エクサウィザーズはやばい?評判悪い?リアルな声をもとに徹底解説

エクサウィザーズは2016年に設立されたメガベンチャーであり、AI領域のコンサルティング~AI開発支援に強みを持つ。

本記事ではエクサウィザーズ良い評判から「やばい」という評判まで忖度なく解説しているためぜひ参考にして頂きたい。

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横山 諒平
監修者

Flow Group代表取締役/コンサルタント

株式会社Flow Group代表取締役。慶應義塾大学経済学部卒業。
大学卒業後はデロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社し、製造業のクライアントを中心に中期経営戦略の策定やM&A実行支援、新規事業立案・立ち上げ支援に従事。
その後、株式会社リクルートライフスタイル(現株式会社リクルート)における事業戦略・予算策定、事業開発に従事。フリーコンサルとして独立後、2019年8月株式会社Flow Groupを創業。

コンサルマン
執筆者

コンサルマン

コンサルキャリア編集部。コンサルキャリアおよびコンサルマンは株式会社Flow Groupが運営しています。Twitterフォロワー1.9万人

本記事を作成するにあたっては、実際に現役・元エクサウィザーズ社員複数人にインタビューを行っている。

本記事でわかること
  • エクサウィザーズがやばいと言われる理由
  • やばいと言われる理由の真相
  • エクサウィザーズの激務の実態
  • 現役・元エクサウィザーズ社員によるリアルな評判

エクサウィザーズへの転職を目指す上ではおすすめのコンサル転職エージェントも参考にして頂きたい。

エクサウィザーズのやばい評判があがる理由

エクサウィザーズは「やばい」と言われることも多く、ネット上で度々ネガティブな評判が上がっている。

実際、ネットで「エクサウィザーズ」と調べると、関連キーワードとして「エクサウィザーズ やばい」が表示される。

エクサウィザーズ_やばい
出所:Google関連キーワード

エクサウィザーズのやばい評判があがる理由について、現役・元エクサウィザーズ社員複数人にインタビューを行った内容を踏まえて、徹底的に解説していく。

エクサウィザーズがやばいと言われる主な理由は以下の通りである。

  • レッドオーシャンだからやばい
  • 介護事業を売却したからやばい
  • 上場企業だからやばい
  • 激務だからやばい

現・元エクサウィザーズ社員の実体験に基づくリアルな評判を解説しているためぜひ参考にしていただきたい。

エクサウィザーズはレッドオーシャンだからやばい?

エクサウィザーズは、AI・DX領域を主軸としたコンサルティングサービスを提供している。

しかし、この領域は大手のコンサルティングファームから、ベンチャーコンサルまで多くの競合他社が参入しているレッドオーシャンの領域となっている。

もちろん、AI・DX関連のニーズは高く、市場としても成長しているが、それでもなお、競争必須である環境に違いない。

そのことを踏まえて、現場の社員はどのように感じているのだろうか。

競合他社が多い領域なのは、重々承知しています。ただし、それを踏まえても勝算があると考えた上で、経営としてGOしたわけなので、後は突き進むだけですね。

現役エクサウィザーズ社員A氏

弊社には、競合他社に負けないくらい優秀な人材がいます。実際、案件も獲れているので、企業の競争力は企業の規模感や継続年数ではなく、人材で決めるのだと、改めて感じますね。

現役エクサウィザーズ社員B氏

エクサウィザーズは介護事業を売却したからやばい?

エクサウィザーズは、設立当初、認知症ケア技法「ユマニチュード」の事業を進めていた。

しかし、同事業は2022年にIGM-Japon合同会社に事業譲渡されている。

また、2023年には、介護事業者向けサービス「CareWizハナスト」に関する事業を株式会社ケアコネクトジャパンへ譲渡している。

そのように設立当初からコア事業であり、かつ、蓄積されたノウハウを手放したことに対して、社内でも動揺している社員がいるとの噂が立っている。

そこで、現場の社員に話を聞いたところ、当初想定していたよりも、ポジティブに捉えているようだ。

儲からなくなったから、売却したということではありません。むしろ、弊社からケアコネクトジャパンへの出資検討を含めた協力関係を深める一環として、実施されたので、お互いにとってwin-winの関係になることが目的ですね。

現役エクサウィザーズ社員C氏

あえて言うと、「攻め」の事業譲渡ですね。売却後も、弊社は、介護分野における新領域に注力しますし、介護事業者の経営に係る幅広い業務は、引き続き、両社のサービスでサポートする戦略を協力しながら、進めるつもりです。

現役エクサウィザーズ社員D氏

コンサルへの転職を成功させるためには

コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。

また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。

コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。

エクサウィザーズは上場企業だからやばい?

