーの実体験から本当におすすめできるエージェントを以下にまとめているため参考にしていただきたい。
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様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできないエージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
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