2014年4月4日にPwCとブーズ・アンド・カンパニーの統合により生まれたのが、Strategy&である。
本記事ではそんなStrategy&の転職大全として、選考情報から年収、リアルな評判、強み・特徴を徹底的に解説していく。
なお、本記事を作成するにあたっては、実際に現役・元Strategy&社員複数人にインタビューを行っているためぜひ参考にして頂きたい。
- Strategy&の選考フロー~面接内容
- Strategy&の年収
- Strategy&の激務の実態
- Strategy&のリアルな評判
Strategy&を含むコンサルへの転職を目指す上では、おすすめのコンサル転職エージェントの記事を参考にして頂きたい。
Contents
Strategy&とは
PwCコンサルティング合同会社 ストラテジーコンサルティング(Strategy&)は、PwCコンサルティング合同会社における戦略部門として、クライアントの戦略策定を支援している組織である。
同組織は、元々、2014年にブーズ・アンド・カンパニーとプライスウォーターハウスクーパース(PwC)が経営統合を行ったことに伴い、戦略特化の部門として設立された。
主な支援内容としては、既存事業の改善や改革、商品別・地域別などのマーケットシェアの拡大、コストの削減、新規事業開発、新市場への進出、業態開発、ビジネスモデルの抜本的な改革、新たなR&D戦略など、様々となっている。
また、業界業種としても、金融機関、自動車・機械メーカー、電子機器メーカー、石油会社、製薬会社、コンピュータ・メーカー、情報通信会社、消費財・サービス企業、公的機関など、様々であり、「戦略」というキーワードを基にクライアントを支援している。
会社名 | PwCコンサルティング合同会社 ストラテジーコンサルティング(Strategy&) |
英語表記 | PwC Strategy& (Japan) Inc. |
従業員数 | 約100名 |
本社所在地(国内) | 東京都千代田区大手町 |
公式HP | https://www.strategyand.pwc.com/jp/ja.html |
Strategy&の強み・特徴
PwC合同会社における戦略部門として、戦略系コンサルサービスを展開しているStrategy&だが、他のコンサルティングファームと比してどのような強み・特徴をもつのか。
ここでは、Strategy&の社員に話を伺い、そこから見えてきた強み・特徴について解説しよう。
戦略コンサルとしての豊富な実績
Strategy&は、長年にわたり、戦略という領域において、クライアントの経営課題を解決してきた。
その歴史は100年以上にわたり、日本だけでなく、グローバル全体でサービスを展開している。
そのように長い歴史と豊富な知見をグローバルでつながっているネットワークを活用して、国内クライアントの経営課題を支援していることは、多くのクライアントにとって、心強い存在となっているようだ。
社内には様々な知見やノウハウが蓄積されており、リアルタイムで共有しあう文化がグローバル全体で浸透しています。その努力のかいもあり、今でも多くのクライアントに付加価値の高いコンサルサービスを提供できていると感じますね。
現役Strategy&社員A氏
強いブランド力
Strategy&は、2014年にPwCと経営統合するまで、ブーズ・アンド・カンパニーとしてサービスを展開していた。
ブーズ・アンド・カンパニーは、長年にわたり、戦略系コンサルティングファームとして様々な案件を手掛けてきており、統合後もブーズ・アンド・カンパニーの実績・認知度をきっかけに案件獲得につながった例もあると言う。
名前は変われど、今まで培ってきた実績・経験が、同社の強みとして引き継がれているとのことである。
私自身は統合後に入社しましたが、それでもなお、ブーズ・アンド・カンパニー時代に培ったブランド力に助けられている時があると思います。付き合いが長いクライアントの中には統合前の名前で呼ぶ人もいらっしゃいますが、今までの先輩方が培われてきた実績のおかげで、今もこうして、クライアントにサービスを提供できていると感じますね。
現役Strategy&社員B氏
多様性溢れる社員で構成されるプロジェクトメンバー
Stragety&には、様々なバッググランドを持つ社員が在籍しており、プロジェクトでも様々な知識・経験を有するメンバーで構成されることが多い。
理由としては、1つの視点からではなく、多様な視点から物事を見ることで、今までに無かった付加価値を出せることが多いからである。
多様なメンバーが様々な視点から課題分析・解決策の検討を行うことで、クライアントの期待以上の成果物を出せることに繋がっているのだ。
弊社では、プロジェクトにおいて、事業会社出身者(ベンチャーを含む)やコンサル出身者など、様々な経歴を有するメンバーで構成することが多いです。それらのメンバーが「クライアントの経営課題の解決」という同じ目的に向かって、日々、パフォーマンスを発揮しています。
現役Strategy&社員C氏
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
