イグニション・ポイントはやばい?リアルな評判を現役・元社員の声から徹底解説

イグニション・ポイントはデロイト出身の創業者が立ち上げたベンチャーコンサルファームで、創業からわずか6年で売り上げを50倍に伸ばすなど非常に勢いのあるファームでもある。

本記事では現役・元イグニション・ポイント社員へのインタビューを踏まえてリアルな評判を徹底解説していく。

良い評判から「やばい」という評判まで忖度なく解説しているためぜひ参考にして頂きたい。

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横山 諒平
監修者

Flow Group代表取締役/コンサルタント

株式会社Flow Group代表取締役。慶應義塾大学経済学部卒業。
大学卒業後はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社し、製造業のクライアントを中心に中期経営戦略の策定やM&A実行支援、新規事業立案・立ち上げ支援に従事。
その後、株式会社リクルートライフスタイル(現株式会社リクルート)における事業戦略・予算策定、事業開発に従事。フリーコンサルとして独立後、2019年8月株式会社Flow Groupを創業。

コンサルマン
執筆者

コンサルマン

コンサルキャリア編集部。コンサルキャリアおよびコンサルマンは株式会社Flow Groupが運営しています。Twitterフォロワー1.9万人

本記事を作成するにあたっては、実際に現役イグニション・ポイント社員複数人にインタビューを行っている。

本記事でわかること
  • イグニション・ポイントがやばいと言われる理由
  • やばいと言われる理由の真相
  • 現役・元イグニション・ポイント社員によるリアルな評判

イグニション・ポイントを含むコンサルへの転職を目指す上では、イグニション・ポイント転職大全およびおすすめのコンサル転職エージェントも参考にして頂きたい。

イグニション・ポイントのやばい評判があがる理由

イグニション・ポイントは「やばい」と言われることも多く、ネット上で度々ネガティブな評判が上がっている。

実際「イグニション・ポイント やばい」というキーワードは月間720回も検索されている。

イグニションポイント_やばい
出所:Googleキーワードプランナー

イグニション・ポイントのやばい評判があがる理由について、現役イグニション・ポイント社員複数人にインタビューを行った内容を踏まえて、徹底的に解説していく。

イグニション・ポイントがやばいと言われる主な理由は以下の通りである。

  • 評価頻度が多すぎてやばい
  • 激務すぎてやばい
  • 女性が少なくてやばい
  • クライアントとの関係性が薄いからやばい
  • 社内制度が整っていないからやばい

現役イグニション・ポイント社員の実体験に基づくリアルな評判を解説しているためぜひ参考にしていただきたい。

イグニション・ポイントは評価ばかり気にするからやばい?

イグニッション・ポイントでは、評価会が年に2回実施されるため、昇給・昇格のチャンスが半期ごとにあることが特徴である。

その制度は昇給・昇格のチャンスが多いというメリットがある一方で、評価ばかりを気にする社員が増え、本来のクライアントワークに注力できなくてやばいという声もあがっている。

実際のところ、評価の頻度やデメリットに対してどう思っているのか、現場の社員の声を聞いてみた。

評価会が半期ごとにあることは社員から好評を得ていますね。また、社員が評価ばかりを気にしてしまうという噂は聞かないですね。むしろ、半期ごとにチャンスがあるので、今回ダメでも、次回のチャンスがすぐやって来るので、クライアントワークに集中している社員の方が大半だと思います。

現役イグニッション・ポイント社員A氏

評価を気にする社員がいるかもしれませんが、結局は、クライアントワークで価値を出せた社員が公平に評価されているので、気にしても意味ないと思いますね。それよりも、クライアントワークを頑張る方が評価につながるので、そういった社員がいるとは聞かないですが、結果的にクライアントワークに集中する社員が評価される仕組みとなっていますよ。

現役イグニッション・ポイント社員B氏

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。

イグニション・ポイントは激務過ぎてやばい?

