住友商事への転職を徹底解説 | 対策・特徴・評判

住友商事は「五大商社」の一角を担っており、転職先として人気の高い企業の1つだ。

「レンタル移籍」という新しい制度を取り入れ、今後注目されるであろう住友商事への転職を考えている人は、早めに対策を打っておきたい。

住友商事への転職方法まとめ

本記事では、そんな住友商事の特徴や評判はもちろん、住友商事への転職を成功させるコツまで紹介する。

住友商事への転職を目指すのであれば、外資系/グローバルのハイクラス転職に強みを持つエージェントであるSamurai Jobには必ず登録すべきである。

詳細については以下の記事をご覧いただきたい。

転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。

住友商事の企業情報

住友商事は1919年に創立し、昨年100周年を迎えた老舗企業であり、五大商社の一角を担う日本を代表する総合商社のうちの1つだ。

従業員数は単独で5455人(2020年9月30日現在)、資本金は2198億円、本社は東京にある。

海外にも66か国に展開、拠点数も114拠点と多く、まさにグローバル企業と言えるだろう。

事業は「金属」「輸送機・建機」「インフラ」「メディア・デジタル」「生活・不動産」「資源・化学品」の6つに分けられる。

他の総合商社は「資源・化学品」に該当するセグメントが全社の半分以上の収益を上げていることも珍しくないが、住友商事の場合は「資源・化学品」が主力でありつつもも、各セグメントがバランスよく収益を上げていることが特徴となっている。

特に、「メディア・デジタル」「生活・不動産」の収益貢献度が大きいのは他総合商社にはない特徴である。

一方、商社マンといえば、海外を飛び回り1人で大型の商談をまとめているイメージも強いが、実際はそんな社員ばかりではなく、日常に根付いた生活必需品を取り扱い、黙々と販売している人もいるということも忘れてはならない。

住友商事で言えば、サミットやトモズといったスーパーやドラッグストアを傘下に小売り事業を行っている。

住友商事の雰囲気・社風

筆者の知人で住友商事に勤めている人が複数人いるが、住友商事の社員は優しく、穏やかな人が多いという印象である。

中には「いい人が多いから働きやすい」という声もある。

一方で社風は「日系大企業にありがちな、保守的な社風」の傾向が強いという一面もある。

加えて、コンプライアンスには厳しいとの声も聞くが、1996年に起きた「銅地金不正取引事件」の名残だろう。

「銅地金不正取引事件」とは、非鉄金属部長が10年間銅のデリバティブ取引や多額の銀行借り入れを不正に継続していたものだ。

損失額は3000億円に上ったことに加え、当時の社長は責任を取って退任した。

「銅地金不正取引事件」のようなことを二度と起こさないためにも、コンプライアンス順守を徹底しているようだ。

また、2014年には他の総合商社に追随するために行った資源・エネルギー分野の大型案件で多額の減損損失が出たことも記憶に新しい。

こうした反省からも「何としても他の総合商社に勝つ」というよりも「自分達のペースを大切にして事業を創っていこう」という文化がより強くなっているようだ。

そのため、「ガツガツ」としている商社のイメージを描きながら入社すると、少しギャップを感じるかもしれない。

住友商事の中途採用情報

住友商事への転職難易度は、他の五大商社と比較すると「低い」と言える。

なぜなら、住友商事の立ち位置は三菱商事・伊藤忠・三井物産の3強には劣り、また通年中途採用選考があり、かつ第二新卒から管理職まで幅広いポストがあるためだ。

とはいえ、世間平均と比較すると難易度はかなり高く、十分な対策を練らないと転職失敗に終わるだろう。

住友商事への転職における選考フローは以下のようになっている。

  1. 住友商事ホームページにてキャリア登録
  2. 住友商事から応募案内が届く
  3. SPI/適性診断(第二新卒のみ)
  4. 面接(2~4回)
  5. 内定

    住友商事の転職フローの特徴は2つある。

    まず、キャリア登録制度だ。

    キャリアをホームページ上に登録しておくと、希望していた事業や職種以外からも、住友商事からスカウトが来ることもある。

    キャリア登録制度によって「思っていたところと違うが、自分に合っている」という仕事や部署に出会えるだろう。

    また、住友商事の中途採用面接はかなり特徴的である。

    特徴的な点としては以下である。

    • 面接時間は30分と短い
    • エントリーシートに沿って質問されることは非常に稀
    • 住友商事のカルチャーに沿った質問が多い
    • その上、素の自分を出すことを求められる
    • 突飛な質問が多い

      突飛な質問の過去事例として「住友商事の課題は?」「社内で不祥事が出たら、どう対応する?」といったものがあり、対策が難しい。

      住友商事のカルチャーと自分のエピソードを結びつけるだけでなく、日ごろから会社をマクロな視点で見るトレーニングをしておきたいところだ。

      住友商事が転職者に求めるもの

      住友商事は転職者に以下のようなことが求めている。

      これは実際に筆者の知人である現役住友商事社員が語っていただけでなく、採用ページにも記載されている。

      • 高い専門性
      • 多種多様な経験
      • チャレンジ精神
      • 住友の事業精神への共感

        特に面接で「住友の事業精神への共感」に関する質問が多いということを実際に転職を成功させた知人は語っていた。

        面接に臨む前に、住友の事業精神を理解し、自分の経験に基づいて想いを伝えられるようにしておく必要がある。

        また、専門性や多種多様な経験、チャレンジ精神を発揮した場面があれば、応募書類に盛り込んでおくというのもポイントである。

        住友商事の年収

        有価証券報告書(2020年3月期)によると、住友商事の平均年収は1437万円となっている。

        さすがは五大商社の一角であり、かなりの高年収であることが分かる。

        年齢別の年収は以下のようになっている。

        • 20代:400~990万円
        • 30代:1000~1400万円
        • 40代:1200~1800万円
        • 50代:1400~2000万円