Strategy&の年収
Strategy&の役職 | 年次(目安) | 年収(目安) |
アソシエイト | 1年目~ | 550~700万円 |
シニアアソシエイト | 3~5年目 | 700~1,000万円 |
マネージャー | 6~10年目 | 1,100~1,300万円 |
シニアマネージャー | 実力による | 1,400~1,800万円 |
ディレクター | 実力による | 1,800~2,500万円 |
パートナー | 実力による | 2,500万円~ |
上記はStrategy&の役職別・年齢別の目安年収である。
役職に紐づく形で年収レンジが定められており、年収レンジの中では評価の積み重ねで変わってくる。
アソシエイト
Strategy&のアソシエイトは、リサーチ、データ解析、インタビュー、クライアント向け資料作成、タスク管理、クライアントへの報告等、幅広く担当する。
また、クライアントワーク以外にも、社内活動(ナレッジの共有、情報交換、社内イベント等)のメンバーとしても活動する。
新入社員、第二新卒の大半、20代後半のコンサルティングファーム未経験者(事業会社経験者)は、アソシエイトとして入社することとなり、年収レンジは550~700万円程度となる。
シニアアソシエイト
Strategy&のシニアアソシエイトは、コンサルタントに比べて、対クライアントの業務が多くなる。
主な作業としては、プロジェクト全体のスケジュール、および、報告資料のストーリーの構築、クライアントとの会議体や頻度等の調整、クライアントへの報告等を担当する。
また、クライアントワーク以外にも、社内活動(ナレッジの共有、情報交換、社内イベント等)のメンバーとしても活動する。
シニアアソシエイトには3~5年目程で昇格するケースが多い。
また、20代後半~30代前半のコンサルティングファーム未経験者(事業会社経験者)は、シニアアソシエイトとして入社することが多い。
年収レンジは700~1,000万円程度となる。
マネージャー
Strategy&のマネージャーは、シニアアソシエイトやアソシエイトといったメンバーの上司として、プロジェクトの管理・運営を担当する。
また、デリバリーだけでなく、提案活動も担当する。
更には、クライアントワーク以外にも、社内活動(ナレッジの共有、情報交換、社内イベント、若手コンサルの育成等)のリーダーとしても活動する。
マネージャーには6~10年目で昇格するケースが多いが、メンバーのマネジメント能力を昇格の際には特に見極められる。
また、30代で事業会社にてマネージャーを担当していた経験者(コンサルティングファーム未経験者)は、マネージャーとして入社することが多い。
年収レンジは1,100万円~1,300万円程度となる。
シニアマネージャー
Strategy&のシニアマネージャーは、案件の獲得が評価に入ってくるため、プロジェクトのデリバリーの責任者としての活動よりも、クライアントへの提案活動に比重が高くなる。
また、クライアントワーク以外にも、社内活動(ナレッジの共有、情報交換、社内イベント、若手コンサルの育成等)のリーダーとしても活動する。
マネージャー以下よりも、更に、案件獲得と会社経営という視点での活動が重視される。
年収レンジは、案件獲得のノルマの達成度合いで1,400万円~1,800万円程度と幅広く変わることも特徴であると言える。
ディレクター
Strategy&のディレクターは、基本的にはシニアマネージャーと担当業務が変わらないが、ノルマになる案件獲得の金額や経営視点での社内活動(シニアマネージャーへの育成、注力すべき分野・領域の検討等)が、更に高いものを要求される。
年収レンジは、案件獲得のノルマの達成度合いで1,800万円~2,500万円程度と幅広く変わることも特徴であると言える。
パートナー
Strategy&のパートナーは、Strategy&の顔としてクライアントからの案件獲得だけでなく、経営方針の決定等、会社役員としての活動を担当する。
また、売上貢献、クライアントの役員との関係構築はもちろんのこと、育成、採用、ガバナンスの統制、多様性の促進等、様々な経営活動が求められる。
パートナーに昇格するためには、売上貢献だけでなく、社内で「顔が利く」存在になる必要もあるため、他の部署やグループ会社のパートナーからも、ある程度、認知されており、信頼されていることが重視される。
年収レンジは2,500万円~と売上・経営貢献次第で高くなっていく形になっている。
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
Strategy&の中途選考フロー
Strategy&の中途選考フローは年度によって異なるが、募集しているポジションがある限り、随時選考が行われている。
基本的には以下のような中途選考フローになる。
- 書類選考
- Webテスト
- 一次面接(二次面接の可能性もあり)
- 最終面接
選考開始から内定獲得まで、転職活動は早くても2-2.5ヶ月を要する。
以下ではStrategy&の選考フローを分解し、それぞれについて詳しく解説していく。
