激務でブラックといった噂もあるリクルートについて、複数人のリクルート元社員・現役社員へインタビューを行った結果をもとにその実態を徹底解説する。
本気でリクルートへの転職を考えている人は、リクルートが展開するハイクラス向け転職サービスであるリクルートダイレクトスカウトに登録するうことをおすすめしたい。
詳細は以下の記事を参考にして頂きたい。
Contents
リクルートは激務なのか?
結論から言うと、リクルートは激務である。
よくリクルートに転職を斡旋したい人が「激務だがブラックではない」「忙しいが激務ではない」といった意味不明な説明をしているが、元・現役リクルート社員から複数話を聞いても明らかに激務であると言える。
リクルートではPCのログイン時間から勤務時間を計測して、激務にならないように管理はされている。
しかし、「ログイン時間を後から修正するといったことはリクルート社員なら誰でも日常的にやっている」(現役社員)とのことである。そのため、公開されている残業時間というのもあてにならない。
仮にリクルートが激務でないという人がいたら、それは今のリクルートを知らない人か、たまたまそういう人がいたというだけである。
リクルートが激務である理由
リクルートが激務である理由として、インタビューをまとめると以下の4つがあげられる。
- 成長意欲が高く頑張る人が多い
- 結果を出した人が大きな賞賛を受けるインセンティブ設計がされている
- 「当事者意識」を重視する文化でオンオフを切り分けにくい
- 異動や離職が多く業務が整備されていない
1. 成長意欲が高く頑張る人が多い
そもそもリクルートには成長意欲が高く頑張る人が多いという特徴があり、それが激務に繋がっているようだ。
成長意欲が高いことが必ずしも長時間働くことに繋がるわけではないが、やはり誰よりも早く成長していくためにはハードワークというものが必要になることが多い。
またリクルートには頑張る人にどんどんチャンスが与えられる文化があり、際限なく頑張ることができてしまう。その結果、激務になってしまっているのだ。
2. 結果を出した人が大きな賞賛を受けるインセンティブ設計がされている
リクルートでは結果を出した人に金銭的なインセンティブを付与するだけでなく、「MVP」や「表彰」といったものが用意されている。
これらはリクルートで大きなブランド価値があり、「○○さんは数年前にMVPを取ったことがある」といった形で語り継がれることになる。
こうした"語り継がれる"という体験も込みのインセンティブによって、もともと頑張る人たちが激務をもろともせずにさらに頑張るようになり、"頑張りのインフレ(激務化)"が起きているのである。
3. 「当事者意識」を重視する文化でオンオフを切り分けにくい
リクルートで働く上で、常に「当事者意識」というものが求められる。クライアントのため、ユーザーのため、事業のために常に自分に何ができるかを考えることが求めらえるため、どうしてもオンオフの切り替えがしずらいという側面がある。
そのため「ここまでいいか」という業務の終わり方をし辛く激務になってしまうのだ。
実際、リクルートでは「事業成長を考えた時にこれを今検討しなくていいのか?」と突然業務が降ってくるということはよくある光景である。
4. 異動や離職が多く業務が整備されていない
もともとリクルートでは離職が多いが、それに加えて異動も多いという特徴がある。通常の大手事業会社であれば短くても2-3年というスパンでの異動になるが、リクルートの場合半年~1年で異動するということも珍しくない。
もともとの業務が属人的であることも相まって、業務が定型化・整備されていないということもざらである。
そのため、引継ぎもほとんどないまま業務を理解・整備していかないといけず、毎異動シーズンが社内は壮絶な激務となっているのだ。
リクルートはブラックなのか?
本記事では、激務とは単純に働く時間が長いか否かで決まってくるものだと定義する。一方のブラックとは単純な時間ではなく、長時間労働+意志のない労働(やらされ労働)だと定義する。
上記の定義に照らすとリクルートはブラックではないと言える。
リクルートが激務になっているのは、自らの意志で頑張っていることが大きな要因となる。もちろんサラリーマンである以上、部分部分でやらされ仕事があるにはあるが、それでも納得して働いている人が多いようだ。
逆に「自らの意志で仕事に熱中して取り組めないような人はリクルートの文化に合わず早期に離職してしまう」(元社員)という声もあがっている。
リクルートをおすすめできる人の特徴
前述の通り、複数人の元・現役リクルート社員からの意見を踏まえるとリクルートは激務であると言える。
もちろんそうでない人もいるにはいるが、激務でないことを前提にリクルートに転職することはおすすめできない。
リクルートへの転職がおすすめできる人の特徴としては以下になる。
- とにかく成長意欲が高い
- 現在・将来のやりたいことが明確で意志がある
リクルートは間違いなく激務であり、周囲も頑張る人たちの集団である。そうした環境を楽しみ、最大限に活用できるのは「とにかく成長意欲が高い」人である。
また、「やりたいことが明確で意志がある」ことも重要である。逆に上記がないと、リクルートはただただ激務でブラックな環境で終わってしまう。
リクルートへの転職でおすすめのサービス
本気でリクルートへの転職を考えている人は、リクルートが展開するハイクラス向け転職サービスであるリクルートダイレクトスカウトに登録するうことをおすすめしたい。
リクルートダイレクトスカウトは、業界最大手であるリクルートがハイクラス向け展開しているヘッドハンティング型の転職サービスである。ヘッドハンティング型の転職サービスとは、求職者が登録するだけで様々なヘッドハンターからオファーが届くというサービスである。
ヘッドハンターは登録者の匿名のレジュメを見てスカウトを出すという仕組みであり、利用料は完全無料で現在の所属企業にばれる心配もないので、ぜひとも登録したいサービスである。
類似サービスとしては、テレビCMなどでもお馴染みのビズリーチなどが存在する。
直近で転職に対して強い志望がない場合でも、登録しておくだけでオファー内容から簡単に自分の市場価値を把握することができ、非常に有用なサービスとなっている。
特に20代~30代前半の方でよりよいキャリアを歩んでいたきたいと考えている人であれば、現状の転職意欲に関わらず必ず登録しておきたいサービスである。
リクルートへの転職でおすすめのエージェント
おすすめ度:★★★★★
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