
日系コンサルファームながらグローバルに強みを持つクニエは転職市場でも人気の高い企業である。本記事ではそんなクニエのリアルな評判から転職難易度まで、現役・元社員へのインタビューを踏まえながら徹底解説していく。
クニエへの転職を検討している人は、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに登録すべきである。詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
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クニエのリアルな評判
現役・元クニエの社員にインタビューを行い、リアルな評判をお聞きした。ポジティブ/ネガティブの両面の評判が挙がったが、コンサルキャリア独自インタビューの内容であるため、ぜひ参考にして頂きたい。
▼クニエの良い評判まとめ
- 外資系出身者などの優秀で多様な社員が多い
- チームを超えて社員同士でサポートし合う環境がある
- 有給も取りやすく、ワークライフバランスを保ちやすい
クニエの良い評判をまとめると「優秀な社員が多いが、過度な競争などはなくサポートし合う働きやすい環境」と言える。まずクニエには外資コンサル出身者や事業会社出身者など、非常に多様な人材が存在しており、刺激的な環境があるとのことである。
また、その中でも社員同士サポートし合う環境があり、案件にもよるがコンサルファームにしては残業もそこまで多くはないという点も挙がった。このようなポイントがクニエの良い評判に繋がっているようだ。
▼クニエの悪い評判まとめ
- コンサル業界の中で見ると年収が低い
- 若いうちは単純作業や営業に偏った業務が多く、コンサルティングらしい仕事ができない
- NTTグループとして制約の負の側面がある
一方のクニエの悪い評判とまとめると「コンサルファームとして見ると年収が低く、かつ仕事面でピュアコンサルの仕事ができないこともある」と言える。クニエはそこまで激務でなく、厳しい実力主義ではない一方で、コンサルファームとして年収が低いという声は多く挙がっている。
また他ファームのような経営に関わるコンサル案件が多くないという点はクニエの悪い評判として挙がっていた。さらに親会社であるNの方針で不毛だと感じることを強要されたり、能力もモチベーションも低い社員がクニエに出向してきたりと負の面もあるとの声もある。
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クニエの歴史・特徴
クニエは2009年にNTTデータビジネスコンサルティングと、ザカティーコンサルティングの2社が合併により設立された。歴史を遡ると、ザカティーコンサルティングはEYのコンサルティング部門とキャップジェミニが合併した企業である。
そのザカティーコンサルティングが、NTTデータから分離したNTTデータビジネスコンサルティングと合併して生まれるという、非常に複雑な歴史を辿っている。現在はNTTデータの100%子会社として51の国と地域でとプロジェクト支援を行っており、サービス全体の65%がグローバル関連となっているのがクニエの特徴である。
また、NTTデータグループにはクニエの他にNTTデータ研究所というコンサルティング会社が存在するが、クニエが製造・流通・サービス業を、NTTデータ経営研究所が金融・公共を顧客とするという棲み分けになっている。特にクニエでは製造業への支援に力を入れており、顧客の7割が製造業界の企業で構成されているという特徴を持つ。
提供する機能としては、戦略からシステム導入まで幅広く揃えてはいるものの、NTTデータグループという特性上、IT領域のコンサルティングが多い傾向がある。
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クニエの中途採用情報
クニエでは通年中途採用を行っている。クニエは多くの総合コンサルファームで見られる「インダストリー」と「ソリューション」のマトリックス組織になっており、それぞれで採用を行っている。
▼インダストリー別
▼ソリューション別
上記のコンサルタントの業務内容は、両方ともその専門分野に特化し、顧客の事業変革のサポートを行うことになる。
このようにクニエのサービス内容は非常に幅広く、それに伴い職種も細分化されているため、個別に詳細な業務内容を理解するハードルは高くなっている。そのため、コンサル業界に精通したエージェントによるサポートが欠かせないのだ。
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クニエの転職難易度
結論から言うと、クニエの転職難易度は中程度の難易度となっている。理由としては以下である。
- コンサル業界の中ではプレゼンスが決して高くなく、採用力がグローバルファームと比較して低い
- 一方で、大量採用しているわけではないので枠自体は少ない
- また、英語力や業界知識を問われる職種もある
どうしてもクニエはアクセンチュアやデロイトなどのグローバル総合ファームと比較してプレゼンスが低く、採用力が見劣りするため、応募者との競争レベルという視点で見ると難易度は決して高くない。
一方で、クニエ自身が他ファームのように大量採用しているわけではないので競争率自体は低いとは言えない。また、インダストリー別にその業界での実務経験や業務知識全般が必須とされており、それに加えてインダストリーによってはビジネスレベルの英語力が必須とされている場合もある。
そのため、クニエの転職難易度は中程度と言える。ただしここで解説している難易度はあくまでコンサル業界内で比較した時の話であり、他業界と比較するとクニエの転職難易度は十分高いと言える。
そのため、クニエへの転職を目指すのであればコンサル転職の支援実績が豊富なエージェントに登録することをおすすめしたい。
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クニエの中途面接
クニエの中途面接のフローは以下のように行われる。
- 書類選考
- 一次面接
- 二次面接
- 適性検査
- 最終面接
クニエへの中途選考の特徴は即戦力になる人材を多く採用する傾向があるという点である。そのためクニエの社員は9割が中途採用で構成されており、そのうちの7割がコンサルファーム出身者となっている。
また、コンサルファームと事業会社の両方を経験している人が36%もいるのだ。現役社員の情報ではクニエの面接では他のコンサルファームのようにケース面接がメインで行われることが少ないようだが、一つの質問に対して詳細に掘り下げられる面接となっているようだ。
質問の内容としては、志望動機や入社後のビジョンを詳細に聞かれる傾向がある。また、クニエが製造業をメインとしていることから製造業に関しての質問が多い傾向があるため、事前に製造業の研究は必須と言える。
▼クニエの中途面接における質問例
- 普段どんな本を読むか?
- 前職の業務で最も印象に残っていることは何か?
- 他のコンサルティングファームと比較して、クニエのどこが魅力だと思うか?
クニエの中途採用の対策を行っていく上ではコンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを利用することをおすすめしたい。
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クニエの福利厚生
クニエの福利厚生は、NTTデータグループということで非常に充実していて評判も高い。クニエの福利厚生のポイントをまとめると以下のようになる。
- 住宅補助・寮は無し
- 有給休暇が年10日付与
- リフレッシュ休暇が3日付与
- NTTグループとして企業年金
クニエの福利厚生については住宅補助がないのが不満だという声も上がっているが、役職手当が一般企業よりも高く設定されており、その他の福利厚生や産休、育休などが充実しているためそこまで大きな不満は少ないようだ。
さらに社内外研修や海外研修を積極的に行っていたり、リフレッシュ休暇を利用して連休を作ることができるなど、クニエは福利厚生にも力を入れており、社員のワークライフバランスを大切にする社風がある。
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クニエへの転職でおすすめのエージェント
クニエはNTTデータのグループ企業のため安定しており、なおかつ事業内容の半分以上が海外関連プロジェクトであり特異なポジションを築いている。また、若いコンサルファームであるため様々なことに挑戦できる環境があり、転職市場でも人気の企業となっている。
そんなクニエへの転職を目指すのであれば、コンサル業界に精通しており、転職支援実績が豊富なエージェントを選ぶ必要がある。具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。コンサル転職を成功したい人には、アクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
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また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。
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他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
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