近年のフリーランスエンジニアというキャリアの人気が益々拡大している。その人気を支えているのが、DYMテックなどのフリーランスエンジニアエージェントである。
本記事では、以下の特徴を持つフリーランスエンジニアエージェントであるDYMテックの評判を解説していく。
- 大手企業からスタートアップまで、幅広い企業の案件がある
- クライアント企業の社長と直接交渉できる機会がある
Contents
DYMテックとは
案件単価:★★★★☆
案件種類:★★★★☆
担当者の質:★★★☆☆
DYMテックは、株式会社DYMキャリアが運営するフリーランスエンジニアエージェントである。
サービス満足度90%と高い点や、クライアント企業の社長と直接交渉できる機会があるといったユニークな価値を提供している。
多くのフリーランスエンジニアから支持を集めており、知名度も高いエージェントとなっている。
▼特徴
- 大手企業からスタートアップまで、幅広い企業の案件がある
- クライアント企業の社長と直接交渉できる機会がある
DYMテックの評判・口コミ
以下にてDYMテックのリアルな評判を紹介していく。
独自インタビューを踏まえて、良い評判・悪い評判の両方から解説をしていくので、是非参考にしていただきたい。
良い評判・口コミ
DYMテックの良い口コミ・評判の特徴をまとめると「非公開案件の充実さ」「単価交渉が行いやすい」「駆け出しのフリーランスエンジニアも利用しやすい」という3点が目立った。
DYMテックに登録をした後、非公開案件が見れるようになりましたが公開案件よりも条件が良いものが多いと思います。
エンド案件が多いため収入が上がりました。やはり直請けのほうができることも多くスキルアップにも繋がります。
社長などの経営層からの案件の場合、直接話をできる機会があり、単価交渉が行える点はすごくメリットだと思います。
フリーランスエンジニアになって1ヶ月目に利用しましたが、駆け出しでも案件紹介をしてくれる良心的なサービスだと感じました。
リモートOKの案件が多く、地方に住んでいても高単価の案件が狙いやすいです。
DYMテックの特徴としては、クライアント企業の社長と直接単価交渉ができるというユニークな点があり、この点に良い評判が集まっている。
フリーランスエンジニアの場合、営業をしようにも企業と繋がりを持つのが難しいが、DYMテックを通すことで東証一部上場企業の経営者とも繋がることができる。
また結果的に社長からのエンド案件のため中抜がなく、「報酬単価も平均的に見て高い」という評判も目立つ。
また、経験が浅い駆け出しのフリーランスエンジニアでも対応できる案件もあるため、利用者の経験に縛られない案件の幅広さにもポジティブな評判が集まっている。
悪い評判・口コミ
一方で、DYMテックにも悪い評判・口コミがあり、特に目立ったのが「公開案件の情報が乏しい」という点である。
ひとまずどのような案件があるか気になり調べましたが、公開されている案件の数が少なく登録するか検討している段階だと使いづらいです。
公式サイトには2,500社以上との取引と書いてあるのですが、そこまでのボリュームはないと思います。
DYMテックは2019年リリースの新鋭サービスのため、全体の案件数はあまり多くないようである。
公式のSNSも存在しているがほとんど稼働しておらず、自力で情報収集が難しい点にはネガティブな口コミも目立っている。
公開案件の情報の少なさも合間あり、検討段階で情報収集がしづらい点は利用者にとってマイナスとなる。
DYMテックの評価
コンサルキャリアには数年来フリーランスとして活動するメンバーがおり、複数のエージェントから仕事の紹介を受けてきた。
そうした経験から「案件単価」「案件種類」「担当者の質」という3つの軸でDYMテックを評価すると以下のイメージである。
社長を直接交渉できるというユニークネスはあるが・・・
DYMテックは「クライアント先の社長と直接交渉できる機会がある」というキャッチャーな特徴があり、話題になったこともある。
また、大手企業からスタートアップまで幅広い案件を取り扱っており、使いやすいエージェントであるとも言える。
一方で、それ以上に何か大きな強みがあるわけではないため、別のおすすめエージェントから利用してみることをおすすめしたい。
DYMテックと他フリーランスエージェントとの違い
上記は、コンサルキャリア運営メンバーや知人たちの経験を基に作成したフリーランスエンジニアエージェントの比較表である。
フリーランスエンジニアエージェントと一言で言っても得意とする領域が各社で大きく異る。
上記にはDYMテックを掲載していないが、仮に掲載する場合はエンジニアスタイル東京の右下あたり(中央やや右下あたり)に位置することになる。
大手企業からスタートアップまで、幅広い企業の案件を扱っており、また上級者から初級者まで幅広いレベルのフリーランスエンジニア向けに案件を紹介しているため。
一方で、エンジニア領域に精通している営業担当が少ないという点も事実であり、手厚いサポートや同じ目線で会話したいという人は別のおすすめエージェントを利用することをおすすめしたい。
DYMテックの強み
DYMテックの利用者の口コミ評判や特徴を基に、以下の3点が強みと言える。
- 高単価案件が多く年収を上げることができる
- フリーランスエンジニアが自力で補いづらい点をカバーしている
- 駆け出しのフリーランスエンジニアでも利用できる
高単価案件が多く年収を上げることができる
非公開案件に待遇の良いものが多いという評判が目立つDYMテックでは、登録後に高単価な案件を見つけ年収を上げることができる。
最大で月100万円を超える案件も多いため、会社員時代よりも年収を飛躍的に上げることも可能だ。
また上流工程から携われるため、設計のフェーズからジョインでき、自身のスキルアップにもつなげることができる。
フリーランスエンジニアが自力で補いづらい点をカバーしている
フリーランスエンジニアとして活動する際、エンド案件のを獲得するために企業とのパイプは必要不可欠である。
しかし自力で大きな企業とコネクションを作ることは決して簡単ではない。
しかしDYMテックでは大手企業の社長へ自ら営業をかける機会を創出でき、直接単価交渉も可能である。
さらにそこでの実績が評価され別の仕事を紹介してもらうなど、DYMテックを通して営業に必要な人脈を形成できる。
DYMテックは単なる案件紹介サービスだけではなく、自身の人脈を効率よく増やせる点も大きな強みである。
駆け出しのフリーランスエンジニアでも利用できる
DYMテックは高単価な案件が多いという口コミが目立つ一方で、経験の浅い駆け出しフリーランスエンジニアが対応できる案件も取り扱っている。
もちろん極端に高単価なものではないが、経験が浅くてもトライできる募集要項を構えている企業もあるため、これから実績を作りたいフリーランスエンジニアも利用しやすい。
またエージェントも駆け出しフリーランスエンジニアを多く対応しているため、フリーランスキャリアに関する相談もできる。
これからフリーランスデビューを考えているものの、不安が多く踏み切れいない人へもおすすめできる。
独立するなら絶対にやるべきこと
一言でフリーランスエンジニアエージェントと言っても、各社で強みを持つ領域も異なれば対象となるユーザーも異なる。
そのため各エージェントの特徴を理解した上で、それぞれの良いところ取りをできるように、絶対にやるべきことは少なくとも2-3社のエージェントに登録しておくことである。
- ミドル層を中心に幅広い案件を検討したい人:テックビズフリーランス、レバテックフリーランス
- 低稼働・副業案件を検討したい人:ITプロパートナーズ
- フリーランス初級者向けの案件を検討したい人:ポテパンフリーランス、Midworks
実際に、筆者の知人で安定的に稼ぎ続けている人は必ず2-3社のエージェントに登録している。逆に1社にしか登録してない知人の多くが、自分の望むタイミングで案件を紹介してもらえない人も存在する。