特殊な選考を行うコンサル業界への転職を成功させるためには、転職活動の流れを把握して徹底的な準備を行うことが欠かせない。
本記事では実際にコンサル業界への転職活動の一般的な流れと期間、やるべき準備についてご紹介する。
コンサルへの転職活動の流れ・期間・準備
コンサルへの転職を検討している人は、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
コンサル転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者やハイキャリア.com運営メンバーの実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
Contents
コンサル転職の目安期間
転職に際して複数のコンサルファームを受けるのか、ある程度コンサルファームを絞って受けるかによって転職期間は変わってくる。
▼コンサル転職の目安期間
- 複数のファーム(4社以上)を受ける場合の期間:約4-5か月
- ある程度ファーム(2-3社)を絞って受ける場合の期間:約2-3か月
コンサルファームごとに筆記試験の内容やケース面接の特徴も変わってくるため、受けるコンサルファーム数が増えれば増えるほど対策に掛かる時間は多くなる。
その中でもできるだけスムーズに内定までたどり着きたい場合は、コンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを利用することをおすすめしたい。
▼おすすめの転職エージェント
コンサル転職の流れ
コンサル転職は、具体的に以下の流れで行う。
- エージェントとの面談/戦略策定(1-2週間)
- 応募書類の作成/応募(3-4週間)
- 対策(適性試験/面接)(2-6週間)
- 適性試験(筆記/web)(1-2週間)
- 面接(1-5回)(1-6週間)
- 内定(1-2週間)
以下では、上記流れの詳細について具体的にご紹介していく。
1. エージェントとの面談/戦略策定
コンサル転職の第一歩は、エージェントとの面談/戦略策定である。
特にコンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに登録することをおすすめしたい。
一口にコンサル業界と言っても非常に幅広いことに加え、その時々によって市場に出ている求人も異なる。
そのため、まずはエージェントとの面談で具体的にどのファームのどのポジションを目指すのかを明確にして頂きたい。
その上で、どのような戦略で転職活動を進めていくか戦略を策定していく。
▼戦略例
- 最初は志望度が高くないファームで面接の練習をして慣れてきたころに本命を受ける
- 志望度が高い順から受けていき最短距離で転職活動を行う
これは自身のスキルセットや面接慣れ、現業の忙しさ、希望内定時期、ファームの求人状況などを複合的に鑑みて策定していく。
また担当エージェントの力量によって対策の質も変わってくるため、できれば2-3社のエージェントに登録して実際に面談することをおすすめしたい。
▼おすすめの転職エージェント
2. 応募書類の作成/応募
具体的に受けるコンサルファームや進め方が決まったら、応募書類の作成に着手していく。
どれだけ経歴がピカピカでも応募書類の磨き込み有無によって通過率が大きく変わってくる。
一方、一度磨き込んでしまえば基本的にはコンサルファーム各社で使いまわせるため、受ける企業数によって掛かる時間が大きく変わることはない。
自分自身でどの程度職歴や志望動機を棚卸できているかにもよるが、エージェントからのレビュー、応募書類の修正、応募後のファームから通過連絡までは、多くの場合3-4週間程度の期間を要する。
3. 対策(適性試験/面接)
応募書類を作成しながら、並行して対策を行っていく必要がある。
対策については、新卒の時にコンサルファームを志望し、適性試験対策やケース対策をしたことがあるかも大きく影響するが、基本的には6週間程度の時間を要すると考えて頂きたい。
応募書類は各ファームで使いまわせる一方、適性試験の内容は各ファームで大きく異なるためそれぞれ毎の対策が必要となる。
また、ケース対策は反復練習が必要になってくる。
各種フレームワークのインプットや、ケース問題の自習などに加え、エージェントに模擬ケース面接を何度も行ってもらうことをおすすめしたい。
練習時点でスムーズに解けなければ、本番の面接で上手くいく可能性は低いため、根気強く反復練習することが求められる。
▼おすすめの転職エージェント
但し、一部総合ファームではケース面接が行われなくなっており、ケース面接対策が不要な場合は2週間程度で十分な場合もある。
4. 適性試験(筆記/web)
書類が通過した場合、1週間程度の猶予が与えられて、その期間内に適性試験を受けることになる。
形態は各コンサルファームによって異なり、ファームに訪問して受ける場合もあれば、自宅でwebテストを受ける場合もある。
いずれにせよ、受験後1週間程度で通過の連絡が来る場合が多い。
5. 面接(1-5回)
適性試験を通過すると、次はいよいよ面接である。
面接回数も各社で異なるが、最近では一部の総合コンサルファームで1day選考もあり、最短で1回、最長で5回程度の面接回数となっている。
