証券会社は辛い?辞めたい人がやるべきこととおすすめの転職先

高い年収もあり人気のある証券会社がが、過酷なノルマや業務量を辛いと感じで転職を考えている人も少なくない。

そこで本記事では、証券会社を辞めたい人におすすめの転職先や、やめる前にやるべきことなどを徹底解説していく。

証券会社からの転職徹底解説

転職で理想のキャリアを築いていくあなたの役に立つために、筆者やハイキャリア.com運営メンバーの実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントは以下にまとめているので参考にしてほしい。

▼証券会社からコンサルへの転職を考えている人向け

▼証券会社から金融やIT、外資系事業会社への転職を考えている人向け

▼証券会社からスタートアップやベンチャーへの転職を考えている人向け

証券会社を辞めたい理由 

実際に証券会社に勤めている複数の方々から話を聞くと、証券会社を辞めたいと思う理由は以下のようにまとめられる。

  • ノルマが厳しすぎる
  • 上司からのプレッシャーに耐えられない
  • 労働時間が長い
  • 顧客より自分の利益を優先しなければならない
  • 常に新規営業をしなければならない
  • 月ごとに売上が振出しに戻る

ノルマが厳しすぎる

証券会社を辞めたい理由として最も多く挙がるのが「ノルマが厳しすぎる」という点である。

世の中のイメージ的にも、証券会社のノルマは高く、仕事が大変そうだと思う人も多いが、ほとんどの場合そのイメージは正しい。

加えて投資信託は無形商材のため、セールスの際に求められるスキルや知識は非常に大きい。

そのためいくら給料が良くても、自身に課せられたノルマを達成できなかったり、そのプレッシャーに耐えきれないと感じる人が多く、証券会社を辞めたいと考えるようだ。


上司からのプレッシャーに耐えられない

上記にも繋がるが、「上司からのプレッシャーに耐えられない」というのも証券会社を辞めたいと考える代表的な理由である。

まだまだ古い体制が残っている証券業界の場合、売上ノルマ未達の場合上司から相当詰めれれる場合も多い。

上司も支店やチームを任されており、リードする立場なので仕方ない反面、そのしわ寄せが一般社員に降りかかってくるケースも少なくない。

そのため毎月末になると上司からの過度なプレッシャーや檄に疲れてしまい、証券会社を辞めたいと感じてしまう社員も大勢いるようだ。

労働時間が長い

マーケットの動きに合わせて仕事をする必要がある証券会社は「労働時間が長い」ということも、辞めたい理由としてよく挙げられる。

マーケットが動き出すのが朝8時のため、それに合わせて7時過ぎには出社している会社が多く、営業後の資料作成や提案準備などで退社が遅い場合も多い。

そのため、証券会社に勤める多くの人は朝から晩まで仕事に縛られており、なかなか自分のプライベートを保ちづらい傾向にある。

結果として仕事以外の時間を作れないことから嫌気がさし、証券会社を辞めたいと思う人も増えてしまうのが現状だ。


顧客より自分の利益を優先しなければならない

営業という仕事柄仕方のないことだが、顧客の要望と自身の利益を天秤にかけた際、証券会社では「顧客より自分の利益を優先しなければならない」という点も辞めたい理由となっている。

