コンサルから起業は可能? 実体験をもとにコンサルの起業が有利な理由や注意点を解説

将来的に起業することを掲げてコンサルファームに入社する人は決して少なくない。

本記事では、そんな目標を持つ方に向けてコンサルから起業した筆者の経験を交えながらリアルを解説していく。

コンサルから起業のリアルを解説

起業を見据えてコンサルへの転職を検討されている方は、コンサル/転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングに登録すべきである。

詳細については以下の記事をご覧いただきたい。

コンサル転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。

「起業のためにコンサル」は正しいか?

結論から言うと、「起業のためにコンサル」は正しいと考えている。

理由としては、実際の筆者の経験やコンサルから起業する数々の諸先輩方を見ていて以下のようなメリットがあるからである。

  • ビジネスパーソンに求められるポータブルスキルが「高い水準」で「早く」身につく
  • いざという時に食いっぱぐれない「フリーコンサル」という働き方ができる

1. ポータブルスキルが身に付く

「起業のためにコンサル」が正しいと思う理由の一つが、ビジネスパーソンに求められるポータブルスキルが「高い水準」で「早く」身につくことである。

以下のようなポータブルスキルは起業でも大いに活用できるスキルである。

  • 物事を構造的に捉える論理的思考
  • 仮説検証を回すための仮説思考

また、コンサルファームで様々な業界やテーマに触れることで、「業界に入り込み1次情報に触れられるチャンス」や「将来的に様々なフィールドで活躍する同僚との人脈」といった副次的な効果を得ることもできる。

コンサルファームはこうした多くの能力や機会を手に入れられることは間違いない環境であるため、それを活かすような意識で起業家志望者がコンサルファームに入ることは有用であると考えている。

2. フリーコンサルという働き方できる

    「起業のためにコンサル」が正しいと思うもう一つの理由は、いざという時に食いっぱぐれない「フリーコンサル」という働き方ができるという点である。

    立ち上げた事業がすべてうまく行くと考えてしまうのは余りにも楽観的過ぎて起業家に向いているとは言い難い。

    そのため、うまくいかなかった時に食いっぱぐれない方法というのは用意しておく必要があるが、コンサル出身者であれば「フリーコンサル」という選択肢を取ることができる。

    フリーコンサルとは、企業に属さずにフリーランスとして企業に対してコンサルティングサービスを行う人のことを指すが、現在は案件紹介サービスも数多く存在するため、簡単にフリーコンサルとして活動することができる。

    仮に立ち上げた事業がうまく行かず資金が必要になった時や、事業が収益化するまでの資金繰りにお金が必要な時にフリーコンサルとして数ヶ月稼働するだけで簡単に資金を作ることができる。

    コンサルから起業を考えている人は、ぜひ「BIG4コンサルファームから独立した20代フリーコンサルの実態」というnoteはぜひ一読することをおすすめしたい。

    実際に20代でフリーコンサルとして独立しながら起業した著者が、フリーコンサルの仕事内容から働き方、仕事獲得方法やリアルな収入事情まで解説しているnoteで、独立する上でとても参考になる。

    コンサルから起業する際の注意点

    一方、コンサルから起業する上で注意しておくべきことも存在する。

    • 大企業とベンチャーで課題も解決方法も異なる
    • アドバイザーと事業執行者で考え方や動き方が異なる

    1. 大企業とベンチャーで課題と解決方法が異なる

    コンサルファームの単価感からして、発注できる企業は東証1部上場企業や、非上場でも日本を代表するような企業になる。

    コンサルタントはそうした大企業と対峙して、世の中的にインパクトが大きいテーマを検討していくことになる。

    その検討を通して、大企業が直面する様々な経営課題に触れて、それを解決していく経験を積み重ねることができる。

    一方、自ら起業するベンチャーが直面していく経営課題は大企業のそれとは全くことなる課題である。

    課題が異なればそれを解決するための頭の使い方や動き方も変わってくるため、コンサルファームで培った経験をそのまま適用することはできないという点は注意しておく必要がある。

    2. アドバイザーと事業執行者で考え方や動き方が異なる

    当然のことながら、アドバイザーと事業執行者とでは役割が異なるため、必要となる考え方や動き方が異なる。

    エリート意識の強いコンサルタントの中には時折事業会社の人を見下している人がいるが、そもそも両者はまったく別物で優劣をつけることに意味がないということに気付くべきである。

    アドバイザーは多少スピードが落ちても俯瞰的に物事を見ることが求められるし、感情に流されず物事を合理的に判断することが求められる。

    一方、事業執行者の立場では目まぐるしく事業環境が変化する中で、何かの検討に2-3ヶ月も掛けているわけもいかないので、より早いスピードでの判断が求められる。

    そしてその判断の量もアドバイザーに比べて圧倒的に多い。

    こうした両者の役割からも分かる通り、必ずしもコンサルファームでの経験は起業には直結しないという点は注意しておく必要がある。

    コンサルから起業するならやるべきこと

    「コンサル」と一言で言っても、昨今のコンサルファームは多種多様なサービスラインを持っており、どのようなテーマの案件を経験していくかで、スキルも経験も大きく異なってくる。

    中には起業に活きるようなスキルや経験が得られるようなプロジェクトもあれば、真逆のようなプロジェクトも存在する。

    また、起業といっても手堅い事業を手掛けていく方法もあれば、資金調達を行って最初は赤字でも将来的に上場を目指していくような方法も存在する。

    大切なことはどのような起業をしていきたいのかという目標を明確にして、その上でコンサルファームで経験すべきプロジェクトを棚卸しすることである。

    上記のようなコンサルファームでのキャリアの作り方について、「BIG4コンサルファームの歩き方」というnoteにリアルに書かれているため、ぜひご一読することをおすすめしたい。

    「BIG4コンサルファーム」というタイトルではあるが、戦略・総合問わず活用できる内容となっている。

    仮にファクタリング等を活用し資金調達する場合は以下の記事も参考にしていただきたい。

    参考:ファクタリングとは?仕組みや他の資金調達方法との違いなどを解説! |ビートレーディング

    コンサル転職でおすすめのエージェント

    コンサルティング業界は、起業だけでなくその他の選択肢に切り替えることも含めて魅力的な選択肢である。

    一方で、コンサルと一言で言っても対象業界や扱うテーマも非常に幅広く、どのような経験をするかで身に付くスキルも大きく異なる。

    そのため、転職を行う上ではコンサル転職に知見と実績を兼ね備えたエージェントを必ず選ぶ必要がある。

    エージェントにコンサル業界に関する知見がなければ、せっかくコンサルに転職したのに、自分自身のやりたいことやキャリアプランを叶えられないというリスクも存在する。

    具体的には、コンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。

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    おすすめ度:★★★★★

    アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。

    ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。

    コンサル転職を成功したい人には、筆者の実体験からもアクシスコンサルティングを本当におすすめできる。

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    Aさん
    (戦略コンサル転職者)
    とにかく支援が手厚かったです。ケース面接もかなりの回数お願いしましたが、嫌な顔一つせずに対応してくださりました。
    また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。

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    Bさん
    (総合コンサル転職者)
    業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
    他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。

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    コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。

    様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

    上記の記事はコンサル転職に本気のあなたの役に立つために、筆者や筆者の多くの知人の実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。

    ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。

    起業を含めたャリアプランの考え方についてはこちらの記事で詳しく解説されているため合わせてご確認いただきたい。

    参考:キャリアプランの例文3選!中長期的な視点で計画を立てることがポイント |リモートワーク専門メディア「リモキャリ」

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