PMOに特化し実行支援型のコンサルティングを行うコンサルファームとして独自のポジションを築いているのがマネジメントソリューションズ(MSOL)である。
本記事では現役・元マネジメントソリューションズ(MSOL)社員へのインタビューを踏まえてリアルな評判を徹底解説していく。
良い評判から「やばい」という評判まで忖度なく解説しているためぜひ参考にして頂きたい。
本記事を作成するにあたっては、実際に現役マネジメントソリューションズ(MSOL)社員複数人にインタビューを行っている。
- マネジメントソリューションズ(MSOL)がやばいと言われる理由
- やばいと言われる理由の真相
- 現役・元マネジメントソリューションズ(MSOL)社員によるリアルな評判
マネジメントソリューションズ(MSOL)を含むコンサルへの転職を目指す上では、おすすめのコンサル転職エージェントおよびマネジメントソリューションズ(MSOL)転職大全の記事を参考にして頂きたい。
Contents
- 1 マネジメントソリューションズ(MSOL)のやばい評判があがる理由
- 2 マネジメントソリューションズ(MSOL)は年収が低くてやばい?
- 3 マネジメントソリューションズ(MSOL)は激務すぎてやばい?
- 4 マネジメントソリューションズ(MSOL)はアットホームすぎてやばい?
- 5 マネジメントソリューションズ(MSOL)は社内イベントが多すぎてやばい?
- 6 マネジメントソリューションズ(MSOL)はPMOに偏りすぎてやばい?
- 7 【社員の評判】マネジメントソリューションズ(MSOL)に入社して良かったこと
- 8 【社員の評判】マネジメントソリューションズ(MSOL)に入社して悪かったこと
- 9 コンサルへの転職を成功させるためには
マネジメントソリューションズ(MSOL)のやばい評判があがる理由
マネジメントソリューションズ(MSOL)は「やばい」と言われることも多く、ネット上で度々ネガティブな評判が上がっている。
実際「マネジメントソリューションズ(MSOL) やばい」というキーワードは月間770回も検索されている。
マネジメントソリューションズ(MSOL)のやばい評判があがる理由について、現役マネジメントソリューションズ(MSOL)社員複数人にインタビューを行った内容を踏まえて、徹底的に解説していく。
マネジメントソリューションズ(MSOL)がやばいと言われる主な理由は以下の通りである。
- 年収が低い
- 激務
- アットホームすぎる
- 社内イベントが多い
- PMOに偏り過ぎている
現役マネジメントソリューションズ(MSOL)社員の実体験に基づくリアルな評判を解説しているためぜひ参考にしていただきたい。
マネジメントソリューションズ(MSOL)は年収が低くてやばい?
日系コンサルファームよりも外資系コンサルファームのほうが年収が高い傾向があることから、「マネジメントソリューションズ(MSOL)は年収が低くてやばいのでは?」という印象を持っている人が多いようだ。
この「年収が低くてやばい」のファクトを見ていきたい。
ここではマネジメントソリューションズ(MSOL)と新興系コンサルファームの平均年収をご紹介していく。(出所:Open Work)
ここでご紹介する平均年収はあくまでOpen Workにおける回答者平均である点はご留意いただきたい。
なお、各社とも対象職種を「コンサルタント」に絞った平均年収を記載している。
ファーム名 | 平均年収 |
ライズ コンサルティング グループ | 1,003万円 |
Regrit Partners | 819万円 |
ビジョンコンサルティング | 814万円 |
マネジメントソリューションズ(MSOL) |
725万円 |
Dirbato | 714万円 |
ノースサンド | 647万円 |
レイヤーズ コンサルティング | 636万円 |
上記を見ると、マネジメントソリューションズ(MSOL)の年収は700万円を超えており、新興系ファームに見劣りしない水準となっている。
一方で、マネジメントソリューションズ(MSOL)の平均年収(出所:有価証券報告書)の推移が年々減少傾向にある。
年収水準としては決して低くないものの、平均年収が減少傾向にあることで「低くてやばい」という印象を持たれてしまっている人も多いようだ。
年 | 平均年収 | 平均年齢 |
2018年 | 715万円 | 37.0歳 |
2019年 | 741万円 | 37.0歳 |
2020年 | 708万円 | 37.1歳 |
2021年 | 717万円 | 37.1歳 |
2022年 | 704万円 | 38.8歳 |
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
マネジメントソリューションズ(MSOL)は激務すぎてやばい?
