BCGデジタルベンチャーズは、世界トップのコンサルティングファームであるボストンコンサルティングが新たに立ち上げたイノベーションファームである。
本記事では、そんなBCGデジタルベンチャーズの年収やリアルな評判、面接の傾向などの転職職情報を徹底解説する。
BCGデジタルベンチャーズへの転職徹底解説
コンサルへの転職を検討している人は、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングには必ず登録すべきである。
詳細については以下の記事をご覧いただきたい。
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Contents
BCGデジタルベンチャーズとは
BCGデジタルベンチャーズとは、BCGが新たに立ち上げたイノベーションファームであり、クライアントである大企業のアセットとデジタルを掛け合わせて新規ビジネス立ち上げ支援を行っている。
新規ビジネス立ち上げにコミットしており、立ち上げる上ではシンプルなサービスローンチに留まらず、出資やJVの設立など様々なアプローチを取っている。
新規ビジネスの立ち上げ支援を標榜するファームは多いが、ここまでコミットしている点がBCGデジタルベンチャーズがユニークな点である。
BCGデジタルベンチャーズの年収
- 役職なし(~20代後半):450~900万円
- マネージャー(20代後半~30代後半):900~1100万円
- ディレクター(30代後半~):1300万円~
上記はBCGデジタルベンチャーズの役職別・年齢別の目安年収である。
BCGデジタルベンチャーズはまだまだ若い組織であることもあり、転職者のスキルや実績によって年収もかなり幅感があるとのことである。
また評価・実力によってはかなりのスピードで昇進できる環境のため、上記の目安年収には収まらないような人も複数人いるようだ。
とは言え、標準的に見てもBCGデジタルベンチャーズでは20代後半あたりで年収1000万円前後の水準となる。
ただし、繰り返しになるがBCGデジタルベンチャーズはまだまだ若い会社であり、ロールモデルも少ないことから、どの程度年収のアップサイドがあるのか、中長期的なキャリアプランはどのようなものがあるのかと言った点は少し見えにくいようだ。
こうした環境に先は見えないがワクワクするという人にとって、BCGデジタルベンチャーズはおすすめできる環境と言えそうである。
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BCGデジタルベンチャーズのリアルな評判
実際にBCGデジタルベンチャーズに勤める方々からのリアルな評判をご紹介する。
ポジティブ/ネガティブ両方の評判が上がったが、全体的に見るとポジティブな意見が非常に多く、BCGデジタルベンチャーズの評判は高いと言える。
▼BCGデジタルベンチャーズのポジティブな評判
- 日々難易度が高い仕事に向き合えるのでやりがい、モチベーションを高く維持できる
- 従来のコンサルとは異なるユニークな経験を積むことができる
- 高い評価を得れば年収を上げることも可能でありモチベーションに繋がる
BCGデジタルベンチャーズでは、まずユニークな経験を詰めるという点で高い評判が目立った。
特に、クライアントと同じ目線に立ち事業立ち上げを行っていくという機会は、難易度が高いながらビジネスパーソンとして魅力的な経験になる。
またベンチャー精神の強い社風であり、現場で多くのことを学べる環境にあるため、自身の成長と市場価値の向上についてポジティブな評判が多い。
▼BCGデジタルベンチャーズのネガティブな評判
- 教育制度が整っておらずスキルがないとついていけない
- 自身のスケジュールがクライアントに左右されやすい
- 案件によっては難易度が高すぎるため日々プレッシャーとの戦いになる
BCGデジタルベンチャーズは、良くも悪くもベンチャー気質のため、教育体制というのを望んでしまうと後悔することになってしまうようだ。
実際、現場での実務経験を通して仕事を覚えていく環境であり、そうした環境になれていない人からはネガティブな評判が挙がっていた。
また、難易度の高い案件やクライアント事情に振り回されて右往左往することが多いという点にもネガティブな評判が目立った。
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BCGデジタルベンチャーズの募集職種
現在BCGデジタルベンチャーズでは、主に以下のような職種を募集している。
- エンジニア
- 成長アーキテクト
- UI/UXデザイナー
- プロダクトマネージャー
エンジニア
実際に開発を行うポジションだが、一般的なIT企業とは違い、案件ごとに求められる言語やスキルが大きく変化する。
エンジニアの階級は大きく4つに別れており、成果を上げるごとにディレクター、リーダー、ジュニア、シニアと昇進していく。
基本的に案件ごとに必要なスキルと英語力が必須とされているため、求められるレベルは非常に高いと言える。
成長アーキテクト
成長アーキテクトでは主に、クライアントの新規事業の立ち上げの支援を行っている。
戦略の設定からマーケティングの実施を、クライアントのリーダークラスと連携を取り責任をもってサポートをしている。
