
業界の中で今最も勢いのあり、高い年収を誇るアクセンチュアは第二新卒としても魅力的な選択肢となっている。一方で倍率が10倍を超える転職難易度とも言われており、徹底した選考対策が必須となっている。
本記事では、そんなアクセンチュアの第二新卒について徹底解説していく。第二新卒でアクセンチュアへの転職を目指すのであれば、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに必ず登録すべきである。
コンサル転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
Contents
第二新卒でアクセンチュアに転職するなら知っておくべきこと
第二新卒でアクセンチュアを目指す上で、最低限以下の2つは抑えておいて頂きたい。
- アクセンチュアは未経験でも第二新卒で転職できる
- アクセンチュアの倍率は10倍以上だが学歴はそこまで高くない
1. 未経験でも転職OK!アクセンチュア第二新卒の求人
アクセンチュアへの第二新卒の転職は未経験でも可能であり、また通年で第二新卒の採用を行っている。第二新卒で募集されている職は現在以下の2つとなっている。
- ビジネス・テクノロジーコンサルタント
- ソリューション・エンジニア
前述の通り、「デジタルというテーマは全てに共通する」としてデジタル部門を解消する組織再編を行っている。そのため、従来のように「ビジネスコンサルタント」と「テクノロジーコンサルタント」といった別々の職種ではなく、「ビジネス・テクノロジーコンサルタント」として募集されている。
ソリューション・エンジニアについては、コンサルタントらがグランドデザインしたものをシステム仕様に落とし、実際に設計していくことが求められる。いずれもアクセンチュアが目指す「総合ソリューション企業」には欠かせない存在であるのだ。
2. アクセンチュアの倍率は10倍以上だが学歴はそこまで高くない
アクセンチュアにおける第二新卒の倍率は公式に発表はされていないものの、アクセンチュアに勤める知人曰く「10倍以上であることは間違いない」とのことである。特に急成長中でコンサル業界のトップを走る企業であるだけに、人気は非常に高いようだ。
一方で、他ファームのように東大や一橋、早慶といったレベルの学歴は必要ではなく、MARCHや関関同立レベル、あるいは美大などの大学出身者でも選考を通過することが可能となっている。
また出身企業も大手有名企業だけでなく、中堅・中小企業でも第二新卒でアクセンチュアに転職している人もおり、職歴面でも間口は広がっていると言えそうである。
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アクセンチュアの第二新卒の年収
アクセンチュアの役職 | 年次(目安) | 年収(目安) |
アナリスト | 1~3年目 | 430~600万円 |
コンサルタント | 3~6年目 | 550~800万円 |
マネージャー | 5~12年目 | 850~1100万円 |
シニアマネージャー | 10年目~ | 1200~1800万円 |
ディレクター | 実力による | 2000~3000万円 |
マネージングディレクター | 実力による | 5000万円~ |
上記はアクセンチュアの役職別の目安年収である。第二新卒でアクセンチュアに転職する場合、「アナリスト」の職位から始まることになる。
アクセンチュアは職位内でも評価によって年収が変わってくるため、「アナリスト」でも430~600万円程度の年収レンジが存在するものの、入社1年目で高い評価を取ることはあまり期待できない。そのため、アクセンチュアの第二新卒の年収は430万円程度と理解しておくことが無難である。
ただし、前述の通り評価によって年収を上げることは十分可能であり、翌年以降に年収を大きく上げることができる。第二新卒であればその後順調に昇進していけば転職後5-6年でマネージャーに昇進して、年収1000万円に到達することも可能である。
アクセンチュアの第二新卒の選考/面接内容