コンサル業界でビジネスをしている企業である以上、ある程度の長時間労働は避けることができないため、マネジメントソリューションズ(MSOL)に対しても「激務すぎてやばい」という印象を持っている人が多いようだ。
この「激務すぎてやばい」の評判の真相を探るためにファクトを見てみたい。
以下は主要コンサルファームの月間残業時間をランキング化したものである。(出所:Open Work)
順位 | ファーム名 | 月間残業時間(h) |
1 | アーサー・D・リトル | 85.4 |
2 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 76.7 |
3 | ドリームインキュベータ | 75.5 |
4 | A.T.カーニー | 72.6 |
5 | ローランド・ベルガー | 68.2 |
6 | ベイン・アンド・カンパニー | 64.4 |
7 | デロイト・トーマツ・コンサルティング | 63.1 |
8 | ボストン・コンサルティング・グループ | 62.8 |
9 | PwCコンサルティング | 62.4 |
10 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 53.1 |
11 | アクセンチュア | 52.1 |
12 | KPMGコンサルティング | 43.4 |
13 | アビームコンサルティング | 36.3 |
14 | ベイカレント・コンサルティング | 33.0 |
15 | マネジメントソリューションズ(MSOL) | 27.5 |
マネジメントソリューションズ(MSOL)の月間残業時間は27.5時間と、主要コンサルファームの中でもかなり少ない結果となった。
業界中でも激務と言われる層(月間残業時間60時間以上)の1/3程度の残業時間であり、また働き方改革が進んでいるというアクセンチュアと比較しても半分程度の残業時間は少ない状況となっている。
もちろんプロジェクトやフェーズによって瞬間的に激務になることはあっても、全体的に見ると「激務すぎてやばい」という評判はマネジメントソリューションズ(MSOL)の実態を正しく反映していないと言えそうである。
マネジメントソリューションズ(MSOL)はアットホームすぎてやばい?
マネジメントソリューションズ(MSOL)は、協力し合う、支え合う文化が根付いており、多くの社員が温和で、親しみやすい雰囲気を持っている。
また、プロジェクトの上司は、社員の業務に関する成果物に対しても、「指摘」というより「アドバイス」を重視しており、社員が前向きにフィードバックを受けることができるように心がけていることが多い。
そんなアットホームな雰囲気を持つMSOLだが、温かい雰囲気があるすぎて、一部の社員には「緩すぎて成長できない」「緩すぎてやばい」という意見もあるようだ。
実際のところどうなのか、現役社員の声を聞いてみた。
アットホームな雰囲気はありますが、緩いことは無いですよ。成果物や提案内容に関しては妥協はしませんし、報告会等の準備は緊張感を持って仕事をしています。ただ、「ミスしたら、罵倒される」ということは絶対に無く、「MOSL、および、自分自身が更に成長できるために、試行錯誤していく。みんなで考えていく。」というマインドを持っている人が多いですね。温かい雰囲気がありながらも、成長していくことを目指している企業文化というイメージです。そういう考え方の方が、前向きに仕事ができて、楽しいですよ。
現役MSOL社員A氏
結局のところ、「成長できるかどうか」は本人次第なので、本人の成長意欲が無いとMSOLだけでなく、他の企業でも成長しないと思います。ただ、MSOLは本人が成長できるような制度(研修、メンター制度等)であったり、共に成長していこうというマインドを持つ社員が多いことは事実としてあります。成長意欲のある社員に対しては、会社全体でサポートしていこうという文化は、他社よりもあると思います。
現役MSOL社員B氏
マネジメントソリューションズ(MSOL)は社内イベントが多すぎてやばい?