エクサウィザーズは、上場企業であるため、常に投資家から強い視線を浴びなければならない。

会社の業績が好ましくなかったり、経営方針に賛同する投資家が少なければ、それは株価の下落として市場で評価される。

そのため、株価の上昇のためであれば、本来、経営陣・従業員がやりたいビジョンを変えなければいけない場合もあるのだが、現場の社員はどのように感じているのだろうか。

現場レベルでは、やりたいことができている印象ですね。経営陣が「現場は好きなことをやってくれ」というメッセージを出している時もあるので、経営陣の方々には感謝です。

現役エクサウィザーズ社員E氏

持株会制度によって、社員も株主のようなものですので、その点は、良い意味で投資家の方々と運命共同体と考えています。もちろん、プレッシャーを感じる時もありますが、やりがいにもなっていますよ。

現役エクサウィザーズ社員F氏

エクサウィザーズは激務だからやばい

エクサウィザーズは2016年創業で現在上場まで実現していることから、ベンチャーならではのハードワークが求められ、激務なのではという評判もあがっている。

この「エクサウィザーズは激務だからやばい」という評判についてファクトを見てみたい。

以下は主要コンサルファームの月間残業時間をランキング化したものである。(出所:Open Work

順位 ファーム名 月間残業時間(h)
1 アーサー・D・リトル 85.4
2 経営共創基盤 81.1
3 マッキンゼー・アンド・カンパニー 76.7
4 ドリームインキュベータ 75.5
5 A.T.カーニー 72.6
6 ローランド・ベルガー 68.2
7 ベイン・アンド・カンパニー 64.4
8 デロイト・トーマツ・コンサルティング 63.1
9 ボストン・コンサルティング・グループ 62.8
10 PwCコンサルティング 62.4
11 EYストラテジー・アンド・コンサルティング 53.1
12 アクセンチュア 52.1
13 KPMGコンサルティング 43.4
14 エクサウィザーズ 41.9
15 アビームコンサルティング 36.3
16 ベイカレント・コンサルティング 33.0

エクサウィザーズは大手ファームの激務ランキングの中で見てみると、下から3番目となっており、決して激務ではないと言える。

特に昨今で働き方改革が進んでいると言われるアクセンチュアよりも平均残業時間が少なく、比較的ホワイトな環境となっている。

とはいえ、エクサウィザーズに限らず、全てコンサル企業に共通して言えることではあるが、実際に激務になるかはプロジェクトの内容やフェーズによって大きく変わってくるため、必ず激務になる可能性もあるという点はご留意いただきたい。

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また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。

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エクサウィザーズの将来性

株価が上場時の値と比べて、低くなっているエクサウィザーズだが、一方で、将来性はそこまで悲観的でないようだ。

売上は右肩上がりに成長しているだけでなく、パートナー企業との提携・協業、開発スピードを加速するための分社化を進めるなど、取り組みとしても、同社を更に成長させるためのアクセルを踏んでいる印象だ。

また、今、話題となっている生成AI事業にも注力しており(2024年以降の仕込みとして生成AIプロダクト開発/既存プロダクトの機能拡張に5.2億円の積極投資を実施)、それに関連するコンサル事業とプロダクト事業の両輪の成長にも注力するとのことである。

当面は、持続的な企業価値向上に向けて、事業への投資を優先的に実行する方針を掲げているが、進もうとしている事業戦略を踏まえると、まいた種が花となって咲く日も近いようだ。

上場企業になりましたが、変わらず攻める経営を実践している印象ですね。守りに入ると、競争力が無くなってしまうので、ある程度の投資はやるべきだと考えています。

現役エクサウィザーズ社員A氏

経営陣はもちろん、社員も経営自体を長い目で見ています。なので、目先の利益だけに左右されることはなく、長期的な成長を見据えて行動しています。

現役エクサウィザーズ社員B氏

エクサウィザーズのポジティブな評判

ここでは、エクサウィザーズのポジティブな評判について解説する。

経営陣が有名

エクサウィザーズは、経営陣のネームバリューが強く、ベンチャー企業としては認知度が非常に高い。

例えば、代表取締役社長の春田氏は、元DeNA取締役会長、かつ、元横浜DeNAベイスターズ オーナーであり、取締役の石山氏は、元リクルートホールディングスメディアテクノロジーラボ室長である。

