コンサルティングという仕事の認知度は上がっているものの、まだまだその実態が理解されているとは言えない。

実際、各所で「コンサルティングは虚業か否か」と言った話題がよく挙がる。

コンサルティングが虚業と呼ばれる理由

そこで本記事では、コンサルティングファームと事業会社のどちらも経験した筆者が、コンサルティングは虚業なのか、そしてそう思われる理由について言及する。

コンサルティング業界に興味がある方はぜひ本記事を参考にして頂きたい。

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コンサルティングは虚業なのか

そもそも虚業とは

まず、虚業の定義について明確にしておきたい。

虚業とは「空虚な事業」と言われ、実業の対義語で語られることが多い。

もう少し平たく言うと、実態が掴みにくく、人類や社会の発展に貢献しないように見える事業である。

筆者としては、架空の投資ビジネスやネズミ講、誇大広告を活用した低価値商品の販売などが該当すると考えている。

コンサルは虚業ではない

上記定義に照らすと、コンサルティングは虚業ではないと言える。

なぜなら、筆者もコンサルタントとしてサービスの提供を、あるいはクライアントとしてサービスを享受し、その結果として事業成長や組織改革を実現したという経験があるからだ。

一方で、コンサルティングを虚業であると主張する人たちは、以下のような根拠を引っ張り出してくる。

  • アドバイス通りに実行したのに事業成長や組織改革を実現できなかった
  • 数千万円払って渡されたのは100枚程度の資料で何ら利益を生まなかった
  • 自社の実態を反映しない提言で、結局行動に結びつかなった

    こうした声は実際にクライアントとしてサービスを享受した側から出てきた声として、コンサルタントたちは紳士に受け止める必要がある。

    一方で、価値のあるコンサルティングサービスと、価値のない虚業と呼ばれるコンサルティングサービスでは何が違うのだろうか。

    この両者の差異がコンサルティングが虚業と呼ばれる理由なのかもしれない。

    コンサルティングへの理解が足りない

    アウトプットは「結論」ではない

    価値のない虚業と呼ばれるコンサルティングサービスは、コンサルティングへの理解が足りないことで生まれると考えている。

    コンサルティングへの理解は、クライアント側だけでなく、コンサルタント側もである。

    コンサルティングのアウトプットを「結論」だと捉えている人は多いのではないだろうか。

    2-3か月待っていれば、コンサルタントから唯一無二の競合を圧倒できる「結論」が出てくると考えていないだろうか。

    実際、コンサルタントにそんな能力はない。

    各国の経済情勢、テクノロジーの進化、新たなサービスやプロダクトの出現やその影響値、自社が戦略を実行した場合の他社の対応など全てを正確に予測することはできない。

    仮にそんな未来を予測できる能力があれば、別のことをすれば億万長者になれている。

    これはクライアント側だけでなく、コンサルタントの中でも勘違いして、まるで未来を予測できるかのように「結論」を出す人が多い。

    アウトプットは「過程」である

    では、コンサルタントのアウトプットは何かと言うと「過程」であると考えている。

    未来が予測できない中で、その思考「過程」、検討「過程」が大きな価値になる。

    現状は事実だとしていた前提も、明日になれば大きく変わってしまう可能性がある中で、前提が変わってもその度にクライアントが戦略をアップデートできるように、その「過程」を提供するのである。

    そのために、コンサルタント側は積極的にクライアントを検討に巻き込まなければいけないし、クライアント側も毎週コンサルタントから提供される資料を待っているだけではいけない。

    アウトプットが「過程」であるということを、コンサルタント側もクライアント側も理解した上で進めたプロジェクトというのは、筆者の実体験ベースだとプロジェクトの目的を達成できている。

    虚業と呼ばれる理由

    それではいよいよ本記事の主題である、コンサルタントが虚業と言われる理由について言及しようと思う。

    コンサルタントの質

    「過程」ではなく「結論」を追い求める場合、それは虚業でしかなくなってしまう。

    なぜなら、未来を予測できないにも関わらず、未来を予測できるとして行う提言など「誇大広告を活用した低価値商品の販売」と全く一緒であるからだ。

    未来を予測できないことなど、いちビジネスマンとして当たり前に分かっていなければいけないことではある。

    残念ながら今のコンサルティング業界では、そんな当たり前のことを浸透できないほど急激に規模を拡大してしまっている。

    もちろん全コンサルタントや、全ファームに当てはまることではないものの、そうした質の低下というのが実際に起こっている。

    クライアントの間違った期待

    また、クライアントの間違った期待というのも存在する。

    稀にコンサルタントがなんと言おうと「いいから『結論』だけ持ってきてください」というクライアントもいる。

    コンサルティングも商売であり、他ファームとの競争がある中で、特に得意先のクライアントからそのような要求があれば、仮にそれが間違った期待でも、"それっぽい"アウトプットを出さざるを得ない。

    そうしたクライアントの間違った期待から出てきたアウトプットについて「アドバイス通りに実行したのに事業成長や組織改革を実現できなかった」というコメントが出てくるのである。

    言い換えると「コンサルタントに未来を予測しろと言ったのにできなかった」と言っているようなものなのである。

    まとめ

    一部のファームやチームによって虚業と呼ばれても仕方がないコンサルを行っているものの、コンサル業界全体で見れば決して虚業ではない。

    事業会社でコンサルティングを受けたことがある筆者としても、コンサルが虚業ではないというのは強く感じており、コンサルは魅力的な仕事であることは間違いない。

    虚業ではなく本当に価値のあるコンサルティングを行う上では、「どのファーム」の「どのチーム」で、「どのようなメンバー」と働くかに掛かっていると言っても過言ではない。

    そのため、転職にあたっては業界に精通しているエージェントから生の最新情報を収集することが必須である。

    具体的には、コンサル/ポストコンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには絶対に登録すべきである。

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    ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。

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