アットホームな雰囲気を持つマネジメントソリューションズ(MSOL)だが、様々な社内イベントを開催している。
例えば、全社合宿、クリスマスパーティー、クラブ活動、毎月の入社者を歓迎するWelcomeパーティー、各種勉強会等、が社員の企画・運営で実施されている。
一方で、社内イベントが多すぎて、企画・運営に時間を取られる、プライベートの時間が無くなってしまう、参加を強制されてやばい、等の噂があるようだが、現役社員に率直な意見を聞いてみた。
社内イベントが多いですが、満足している人は多いですよ。「今まで話したことが無かった先輩・上司の方々と交流することができた。○○さんのあんな一面を見れるなんて思ってもいなかった。」等、ポジティブな意見が多いです。確かに社内イベント数は、他社よりも多いかもしれませんが、社員同士のコミュニケーションやナレッジ共有等がそれほど大切だということでもあります。社員の方々もそのことは理解しているので、みんな積極的に参加していますよ。
現役MSOL社員C氏
社内イベントは基本的に参加自由なので、自分自身のプライベートを優先したい時は、参加しなくて大丈夫です。私も、気ままに参加しています。どちらかというと「社内イベントを開催するから、絶対に参加すること!」ではなく、「社内イベントを開催するけど、参加は自由です!」といった感じなので、社員は基本的に自由に選べます。また、イベントの企画・運営についても、クライアントワークのノウハウにつながる点もあるので、良い経験になっています。
現役MSOL社員D氏
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
マネジメントソリューションズ(MSOL)はPMOに偏りすぎてやばい?
マネジメントソリューションズ(MSOL)は、組織改革やIT導入・運用等のプロジェクトに関するPMOに特化したコンサル企業である。
しかし、PMOに偏りすぎているがゆえに、更に企業が成長するためには事業の多角化が必要なのではないか、このままではやばいのではないかという声も上がっているようだ。
一方で、現役社員からはPMOに偏りすぎていることは事実としてありつつ、もちろん、対策も検討しているとの意見が出ている。
PMOに特化した会社なので、PMO領域に注力することは、ある意味、当たり前なので、そこまで気にしていません。むしろ、PMO領域で絶対の地位を築き上げないと、PMOの経験・ノウハウを活かして事業の多角化を実践できないと思うので、まずは、PMO領域の専門家集団を目指しています。もちろん、その後は、PMOの経験・ノウハウを活かした事業拡大を狙っているので、ここまでは経営陣の狙い通りだと思います。
現役MSOL社員A氏
他のコンサル企業と差別化するためには、どこかの領域に特化する必要があるので、PMOに特化していること自体は良いと思います。事業の多角化に関しても、今のMSOLには少ない戦略系人材や、エンジニア等の新しい人材の採用も検討しているので、経営戦略としては順調に進んでいます。
現役MSOL社員C氏
【社員の評判】マネジメントソリューションズ(MSOL)に入社して良かったこと
「やばい」という噂も多いマネジメントソリューションズ(MSOL)だが、ここでは元・現役マネジメントソリューションズ(MSOL)社員に「入社して良かったこと」という評判を聞いた内容をご紹介する。
忖度なしの意見をもらったのでぜひ参考にしていただきたい。
社員の方々は、良い人ばかりなので、とても働きやすいです。悩みとかあれば相談してもらえますし、地方出身で東京に友人・知人がいない社員も気軽に参加できるイベントも豊富です。コンサル業界というと、ドライな雰囲気がありそうですが、MSOLは良い意味でコンサル企業っぽくないですね。
現役MSOL社員B氏
社員を大切にするという文化・仕組みは、他の企業と比べても、優れていると思います。とにかく、福利厚生、イベント、研修等が充実しており、社員の満足度は高かったと思います。私は、元々、事業会社でも働いてみたかったので、転職しましたが、コンサルティングファームに戻るとすると、間違いなくMSOLを選びますね。
元MSOL社員E氏
【社員の評判】マネジメントソリューションズ(MSOL)に入社して悪かったこと
一方で、元・現役マネジメントソリューションズ(MSOL)社員からネガティブな声もあがっている。
ネガティブな声は「やばい」という評判に繋がる要素でもあるためぜひ参考にして頂きたい。
客観的に見ると、初任給等、若手社員の給料は、他の大手コンサルティングファームに比べるとやや劣るかもしれません。しかし、若手でも実力次第で昇給・昇格でき、すぐに大手コンサルティングファームの同年代に追いつき・追い越せるで、文句を言う社員は少ないと思います。本人の頑張り次第で、きちんと評価してくれる会社なので、みんな真摯に仕事に取り組んでいます。
現役MSOL社員D氏
私は「会社が緩すぎる」という理由で辞めましたが、現在の会社と比べると、正直、MSOLの方が良かったですね(笑)。今、思うと「MSOLは緩いのではなく、チームワーク等を重んじる会社」だったんだなと思います。私のような理由で辞めた人は、みんな同じことを思っているのではないでしょうか。今の会社は、本当に緩いだけで、また、転職を考えています。(笑)
元MSOL社員F氏
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。 また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。 そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルキャリアは株式会社Flow Groupが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援を行っています。
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