面接後に2~5日後に通過連絡があり、その後に次回面接の日程調整(だいたい1週間後)となると、仮に5回面接があると早くても5-6週間の期間を要することになる。
また、複数コンサルファームを同時に受ける場合は、各ファームの選考の足並みを揃えるなどの調整も必要となるため、もっと多くの時間を要する可能性もある。
こうした各ファームとの調整については、エージェントが代行してくれるため自身は面接対策に集中することができる。
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6. 内定
全ての面接を通過すると、無事に内定をもらうことができる。
但し、各ファームも同時進行で複数の候補者と面接を行っているため、内定か出てから承諾までの猶予は1-2週間程度である。
これが、各ファームの選考の足並みを揃える必要がある所以である。
最初にエージェント登録から内定を承諾するまでの期間で言うと、3~6か月程度の期間を要することになる。
コンサル転職でやるべき準備
実際にコンサル転職を成功させた筆者として、必ずやるべきだと思う準備を3つ紹介する。
- 「よくある質問」への明確かつ納得感ある回答の準備
- ケース面接に対する自身の醸成
- プロフェッショナルな見た目の準備
1. 「よくある質問」への明確かつ納得感ある回答の準備
コンサル転職においてまず間違いなく聞かれることに対して、明確かつ納得感のある答えを準備しておく必要がある。
当たり前ではあるが、面接という場は緊張も相まって喋り過ぎてしまう人や、伝えたいポイントがふわふわしてしまう人が多く見受けられる。
ポイントは、多少話を脚色してもよいので自分の中で「明確」かつ「納得感のある」回答を各質問に対して用意しておくことである。
コンサル転職の際に高い確率で聞かれる質問としては以下が挙げられる。
- なぜコンサルか?
- なぜコンサルの中でもA社なのか?
- コンサルに入ってやりたいことはなにか?
2. ケース面接に対する自信の醸成
最近ではフェルミ推定やケース面接を行わないという企業もちらほら出てきている一方で、やはりコンサル転職をするならフェルミ推定やケース問題は出くわす前提で準備を進めたほうが良い。
よく転職相談で受ける質問として「どこまでフェルミ推定やケース問題対策をしておくべきか?」という質問がある。
これに対する回答としては「自信のある状態までフェルミ推定・ケース対策をやり込んでおくこと」である。
すなわち、ある問題が出されたら瞬時に頭の中で「こうやって回答する」と浮かぶレベルまで、繰り返し対策して準備しておく必要がある。
少し面倒に感じる人もいるかもしれないが、人生の中で何度も訪れない転職のチャンスであるため、できることは全部やって臨みたい。
▼ケース面接対策ができるおすすめの転職エージェント
3.プロフェッショナルな見た目の準備
コンサルへの転職に限らず、転職において「第一印象」はものすごく重要である。
特に"サービス業"であるコンサル業界において「プロフェッショナルな見た目」というのは非常に重視される傾向がある。
コンサル業界の商品は紛れもなく"人"であり、「見た目」も商品の一つである。
これは現実として受け入れるしかないが、ちょっとした準備で誰でも簡単に「見た目」を準備することはできる。
- Yシャツはクリーニングに出しておく
- 靴はピカピカに磨いておく
- スーツはタイトフィットかつシンプルなものを選ぶ
などの最低限の準備をするだけで、面接の通過確率は大きく変わる。
コンサル転職におすすめのエージェント
嘘のような話だが、コンサルの選考プロセスや選考のポイントについて全く理解していない転職エージェントも実際に存在する。
そのため、コンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを必ず選ぶことをおすすめしたい。
具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル/ポストコンサル転職に特化したエージェントである。
特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。
ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。
コンサル転職を成功したい人には、筆者の実体験からもアクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
とにかく支援が手厚かったです。ケース面接もかなりの回数お願いしましたが、嫌な顔一つせずに対応してくださりました。
また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
転職エージェントは沢山存在するが、コンサル業界に精通していないと特殊で難易度が高いコンサル面接に対する対策を行うことはできない。
嘘のような話だが、コンサル転職を支援できると掲げながら、まともな対策ができないエージェントも多数存在する。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。
ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。