ボストンコンサルティング(BCG)は激務?独自インタビューから実態を解説

戦略3大ファームの一角であるボストンコンサルティンググループ(BCG)は「激務」との話も度々挙がっている。本記事ではボストンコンサルティングの現役・元社員から激務かどうかやその働き方についてインタビューを行った内容を紹介する。

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ボストンコンサルティング(BCG)は激務なのか?

結論から言うと、ボストンコンサルティンググループ(BCG)は業界的に見てトップクラスの激務である。月の平均残業時間が70時間を越え、クライアントファーストで状況によっては深夜や休日でも仕事をする文化がある。

特にアソシエイトのうちはワークアズライフがのスタイルが基本で、平日休日問わず常に仕事に追われる日々が続くという。また70時間の残業はあくまで平均の時間であり、プロジェクトによっては100時間の残業が発生する月もある。またプロジェクトの状況によってはタクシー帰りになったり、徹夜になる場合も存在する。

BCGでは仕事内容自体や求められるクオリティもかなりハードであるため、身体的にだけでなく精神的にもハードワークとなるという点も留意が必要である。

ボストンコンサルティング(BCG)と他社の激務度比較

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上記ランキングは主要コンサルファームの月間残業時間に基づいて作成している。(出典:openwork)

各ファームの略称:
RB:ローランド・ベルガー、ADL:アーサー・D・リトル、Mck:マッキンゼー、DI:ドリームインキュベータ、CDI:コーポレイトディレクション、BCG:ボストンコンサルティング、ATK:A.T. カーニー、DTC:デロイト、Bain:ベイン、AC:アクセンチュア、AB:アビーム

ボストンコンサルティンググループ(BCG)は激務ランキングの上から6番目となっており、激務度はトップ群ではないものの、かなりおハードワークであることがわかる。

残業時間が少ない激務ランキングの下位層の総合コンサルファームと比較すると、BCGの残業時間は1.5~1.8倍程度となっている。実際に現役・元社員から話を聞いても「プロジェクトの状況、フェーズ次第ではほぼ毎日タクシー帰りということもある」とのことであった。

ボストンコンサルティング(BCG)が激務の理由

ボストンコンサルティンググループ(BCG)が激務になる理由として、大きく分けると以下の2つの理由がある。

案件の難易度が高い

業界でもトップクラスの知名度と実績を誇るボストンコンサルティンググループ(BCG)では、取り扱う案件の難易度も高い。コンサルファームではクライアント内で解決できない問題を解決することが仕事であるが、トップファームであるBCGではその中でも特に難易度が高いものを取り扱うことが多い。

また、BCGの支援スタイルとしても「相手が気付くように導く」ようなスタイルが多く、その分激務にならざるを得ないという側面があるようだ。

クオリティの高い提言が求められる

世界最高峰のコンサルファームであるボストンコンサルティンググループ(BCG)はこれまでクオリティの高い提言を行ってきたからこそ、今の地位やブランド、クライアントから信頼が存在する。

当然ながらこれまでと同水準、あるはそれ以上のクオリティをクライアントから求められるだけでなく、コンサルファームとして維持・成長していくためには、同様にクオリティの高い提言を継続していく必要がある。

しかし、百戦錬磨のクライアントから高いクオリティと認められるためには、どうしても時間で勝負せざるを得ず激務になってしまう。(特に、いくら優秀でも歴が浅いうちは激務になってしまう)。

激務せずにクライアントに価値を出せてしまうという状況はよほどクライアントのレベルが低い状況でないとあり得ないが、一方でレベル低いクライアントはBCGの単価を払うことはできないため、いずれにせよ激務がデフォルトということになる。

ボストンコンサルティング(BCG)の激務に関する口コミ

現役・元ボストンコンサルティンググループ(BCG)社員から激務に関する生々しい声を集めた。コンサルキャリア独自調査の内容であるのでぜひ参考にして頂きたい。

ワークライフバランス面

▼ポジティブな口コミ

BCGでは男性でも育児休暇が取れるなど、状況に合わせた休暇制度が整っています。もちろんプロジェクト期間は忙しいですが、こうした制度があることに満足しています。

仕事に慣れて効率的な動きができればある程度自分の時間を作ることもできます。能力次第ではありますが週末に時間を作ったり夜10時以降に自分の時間を作ったりとある程度の自由はあります。

激務が基本となっているボストンコンサルティンググループ(BCG)だが、働き方自体に納得感を持っている社員は多い。そもそもBCGで働いている人の多くが、激務であることをある種是としており、そこで得られるスキルや経験は最終的に自分の武器になると理解しているようだ。

またある程度仕事に慣れれば多少の自分の時間を作ることができるため、もちろんプロジェクトにもよるが激務過ぎてプライベートが全く取れないということは少ないようだ。

▼ネガティブな口コミ

BCGで定時上がりはほとんど無いと思って良いでしょう。案件最優先でのワークスタイルなので自分の時間よりもいかに仕事に従事できるかが問われます。

休めないこともないですが、休んだら結局そのしわ寄せが他のメンバーや次の日の自分に来るため、そもそも休もうとする人がいません。

成長のためと分かっていても激務が継続的に続くとなると、どうしてもネガティブ意見も目立つ。そもそもBCGにはワークライフバランスがほとんど存在せず、「ワークアズライフのため自分の時間を取れている人る人はほとんどいない」(現役社員)とのことであった。

働きやすさ面

▼ポジティブな口コミ

確かに激務ですがチームワークは良いです。遅くまで仕事をしている時など先輩や上司が気にかけてくれたりフォローをしてくれたりと人間関係は良好です。

上司から詰められたり過度なプレッシャーは無いです。その分のびのびと自分の仕事に集中できます。

BCGでは激務ではあるものの、人間関係やチームワークへの評判は高い。今回のインタビューでは「詰められたり過度なプレッシャーなどない」という声も挙がったが、正直そればかりは上位者次第であるという点は注意しておく必要がある。

▼ネガティブな口コミ

会社都合で外資系と日系の雰囲気がコロコロ変わります。そのため、外資と日系の悪いところが目立ち一貫性がないと思います。

バックオフィスとコンサルの雰囲気が悪い。コンサルのおかげでバックオフィスの仕事もあるだろうといった高圧的な雰囲気を感じます。

近年はBGCは規模を拡大していることもあり、人数が増えたことで社内の関係性も悪化しているという側面もあるようだ。特に「バックオフィスとコンサルの関係性が悪い」という声が多くの人から共通して挙がった。

ボストンコンサルティング(BCG)への転職でおすすめのエージェント

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具体的には、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングには必ず登録すべきである。

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おすすめ度:★★★★★

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