Strategy&の中途面接
ここではStrategy&における面接の内容について解説していく。
一次面接
- 面接担当者:マネージャー、もしくは、シニアマネージャー
- 質問内容:現職での業務内容、志望動機、ケース面接
Strategy&の一次面接では、マネージャーが面接担当者として出てくる。
面接の内容としては、序盤に現職の業務内容、志望動機に関する簡単な確認事項程度の質問があり、その後、ケース面接に入る。
ケース面接では、論理的、かつ、分かりやすい説明で解決策へのプロセスを語ることができるか、を注視する傾向にある。
更に、第二新卒やコンサルタント未経験者の場合だと、一次面接だけでなく、(質問内容は一次面接と同様であり、面接担当者がシニアマネージャー、もしくは、ディレクターになる)二次面接も用意されることがある。
可能であれば、コンサルタント出身者であってもケース問題対策を実施しておくことをオススメします。正直、ケース問題で使う頭は、実際のプロジェクトで使う頭を違う時もあるので。ケース問題は、ケース問題で対策を実践しておく方がベターですね。
Strategy&転職成功者Dさん
Strategy&のケース面接で実際に出題された問題としては以下のようなものがある。
- 国内イベント現場で使われる仮設トイレの年間レンタル市場規模を推計せよ
- オフィス街に何らかの飲食店を出店するとしたらどういう業態が良いか考えよ
- Strategy&がオリンピックのスポンサーとなるとしたら、どの競技のスポンサーになるべきか考えよ
- 乳飲料を扱う会社の売上向上施策を提示せよ
- 1日に皇居の周りを走るランナーの人数、およびそのランナーを対象としたビジネスを行うとしたら、どのような事業を行うべきか考えよ 等
最終面接
- 面接担当者:ディレクター、もしくは、パートナー
- 質問内容:現職での業務内容、志望動機、ケース面接
Strategy&の最終面接ではディレクター、もしくはパートナーが面接担当者となる。
基本的には、一次面接と同様に、冒頭に現職での業務内容、志望動機といった応募書類の確認を行い、その後にケース面接に入る。
なお、ケース面接の出題例としては、一次面接と同様である。
質問内容についてはケース問題を含めて、基本的な内容に終始します。応募者の実力はもちろんですが、人となりも注視している印象がありますね。
Strategy&転職成功者Eさん
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
Strategy&の転職難易度
ここではStrategy&への転職難易度や採用の傾向について解説する。
転職難易度
Strategy&は、BIG4の1つであるPwCの戦略組織として、認知度が高く、かつ、どこでも通用するような実力を養うことができる職場として、多くのビジネスマンから人気の転職先となっている。
もちろん、全てではないが、戦略コンサルタントを目指す人にとっては、PwCコンサルティング合同会社よりも、先に名前が出てくるほどのようだ。
そういった認知度の高さもあって、募集の枠に対して、多くの応募者が募っており、転職難易度は非常に高いものになっている。
また、選考フローも書類選考、Webテスト、面接(ケース問題含む)と様々な形式で応募者を選考することも難易度を高くしている理由の1つと言える。
「戦略を極めたくて、Strategy&に入社しました」という人がいるくらい、弊社は戦略コンサルとしての認知度が高いようです。そのこともあり、厳選して応募者を選考している印象ですね。
Strategy&転職成功者Fさん
さらに、ここでいう転職難易度は他大手コンサルファームと比較した場合の話である。大手コンサルファーム自体が他業界の企業と比較して難易度が非常に高くなっている。
そんな大手コンサルファームと比較して転職難易度が高いということは、綿密な選考対策が必須と言える。
他業界の企業と比較して転職難易度が高いStrategy&への転職を目指す上では、コンサル転職に強みを持つ転職エージェントに登録して、専門的な対策支援を行うことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
求める人物像・選考基準
転職難易度の高いStrategy&の内定を獲得する上では、面接の限られた時間の中で、Strategy&が求める人物像を、自身の経験や人柄と合わせて十分にアピールすることが求められる。
なので、転職を検討する人は、面接の限られた時間の中で、Strategy&が求める人物像を、自身の経験や人柄と合わせて十分にアピールすることが求められる。
具体的には下記のような経験やスキルセットを保有している人が比較的採用されやすいようだ。
- 多様性を尊重し、社内外におけるステークホルダーと円滑なコミュニケーションを取ることができる人材
- 自分一人でできることは限られていると認識し、チームワークを重んじ、チームでのアウトプットを最大化できる人材
- クライアントに対して最高のコンサルサービスを提供するという、プロフェッショナルとしての自負を有する人材