アクセンチュアの第二新卒の選考フローは明確に定まったものはなく、時期によって多少の変化があるようだ。例えば、筆者の知人のAさんとBさんで微妙に時期が違うが、Aさんは1日に2回の面接を行いしてその日に内定が出たが、Bさんは一次面接と二次面接の間が1週間程度空いたという。
とは言え、複数人に聞いたところ基本的には以下のような選考フローになるようだ。
- Webテスト(玉手箱)
- 一次面接
- 二次面接
- 内定
アクセンチュアの第二新卒面接では大きく2パターン存在する。1つ目のパターンは、グラフなどの資料を提示され、それについて一緒に議論していく形式である。
例)ゲーム会社A社とB社の業績を見せられた後、「業績から読み取れること」「A社、B社それぞれの社内で起きていると想定されること」について議論
2つの目のパターンは、与えられたケース問題を自分一人で30分間程度解いたのち、面接官に5~10分でプレゼンするという形式である。
例)「日本の人口減少を解消するための方法」というお題を30分間考えて、それを面接官にプレゼンし質疑応答
アクセンチュアの面接におけるポイントは、「焦らず落ち着いて論理的に話すこと」である。五月雨式に質問が飛んでくるため、急いで回答したくなってしまうが、アクセンチュアの場合は「頭のキレ」や「頭の回転の早さ」以上に、上記の点が求められる。
実際、第二新卒でアクセンチュアに転職した人から話を聞くと、「回答に詰まることは多々あったが、焦って回答せずに『30秒時間をください』といって落ち着いて考えた」といった人多い印象である。
アクセンチュアへの転職を本気で目指すのであれば、以下のnoteをおすすめしたい。
「コンサルファームでの面接官経験」などをフル活用して、コンサルファームの面接官の思考をリアルに言語化しながら受かるためのポイントをかなり踏み込んで解説したnoteである。
いずれにせよ第二新卒でアクセンチュアへの転職を成功させるためには、コンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを利用することをおすすめしたい。
第二新卒でアクセンチュアへ転職する人が増えている理由
実際に第二新卒でアクセンチュアに転職した人にインタビューを行ったのでその内容をご紹介する。コンサルキャリア独自インタビューの内容なのでぜひ参考にして頂きたい。インタビューから見えてきたキーワードとしては以下である。
- 市場価値を上げることができる
- バランスを取りながら、若くして面白い仕事ができる
Aさん(前職:日系証券)
― なぜ第二新卒で転職をしたのですか?
自分の市場価値を考えた時に前職に居続けることに大きな不安を感じたからです。前職の同期や上司、コンサルや外銀にいった大学時代の同期を見比べると「このままでいいのか」という不安が頭から離れないようになりました。
また、証券会社も転換期にある中で、実質社内で役立たずになっている4-50代の社員がいることも背中を後押ししてくれました。
ー その中でなぜアクセンチュアを選んだのですか?
アクセンチュアが「デジタル × コンサル」という自分が今度必要だと思う領域のど真ん中をいく会社だったからです。数年前まで魅力的だった証券会社もここ数年でがらっと景色が変わりました。
それは証券会社に関わらず、これから多くの会社やそこに属する社員は未知の領域に踏み込み、変化に対応していく必要があるということだと思います。そうした時に、自分が経験してことなかった領域でも超人的なスピードでキャッチアップして、クライアントに価値ある提言を行っていくコンサルタントのスキルを身に着けるべきだと考えました。
また、今後の市場価値を上げていく上で「デジタル」は欠かせないキーワードだと思い、第二新卒で「デジタル × コンサル」で先端を走るアクセンチュアに転職しました。
Bさん(前職:日系メーカー)
― なぜ第二新卒で転職をしたのですか?
前職は厳格な年功序列があり、自分が権限を持って仕事をしていくためには何年も先になってしまうことを身をもって体感したからです。実際、社内でも30代後半になっても上の指示で動き、つまらなさそうに仕事をしている人ばかりでした。
そんな中で生き生きと仕事をしている大学時代の同期を見て、自分も目をキラキラさせて働きたいと思いました。
ー その中でなぜアクセンチュアを選んだのですか?