そのため、BtoCでのマーケティング経験や、実際のメディアの運用経験が求められ、場合によっては海外チームと仕事をすることもあるため、英語力も求められる。
UIUXデザイナー
デザイナーポジションでは、実際に新規事業を導くプロダクトマネージャーやクライアント先の責任者と連携を取り、webアプリやハードウェアのデザインを行っている。
中でもDX施策をメインで行っているため、最近ではサービスデザインや、プロダクトデザインの実務経験の有無が重視されている。
プロダクトマネージャー
新規事業の設計、開発、ローンチまで一貫して指揮を執るプロダクトマネージャーは、自社メンバーに指示を出しつつ、クライアントとスケジュールなどを調整するため、業務内容は多岐にわたる。
新規事業のプロダクトを指揮するため、ゼロから1を作り出すことが求められ、実際に新規デジタルサービスの企画や開発をした経験、メンバーをまとめるリーダーシップ、案件進捗の管理能力など多くのスキルが求められる。
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BCGデジタルベンチャーズの中途面接
BCGベンチャーズの中途面接は、通常以下のフローで行われる。
- 書類選考(クリエイティブ職はポートフォリオの提出)
- 一次面接:人事担当者
- 最終面接:役員クラス
BCGベンチャーズの中途面接は基本的に2回行われ、一次面接ではオーソドックスな志望理由などがメインに質問される。
また、最終面接では上記の内容に加え、想定される社会問題の解決方法なども聞かれるケースもあるため対策が必須である。
例として知人曰く、過去に「日本のマンホールの数はいくつか」などのフェルミ推定の出題もあったとのことである。
さらに最終面接では、一次面接で人柄やスキルをふるいにかけた後、BCGデジタルベンチャーズの文化とのマッチ度合いを見極められることになる。
▼BCGデジタルベンチャーズの中途面接における質問例
- 将来叶えたい夢は何か
- 前職ではどのような役割を担っていたか
- 現在考えられる社会課題と、その解決法は何か
BCGデジタルベンチャーズの中途面接対策は、コンサル転職の支援実績が豊富なエージェントを利用することをおすすめしたい。
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BCGデジタルベンチャーズの転職難易度
結論から言うと、BCGデジタルベンチャーズの転職難易度は高いと言える。
転職難易度が高い理由としては以下である。
- BCGの冠が付くプロフェッショナル集団であり高い能力が求められる
- ほとんどの職種で英語力が必須とされている
- 未経験者の募集を行っておらず各職種における実務経験が必須である
BCGデジタルベンチャーズはまだまだプレゼンスは低いものの、BCGの冠がつくプロファームであり、当然ながら高い能力が求められる
また多くの職種で英語力が必須とされているため、必然的に転職難易度は高くなる。
また、BCGデジタルベンチャーズでは即戦力が求められることから、実務経験(それも高い実績も必要)が必須である点も募集者が限定される要因となっている。
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BCGデジタルベンチャーズへの転職でおすすめのエージェント
転職難易度が高いBCGデジタルベンチャーズへの転職を目指す上では徹底的な対策が肝になる。
そのため、コンサル業界に精通しており、転職支援実績が豊富なエージェントを選ぶ必要がある。
具体的には、コンサル転職に特化したエージェントであるアクシスコンサルティングには必ず登録すべきである。
おすすめ度:★★★★★
アクシスコンサルティングはコンサル特化エージェントであるがゆえに転職情報が豊富であり、かつ支援が非常に手厚い。
ここまでの支援実績がありながらコンサル転職に特化しているエージェントというのはアクシスコンサルティング以外存在しない。
コンサル転職を成功したい人には、筆者の実体験からもアクシスコンサルティングを本当におすすめできる。
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また書類面でも細かい点まで確認してもらえてアクシスさんに「受からせてもらった」という感覚です。
業界情報が豊富で「このファームのケース面接ではこうした方がよい」など、個別具体なアドバイスを頂けました。
他に大手エージェントにも登録していましたが、アクシスさんは「ここまで違うのか」というレベルの情報の質と量でした。
コンサル転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。
様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできない大手エージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。
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ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。