「日系企業は社内政治があり、外資系企業は社内政治がなく実力主義である」ということは、様々なメディアで語られることが多い。

しかし、日系か外資系かは関係なく、ある程度の規模になった組織には社内政治が生まれてくるものである。

特に、コンサルティングという職種は、社内政治が生まれやすい可能性を孕んでいる。

コンサルタントは営業職のように「XX億円の契約を獲得した」「XX万円の売上をあげた」といった定量的な成果がなく、成果が非常に目に見えにくい構造となっている。

実は社内政治が蔓延る外資コンサル

本記事では、実際に現場を知る筆者が外資コンサルの社内政治についてご紹介する。

社内政治の濃淡については各ファームによって異なるため、コンサル転職に興味がある方は、まずはビズリーチに登録することをおすすめしたい。

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外資コンサルの社内政治

ケース①:パートナーの移籍

例えば、外資系コンサルティングファームでは、パートナー間のポジション争いが行われ、敗れたパートナーがチームごと別ファームに移籍するというイベントが度々発生する。

その際、敗れたパートナー側についていると、キャリア上の不確定要素が多い選択肢しかなくなってしまう。

移籍先のポジションは確約されているわけではないし、社格が落ちる可能性もある。

このケースの場合は、自分を支持してくれるパートナーを複数確保しておくために、日々社内政治に勤しむが正解になる。

自分を支持してくれる複数のパートナーを確保しておけば、仮に1人のパートナーが別ファームに移籍することになっても、「残留」と「移籍」の選択肢をテーブルに並べて検討することができる。

場合によっては、「残留」することでポジションを上げることができるかもしれないし、「移籍」することでポジションを上げることができるかもしれない。

その選択肢を冷静に比較し、自身のキャリアにとって、よりポジティブな選択肢をとることができるのだ。

残酷な話ではあるが、「パートナーがチームごと別ファームに移籍する際、自分だけ置いて行かれた」(某外資系総合ファーム)という人もいる。

ケース②:特定のパートナーやマネージャーによる監禁

自分の配下に優秀な人材を囲っておきたいと考えるパートナーやマネージャーが、本人にとっては成長環境ではないと分かっていながら、関係各所を巻き込み、優秀な人材を監禁してしまうというケースも良くある事例である。

「希望していないテーマのプロジェクトにアサインされてしまい、数か月間交渉したものの、のらりくらりとかわされて、結局プロジェクトが終わるまで2年間当該プロジェクトに従事した」(某外資系総合ファーム)

「毎度当該マネージャーが持っているプロジェクト内でアサインが回されてしまい、他に興味があるテーマや、一緒に働いてみたいマネージャーの下で働くことができなかった」(某外資系戦略ファーム)

そうした時に、自分を守ってくれるスポンサーがいないと、監禁状態から抜け出せずに貴重な時間を浪費してしまうことになる。

とは言え、スポンサーもボランティアではなく、「自分のプロジェクトに優秀な人をアサインできる」という利害が一致しての行動となる。

そしてそのスポンサーにもまた「優秀な人材は囲っておきたい」という力学が働いてしまう。

そうした中でも、各関係者と気持ち良くくっ付いたり離れたりする政治力が求められる。

故に、外資系コンサルティングファームで昇進していく人は良い意味で人たらしな人が多い。

それでも外資コンサルが魅力的な理由

そうした社内政治がものを言う外資系コンサルティングファームであるが、身の振り方をうまくできれば、キャリアをコントロールすることができるという魅力的な側面もある。

本人の意志とは関係なく、ジョブローテーションの名の下で異動が発生する日系企業と異なり、取り組みたいテーマを扱っている人や一緒に働きたい人に、自ら働きかけることで機会が与えられる可能性が高い。

実際に「自分がやりたいテーマを、自分が働きたい人としかやってこなかった」(某外資系戦略ファーム)という事例も多数存在する。

そのため、受動的でなく、能動的にキャリアを作っていきたいという人には、外資系コンサルティングファームというのは非常に魅力的な環境となっている。

コンサル転職に興味がある方は、まずはビズリーチに登録することをおすすめしたい。

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