アクセンチュアがバランスを取りながら、若くして面白い仕事をするという欲張りを叶えられる会社だからです。自分で権限を持つということだけであれば、起業やベンチャーも選択肢になったと思いますが、それらの選択肢はどうしても仕事一色の毎日なってしまうと思います。
自分の場合はもう少しバランスを取った働き方がしたかったので、そんな欲張りを叶えられる会社を探したところ、第二新卒でアクセンチュアに出会いました。
▼参考ツイート
(過去に編集長であるコンサルマンがアクセンチュアに関してTweetした内容で反響が大きかったもの)
アクセンチュア、2014年から働き方改革を始めて2019年で離職率が半分になってるってすごいな。 pic.twitter.com/abd5b65N15
— コンサルマン (@mr_grayhair) February 29, 2020
アクセンチュアの知人から聞いて印象的だったのは「働き方改革の効果で辞める理由がなくなった」ってやつ。これまで仕事自体は楽しいけど長期的には中々続けられないと転職する人が多かったらしいけど、働き方が改善されて、仕事も刺激的で給与も悪くないし、まぁ辞める理由ないよねとのこと。
— コンサルマン (@mr_grayhair) July 24, 2021
アクセンチュアはコンサル業界のトップランナー
上記は、Consulting.comが開示しているコンサルファーム売上高ランキング(2019年)のうち、日本国内でも知名度の高いファームを抽出したものである。Consulting.comも「100%の精度の完全な数値の算出は不可能」としつつも、各種レポートなどを踏まえてaccounting servicesやtechnology infrastructure、cloud servicesなどの売上を除外して「コンサルティング売上」を算出している。
上記も見てもアクセンチュアはコンサル業界の中で圧倒的な規模であることが分かる。アクセンチュアの特徴でもあるが、これだけの規模でありながら、変化の早い事業環境に合わせて常に提供サービスを進化させている。
特にデジタル領域において非常に高いプレゼンスを持ち、他コンサルファームからも一目置かれており、業界のトップランナーと言える。他コンサルファームがデジタル部門を立ち上げる中で、2020年に行われた組織再編においては「デジタルというテーマは全てに共通する」として、デジタル部門を解消したことでも注目を集めた。
アクセンチュアの貫禄。 pic.twitter.com/YZlHEAJU38
— コンサルマン (@mr_grayhair) November 17, 2020
実際、米国のVault.comが現役コンサルタント数千名の回答を基にランキングとして公表しているものの中で、「IT Strategy Consulting」部門にてアクセンチュアは堂々の第一位となっている。
第二新卒のアクセンチュア攻略法
コンサル業界はクローズドな業界であり、また選考内容も特殊で難易度が高いことで有名である。そのため、第二新卒でアクセンチュアへの転職を目指すのであれば以下の2つを満たすエージェントを選ぶことが攻略法と言える。
- コンサルファームと強い関係性を構築して最新情報を収集できている
- ケース面接対策の豊富な経験を持ち質の高い対策を行ってくれる
転職エージェントは数多く存在する中で、大手の転職エージェントが安全だと登録してしまう人も多いが、ことコンサル転職においては大手の総合型エージェントは上記の観点を満たしておらず不適切なエージェントと言える。
実際に登録してみると分かるが、コンサルの業界動向から選考対策まで全く理解できていないエージェントも多い。そのため重要になってくるのが、コンサル転職の支援実績が豊富な特化型エージェントを選ぶことである。
また、アクセンチュアへの転職を本気で目指すのであれば、以下のnoteをおすすめしたい。
「コンサルファームでの面接官経験」などをフル活用して、コンサルファームの面接官の思考をリアルに言語化しながら受かるためのポイントをかなり踏み込んで解説したnoteである。
第二新卒のアクセンチュア転職でおすすめのエージェント
上記の条件を満たすエージェントというのは決して多くない。中でも圧倒的におすすめできるのはコンサル転職に特化して転職支援実績も豊富なアクシスコンサルティングである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。コンサル転職を成功したい人には、アクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
とにかく支援が手厚かったです。ケース面接もかなりの回数お願いしましたが、嫌な顔一つせずに対応してくださりました。
また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、コンサルキャリア運営メンバーや多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。