Strategy&への転職の魅力
ここでは、Strategy&の現役社員の声を参考にしながら、Strategy&に転職する魅力・評判について改めて整理する。
充実した人材育成プログラム
多種多様な経歴を持つコンサルタントが働いているStrategy&では、東京オフィス内で行われるトレーニングだけでなく、オンライン経由のトレーニングも提供している。
例えば、入社時トレーニング、分野別トレーニング、コンサルタントとしてのコアスキルトレーニングなどである。
また、語学研修費用補助制度も用意されており、社員の様々なニーズを満たすことができる人材育成プログラムによって、社員は自身のスキルを向上させているようだ。
弊社は、トレーニングなどを通じた人材への投資規模が他社よりも大きいと感じています。コンサルティングファームでは、人材が全てなのですが、それを体現している会社だと感じますね。
Strategy&転職成功者Gさん
価値観が多様化している
社員の価値観が多様化しており、年齢、性別、国籍問わず、誰もが働きやすい環境・文化を用意していることも、同社の魅力の1つと言える。
例えば、子育て世代の社員であれば、どんなに忙しくても16時に退勤することが可能であったり、必要性が無ければ自宅勤務を実施することも可能となっている。
そして、それらの働き方を社員全員で許容する文化を形成しており、様々な社員がベストパフォーマンスを発揮できる環境となっている。
仕事で求めらえること自体は高いレベルにありますが、一方で、働きく環境や時間帯は各自が選ぶことができます。会社が社員一人一人を大人としてみなしている証拠ですし、社員も自由と責任をしっかりと認識しながら仕事をしている印象ですね。
Strategy&転職成功者Hさん
成長志向が強い社員が多い
プロフェッショナル意識が高く、成長志向が強い社員が多いことも、働く上での魅力となっている。
特にStrategy&を目指すビジネスマンは、キャリアの上昇志向が強いが、同社はそういうビジネスマンにとっては打って付けの企業と言える。
「クライアントにとってのバリューは何か」を日々考え、行動する社員の方々の中で、切磋琢磨することを通じて、自分自身も目に見える成長を遂げることができる。
弊社はプロ意識が高い社員が多いと思います。良い意味で自分自身の為に仕事をしているという印象ですね。社内では、見習いたい人が周りにたくさんいらっしゃいますよ。
Strategy&転職成功者Dさん
Strategy&の激務の実態
ここではStrategy&の激務の実態について解説する。
以下は主要コンサルファームの月間残業時間をランキング化したものである。(出所:Open Work)
順位 | ファーム名 | 月間残業時間(h) |
1 | アーサー・D・リトル | 85.4 |
2 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 76.7 |
3 | ドリームインキュベータ | 75.5 |
4 | A.T.カーニー | 72.6 |
5 | ローランド・ベルガー | 68.2 |
6 | ベイン・アンド・カンパニー | 64.4 |
7 | デロイト・トーマツ・コンサルティング | 63.1 |
8 | ボストン・コンサルティング・グループ | 62.8 |
9 | PwCコンサルティング | 62.4 |
10 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 53.1 |
11 | アクセンチュア | 52.1 |
12 | KPMGコンサルティング | 43.4 |
13 | アビームコンサルティング | 36.3 |
14 | ベイカレント・コンサルティング | 33.0 |
Strategy&は法人格としてPwCと分かれていないため、激務ランキング9位のPwCコンサルティングの中に含まれている。
Strategy&が含まれるPwCコンサルティングの月間残業時間は62.4時間と、他の総合コンサルファームであるEYやアクセンチュア、KPMG、アビームと比較して多いのは、Strategy&の影響が大きいと考えられる。
ただし、Strategy&に限らず、全てコンサルファームに共通して言えることではあるが、実際に激務になるかはプロジェクトの内容やフェーズによって大きく変わってくるため、必ず激務になるわけではないという点はご留意いただきたい。
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
Strategy&のポジティブな評判
ここでは、Strategy&のポジティブな評判について解説する。
高い年収水準
Strategy&では、戦略専門の組織だけあって、ハードワークな時があるが、一方で、高い年収を実現できる。
また、実力主義ということもあり、若くして、コンサル業界においても高い年収水準を実現できると言う。
実際、現場の社員に話を聞いてみると、やはり、年収水準は高いようだ。