イグニション・ポイントは、2014年に設立されたベンチャーコンサルであり、現時点まで毎年平均2.1倍のペースで急速に成長してきている。

その弊害なのか、イグニッション・ポイントでは激務過ぎてやばいという噂が聞かれる。

【定量面】やばいと言われる激務の実態

この「激務すぎてやばい」の評判の真相を探るためにファクトを見てみたい。

以下は主要コンサルファームの月間残業時間をランキング化(=激務ランキング)したものである。(出所:Open Work

順位 ファーム名 月間残業時間(h)
1 アーサー・D・リトル 85.4
2 マッキンゼー・アンド・カンパニー 76.7
3 ドリームインキュベータ 75.5
4 A.T.カーニー 72.6
5 ローランド・ベルガー 68.2
6 ベイン・アンド・カンパニー 64.4
7 デロイト・トーマツ・コンサルティング 63.1
8 ボストン・コンサルティング・グループ 62.8
9 PwCコンサルティング 62.4
10 EYストラテジー・アンド・コンサルティング 53.1
11 アクセンチュア 52.1
12 KPMGコンサルティング 43.4
13 アビームコンサルティング 36.3
14 ベイカレント・コンサルティング 33.0
15 イグニション・ポイント 32.0

イグニション・ポイントの月間残業時間32.0時間と、主要コンサルファームと比較しても残業時間が少ない(激務ランキング15位)という結果となった。

業界中でも働き方改革がかなり進んでいると言われるアビームコンサルティングと同水準の激務度であり、もちろんプロジェクト次第ではあるものの、イグニション・ポイントを「激務すぎてやばい」というのは言い過ぎと言えるかもしれない。

【定性面】やばいと言われる激務の実態

急速な成長を実現するためには、ある程度激務にならざるを得ない場合もあるが、イグニッション・ポイントの現状はどうなっているのだろうか。

実際にイグニッション・ポイントの現場の社員に、やばいと言われる激務の実態についてリアルな意見を聞いてみた。

残業は少ない方だと思いますね。むしろ、ベンチャーコンサルは人員規模が大手のコンサルと比べて少ない分、社員が疲労等で潰れてしまっては事業に直接的な影響が出てきます。なので、社員のワークライフバランスには気を付けるようにしていますし、上司の方々もメンバーには極力、残業させないように気遣っていますね。

現役イグニッション・ポイント社員C氏

クライアントの海外拠点を仕事をしなければいけない海外案件等では、時差の関係もあり深夜まで仕事をする時がありますが、それ以外は比較的、ワークライフバランスを取りながら仕事を進めることができます。もちろん、海外案件もプロジェクトが終われば、休暇を取れますので、激務が継続していることは決して無いです。

現役イグニッション・ポイント社員D氏

イグニション・ポイントは女性が少ないからやばい?

イグニション・ポイントは2022年5月時点で、従業員に占める男性の割合が約70%と多く、女性の占める割合が30%と少ない。

そのことから、「女性は主張しにくい、昇格しにくい」等の男性主義のような企業文化になっていてやばいのではないか、という懸念が出てくるが、現場の社員に実情を聞いてみた。

設立当初は男性が圧倒的に多かったですが、徐々に女性の割合も多くなっていますね。理由としては、性別・年齢関係無く、公平にチャンスを与えられ、評価される文化が根付いてきたからだと思います。この傾向はこれからも続くと思うので、女性の割合は更に増えていくと考えていますね。

現役イグニッション・ポイント社員A氏

女性が発言しにくいか、昇格しにくいとかは、決して無いですね。誰であっても主張は言えますし、それを受け入れる文化があります。また、女性のみならず、全ての社員にとって働きやすい環境・雰囲気作りを目指しているので、結果として、女性に対しても働きやすい環境・雰囲気になっているのだと思います。

現役イグニッション・ポイント社員C氏

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

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イグニション・ポイントはクライアントとの関係性が薄いからやばい?