また、他の取締役、および、社外取締役もネームバリューが高いため、国内における認知度が高く、それが営業の一旦を担っているようだ。

クライアントとの初対面の時に、エクサウィザーズの名前を言うと、「あの○○さんが、いるところ?」となり、話が盛り上がることが多いです。間接的にですが、経営陣にも営業してもらっている気持ちです。(笑)

現役エクサウィザーズ社員C氏

優秀なコンサルタントが多い

クライアントから評判となっていることに、「エクサウィザーズのコンサルタントが優秀」ということがある。

実際、様々な業界・業種から優秀な社員が、エクサウィザーズに参画している。

社員の出身企業を見てみると、マッキンゼー、BCG、Bain&Company、ゴールドマンサックス、Google、Facebook、indeed、リクルート、エムスリー、DeNA、伊藤忠商事、理化学研究所、オックスフォード大学、東京大学、厚生労働省、文部科学省、日本赤十字社、武田薬品、エーザイなど、エクセレントカンパニー出身者が多い。

様々なバックグランドを有するコンサルタントが手掛けるプロジェクトであるため、クライアントに付加価値を提供できているのだろう。

弊社には、一度は聞いたことがある会社の出身者が多いですね。みなさん、やりたいことを実現するために弊社に入社しているので、モチベーションが高い人が多いですよ。

現役エクサウィザーズ社員D氏

事業推進のスピードが速い

今は上場企業であっても、ベンチャー企業らしいスピード感がある事業推進は、同社の良い評判につながっている。

実際、現場の社員の裁量権が大きく、良い意味で、自由に活動できていることが、主な要因となっているようだ。

変化が激しく、速い現代において、スピード感の高さは、競合他社との差別化に有効な特徴となっている。

上場企業になりましたが、未上場時代と比べて、事業のスピード感は、一切、遅くなっていません。むしろ、人材が増えたので、速くなっているかもしれません。

現役エクサウィザーズ社員E氏

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エクサウィザーズのネガティブな評判

ポジティブな評判がある一方で、エクサウィザーズにネガティブな評判もあるようだ。

ここでは、評判が本当であるのか、実態も含めて解説する。

社員の入れ替わりが激しい

エクサウィザーズは2016年に設立されたベンチャー企業でありながら、今では東証グロースに上場している。

短期間で急成長を実現した同社であるが、一方で、様々な変化を経て現在までに至ったため、変化についていけず退職したり、逆に、変化に乗る形で転職してきた社員がいる。

そういった社員の入れ替わりが激しい中で、エクサウィザーズとしての文化も崩れてしまっているのではないかという懸念の声が出ているようだ。

実際は、どうなっているのだろうか。現場の社員に率直な意見を聞いてみた。

設立当初は、確かに社員の入れ替わりが激しかったです。しかし、長期的に社員を育てることも、今後、重要になってきているので、今では社員のキャリアパスを考えた人材育成を重視する方針になりつつあります。

現役エクサウィザーズ社員F氏

AIプロダクトに依存している

同社は、コンサル企業であり、一方で、AIプロダクトを開発・提供している事業会社でもある。

特にAIプラットフォームである「exaBase」は、国内時価総額トップ100社の半数以上を含む500社超の企業にソリューションを提供している。

また、同プロダクトのDXアセスメント&ラーニングは、導入者数が900社を超え、受講者数が約6万人という実績を誇る。

AIプロダクト事業が好調である一方で、会社自体がその事業に依存し、コンサル事業の位置づけが弱くなっているのではないかという懸念が出ている。

しかし、現場の社員に話を聞くと、実態は異なるようだ。

AIプロダクト事業が好調なほど、それを導入するための戦略や設計などのためにコンサルタントが必要になります。なので、コンサル事業も、経営に置いて、重要な位置づけになっていますよ。

現役エクサウィザーズ社員A氏

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会社名 株式会社Flow Group
会社HP https://consul-career.com/corp/
所在地 東京都新宿区市谷田町3丁目8 市ヶ谷科学技術イノベーションセンタービル 2F 
法人番号 5011001129632
厚生労働省 有料職業紹介事業認可番号 13ーユー315272
適格請求書事業者登録番号 T5011001129632

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