証券会社のビジネスモデルは、基本的に手数料から利益が発生するため、多少顧客が損をしてでも株の売買を行ってもらう必要がある。

そのため、信頼を得ている顧客だからこそ提案が通りやすい一方で、本当は自分のためであり顧客に得がない状況にも多く遭遇する。

その際のジレンマに耐えられなかったり、疑問を持ってしまう社員にとっては、顧客に提案すること自体に罪悪感を覚え、証券会社を辞めたいと感じるようだ。

常に新規営業をしなければならない

営業の全般に言えることではるが、証券会社でも「常に新規営業をしなければならない」という点も、辛い・辞めたいと言われる理由として挙がる。

若いうちは飛び込みやテレアポ営業がメインだが、まともに向き合ってくれる人が非常に少なく、断られるのが当たり前で話を聞いてもらえればラッキー程度だろう。

さらに受注率ともなると話を聞いてくれた人の中からほんの一握りまで限られる。

この状況で新規開拓を続けるのは相当難しく、自分の顧客を持てず成績が上がらないため、証券会社が辛い・辞めたいと感じてしまうようだ。

月ごとに売上が振出しに戻る

売上を上げることがそもそも難しい証券会社の営業において、月末月初は精神的な疲労が大きい。

特に月末にどうにか達成できたとしても、「月ごとに売上が振り出しに戻る」というのは証券会社を辞めたいと思うタイミングのようだ。

このサイクルを年間を通して行わなければならないため、精神的に弱い人だと毎月初に気持ちが落ち込んでしまう。

そのため結果として精神的に病んでしまい、証券会社が辛い・辞めたいと感じてしまうようだ。


証券会社を辞める前にやるべきこと

証券会社から転職を考えている人は、以下のような事前準備が必要である。

  • 自分がやりたいことの"仮説"を立てる
  • 実績とそこから学んだことをまとめる
  • 自分の市場価値を把握する

1. 自分がやりたいことの"仮説"を立てる

証券会社を辞める前にまずやるべきことはやりたいことの"仮説"を立てることである。

そもそも「明確にやりたいこと」というのはそう簡単に見つかるものではなく、また経験や時間と共に変化していくものでもある。

そのため、まずは証券会社での経験を踏まえて、自分がやりたいことの現時点での"仮説"を立てることが重要である。

その"仮説"はあくまで"仮説"であり、今後変わっても構わない。

しかしこの"仮説"があるだけで、証券会社からの転職活動が非常にやりやすくなるのだ。

2. 実績とそこから学んだことをまとめる

次に証券会社での勤務を通して、得た実績やそこから学んだことをまとめる必要がある。

この実績とは別に同期No.1といったものである必要はなく、あくまで自分の実績を客観的に分析し、今の自分の立ち位置は把握することで、転職活動でのアクションをクリアにするためのものである。


3. 自分の市場価値を把握する

1~2ができたら実際に転職エージェントに登録して、自分の市場価値について確認しみて頂きたい。

市場価値を確認してみて、やっぱり証券会社に残るという選択肢も取れるので、まず確認してみることが重要である。

転職エージェントにはそれぞれ強みを持つ業界やカテゴリがあるため、自分の行きたい業界などを踏まえて転職エージェントを選ぶ必要がある。

以下はハイクラス.com運営メンバーの実体験から本当におすすめできる転職エージェントである。

▼証券会社からコンサルへの転職を考えている人向け

▼証券会社から金融やIT、外資系事業会社への転職を考えている人向け

▼証券会社からスタートアップやベンチャーへの転職を考えている人向け

証券会社からのおすすめの転職先

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あくまで限られたサンプル(N=40)であるが、ハイキャリア.comが証券会社からの転職先を独自調査したところ、上記のような形となった。

金融×営業を起点としたキャリアとして、「他金融」や「M&A仲介」が多い結果となっている。
(他金融は、日系・外資系の生損保や政府系金融機関などである)

一方で、「他金融」の多くや「M&A仲介」でも証券会社と同様に過酷なノルマに追われることを考えると、筆者としてはキャリアチェンジとして「コンサル」または「スタートアップ/ベンチャー」をおすすめしたい。

「コンサル」または「スタートアップ/ベンチャー」であれば、営業という軸ではないキャリアを築いていくことができる。

どのキャリアに進む場合も、それぞれにベストな転職エージェントが存在するため、以下のおすすめエージェントを参考にして頂きたい。

証券会社からの転職でおすすめのエージェント

証券会社出身者というポテンシャルが高く、転職市場における選択肢が多い。

一方で、すべて業界/業種において強みをもつ転職エージェントというのは存在しておらず、自身の志向に応じたエージェントを選ぶ必要がある。

▼証券会社からコンサルへの転職を考えている人向け

特にコンサル転職に特化したアクシスコンサルティングには必ず登録すべきである。

▼証券会社から金融やIT、外資系事業会社への転職を考えている人向け

特に金融やIT企業への転職に強みを持つコトラと、外資系・グローバル企業への転職に強みを持つSamurai jobには必ず登録すべきである。

▼証券会社からスタートアップやベンチャーへの転職を考えている人向け

スタートアップやベンチャーを目指すのであれば、ぜひビズリーチをおすすめしたい。

証券会社からの転職に本気であれば間違いなく上記の記事が役に立つと確信している。

様々なエージェント紹介記事があるが、明らかにおすすめできないエージェントを取り上げていたり、「おすすめ」と言いながら明らかに実体験があるはずもない5~10社も紹介していたりと悲惨な状況である。

上記の記事は総合商社からの転職に本気のあなたの役に立つために、筆者やハイキャリア.com運営メンバーの実体験を凝縮した本当におすすめできるエージェントをご紹介している。

ぜひあなたの転職活動が成功することを祈っている。

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