イグニション・ポイントは、2014年設立と、比較的、新しいコンサルティングファームである。

ベンチャーコンサルと言える同社は、新しいアイデアを出せたり、フットワークが軽いなど、ベンチャーコンサル特有の特徴を持っているが、一方で、新興企業がゆえに、クライアントとの長期的な関係を築くことができていないのではないかという懸念点がある。

同社の持続的な成長のためには、クライアントと長期的な関係を築くことが重要になるが、現場の社員からは比較的、良い意味でポジティブな意見が出てきた。

会社としては新しいですが、他のコンサルティングファームから転職してきた社員も多く、そういった方々が、長年関係性を築いてきたクライアントとも仕事をすることが多いです。会社としては関係性は浅いですが、「人」としての関係性は深いので、問題無いと考えています。

現役イグニション・ポイント社員A氏

おっしゃる通り、ベンチャーコンサルなので、会社の自己紹介から入る時もあります。しかし、クライアントによっては「ベンチャーコンサルだからこそ、従来のコンサルティングファームには提供できなさそうなサービスを提供できるかもしれない」と期待してくださるクライアントもいるので、新興企業であることは、ポジティブに考えてますよ。

現役イグニション・ポイント社員B氏

イグニション・ポイントは社内制度が整っていないからやばい?

イグニション・ポイントは、ベンチャーコンサルであるため、社内制度が大手の競合他社と比べて、整っていないという噂が出ている。

社内制度などのバックオフィスが整っていないと、従業員が本来のクライアントワークや提案活動に集中できなく、他の事務作業に時間とリソースを割かれてしまうリスクがある。

そういった点について、現場の社員はどのように感じているのだろうか。

リアルな意見を聞いてみた。

社内制度は整っていない点もありますが、逆に言うと、「ゼロから創り上げる」ことができます。そうしたことを楽しめる人材ばかりですので、みんな楽しんで取り組んでいますよ。

現役イグニション・ポイント社員C氏

従来の社内制度が必ずしもベストは限りません。そのため、社内制度をゼロから見直すことを含めて、ベンチャーコンサルの良さかなと感じています。また、この点については、経営陣・バックオフィス部隊含めて、主要な取り組みの1つとなっているので、徐々に改善されていくと考えています。

現役イグニション・ポイント社員D氏

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

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【社員の評判】イグニション・ポイントに入社して良かったこと

「やばい」という噂も多いイグニション・ポイントだが、ここでは元・現役イグニション・ポイント社員に入社して良かったことを聞いた内容をご紹介する。

忖度なしの意見をもらったのでぜひ参考にしていただきたい。

働きがいがある会社だと思います。若手社員等のモチベーションが上がるような、DX・AI等の最先端技術に関するプロジェクトが多いですし、実力次第で昇給・昇格を目指せます。実際に、Great Place to Workの認定する「働きがいのある会社」ランキングでは、2017年から7年連続で受賞しているので、名実ともに働きがいのある会社と評価されていますね。

現役イグニッション・ポイント社員B氏

昇格チャンスが多いことは、入社して良かったなと思います。半期ごとに昇格のチャンスががあるので、極論、1年で2段の昇格を実現することだってできます。言葉では「実力次第で昇給・昇格を目指せる」ということを言う企業が多いですが、実際に、制度・文化として取り入れているイグニッション・ポイントは素晴らしい会社だと感じています。

元イグニッション・ポイント社員E氏

【社員の評判】イグニション・ポイントに入社して悪かったこと

一方で、元・現役イグニション・ポイント社員からネガティブな声もあがっている。

ネガティブな声は「やばい」という評判に繋がる要素でもあるためぜひ参考にして頂きたい。

「人材が足りていないのではないか、そのために各社員の仕事量が多くなって激務になっていないか」と懸念する声を聞いたことがありますが、意外ですが、激務ではありません(笑)。会社全体して、案件過多になるようなことはならないように、案件をコントロールしているようですし、残業も極力しないように社員どうしでサポートし合っています。ベンチャーだったら、ある程度、激務を予想している人が多いかもしれませんが、イグニッション・ポイントではそんなことはありません。

現役イグニッション・ポイント社員D氏

設立当初は、まだまだ、福利厚生や評価制度が整っていないがありましたが、今では非常に充実していると思います。社員一人一人を大事にケアして、成長させていこうという雰囲気がありますね。「コンサル企業である以上、社員が何よりも貴重な資産」という考えが経営陣にあるのだと思います。

元イグニッション・ポイント社員F氏

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

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会社名 株式会社Flow Group
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法人番号 5011001129632
厚生労働省 有料職業紹介事業認可番号 13ーユー315272
適格請求書事業者登録番号 T5011001129632

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