コンサルポータルの評判は?フリーコンサル案件紹介サービスを解説

ここ数年のフリーコンサルというキャリアの人気を支えているのが、コンサルポータルなどのフリーコンサルに案件を紹介してくれるフリーコンサルエージェントである。

本記事では、PMOやIT上流案件に強みを持つコンサルポータルの評判や特徴を解説していく。

フリーコンサルへの独立を検討されている人は、おすすめのフリーコンサル向け案件紹介マッチングエージェントの記事を参考にしていただきたい。

コンサルポータルとは

consulportal

コンサルポータルは、2012年にIBM出身者らが設立したAscent Business Consulting株式会社が運営しているフリーコンサル案件紹介サービスである。自社でもコンサルティング事業を行う企業が運営していることもあり、70%の案件がクライアントまたは大手ファーム直請案件という特徴がある。

▼特徴

  • 70%の案件がクライアントまたは大手ファーム直請案件
  • 特にPMOやIT上流案件に強みを持つ
  • 複数の大手事業会社、大手コンサルティングファームと取引

コンサルポータルの評価

コンサルキャリアには数年来フリーコンサルとして活動するメンバーがおり、複数のフリーコンサルエージェントから仕事の紹介を受けてきた。

そうした経験から「案件単価」「案件種類」「担当者の質」という3つの軸でコンサルポータルを評価すると以下のイメージである。

  • 案件単価
  • 案件種類
  • 担当者の質
3.5

登録の前に他サービスを検討する余地あり

IBM出身者らが立ち上げたIT上流やPMOに強みを持つ案件マッチングサービス。自社でコンサル事業を行っているネットワークを活かして70%の案件をクライアントまたは大手ファーム直請。

超大手企業を中心に低稼働案件も手掛けるが、単価が低い。

そのため、まずは他サービス(WithConsulBTCエージェントなど)に登録した上で、相性が悪そうと感じたり、良い案件が紹介してもらえなければコンサルサーチに登録するような流れをおすすめしたい。

コンサルポータルと他エージェントとの比較

 

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上記は、コンサルキャリア運営メンバーや知人たちの経験を基に作成したフリーコンサル案件マッチングサービス・エージェントの比較表である。

フリーコンサル案件マッチングサービス・エージェントと一言で言っても得意とする領域が各社で大きく異る。戦略案件やIT案件に特化した企業もいれば全方位的に取り扱っているエージェントも存在する。

また、比較的ライトな低単価案件を中心に取り扱う企業もいれば、重めだがその分高単価の案件を中心に取り扱う企業もいる。

上記の図にはコンサルポータルは掲載していないが、仮にプロットする場合は「Consaltant Job for Freelance」(左下)の下あたりに位置づけられる。

どういった領域に強みを持つか次第ではあるが、以下のような形でフリーコンサル案件マッチングサービス・エージェントを選ぶことをおすすめしたい。

コンサルポータルの評判

良い評判1:低稼働案件がある

フリーコンサル案件紹介サービスの多くはあまり低稼働案件を取り扱っていないという現状がある。

一方で、フリーコンサル側としては、起業準備などと並行して案件を受けたいというニーズが多く、この点にギャップが生まれている。

しかしコンサルポータルであれば、複数の低稼働案件を取り扱っており、このギャップを満たしてくれると良い評判があがっている。

良い評判2:超大手クライアントのプロジェクトに参画できる

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上記は一例であるが、コンサルポータルが公式ページで公開しているクライアントである。クライアントの中には業界1-2番手の大手事業会社から、外資系・日系大手コンサルティングファームまで存在する。

コンサルポータルから紹介してもらえる案件は上記のような超大手優良企業のプロジェクトが多く、この点に良い評判があがっている。

悪い評判1:単価が低い

一方でコンサルポータルには「単価が低い」という悪い評判もあがっていた。

コンサルポータルによると「70%の案件がクライアントまたは大手ファーム直請案件」とのことなので、単価が低いのはコンサルポータル自身の手数料が高いということが想定される。(手数料自体は公開されていないので実態は不明)

▼おすすめのフリーコンサル案件紹介サービス

独立するなら絶対にやるべきこと

フリーコンサル向けの案件マッチングサービス市場というのはまだまだ黎明期であり、各社で取り扱う案件が大きく異なる。複数のサービスに登録していても、同時に同じ案件を紹介されることもほとんどない。

そのため、絶対にやるべきことは少なくとも2-3社のサービスに登録しておくことである。戦略コンサルタントであれば、少なくとも以下の2つに登録しておくことをおすすめしたい。

実際に、筆者の知人で安定的に稼ぎ続けている人は必ず2-3社の案件マッチングサービスに登録している。逆に1社にしか登録してない知人の多くが、自分の望むタイミングで案件を紹介してもらえない人も存在する。まだ2-3社に登録していない人は、以下の記事が役に立つと確信している。

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