年収水準は高いと思いますね。もちろん、仕事は簡単ではありませんが、それ相応の対価を受け取っているので、年収には満足しています。
Strategy&転職成功者Eさん
意見が通りやすい社内文化
「全てはクライアントの為」という共通認識が浸透している、Strategy&では、若手であっても論理的、かつ、クリエイティブな提案を出せば、主張が通ることが多い。
伝統的なコンサルティングファームでは、組織が縦割りであったり、上司が絶対的な意見・影響力を持つ会社もあるが、同社ではその文化は無いに等しい。
そういった文化を形成することで、今までに無かった斬新なアイデア・提案が通ることもあるようだ。
仕事に関しては、職階はただの役割分担だと思いますね。「誰が偉いか」は無く、若手であっても正しいことを言えば、尊重されます。その文化のおかげで、課題をいくつも乗り越えてきましたので、コンサルティングファームとして、あるべき姿なのかなと感じます。
Strategy&転職成功者Fさん
成果物に対する妥協が無い
成果物に対する妥協が無く、クライアントの期待を超える品質を出そうと努力することが、同社の哲学となっているようだ。
コンサル業界では、そのことが当たり前という認識になっているが、実際、実行するのは難しい。
しかし、同社では実際に、締切ギリギリまで「これがベストなのか?」を検討し、その結果として、更に価値ある成果物をアウトプットできた例が複数あり、哲学を実践している企業の1つとなっている。
クライアントは成果物に対して高い報酬を払っています。それに応えるために最後まで妥協しないプロフェッショナルが弊社には多いのだと思いますね。
Strategy&転職成功者Gさん
コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。
また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。
そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。
コンサルへの転職を検討している人は、コンサルキャリアを運営するコンサル業界の専門家集団であり、コンサル転職に強みを持つFlow Groupに登録して頂きたい。
Strategy&のネガティブな評判
ポジティブな評判がある一方で、Strategy&にネガティブな評判もあるようだ。
ここでは、評判が本当であるのか、実態も含めて解説する。
人事制度が不公平
Strategy&では、評価者であるメンター、つまり、上司が部下の昇給・昇格を決める裁量を持っており、時には、不公平だと感じる評価を下されていると言う。
もし、そういったことが事実として多ければ、優秀な若手社員などの流出というリスクがあるが、実態はどうなのだろうか。
現場の社員に話を聞いてみると、事実は異なるようだ。
弊社では、評価の客観性を担保するため、中立的な立場の評価者による360度の多面的評価を採用しています。そうすることで、不公平な評価を無くし、誰もが納得できるようにしています。そうしないと、優秀な人材がベストパフォーマンスを出せなくなりますから。
Strategy&転職成功者Hさん
Up or Outの社内文化
伝統的な戦略コンサルティングの文化・雰囲気が残る同社では、いわゆる、Up or Outの文化も残っているという噂が出ている。
成果を出せば、年齢・性別・国籍問わず、活躍の場が広がるが、一方で、成果を出さなければ、チャンスの場が少なくなり、やがては、退職せざるを得ない状況になると言う。
働くことに対しての価値観が多様化する中で、本当に今でもそのような文化が残っているのだろうか。
昔は確かにあったようですが、今ではそのような文化はありません。むしろ、成果を出せない社員がいれば、みんなでサポートし合って、共に成長を妨げる原因を探し、解決し、一緒に成長していこうという文化が多い気がしますね。そこは、良い意味で日本企業っぽいのかもしれません。
Strategy&転職成功者Dさん
コンサルファームではケース面接を始めとする特殊な選考が行われ、非常に難易度が高いと言われている。 また、コンサル業界自体が外から見えづらい業界であるため、転職前にリアルな実態を把握することも難しい。 そのため、「コンサル転職の成功率を上げる」「コンサル転職を通じて理想のキャリアを実現する」上では、コンサル業界への知見や対策ノウハウを持つエージェントを選ぶことをおすすめしたい。コンサルへの転職を成功させるためには
コンサルキャリアは株式会社Flow Groupが運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援を行っています。
会社名 | 株式会社Flow Group |
会社HP | https://consul-career.com/corp/ |
所在地 | 東京都新宿区市谷田町3丁目8 市ヶ谷科学技術イノベーションセンタービル 2F |
法人番号 | 5011001129632 |
厚生労働省 有料職業紹介事業認可番号 | 13ーユー315272 |
適格請求書事業者登録番号 | T5011001129632 |