        海外に駐在するか否かといった人によって多少の差はあれど、基本的には30歳前後で年収1000万円に到達することになる。

        住友商事は年収に占めるボーナスの比率が大きいが、2014年に資源・エネルギー分野の大型案件で多額の減損損失を出した際はボーナスがカットされたことで話題になた。

        年次にもよるが、その場合は3割程度年収が減ってしまうことも起きてしまう。

        とは言え、ボーナスカットは過去を振り返ってもほとんどなく、またそれを差し引いても高い年収水準となっているのだ。

        住友商事の現役社員の口コミ

        筆者の知人で現在住友商事に勤めている方の口コミを紹介する。

        ポジティブな口コミとネガティブな口コミを紹介するので、是非参考にしていただきたい。

        ポジティブな口コミ

        話が面白く気配りができるなど、いい人が多く働きやすい。
        利益を生み出すうえで過程にもこだわり、儲けることだけでなく信頼関係の構築を大事にしている。

        若手でもやる気と能力があればチャンスを与えられるため、挑戦しやすい環境である。
        ただし、あくまで大企業基準での挑戦しやすさであり、ベンチャーなどと比較すると保守的な文化ではある

        ネガティブな口コミ

        年功序列が色濃く窮屈に感じることが多々ある。
        住友商事というブランドや会社の資本力、高待遇を得ながら面白い仕事をするとなるとどうしても時間が掛かる。

        会社としては多様なことに取り組んでいるが、大企業であるため個人が関われる範囲がどうしても狭い。

        住友商事の新しい試み「レンタル移籍」

        2020年11月に住友商事が取り組んだ新しい試みの一つにレンタル移籍がある。

        本記事の最後に、レンタル移籍について紹介する。

        レンタル移籍とは

        レンタル移籍とは、住友商事に勤める社員が「事業創造および変革に必要なマインド」を得るために2年間ベンチャー企業に出向する制度である。

        実際に、2020年10月から応募者の中から選抜された13年目の社員1名が出資先であるエレファンテック株式会社に出向している。

        レンタル期間中はベンチャー企業で社長の片腕として戦略から執行までを担当し、帰任後にその経験を社内に展開することで、新しい風を取り入れることを期待されている。

        住友商事はこれまでより変革力を高めるために「レンタル移籍」という制度を活用して、人材の育成に力を入れている。

        レンタル移籍が発表されたときの世間の声

        現状に閉塞感を感じている大企業の社員からはは「羨ましい」という声が多かったが、ベンチャー企業に勤務している人たちからは賛否が分かれているようだった。

        商社の優秀な人材を向かい入れることができるこの枠組み本当にwin-win

        という人がいる一方で、

        生きるか死ぬかという気持ちで毎日働いているベンチャー企業に研修気分で来られても困る

        待遇は商社維持でベンチャーで働かれても周りの人はどんなモチベーションで働けばいいのか分からない

        といった声も聞かれた。

        今後住友商事による「レンタル移籍」がどうなっていくかも要注目である。

        住友商事への転職を成功させるコツ

        住友商事への転職難易度は他の五大商社と比較すると低いと紹介した。

        しかし、一般的な水準で考えると難易度は高く、また前述の通り面接も非常に特殊である。

        そのため、住友商事などのハイクラス転職の支援実績が豊富なエージェントのサポートが不可欠である。

        ハイクラス転職に強みを持つエージェントであれば、各選考の突破方法やノウハウというのを持っている。

        転職エージェントが持っているノウハウを活かし、職務経歴書や面接対策まで徹底的に支援してくれるため、住友商事への転職成功率が上がるのだ。

        逆に、間違ったエージェントに登録してしまうと、対策できるような情報を持っていないことはもちろん、最悪の場合予測でアドバイスをしてくる可能性もある。

        そのため、必ずハイクラス転職に実績を持つエージェントに登録する必要がある。

        具体的には、外資系/グローバルのハイクラス転職に強みを持つエージェントであるSamurai Jobには必ず登録すべきである。

        おすすめ度:★★★★★

        Samurai Jobはハイクラス転職において圧倒的な認知と実績を持ち、薦めたい転職エージェントとしてNo.1にも輝いたことがあるJACリクルートメントが展開するサービスで質の高さはお墨付きである。

        独占案件が多いことでも知られているエージェントであるため、Samurai Jobに登録しないと出会えない求人を見つけることができるのだ。

        グローバルや外資系の求人にも強く、総合商社を目指すのであればぜひ登録したい。

        Aさん
        (専門商社⇒総合商社)
        総合商社に転職した知人の中で「ハイクラス転職ならSamurai Jobさん」という圧倒的な認知がありました。
        実際Samurai Jobさんならではの独占非公開求人が多くておすすめできるエージェントです。

        Bさん
        (大手メーカー⇒総合商社)
        複数のエージェントに登録しましたが支援のきめ細かさ、手厚さが圧倒的でした。
        職種に特化したエージェントが担当になってくれるのでアドバイスも的確でした。

        念のため、筆者の知人たちから聞いた内容を踏まえて本当におすすめできるエージェントを以下にまとめているため参考にしていただきたい。

        転職でキャリアを築くことに本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。

        様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできないエージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

        上記の記事は転職でキャリアを築くことに本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。

        ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。

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